【施術事例】冷えると痛い腰痛が改善!50代男性Dさん‐介護職‐江戸川区南小岩在住

挨拶から✌

整体院ゆいまーるの院長山城正弥の写真

こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は冷えると腰が痛むことでお悩みの50代男性Dさん‐介護職についての記事を書いて行きます。

・冷えると腰が痛い
・冬になるとギックリ腰をしてしまう
・いつも何となく腰が重い

そのような方は参考になるんじゃないかなと思います。

今回この記事で書いて行くのは以下の通りです。

・一般的知識:腰痛について
 急性腰痛(ぎっくり腰)
 慢性腰痛
・当店の考え:腰痛について
・冷えると腰が痛む50代男性Dさんについて
 来店された経緯
 問診編:Dさんの状態を把握
 検査編:腰痛の原因特定
 実際の施術と結果
 経過
・今回のまとめ:冷えると痛い腰痛でお悩みのDさんについて

では早速内容に入っていきます。

一般的知識:腰痛について

腰痛というものは病気などではなく「腰全体」や「腰周辺のどこか」に痛みを感じている状態のことになります。

そんな腰痛ですが腰痛には2種類ありざっくり「慢性」と「急性」に分けられます。

まずは一般的に言われている慢性と腰痛について書いて行きその後、腰痛に対する当店の考えを書いて行きます。

1. 💥 急性腰痛(Acute Low Back Pain)

急性腰痛は、一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれるものが代表的です。

  • 期間: 発症から4週間以内に治まることが期待されます。(誤差あり)
  • 原因: 瞬間的な動作(重い物を持ち上げる、不意にひねるなど)によって、腰の組織(筋肉、靭帯、関節包など)に損傷や炎症が起きたものです。
  • 特徴: 激しい痛みを伴い、発症直後は身動きが取れないほど動作が制限されます。原因が組織の損傷や炎症という身体的なものに特定されやすいのが特徴です。
  • 対処: 発症直後は安静にし、アイシングなどで炎症を抑えることが重要です。


2. 😥 慢性腰痛(Chronic Low Back Pain)

慢性腰痛は、痛みの期間が長く、原因が単一ではない点が最大の特徴です。

  • 期間: 痛みが3ヶ月以上にわたって続いている状態を指します。
  • 原因: 痛みの原因が当初の組織の損傷から離れ、「痛みの記憶」が脳に定着している状態です。主な原因は以下のように複合的です。
    • 心理社会的要因: 不安、ストレス、睡眠不足、仕事や人間関係の悩みなどが脳の痛みの感受性を高める。
    • 中枢神経の過敏化: 痛みを伝える神経回路が過敏になり、わずかな刺激でも痛みとして強く感じてしまう。
    • 運動機能不全: 姿勢の歪み、インナーマッスルの機能低下、筋力のアンバランスなどが長期化している。
  • 特徴: 痛みの強さは急性期ほどではないものの、重だるさや不快感が続き、気象条件やストレスで悪化しやすいです。画像検査などで異常が見つからないケースが多いのも特徴です。
  • 対処: 運動療法(リハビリ)、認知行動療法、生活習慣の改善など、痛みの原因が「脳と身体」の両方にあるという視点でのアプローチが必要です。

ここまでが一般的に言われている腰痛の種類と違いでした。

では当店の腰痛に対する考えを書いて行きます。

当店の考え:腰痛について

腰痛自体は2種類「慢性」と「急性」に分かれる事は変わりません。

しかし当店ではそれぞれの腰痛の原因は以下のようになっていると考え施術しています。

急性腰痛=関節のズレ、腰椎の不安定さ
慢性腰痛=腰周辺の組織の酸欠(血流不足)

同じ腰痛でも上記の様に原因が分かれ施術方法なども変わります。

あと慢性腰痛の腰周辺の酸欠も一見スッキリしない表現だと思いますが例えば、

・筋肉が硬い=筋肉の中や周囲にある血管を圧迫し血流が滞る
・大腸の機能障害(症状:便秘や胃痛など)=腸が正常に動かず腸周辺の血流が滞る
・子宮の機能障害(症状:生理痛や下腹部痛など)=子宮が上手く動かず子宮周辺の血流が滞る
・自律神経の乱れ(ストレス、不規則すぎる生活)=腰周辺に分布する副交感神経線維が働きにくくなり血流が滞る

