【事例】頸椎ヘルニアと左腕の痺れが改善!40代男性Kさん‐介護職‐船橋市本中山在住
初めに
こんにちは!整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は繰り返す頸椎ヘルニアと左腕の痺れでお悩みの船橋市本中山在住40代男性Kさんについ手の記事を書いて行きます。
・頸椎ヘルニアを繰り返している
・腕や肩が痺れる
・肩や首が重く辛い
そんな方の参考になれば幸いです。
この記事で書いて行く内容は以下の通りです。
・頸椎ヘルニアと肩の痺れについて
・頸椎ヘルニアと左肩の痺れでお悩みの40代男性Kさんについて
来店された経緯
問診編:状態の把握
検査編:身体の悪い箇所を特定
施術と結果
経過
・まとめ
では書いて行きます。
頸椎ヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)とは?
まず最初に頸椎ヘルニアについての説明です。イメージしやすい様にイラストも貼っておきます。

頸椎のイラスト

ヘルニアのイラスト
頸椎とは首の骨(背骨の一部)のことで、7つの骨が積み重なってできています。この骨と骨の間には、クッションの役割を果たす椎間板(ついかんばん)があります。
頸椎椎間板ヘルニアとは、この椎間板の一部が飛び出し、近くを通る神経や脊髄(せきずい)を圧迫している状態を指します。
2. 肩の痺れが起こるメカニズム
頸椎ヘルニアによって肩の痺れが起こるメカニズムは、飛び出た髄核が神経を圧迫したために起こるものです。
① 神経の走行(ルート)
首の骨(頸椎)からは、腕や肩、指先まで伸びる神経の束(神経根)が出ています。これらの神経は、脳からの指令を腕の筋肉に伝えたり、肩や指先の感覚を脳に伝えたりする役割を担っています。
② 圧迫と放散痛(ほうさんつう)
ヘルニアによってこの「神経根」が圧迫されると、その神経が向かっているルート全体に異常が起こります。
神経は電線のようなものです。首の付け根(頸椎)という電線の根本がショートすると、末端の肩、腕、指先といった神経の支配領域に痛みや痺れが発生します。これを放散痛(ほうさんつう)や神経根症状と呼びます。
3. 症状の特徴:痺れの広がる範囲
痺れや痛みの現れ方は、どの頸椎の高さ(レベル)で神経が圧迫されているかによって異なります。
表にまとめてみました。
| 圧迫部位 | 主な痺れ・痛みの範囲 | その他の症状 |
| C5(第5頸神経) | 首の付け根から肩の広い範囲(特に上部)。 | 肩を上げる筋肉の筋力低下。 |
| C6(第6頸神経) | 親指や人差し指、前腕、二の腕の外側。 | 肘を曲げる力(力こぶ)の低下。 |
| C7(第7頸神経) | 中指、手の甲、腕の裏側。 | 肘を伸ばす力(三頭筋)の低下。 |
| C8(第8頸神経) | 薬指や小指、手のひら側。 | 指を曲げる力や握力の低下。 |
肩の広範囲に痺れや痛みを感じる場合、比較的上の頸椎(C5など)の神経根が圧迫されていることが考えられます。
4. その他の症状
頸椎ヘルニアは、肩の痺れ以外にも以下のような症状を引き起こすことがあります。
- 首や肩甲骨周辺の痛み
- 腕や手の筋力低下(物が握りにくい、ペットボトルの蓋が開けられないなど)
- 感覚異常(触っても感覚が鈍い、皮膚がピリピリする、など)
- 重度の場合(脊髄圧迫型): 両手のしびれ、歩行困難、排尿・排便の障害など
ここまでが頸椎ヘルニアについての説明でした。
ではそんな頸椎ヘルニアですがどうやって船橋市本中山在住40代Kさんは改善したのか書いて行きます。
頸椎椎間板ヘルニアと左腕の痺れでお悩み40代Kさんについて
来店された経緯

2025年、9月10日頸椎ヘルニアと左腕の痺れでお悩みの船橋市本中山在住40代男性Kさんが来店されました。
来店された理由として高校生の頃から首のヘルニアを繰り返し、首のコリや肩こり、腕の痺れなどありどうにかした過ぎてネットで色々検索していると当店のHPに行きつき早速行ってみるかと来店されたそうです。
次に問診編です。
問診編:状態の把握
ではKさんのお悩みを改善するためにお話を聞いて行きます。
聞いた内容を以下の通りにまとめてみました。
| 項目 | 詳細 | 整体的考察 |
| 性別・年齢 | 40代男性、船橋市本中山在住 | 体格は普通体系だが若干猫背。 |
| 職業 | 介護職 | 肩甲骨前方移動、股関節の屈曲気味 |
| 主訴 | 腕の痺れ | 神経の障害or血流不足 |
| 痛みの場所 | 左の首と左肩から腕、手にかけて | 神経の障害(圧迫やけん引) |
| 痛みの特徴 | 首は常に凝っている感じ、肩の痺れは仕事中や疲れてくると出てくる | 神経の障害やコリ |
| 既往歴 | 高2で頸椎ヘルニアと診断されそこから20代、30代とヘルニアや痺れを繰り返している 5年前にギックリ腰 | 幼少期からの首への負担 |
簡単にですが聞いた内容はこんな感じです。記事の題名に頸椎ヘルニアと書きましたが頸椎ヘルニアと診断を受けてすぐ来店されたというよりかは過去に何回も頸椎ヘルニアと診断され今回なるべく改善出来ればと思い来店されたという事です。
次は検査編です。
検査編:身体の悪い箇所を特定
まず今回考えないといけないのは過去に頸椎ヘルニアと診断はされているが今回の肩から腕の痺れはほんとにヘルニアや頸椎から来るものなのか判断することです。
そのため行った検査はスパーリングテストとジャクソンテストというものです。
頸椎に向けって上から押し神経根の症状の有無を調べるという検査です。イメージイラストも貼っときます。


