【施術事例】坐骨神経痛が改善!60代女性Yさん‐介護職‐船橋市東船橋在住

お尻から足にかけての痛みとしびれ、あきらめていませんか? 60代女性Yさんが手術を回避できた本当の理由

はじめまして、こんにちは。整体院ゆいまーるの山城です。

今回は、長年、両臀部の坐骨神経痛にお悩みの60代女性、Yさんの改善事例についてお話しさせていただきます。

「座ったり立ったりするとお尻が痛む」「足のしびれが辛い」「病院では原因が分からず、湿布や痛み止めだけ」といったお悩みを抱えていませんか?

もしあなたが、同じような症状で悩んでいれば、この記事が参考になれば幸いです。

坐骨神経痛とは? その症状と一般的な原因

まず、坐骨神経痛について簡単に解説します。

坐骨神経痛は、病名ではなく、坐骨神経が圧迫されたり刺激されたりすることで生じる痛みやしびれなどの症状の総称です。

坐骨神経は、末梢神経の中で最も太く長い神経で、腰からお尻、太ももの裏側を通って足先まで繋がっています。この神経の通り道に沿って、鋭い痛みやしびれ、感覚の麻痺などが現れるのが特徴です。

【主な症状】

  • 痛み: お尻、太ももの裏、ふくらはぎ、足にかけて、電気が走るような鋭い痛みや、ジンジンと響くような重だるい痛みが現れます。
  • しびれ: 足の指先まで、ビリビリとしたしびれや、感覚が鈍くなるような麻痺を感じることがあります。
  • 筋力低下: 重症化すると、足に力が入らなくなり、歩行が困難になることもあります。
  • その他: 腰の痛み、お尻の違和感、冷感などが伴うこともあります。

これらの症状は、様々な病気が原因で引き起こされますが、私たちは、坐骨神経痛の原因を、単なる神経の圧迫だけでなく、身体全体のバランスの崩れや、過去の怪我による影響と捉え、根本的な改善を目指しています。Yさんのケースも、まさにその典型的な事例でした。


坐骨神経痛が改善! Yさんの来店から改善までの道のり

Yさんはどのような経緯で当院にご来店され、そしてどのように長年の不快な症状が改善していったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

Yさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯

2025年5月7日、両臀部の坐骨神経痛にお悩みの60代女性、Yさんがご来店されました。

ご来店された経緯は、娘さんが当院で長年悩まされていた足底筋膜炎が3回の施術で改善されたことから、「お母さんにも合うかもしれない」と紹介してくださったそうです。娘さんの付き添いで来られたYさんの表情には、長年の痛みに対する諦めと、少しの不安が見て取れました。

Yさんの詳細な問診から見えてきたこと

ご来店後、私たちはYさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳しく把握するために、丁寧な問診を行いました。

【Yさんのプロフィールと主訴】

  • 性別・年齢: 60代 女性
  • お仕事: 介護職。自宅の広い庭で畑作業をされている。
  • 主訴: 両臀部の坐骨神経痛。

【具体的な症状】

  • 座ったり、椅子から立ち上がろうとしたり、かがんだりする時に痛みが強くなる。
  • 3年前から症状が出始めたが、具体的なきっかけは覚えていない。

【過去の既往歴・生活習慣など】

  • 既往歴:
    • 10年前に転倒し、胸椎(T11あたり)と腰椎(L3あたり)を圧迫骨折している。
    • 糖尿病、高血圧を指摘されており、薬を服用中。
  • 生活習慣:
    • 現在の運動習慣はなし。
    • 飲酒・喫煙はなし。
    • 平均睡眠時間は8時間程度。
  • その他:
    • 鍼治療は怖いため希望しない。
    • 外見上、圧迫骨折の影響で円背姿勢(猫背)が非常に強く見られた。

これらの問診から、Yさんの坐骨神経痛の原因は、過去の圧迫骨折による背骨(脊柱)の機能不全と、それに伴う姿勢の悪化にある可能性が非常に高いと推測されました。特に、T11とL3という重要な部分の骨折は、身体のバランスを大きく崩し、坐骨神経に負担をかける主要な原因となっていると考えられました。