などが考えられます。慢性といっても凄いいっぱい原因が考えられるのですがひっくるめて腰周辺の組織の酸欠が原因という表現になっているという事です。正直もっと考えられる理由はあります。

今回のDさんの腰痛は慢性的な腰痛です。何らかの理由で腰周辺の組織に酸欠が起きている腰痛という事ですね。

ではDさんの腰痛の原因は何なのか、どうやって施術したのかについて書いて行きます^^

冷えると痛い腰痛でお悩みの50代Dさんについて

来店された経緯

腰が痛い男性のイラスト

2025年9月3日、冷えると痛む腰痛でお悩みの江戸川区南小岩在住Dさんが来店されました。

来店された経緯として日ごろから重い感じの慢性的な腰痛があり何とかしたいと思っていた所、来店の1週間前に同じ職場の同僚から当店をご紹介いただき早速行ってみようと来店下さったそうです。


🩺 問診編:Dさんの状態を把握する

ではDさんのお悩みや身体、環境についてお話をききポイントをまとめます。

  • 性別年齢: 50代男性Dさん
  • お住まい: 江戸川区南小岩
  • 職業: 介護職(入浴介助、移乗動作が多い)
  • 主な症状: 5年以上続く慢性腰痛。特に朝方や、エアコンの効いた部屋、冬場など、体が冷える状況で痛みが悪化する。腰全体が重だるく、ジンジンとした痛みが続く。
  • 付随症状: 股関節の動きの硬さ、座り始めの腰の張り、足先の冷え。
  • 既往歴:10年前と7年前にギックリ腰と軽度のヘルニア発症→痛み止めと安静
  • これまでの対処: 湿布、鎮痛剤、マッサージなどを行うも、一時的な効果しか得られなかった。
  • 月に1,2回程度筋トレ
  • アルコール:週3程度で毎回500mmを2本以上は飲む


🔎 検査編:冷えると痛い腰痛の原因特定

この記事の最初らへんで慢性的な痛みの原因は「血流不足」だと書きました。

その考えの元なぜDさんは血流不足になりやすいのかを原因を検査であぶりだしていきます。

行う検査は以下の通りです。

・脊柱の柔軟性:組織的に硬くなっている所の目星を付け施術ポイントを絞っていきます。
・骨盤の歪み:仙腸関節or恥骨結合がズレているか確認します。
・お腹の圧痛、張り感:お腹にかかっている圧や機能障害などを大まかに判断します。
・筋肉の硬さ:腰回り、または腰に繋がる筋肉が硬くなり血管を圧迫していないか確認します。

では上記の検査を行った結果以下の通りになりました。そして検査結果から何が推測できるのかも簡単に書いて行きます。

・脊柱:背中全体の緊張と右のt7,8辺り硬め
→背中全体の緊張:呼吸の浅さ、背中の筋肉の疲労や緊張、凝りなど
 右のt7.8:肝臓に関係

・骨盤:左恥骨の下方にズレ
→股関節または脊柱の可動性に影響し周りの組織に余計な緊張を生む

・お腹:お腹全体押すと張り感と痛みあり、特にみぞおち部と下腹部に強い圧痛と張り感有
→お腹全体の張りと痛み:お腹全体の循環と機能の低下、
 みぞおちぶと下腹部の圧痛、張り感:横隔膜or胃or横隔膜の機能低下、機能障害など 下腹部は大腸や膀胱の機能低下、機能障害など

・筋肉の硬さ:ふくらはぎと両方の腸腰筋(詳しくは腸骨筋)が硬め
→ふくらはぎの硬さ:ふくらはぎの筋肉が神経をとおして腰へ緊張を生み出している可能性
 腸腰筋の硬さ:股関節周りの血流を悪くしている可能性

という事が分かりました。

では問診検査を踏まえた上Dさんの施術をしていきます。


✨ 施術と結果

上記の問診検査の結果Dさんの冷えると痛い腰痛の原因は大まかに3つあるだろうと推測出来ました。

1つ目:過去のぎっくり腰による左恥骨の下方ズレ
2つ目:股関節周りの筋肉の硬さ
3つ目:普段のお酒や運動不足による肝臓と横隔膜の機能低下

この3つが複合的に絡み合い腰への血流を滞らせ冷えると痛い腰痛を発生させているという事ですね。

では実際の施術を行っていきます。

段階1:左恥骨の矯正(約5分)

