【施術事例】逆流性食道炎による胸やけが改善!40代男性Rさん‐デスクワーク‐船橋市市川若宮在住
繰り返す胸やけや吐き気に悩んでいませんか? あなたのその不調、根本原因は胃酸だけではないかもしれません。
はじめまして、こんにちは。船橋市市川若宮にも近い、船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です。 今回は、長年、逆流性食道炎による吐き気や胸やけに悩まされていた50代男性、Rさんの改善事例についてお話しさせていただきます。
もし、あなたも同じように逆流性食道炎の症状でお悩みでしたら、この記事が参考になれば幸いです。
逆流性食道炎とは? その症状と一般的な原因

逆流性食道炎とは、胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症を起こす病気です。
健康な人でも一時的に胃酸が逆流することはありますが、長時間続いたり、頻繁に繰り返されたりすると、食道がただれて炎症を起こし、さまざまな不快な症状を引き起こします。
【主な症状】
- 胸やけ: 胸のあたりが焼けるように感じる、またはしみるような感覚
- 呑酸(どんさん): 胃の中の酸っぱい液体や苦い液体が口まで上がってくる感覚
- 胸痛: 食後に胸やみぞおちのあたりが痛む
- 喉の違和感: 喉が詰まった感じやイガイガする感じ、声のかすれ
- 慢性的な咳: 喘息や心臓に異常がないのに咳が続く
- げっぷ: げっぷが頻繁に出る、お腹が張る
特に、横になったり前かがみになったりすると症状が強くなる傾向があります。
【一般的な原因】
- 下部食道括約筋の機能低下: 胃と食道の境目にある筋肉が緩むことで、胃酸の逆流を防ぐ力が弱まります。
- 腹圧の上昇: 肥満、便秘、猫背などの不良姿勢は、お腹にかかる圧力を高めて胃を圧迫します。
- 胃酸の過剰分泌: ストレス、脂質の多い食事、アルコールなどが胃酸の分泌を促進します。
- 食道裂孔ヘルニア: 胃の一部が横隔膜の穴を通って胸のほうにはみ出す病態です。
これらの原因から、一般的には胃酸を抑える薬が処方されます。しかし、Rさんのように「薬を飲んでも症状が完全にはなくならない」「根本的にこの不快感を何とかしたい」と感じる方も少なくありません。
私たち整体院ゆいまーるでは、逆流性食道炎の症状に対して、胃酸の分泌だけではなく、自律神経や内臓の動き、姿勢の歪みなど、根本的な原因にアプローチすることで、多くの方の改善をサポートしています。Rさんのケースも、まさにその典型的な事例でした。
吐き気や胸やけからの解放! Rさんの来店から改善までの道のり
Rさんはどのような経緯で当院にご来店され、そしてどのように長年の不快な症状が改善していったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
Rさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯
2025年2月17日、逆流性食道炎による胸やけにお悩みの50代男性、Rさんが当院にご来店されました。
Rさんは、仕事でストレスが溜まったり、忙しくなってきたりすると、胸やけやお腹の張り感などを強く感じるようになったそうです。病院で診察を受けたところ、逆流性食道炎と診断されました。日常生活に大きな支障はないものの、常に感じる不快感や吐き気で精神的にも辛い思いをされていたとのこと。
そんな中、当院のホームページにある「機能性ディスペプシア」の記事をご覧になり、「もしかしたら、ここなら根本的に良くしてくれるかもしれない」と感じて、ご来店を決意されました。
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Rさんの詳細な問診から見えてきたこと
ご来店後、私たちはRさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳しく把握するために、丁寧な問診を行いました。
【Rさんのプロフィールと主訴】
- 性別・年齢: 50代男性
- お仕事: パソコンを使ったデスクワーク。管理職で多忙な毎日を送られている。
- 主訴: 逆流性食道炎による胸やけ。
【具体的な症状】
- 仕事が忙しくなったり、ストレスを強く感じたりすると、胸やけや軽い吐き気、腹部膨満感などが出現する。
- 慢性的な肩こりや全身の倦怠感がある。
- 症状が出たのは2025年1月。病院で逆流性食道炎と診断され、現在は胃酸を抑える薬を服用している。薬のおかげで少し楽になったものの、症状はまだ残っている。
【過去の既往歴・生活習慣など】
- 大きな怪我や病気の経験はなし。
- コレステロール値が少し高いと指摘されたことがある。
- 普段の運動習慣はなし。
- 喫煙習慣はなし。飲酒は週末に1回程度。
- ストレスの度合いは5段階中5か4と、非常に強くストレスを感じている。
- 金属アレルギーはなし。
これらの問診から、Rさんの症状は、「仕事のストレス」が引き金となり、自律神経のバランスが崩れることで、胃の機能低下が起きている可能性が非常に高いと推測されました。特に、「仕事が忙しい」という状況と「症状が出現するタイミング」が一致している点は、私たちにとって重要なヒントとなりました。
痛みと姿勢の真実を解き明かす! Rさんの身体の検査結果
問診でRさんの状態を詳しく把握した後、私たちは身体の状態を客観的に評価するために、細部にわたる検査を行いました。
当院では、お客様一人ひとりの症状に合わせて、以下のような基本的な検査と、個別の症状に特化した検査を組み合わせて実施しています。
【当院で実施する基本的な検査項目】