坐骨神経痛の根本原因を特定! Yさんの身体の検査結果

問診でYさんの状態を詳しく把握した後、私たちは身体の状態を客観的に評価するために、検査を行いました。

当院では、坐骨神経痛の症状改善には、痛むお尻や足だけでなく、身体全体のバランスや柔軟性を確認することが不可欠だと考えています。

【当院で実施した検査項目】

  • 脊柱周りの柔軟性: 首から腰までの背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。
  • 骨盤の歪み(関節のズレ): 身体の土台である骨盤のバランスをチェックします。

【検査の結果、見えてきたYさんの身体の状態】 これらの詳細な検査の結果、Yさんの身体には以下のような特徴が見られました。

  • 脊柱周りの粘弾性(柔軟性):
    • 背中全体がガチガチに硬く、特に過去に圧迫骨折した胸椎11番(T11)と腰椎3番(L3)あたりは、ほとんど可動性がありませんでした。
    • 腰周りの筋肉も全体的に硬直し、動きが非常に制限されていました。
  • 骨盤の歪み(関節のズレ):
    • 仙骨(せんこつ)という骨盤の中心にある骨が後湾(こうわん)し、関節がロックされている状態でした。仙骨は身体の土台であり、ここに歪みが生じると、その上にある腰椎や、お尻周りの筋肉に大きな負担がかかります。

この問診と検査の結果から、私たちはYさんの坐骨神経痛の根本原因は、「圧迫骨折による胸椎・腰椎の硬直」と、それに伴う「仙骨のロック」にあると確信しました。姿勢が悪くなり、背骨全体が硬くなったことで、お尻周りの筋肉や、坐骨神経の通り道に常に負担がかかっていたのです。


症状改善のための施術計画

問診と検査の結果を踏まえ、私たちはYさんの坐骨神経痛による症状を改善するための施術計画を立てました。

根本原因へのアプローチ

今回のYさんの坐骨神経痛を取り除くためには、以下の2つの点に重点的にアプローチする必要があると判断しました。

  1. 仙骨のロックを解除し、骨盤のバランスを整える:
    • 仙骨の動きを正常に戻すことで、腰仙部(腰と骨盤の境目)の筋肉の緊張を緩和し、坐骨神経への圧迫を軽減します。
  2. 背骨(脊柱)全体の柔軟性を取り戻す:
    • 特に硬くなっている胸椎11番と腰椎3番を中心に、背骨全体の可動性を向上させることで、不良姿勢(円背)を改善し、身体にかかる負担を根本から取り除きます。

施術開始! 身体の変化に驚くYさん

それでは、実際にYさんへの施術がどのように行われたかをご紹介します。

初回の施術:的確なアプローチで劇的な変化が!

まず、初回施術では、Yさんが仰向けに寝ると腰が痛むため、横向きに寝ていただき、仙骨のロックを外す施術から始めました。

Yさんには横向きに寝ていただき、腰椎(L5)と仙骨(S1)の関節面に対して、軽く捻るような微細な振動刺激を入れ、関節を緩めていきます。この施術は、約3分程度のソフトな手技です。

次に、全体的に硬くなっている脊柱の柔軟性を取り戻すための施術に移行。

横向きに寝た状態で、胸椎と腰椎全体に刺激が入るように、同じようなソフトな捻るような振動刺激を入れていきます。この施術は、ゆっくりと気持ちいいと感じる程度の刺激で行うため、片側ずつ10分、計20分かけて丁寧に行いました。

この時点で、問診と検査を合わせて約40分が経過。

最後に、脊柱全体に刺激が入り、柔軟性が増したことで、Yさんに仰向けで寝ていただける状態になりました。仰向けになっても痛みがないことを確認し、最後に仙骨のロックを外す施術を開始。

