【事例】漏斗胸・首の痛みが改善!30代男性Iさん‐江戸川区南小岩在住

初めに

こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は漏斗胸と首の痛みでお悩みの30代男性Iさんについての事例を書いて行きます。

・漏斗胸のせいかよく首が痛くなる
・慢性的に肩こりがあり
・過去に漏斗胸の手術をした事がある

このような方は参考になるんじゃないかなと思います。

書いて行く内容は以下の通りです。

・一般的知識:漏斗胸とは
・当店の考え:漏斗胸と首の痛みについて
 解剖的考察
・漏斗胸、首の痛みでお悩みの30代男性Iさん‐江戸川区南小岩在住について
 来店の経緯
 問診編:お悩みの把握
 検査編:悪い箇所の特定
 施術と結果
 その後の経過
・まとめ

上記の順番で書いて行きます。

この記事がIさんと同じような方の参考になれば幸いです^^

(今回の事例は漏斗胸自体を改善する記事ではなく、漏斗胸の人、漏斗胸だった人が首の痛みを改善した記事です。ご了承下さい。)

一般的知識:漏斗胸とは

まず一般的な漏斗胸についての知識を書いて行きます。

漏斗胸(ろうときょう)は、前胸部の中央(胸骨およびその周辺の肋軟骨)が内側へ向かって凹み、漏斗(じょうご)のように凹陥する生まれつきの骨格異常です。

約1,000人に1人程度の割合で見られ、男性の方が女性よりも3〜4倍ほど多いとされています。

主な特徴と症状

乳幼児期には軽度でも、思春期の骨成長期(10〜15歳前後)に凹みが目立つようになるケースが多く見られます。

  • 外見的な変化: 前胸部中央の凹み、猫背になりやすい姿勢、腹部がぽっこり出て見えやすい傾向があります。
  • 循環器・呼吸器への影響: 凹みが深い場合、心臓や肺が後ろに押しつぶされる格好となり、以下のような症状が出ることがあります。
    • 運動時の息切れや動悸、疲れやすさ
    • 頻繁な風邪や気管支炎
    • 凹みによる心理的コンプレックス(水泳や着替えへの抵抗感など)

治療法

軽度であれば経過観察となりますが、凹みが深く心肺機能への影響がある場合や外見上の不調を改善したい場合は治療が行われます。

治療法概要特徴
ナス法(Nuss法)胸の中に金属製のバーを通し、内側から胸骨を持ち上げる微創手術現在主流の手術法。傷口が小さく回復が早い(数年後にバーを抜去)
胸骨翻転術・切除術変形した肋軟骨を切除・整復する従来の手術法(ラビッチ法など)重度の場合やナス法が適さない場合に行われる
バキュームベル(吸引療法)カップを胸に当て、陰圧で胸骨を外側に引き上げる非手術療法骨が柔軟な若年層や軽度〜中等度のケースに用いられる

受診を検討する場合は、小児外科または呼吸器外科(胸部外科)、形成外科などの専門外来で検査(胸部CTや心電図・心エコーなど)を受けるのが一般的です。

ここまでが一般的な漏斗胸の知識でした。

次は漏斗胸と首の痛みについての当店の考えを書いて行きます。

当店の考え:漏斗胸と首の痛みについて

では当店の考えを書いて行きます。

現在、漏斗胸になっている、またはなっていた方は解剖学上、首の痛みや肩コリ、自律神経の症状が出やすい事が多々あります。(当店の経験上)

その理由を解剖学的に書いて行きたいと思います。

胸郭の解剖学

まずは下のイラストをご覧ください☟

上記のイラストは胸郭と呼ばれる部分なんですが胸郭(きょうかく)とは、人間の胸部を形成する鳥かご(カゴ)のような形をした骨格構造のことです。

心臓や肺などの重要な内臓を取り囲み、保護・サポートする役割を果たしています。

胸郭を構成する主な骨

胸郭は、主に以下の3つの骨によって作られています。

上のイラストを合わせてみるとイメージしやすいと思います。

構成する骨数量役割・特徴
胸椎(きょうつい)12個背中側中央を縦に走る背骨(脊椎)の一部。
肋骨(ろっこつ)12対(24本)背中の胸椎から出て、胸の前方へ弧を描くように広がる骨。
胸骨(きょうこつ)1個胸の正面中央にあるネクタイのような形をした平らな骨。

