【施術事例】変形性膝関節症による痛みが改善!40代女性Kさん‐介護職‐船橋市西船在住
膝の痛み、あきらめていませんか? 痛みの原因は「膝」そのものだけではないかもしれません。
はじめまして、こんにちは。船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です。 今回は、長年、膝の痛みに悩まされていたKさんの改善事例について、詳しくお話しさせていただきます。
「階段を下りるのが怖い」「膝を曲げると痛い」といったお悩みで、もしあなたが同じように辛い思いをされているなら、この記事があなたの痛みを改善するきっかけとなることを願っています。
変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ったり、骨が変形したりすることで、痛みや炎症、関節の動きが悪くなるといった症状が引き起こされる病気です。初期には、立ち上がりや歩き始め、階段の昇降時に痛みを感じることが多く、症状が進行すると安静にしていても痛みが出たり、膝の曲げ伸ばしが困難になったりします。
整形外科では、X線検査などで診断を行い、痛み止めや湿布、ヒアルロン酸注射、サポーターの使用などが一般的です。また、重症化すると手術が検討されることもあります。しかし、Kさんのように「痛み止めだけでは不安」「根本的に解決したい」と感じる方も少なくありません。
私たち整体院ゆいまーるでは、膝の痛みに対して、痛む部分だけでなく、身体全体のバランスや根本的な原因にアプローチすることで、多くの方の改善をサポートしています。Kさんのケースも、まさにその典型的な事例でした。
膝の痛みを改善! Kさんのご来店から回復までの道のり
長年、膝の痛みに悩まされていたKさんは、どのような経緯で当院にご来店され、どのように痛みが改善していったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
Kさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯
2025年6月29日、変形性膝関節症による痛みを訴える40代女性、Kさんが当院にご来店されました。
Kさんは、当院の近くにお住まいで、以前から当院の存在は知っていたそうです。しかし、特に身体に大きな不調がなかったため、ご来店の機会がありませんでした。
そんな中、ご来店いただく3日前に、階段を下りようとした際に左膝を「グキッ」と捻るような感じがして、それ以来、膝に強い痛みを感じるようになったとのこと。
痛みが引かなかったため、翌日に整形外科を受診したところ、「変形性膝関節症」と診断され、痛み止めとサポーターを処方されました。しかし、根本的な解決を求めて、今回、ご自宅の近くにある当院へのご来店を決意されたそうです。
Kさんの問診から見えてきたこと
ご来店後、私たちはKさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳細に把握するために、問診を行いました。
【Kさんのプロフィールと主訴】
- 性別・年齢: 40代女性
- お仕事: 介護職。立ったり座ったり、中腰や前かがみの姿勢が多い、身体に負担のかかるお仕事です。
- 主訴: 左の変形性膝関節症による痛み。
【具体的な症状】
- 3日前に階段を下りようとした際に左膝を捻るような感じがして以来、体重をかけたり、膝を曲げたりすると痛む。
- 階段を上ることはできるが、下りるのが特に痛くて怖いので、困難な状態。
【過去の既往歴・生活習慣など】
- 12年前に交通事故に遭い、むち打ちの経験がある。その際は、痛み止めと安静療法で対応した。
- 20年前に腰椎ヘルニアと診断されたことがある。
- 慢性的な腰痛、冷え性、身体の倦怠感を常に感じている。
- 現在、運動習慣はなし。
- 飲酒・喫煙はしない。
- 食生活はバランスは良いが、食べ過ぎてしまう傾向がある。
- たまに胃の痛みを感じることがある。
- アレルギーはなし。
- 健康診断では、脂肪肝や肝機能の数値、コレステロール値が高いと指摘されているが、大きな病気には至っていない。
- 寝ているときに歯ぎしりをする癖がある。
これらの問診から、Kさんの膝の痛みは、単なる変形性膝関節症だけでなく、過去の怪我(むち打ちやヘルニア)の影響、介護職というお仕事による身体への負担、内臓の不調、全身の冷えや倦怠感など、様々な要因が複合的に絡み合っている可能性が浮上してきました。特に、「慢性的な腰痛」や「階段を下りるのが辛い」という症状は、膝だけでなく、骨盤やその周辺の筋肉の状態と深く関係していると考えられます。