これで神経が首で障害されているのか分かるのですが結果としてスパーリングテストで左側の頸椎に陽性反応が出たため首で神経が障害され腕の痺れが出ていることが確定です。
ではどうしたらこの症状を改善出来るのかというと以下の検査を行い身体の悪くなっている箇所を探し悪い箇所を施術し正常に近づけていく事で首への負担が軽くなり結果として症状の軽減が出来ることが多いです。
今回Kさんに行った他の検査は以下の通りです。
| 検査項目 | Kさんの所見 | 整体的推測される原因or影響 |
| スパーリングテスト | 左側で陽性(首肩から腕の痺れが増幅) | ヘルニアまたは神経が頸椎部分で障害されている |
| 骨盤の歪み(関節のズレ) | 問題なし | ー |
| 脊柱の粘弾性 | 右c1動きが悪い、t1-t8まで全部硬い | 慢性的に凝りすぎ |
| 腕の筋肉の張り感 | 両腕ともパンパン | 介護職による筋肉の疲労や緊張など |
| 肩・肩甲骨周りの筋肉 | 左の前鋸筋に強いリ感有 | 仕事での過負荷 昔からのコリ |
ここから問診検査で分かった悪い箇所を施術し症状を改善していきます。
施術編:悪い箇所を取り除く
まず最初にがちがちの胸椎に刺激を入れていきます。
関節マニュピレーションという手技で背中全部がほぐされるような気持ちいいやり方です。時間にして約5分程度。
次に硬くなっている筋肉をほぐします。
まずは両方の前腕の屈筋群、伸筋群のコリを揉み解します。約15分程度。
次に左前鋸筋を揉みほぐします。約5分程度。
最後にコリが残っている背中の脊柱起立筋たちへ鍼灸施術を12本刺し置鍼。約10分程。
もうこの時点でKさんからは「身体がポカポカしてきて眠いです」というお言葉を頂きました。
問診検査と合わせると約50分程の施術となりました。
では結果はどうなったかというと最初に行ったジャクソンテストを行うと左のジャクソンテストで陽性だったはずの痺れが全くなくなっていました。
Kさんもつい驚きの症状をしていました^^
この日はこれで施術終了。
これで1週間どうか様子を見てまた来店下さいと伝えKさんは1週間後に予約を取りお帰りになられました。
1週間後のKさんの様子とその後の経過
では1週間後のKさんの頸椎ヘルニアと肩と腕の痺れはどうなったかというと多少首が何となく凝る感じはあるものの肩や腕の痺れは全くでなかったそうです。
Kさん曰く「今までで一番効果がありそうです!」と喜んでいました。
2回目も検査で悪い箇所を探し施術しKはお帰りになられました^^
Kさんの経過を書いて行くと以下の通りです。
・1回目(2025年9月10日):施術後、ジャクソンテストが陽性から陰性へ 身体はポカポカ
・2回目(2025年9月17日):施術前、首は凝るが痺れはなし 身体は楽に
・3回目(2025年9月24日):施術前、痺れはなし、首のコリ感は少しあるが今までよりかは凄い楽
・4回目(2025年10月15日):施術前、疲れてくると首肩は凝るが痺れは出ない 身体は楽
・5回目(2025年11月5日):施術前、コリもシビレもなくて快適
・6回目(2025年11月26日):施術前、仕事が忙しいと厳しいが運動をしだして今まで一番身体が楽!
という感じになりました。
Kさんが初回来店されたのは2025年9月10日でこの記事を書いているのは2025年11月30日になり、この間約3月の内に6回程度来店し腕の痺れ自体は1.2回で改善されました。
Kさん曰く「身体が凄い楽になったけどいい状態を保ちたいのでたまにメンテナンスお願いします!」との事でした。
有難うございます^^
では今回のまとめを書いて行きます。
💡 まとめ:繰り返す頸椎ヘルニアの痛みと痺れは改善出来る
今回の船橋市本中山にお住まいのKさんのケースは、「過去に頸椎ヘルニアと診断され、再発や症状の悪化に悩んでいる」という方の典型的な事例です。
Kさんの長年の首の痛みや頸椎ヘルニア、度々出る肩・腕の痺れが早期に改善した要因は、症状の出ている「首」だけでなく「首に負担をかけている原因」を特定し施術し改善したことによるものです。
🚨 Kさんの肩や腕の痺れが改善した主な要因
Kさんの症状が改善したのは簡単にまとめると2つの要因によるものです。
- ゴリゴリに固まっていた胸椎の柔軟性を高めた事。
- 首の神経を引っ張っていた腕の筋肉の柔軟性を高めた事。
🏠 船橋市・本中山エリアで頸椎ヘルニアや肩や腕の痺れにお悩みの方へ
船橋市本中山在住Kさんのように、
- 頸椎ヘルニアと診断され、腕や手に痺れが出ている
- 車の運転中や介護職などの仕事をしている時に首の辛さや痺れが悪化する
- 病院で異常なしと言われた肩・腕のだるさや痛み、痺れなどに悩んでいる
といった症状でお悩みなら、それは症状が出ている首だけでなく、「全身の構造と、神経・血管の通り道」に問題があるかもしれません。
整体院ゆいまーるでは、船橋市本中山からお越しのKさんのように、頸椎ヘルニアや腕の痺れの根本原因である姿勢、関節のズレ、筋肉の過緊張に的確にアプローチし、再発しにくい体作りをサポートします^^
最後までお読み頂き有難うございました♪
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