通常であれば胸郭はイラストのような形になっており胸椎、肋骨、胸骨が連動して動くことで心肺の保護と機能の補助をしています。

肋骨や胸骨だったら下のイラストのように呼吸と共に動きますし、胸椎なら体幹の伸展や屈曲、回旋など多彩な動きを行います。

しかし漏斗胸の方は程度の差はありますが胸骨や肋骨の変形があるせいで正常な肋骨の機能や柔軟性などが低下している事があります。

肋骨や胸椎の柔軟性や機能性が低下し、そのせいで首や肩の痛みやコリ、姿勢不良、自律神経などの症状などが出やすくなっているという事ですね。

どうしたらいいのか

では漏斗胸のせいで首の痛みや肩こり、姿勢不良、自律神経症状など出ている方はどうしたらいいのかというと、

明らかに骨の変形が強すぎる場合は手術が必要かもしれませんが病院で手術まではしなくてもいいと言われた方や、手術はしたくないけど症状は改善したい方、手術はしたけどまだ痛みやコリなどが残っている方、そのような方は胸郭の柔軟性を上げる、または機能を高めることで症状の改善は出来ると当店では考えています。

今回はそんな1例をご紹介します^^

漏斗胸、首の痛みでお悩みの30代男性Iさん‐江戸川区南小岩在住について

来店の経緯

2026年1月3日、首の痛みでお悩みの30代男性Iさんが来店されました。

来店された経緯としてIさんの自宅は江戸川区南小岩にあるそうですが実家が西船にあるそうでお正月という事もあって実家に帰ってきたそうです。

帰ってきたのは良いものの、元々Iさん首を良く痛めやすいとの事でその度に自宅近くの整骨院や鍼などのお店に行っていたそうですが今回の帰省のタイミングで首を痛めてしまい実家近くにあり営業していた当店に伺ってみたという事でした。

問診編:お悩みの把握

Iさんのお悩みを把握するためにお話を聞いてきます。

分かった事は以下の通りです。

  • 主訴:首の痛み 寝違い
  • その他の症状:右の肩の痛み 肩こり 猫背
  • 痛い動作:首は殆ど痛くて動かない(屈曲10度 伸展0度 回旋 右20度 左5度)
  • 職業:デスクワークが主
  • 居住地:江戸川区南小岩
  • 症状の程度:まっすぐ向いていたら大丈夫だが痛くて殆ど首は動かせない、痛めたら基本何しても1か月は痛い
  • 気になりだした時期:昔から1年に1.2回はこうなる
  • 病院の有無:今回は行っていない
  • 既往歴:小さいころに漏斗胸の手術を受けた(多分ナス法)中学生の頃、右肩を野球で腱板損傷
  • 服用中の薬:たまに痛み止め
  • 運動習慣:なし
  • アルコール:毎週同僚と週1では飲む
  • ストレス:ストレスは5段階中4程度

次は検査編です。


検査編:悪い箇所を特定する

問診の次は悪い箇所の特定です。行う検査は以下の通りです。

  • 脊柱の粘弾性(柔軟性):身体の大まかに悪い部位などが分かります。
  • 骨盤のズレ:骨盤の関節がズレていないかを確認します。
  • お腹の硬さや内臓の動きの悪さ:腹診と呼ばれるものでお腹を押すことで大まかに悪い場所が分かります。
  • 各筋肉などの硬さ:身体のどこかにコリがないか確認します。

検査結果と考察

では江戸川区南小岩在住Iさんの検査の結果と結果から考えられることは以下の通りになりました☟

  • 脊柱の粘弾性:頸椎1番2番と胸椎2~7番付近、胸郭は柔軟性が殆どない
    • 考察:漏斗胸のせいで胸郭の柔軟性かなり低下し首も動きにくくなっている
  • 骨盤のズレ:問題なし
  • お腹の硬さと内臓の動きの悪さ:お腹どこ触っても痛い
    ◦考察:身体が全体的に交感神経優位(身体の緊張が抜けていない)で内臓の動きが悪い
  • 各筋肉の硬さ:胸椎2~7付近の多裂筋や起立筋群はがちがち
    ◦考察:漏斗胸のせいで筋肉も凄く凝っている。