痛みと姿勢の真実を解き明かす! Kさんの身体の検査結果
問診でKさんの状態を詳しく把握した後、私たちは身体の状態を客観的に評価するために、細部にわたる検査を行いました。当院では、お客様一人ひとりの症状に合わせて、以下のような基本的な検査と、個別の症状に特化した検査を組み合わせて実施しています。
当院で実施する基本的な検査項目
- 脊柱周りの柔軟性: 背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。背骨は身体の土台であり、ここが硬いと様々な部位に負担がかかります。
- 骨盤の歪み(関節のズレ): 骨盤は身体の中心に位置し、脚や背骨と連動しています。骨盤の歪みは、膝の動きや負担に大きく影響します。
- お腹の張り感、圧痛: 内臓の不調や、自律神経の乱れは、身体の様々な場所に症状として現れることがあります。特にお腹の張りや圧痛は、全身の血流や神経伝達にも影響を与える可能性があります。
Kさんの症状に合わせた個別検査
Kさんの場合は、膝の痛みが主訴であるため、以下の項目を重点的に検査しました。
- 膝の可動域: 膝がどの程度スムーズに曲げ伸ばしできるか、可動域の制限や痛みが出るポイントを確認します。
- 膝周りの組織の緊張: 膝を支える筋肉や、周辺の組織の硬さを細かくチェックします。
検査の結果、見えてきたKさんの身体の状態
これらの詳細な検査の結果、Kさんの身体には以下のような特徴が見られました。
- 脊柱周りの柔軟性:
- 胸椎(T4、T5)付近に緊張が見られ、特に右のT6、T7、T8は硬さが顕著でした。
- 腰椎(L3、L4、L5)も硬くなっていることが判明しました。
- これは、過去のヘルニアやむち打ちの影響、そして介護職での中腰や前かがみの姿勢が原因で、背骨全体に強い緊張と歪みが生じている状態を示しています。
- 骨盤の歪み(関節のズレ):
- 左の仙腸関節が上方にずれていることが判明しました。仙腸関節は骨盤の要となる部分で、ここがずれると、左右のバランスが崩れ、脚の動きに大きな影響を及ぼします。Kさんの左膝の痛みと直接的に関連している可能性が非常に高いと推測されました。
- お腹の張り感:
- みぞおちの部に非常に強い圧痛が見られ、さらにお腹全体にも圧痛がありました。これは、胃の不調や、内臓の動きの悪化、ストレスなどの影響が身体に現れているサインと考えられます。お腹の緊張は、全身の血流悪化や、姿勢の悪化にも繋がり、結果として膝への負担を増大させる要因となります。
- 膝の可動域:
- 屈曲(膝を曲げる動作): 90度まで曲げた時点で、強い痛みが出現しました(正常な可動域は130度)。可動域が大きく制限されていることが確認されました。
- 膝周りの組織の緊張:
- ふくらはぎの深部にあるヒラメ筋と、膝の裏にある膝窩筋(しつかきん)に強い硬さが見られました。これらの筋肉は、膝の安定性や動きに深く関わっており、この筋肉の緊張が、Kさんの膝の痛みを引き起こす主要な原因の一つだと考えられました。
これらの詳細な問診と検査の結果から、私たちはKさんの変形性膝関節症による痛みの根本原因が、膝の変形そのものではなく、骨盤の歪み(仙腸関節のズレ)と、膝裏の筋肉(ヒラメ筋と膝窩筋)の強い緊張にあると確信しました。
痛みから解放されるための施術計画
問診と検査の結果を踏まえ、私たちはKさんの変形性膝関節症による痛みを改善するための施術計画を立てました。
痛みの根本原因へのアプローチ
今回のKさんの主訴である膝の痛みを取り除くためには、以下の3つの点に重点的にアプローチする必要があると判断しました。
- 仙腸関節のズレの調整:
- 骨盤のバランスを整えることで、膝への負担を軽減し、正しい体重のかけ方を身体に思い出させます。
- 膝裏の筋肉(ヒラメ筋と膝窩筋)の緊張緩和:
- これらの筋肉の緊張をほぐすことで、膝の動きをスムーズにし、可動域を改善します。
- 内臓の調整:
- お腹の張りや内臓の動きの悪さは、全身の血流悪化や姿勢の悪化に繋がります。内臓の機能を整えることで、身体全体の回復力を高めます。
施術開始! 身体の変化に驚くKさん
それでは、実際にKさんへの施術がどのように行われたかをご紹介します。
初回の施術:的確なアプローチで変化が!