当店で行う矯正は運動療法と呼吸を合わせた身体に対して優しい刺激の矯正法です。

段階2:肝臓と横隔膜のマニュピレーション(約10分程度)

肝臓と横隔膜の機能を正常化する為内臓マニュピレーションという技術を使い施術していきます。

段階3:背中と腸腰筋、ふくらはぎのほぐし(約20分程度)

恥骨の矯正と内臓の施術を入れた結果Dさんからは「何かわからないけど腰の力がぬけて凄い眠くなってきました」というお言葉を頂きました。

これは身体の機能が正常化し身体がリラックスしたという証拠です。

最後に固まって凝っている背中、腸腰筋、ふくらはぎをゆっくりほぐしこの日の施術は終了。

初回のこの日は問診検査と合わせて計50分の施術となりました。

では身体の変化はどうなのかというとDさん曰く「腰がめちゃくちゃ楽でとても眠いです...」というお言葉を頂きました。

あとは指導として「Dさんの腰の痛み自体は動かすと痛いような腰痛ではなく慢性的な痛みなので日常に戻ってちゃんと変化がわかると思います。1週間様子見てまた来店下さい。」と伝えDさんは1週間後に予約を取りお帰りになられました。


4. 📈 経過

Dさんの1週間後の様子はというと「凄い腰が楽でジンジンする痛みは殆どありませんでした!けどなんか普通に身体全身凝っている感じがします!」という感じになりました。

2回目のこの日は硬くなった関節や筋肉を調整し施術は終了。

Dさんが初回来店いただいたのは2025年9月3日でこの記事を書いているのは2025年10月27日になり約1か月半の間に計4回来ていただき経過は以下のようになりました。

  • 2回目(2025年9月10日): 冷えによる腰痛が殆どなくなり、夜勤明けや朝方の痛みがほぼ消失。睡眠の質も向上しました。コリ感はあり。
  • 3回目(2025年9月24日): 仕事中の動作が改善し、以前の痛みをじなくなる。「腰を気にせず、利用者さんをしっかりサポートできるようになった」と自信を取り戻されました。身体全体のコリ感もいい感じとの事。
  • 4回目(2025年10月15日):初回来たような痛みは全然なく、身体全体が調子いい感じ。けど疲れるとそれなりに身体は重くなるので定期的にメンテナンスに来たいとの事。

これで以上です。では今回のまとめを書いて行きます^^


✅ まとめ:冷えると痛い腰痛でお悩みの50代男性Dさんについて

今回は【施術事例】冷えると痛い腰痛が改善!50代男性Dさん‐介護職‐江戸川区南小岩在住という題名で記事を作っていきました。

長くなりましたがどうでしたでしょうか?

まとめると腰痛にも慢性と急性があり、慢性の場合基本的には「血流不足による酸欠」が原因で、血流不足になる原因は内臓や筋肉、神経など様々です。

今回のDさんの場合は過去のぎっくり腰による恥骨のズレ、背中、股関節、ふくらはぎの筋肉の硬さ、肝臓と横隔膜の機能低下の主な3つが原因で腰に血流不足が起き冷えると腰が痛いと症状を発生させていました。

この記事が参考になれば幸いです♪

江戸川区・南小岩エリアで腰痛ならゆいまーるへ!

院長山城正弥の問診時の写真

当店は船橋市西船にあるお店ですが江戸川区南小岩在住のDさんのように江戸川区や南小岩エリアなど多数のエリアからご相談を頂きます^^

もしどこに行っても改善しない腰痛やDさんのように冷えると痛みが酷くなる腰痛でお困りの方は是非1度ご相談いただくとお力になれるかもしれません♪

気になる方は他の症例も参考にしてください☟

【施術事例】朝起きた際の腰痛と腰の痺れが改善!50代男性Eさん‐デスクワーク‐千葉市稲毛区宮野木町在住 | 整体院ゆいまーる

【事例&解説】腰痛と坐骨神経痛が改善!50代男性Dさん‐デスクワーク‐市川市若宮在住 | 整体院ゆいまーる