これらの問診検査からIさんの首の痛みは胸郭全体の柔軟性の低下、頸椎1.2番、胸椎2~7番の動きの悪さの低下、多裂筋などのコリなどによるものだと推測出来ました。


施術と結果

では問診検査の結果分かったIさんの悪い箇所を施術をしていきます。

施術①:まずは背中のほぐし(約10分)

最初に硬くなりすぎた背中全体をほぐしていきます。

特に胸椎2~7番辺りの多裂筋を丁寧にほぐしていきます。

強く押すと首が痛いとの事で力加減は調整しながらほぐしました。

施術②:胸椎の調整、主に3.4.5番(約20分)

次は胸椎の調整を行います。

胸椎は回旋、伸展、屈曲などの動きをするのですがIさんの胸椎は3.4.5辺りがどの方向にも動かなくなっていたので、胸椎の動きを出すために首のストレッチと関節マニュピレーション組み合わせて調整していきます。

痛くはないです。

施術③:最後に頸椎1番の調整(約5分)

最後に頸椎1番を軽く調整して施術は終了。

問診検査と合わせて約50分の施術となりました。

では結果はどうなったかというとIさん曰く「まだ痛いけど首が大分動くようになりました!!いつもよりめちゃくちゃいいです!!」と感想を頂きました。

可動域で言うと屈曲30度 伸展25度 回旋 右40度 左30度ぐらいですね。

ちなみに正常可動域は屈曲45°、伸展45°、回旋60°です。

来た時と比べると大分良くなったかと思います。

最後にIさんに「かなり身体悪いのでまだ痛みはあると思いますが明日も来れると大分痛み取れると思います。」と伝えIさんは次の日にも予約をとりお帰りになられました。

江戸川区南小岩在住Iさんのその後の経過

次の日さんが来店されました。

Iさんに「首はどうですか」と様子をうかがうと「違和感はあるけど痛みは殆どなくなって凄く良いです!今まで1か月ぐらいかかっていたのに凄いです!」というお言葉を頂きました。

2回目のこの日は同じように検査と施術を行いEさんはお帰りになられました。

Iさんには飛び飛びですが計5回ほど来店いただいたのですが経過は以下のようになりました。

・1回目(2026年1月3日):初回で痛みも可動域もかなり改善出来た。
・2回目(2026年1月4日):施術前の来店時の様子、まだ違和感はあるけど痛みはなし。今までより大分いい。
・3回目(2026年6月6日):施術前の来店時の様子、以前ほどじゃないけどまた首が痛くなったのと、元々の肩の痛みやコリも気になる。
・4回目(2026年6月7日):施術前の来店時の様子、首の痛みは取れて肩の痛みとコリも和らいでいる。

という感じになりました。

この結果と経過からIさんの首の痛みは胸郭全体の柔軟性の低下、頸椎1.2番、胸椎2~7番の動きの悪さの低下、多裂筋などのコリ原因だったということが示唆されました。

では最後のまとめです。


 まとめ:漏斗胸、首の痛みでお悩みの30代男性Iさん‐江戸川区南小岩在住について

最後までお読み頂き有難うございました。

今回の記事のまとめは以下の通りです。

・漏斗胸の方は胸郭の柔軟性や機能が低下しているせいで首を痛めやすい(当店の考え)
・Iさんの首の痛みは胸郭全体の柔軟性の低下、頸椎1.2番、胸椎2~7番の動きの悪さの低下、多裂筋などのコリ原因だった
・Iさんの首の痛みは約1回程度で改善されてきた(首の痛み自体は)

という感じですね。

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この記事が江戸川区南小岩在住Iさんと同じようなお悩みの方の参考になれば幸いです。

最後のメッセージ

整体院ゆいまーるの院長山城正弥の施術の写真

最後までお読みいただきありがとうございます。

当店は様々な痛みや不調を「なぜ起こるのか?」を解剖学、生理学、病理学、栄養学など様々な視点から考え、問診、検査、施術を行う事で効果の高い施術を提供しています。

お陰様で地域の方はもちろん、市川市や江戸川区、南小岩から来られる方もいらっしゃいます。

肩こり、腰痛など身体の不調がある方、または健康で明るく人生を過ごしたい方は1度ご相談頂くとお力になれるかもしれません^^

最後までお読み頂き有難うございました♪