まず、初回施術では、最も重要だと考えられた左の仙腸関節のズレの調整から始めました。
Kさんには仰向けに寝ていただき、呼吸と合わせて関節部に圧をかける、非常にソフトな施術を行いました。これは身体に負担をかけず、骨盤のバランスを整えるための当院独自のテクニックです。この施術にかかった時間は、わずか3分程度でした。
次に、膝裏の筋肉をほぐす施術に移りました。うつ伏せになっていただき、膝を軽く曲げた状態で、ヒラメ筋と膝窩筋を指で直接ほぐしていきます。Kさんには「いた気持ちいい」と感じる程度の強さで、約20分かけて丁寧に筋肉の緊張を緩めていきました。
筋肉の場所はイラスト参考にして頂けると分かりやすいかもしれません。

この時点で、問診と検査を含めて約40分が経過していました。ここで、改めてKさんの膝の可動域を確認したところ、驚くべき変化が見られました。
- 膝の屈曲(曲げる動作): 90度で痛みが出ていたのが、なんと110度まで余裕で曲がるように! 痛みもほとんどなくなりました。
さらに、立ち上がっていただき、スクワットのような屈伸運動をしていただくと、Kさんから「何となく膝全体に突っ張る感じはするけど、痛みはないです!」という嬉しいお言葉をいただきました。
最後に、問診で指摘されていたお腹の施術を行いました。肝臓と腹部全体を優しく調整し、内臓の機能を高め、全身の血流改善を促しました。
この日の施術は、計50分で終了しました。最終的に、Kさんの膝の可動域は、90度から120度まで余裕で曲げられるようになり、痛みもほぼない状態に変化しました。
しかし、膝は日常生活で毎日使うため、痛みが少し戻りやすいことを説明し、何回か施術を重ねることで、良い状態を定着させられることをお伝えしました。Kさんは快く1週間後のご予約を取り、お帰りになられました。
1週間後のKさん(2回目のご来店)
1週間後、Kさんが再びご来店されました。開口一番、Kさんの口から出た言葉は、私たちにとって何よりの喜びでした。
「痛み自体は半分くらいに戻った気はするけど、階段は下りれるし、最初と比べると全然楽です!」
痛みが完全にゼロになったわけではないものの、最初の辛い状態からは格段に改善し、恐怖を感じていた階段の昇り降りもできるようになったとのことでした。この日も初回と同様に、膝周りの筋肉を中心とした施術を行い、さらなる改善を目指しました。
その後の経過:痛みからの完全な解放へ
その後、変形性膝関節症の痛みにお悩みだったKさんは、初回の来店から合計4回の施術で、膝の痛みはほとんど消失し、以前のように日常生活を送れるようになりました。
Kさんには、再発防止のために、身体の状態を良い状態で保つことの重要性や、少しずつで良いので軽い有酸素運動を取り入れることなどをアドバイスしました。そのアドバイスに少し苦笑いをされながらも、嬉しそうな表情で、今でも定期的にメンテナンスとして通ってくださっています。
まとめ:あなたの膝の痛み、原因は本当に「変形」だけですか?