やりかたは仙骨を手のひらで優しく触知し、ニューテーション(仙骨底の前方移動)、カウンターニューテーション(仙骨底の後方移動)という骨盤の動きを誘導する非常にソフトな手技です。今回は後湾が強いためニューテーションの動きになるように調整。

この施術は、約3分程度で完了。

施術は問診検査合わせると、合計45分ほどで終了となりました。

では結果はどうなったか確認します。

Yさんに再び座ったり立ったりしていただくと、驚くべき変化が見られました。

「痛みもないし、なんか身体がポカポカする!」

長年悩まされていた両臀部の坐骨神経痛が、初回の施術でほとんどなくなったことに、Yさんも非常に驚かれていました。施術前より、座った姿勢や立った時の姿勢も、完璧ではないものの、明らかにきれいになっていました。

最後に「まだ背骨全体の硬さが残っているので、坐骨神経痛の様子を見ながら1週間後に来てください」とお伝えし、Yさんは1週間後のご予約をいただき、お帰りになられました。

1週間後のYさん(2回目のご来店)

1週間後、Yさんが再びご来店されました。来店時にお身体の状態を確認すると、

「まだ少し猫背気味だけど、坐骨神経痛は全然ないよ!」

と、満面の笑みでお話ししてくださいました。心なしか表情も明るくなり、身体全体がスッキリしているご様子でした。この日も、まだ緊張と可動性のない脊柱全体に対して施術を行い、さらに良い状態を目指しました。

その後の経過:症状からの完全な解放へ

Yさんは、初回の来店から合計2回の施術で、最初の主訴であった坐骨神経痛はほとんど消失しました。

その後も、良い状態を定着させ、姿勢を根本的に改善するために、期間を空けながら合計6回ご来院いただきました。

この記事を書いている2025年8月6日現在、Yさんの坐骨神経痛は再発することなく、身体の不調をほとんど感じない状態まで改善することができました。


まとめ:あなたの坐骨神経痛、原因は本当に「老化」だけですか?

今回のYさんのケースは、坐骨神経痛と診断されたとしても、その症状の原因が「加齢」や「老化」だけではないことが多いということを明確に示しています。Yさんの場合、痛みの主な原因は、以下の点にありました。

  • 圧迫骨折による脊柱の柔軟性の低下: 過去の怪我の影響で、背骨全体が硬直していた。
  • 仙骨のロックと後湾: 身体の土台である骨盤の機能不全が、坐骨神経への負担を増大させていた。

これらの根本原因に的確にアプローチすることで、Yさんの長年の坐骨神経痛は劇的に改善しました。

あなたもこのようなお悩みを抱えていませんか?

  • 坐骨神経痛で、座ったり立ったりするのが辛い。
  • 病院では「原因不明」と言われ、湿布や痛み止めだけ渡された。
  • お尻や足のしびれが取れない。
  • 慢性的な腰痛や猫背に悩まされている。
  • 痛みで好きな趣味や家事ができなくなった。

もし、この記事を読んでいるあなたが、Yさんと同じように坐骨神経痛でお悩みなら、ぜひ一度、整体院ゆいまーるにご相談ください。

一緒に、心身ともに快適な生活を取り戻しましょう。


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よくある質問(FAQ)

Q1:坐骨神経痛は整体で改善できますか?

A1:Yさんの事例のように、坐骨神経痛の原因が、骨盤や背骨の歪み、筋肉の硬さなどにある場合、整体で改善できる可能性は十分にあります。当院では、痛みやしびれの原因に根本的にアプローチすることで、多くの方の症状を改善してきました。

Q2:施術は痛いですか?

A2:当院の施術は、お一人おひとりの身体の状態に合わせて、ソフトな手技からアプローチしていきます。骨盤や背骨の調整も、身体に負担をかけるような無理な施術は行いませんのでご安心ください。

Q3:どのくらいの頻度で通えば良いですか?

A3:症状の程度や、お身体の状態によって異なりますが、Yさんのように初めは週に1回程度のご来院をおすすめしています。

Q4:保険は適用されますか?

A4:当院は自費施術となりますので、健康保険は適用されません。