今回のKさんのケースは、変形性膝関節症と診断されたとしても、その痛みの原因が「膝の変形そのもの」ではないということを示しています。Kさんの場合、痛みの主な原因は、以下の2点にありました。
- 仙腸関節のズレ: 骨盤の歪みが、膝への負担を増大させていた。
- 膝裏の筋肉の緊張: ヒラメ筋と膝窩筋の硬さが、膝の可動域を制限し、痛みを引き起こしていた。
これらの根本原因に的確にアプローチすることで、Kさんの膝の痛みは改善しました。
あなたもこのようなお悩みを抱えていませんか?
- 変形性膝関節症と診断されたけれど、手術はしたくない。
- 痛み止めを飲んでも、一時的にしか良くならない。
- 他の整骨院や整体院に通ったけれど、効果を感じられなかった。
- 階段の上り下りや、立ち上がる時に膝が痛む。
- 膝を曲げたり伸ばしたりするのが辛い。
- 膝のせいで、好きなことができない。
もし、この記事を読んでいるあなたが、Kさんと同じように膝の痛みでお悩みなら、ぜひ一度、整体院ゆいまーるにご相談ください。
私たちは、あなたの身体の根本原因を見つけ出し、最適な施術プランを提案させていただきます。あなたの痛みの原因は、きっと改善できます。一緒に、痛みから解放された快適な生活を取り戻しましょう。
整体院ゆいまーるが選ばれる理由
- 徹底した問診と検査: 痛みの根本原因を多角的に分析し、一人ひとりに合わせた施術プランを立案します。
- 「膝」だけにとらわれない全身アプローチ: 骨盤、脊柱、内臓、自律神経など、全身のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。
- 身体に優しい施術: ソフトな手技を中心に、身体に負担の少ない方法で調整を行います。
- 豊富な経験と実績: これまで多くの方の変形性膝関節症やその他の痛みを改善に導いてきました。
- 再発予防へのアドバイス: 施術後も、良い状態を維持するための生活習慣やセルフケアについて丁寧にお伝えします。
あなたの勇気ある一歩が、未来の健康な身体へと繋がります。
ご予約・お問い合わせは、お電話または当院のホームページからお気軽にどうぞ。
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よくある質問(FAQ)
Q1:変形性膝関節症は手術しないと治りませんか?
A1:変形自体は手術しないと治りません。しかしKさんの事例のように、変形性膝関節症による痛みの原因は、変形そのものだけでなく、骨盤の歪みや膝周りの筋肉の緊張など、多岐にわたることがあります。痛みに対しては改善が可能な事が多いです。
Q2:施術は痛いですか?
A2:当院の施術は、お一人おひとりの身体の状態に合わせて、ソフトな手技からアプローチしていきます。骨盤矯正や筋肉のほぐしも、痛みを最小限に抑え、リラックスして受けていただけるよう配慮しています。Kさんも「いた気持ちいい」と感じる程度の強さでしたので、ご安心ください。
Q3:どのくらいの頻度で通えば良いですか?
A3:症状の程度や、お身体の状態によって異なりますが、Kさんのように初めは週に1回程度のご来院をおすすめしています。症状が安定してきたら、間隔を空けて、徐々に通院頻度を減らしていきます。最終的には、良い状態を維持するためのメンテナンスとして、月に1回程度のペースでご来院いただくことをご提案することもあります。
Q4:介護職ですが、何か自宅でできることはありますか?
A4:介護職の方は、身体に負担がかかる姿勢が多いため、Kさんのように膝や腰に痛みが出やすい傾向があります。こまめに休憩を取り、腰や膝、足首の軽いストレッチを行うことが大切です。ご来院いただいた際には、お一人おひとりの身体に合わせた効果的なストレッチやセルフケアの方法もお伝えしています。
Q5:保険は適用されますか?
A5:当院は自費施術となりますので、健康保険は適用されません。しかし、根本的な改善を目指し、痛みに悩まされない生活を取り戻すための投資と考えていただければ幸いです。料金体系については、初診時にお気軽にお問い合わせください。