- 脊柱周りの柔軟性: 背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。
- 骨盤の歪み(関節のズレ): 身体の土台である骨盤のバランスをチェックします。
- お腹の張り感、圧痛: 内臓の不調や、自律神経の乱れは、お腹に症状として現れることがあります。
【検査の結果、見えてきたRさんの身体の状態】 これらの詳細な検査の結果、Rさんの身体には以下のような特徴が見られました。
- 脊柱周りの柔軟性:
- 背中全体に強いコリ感が見られました。特に、左の胸椎(背骨の胸の部分)の7番目と8番目(T7, T8)あたりに強い硬さが確認されました。
- これは、長時間のデスクワークによる不良姿勢が原因で、背中全体の筋肉が過緊張している状態を示しています。また、デルマトーム(皮膚分節)という神経学的な観点からも、胸椎7番や8番の硬さは、胃の動きの悪さと関連が深いと考えられます。
- 骨盤の歪み:
- 検査の結果、骨盤に大きな歪みは確認されませんでした。
- お腹の張り感、圧痛:
- みぞおちの部に非常に強い圧痛があり、お腹全体にも張り感と圧痛が見られました。
- これは、ストレスによる自律神経の乱れで横隔膜の動きが制限され、その周りにある胃や肝臓、胆のうといった内臓の動きが悪くなっていることを示しています。
これらの詳細な問診と検査の結果から、私たちはRさんの逆流性食道炎の症状が、自律神経の乱れによる内臓機能の低下に起因していると確信しました。つまり、ストレスによって自律神経が乱れ、横隔膜の動きが制限され、胃の蠕動運動が悪くなり、その結果として胃酸が逆流しやすくなっていたと推測できました。
症状改善のための施術計画
問診と検査の結果を踏まえ、私たちはRさんの逆流性食道炎による症状を改善するための施術計画を立てました。
根本原因へのアプローチ
今回のRさんの胸やけや吐き気を取り除くためには、以下の2つの点に重点的にアプローチする必要があると判断しました。
- 自律神経の調整:
- ストレスによって交感神経が優位になっている状態を、リラックス状態である副交感神経が優位になるように調整します。
- 内臓機能の向上:
- 硬くなった横隔膜を緩め、胃自体の動きを良くするための内臓マニピュレーションを行います。
施術開始! 身体の変化に驚くRさん
それでは、実際にRさんへの施術がどのように行われたかをご紹介します。
初回の施術:的確なアプローチで劇的な変化が!
まず、初回施術では、自律神経をリラックス状態(副交感神経優位)にするために、頭蓋骨の調整と仙骨の動きを整える施術から始めました。
頭蓋骨と仙骨は、副交感神経の働きに深く関わっている重要な部分です。ここにアプローチすることで、神経の興奮を鎮め、身体をリラックスさせる効果が期待できます。この施術は、約15分程度のソフトな手技で行いました。
次に、胃へのマニピュレーションを行いました。
胃は、食べたものを消化し、十二指腸へと送る「蠕動運動(ぜんどううんどう)」という動きをしています。この運動を手を使って促進し、胃の機能を高めていきます。この施術は、約5分程度で完了しました。
この時点で、問診と検査を含めて約35分が経過していました。ここで、改めてRさんの身体の状態を確認すると、驚くべき変化が見られました。
- 背中全体の緊張が抜け、特に硬かった左のT7、T8あたりの硬さもフニャフニャになっていました。
Rさんからは「呼吸がしやすくなって、身体全体がすっきりしてます!少し眠いですけど(笑)」という嬉しいお言葉をいただきました。
最後に、背中全体のコリを約15分かけて丁寧にほぐし、計50分ほどの施術でこの日の施術は終了となりました。
施術後、Rさんはとても眠そうな、しかし嬉しそうな表情で、今後の改善への希望を持っていただけたようでした。最後に「最初は症状が戻りやすいかもしれませんが、回数を重ねてくれば改善できますよ」とお伝えし、1週間後のご予約をいただき、お帰りになられました。
1週間後のRさん(2回目のご来店)
1週間後、Rさんが再びご来店されました。開口一番、Rさんの口から出た言葉は、私たちにとって何よりの喜びでした。
「施術を受けた次の日はとても眠かったけど、その後から身体がスッキリして、1週間たった今でも調子がいいです。胃の不快感も、10→4くらいまで減った気がします!」
たった1回の施術で、長年悩まされていた不快感が大幅に軽減したことに、Rさんご自身も驚きを隠せないご様子でした。この日も初回と同様に施術を行い、身体をさらに良い状態に定着させるためのアプローチをしました。
その後の経過:症状からの完全な解放へ
その後、逆流性食道炎による症状にお悩みだったRさんは、初回の来店から3月末までの間に合計4回の施術で、ほとんどの症状が改善されました。
仕事のストレスが溜まりやすい環境のため、完全に症状がゼロになるわけではありませんが、その後も良い状態を維持するために、この記事を書いている2025年8月5日現在まで、月に1回はメンテナンスとしてご来院いただいています。
今では、「身体もスッキリして、仕事のパフォーマンスも上がった気がする」と、お喜びの声をいただいています。
まとめ:あなたの逆流性食道炎、原因は本当に「胃酸」だけですか?
今回のRさんのケースは、逆流性食道炎と診断されたとしても、その症状の原因が「胃酸の過剰分泌そのもの」だけではないことが多いということを明確に示しています。Rさんの場合、症状の主な原因は、以下の点にありました。
- ストレスによる自律神経の乱れ: ストレスによって交感神経が優位になり、全身が緊張状態にあった。
- 胃の機能低下: 自律神経の乱れと横隔膜の硬さで、胃の蠕動運動が悪くなっていた。
これらの根本原因に的確にアプローチすることで、Rさんの長年の胸やけや吐き気は劇的に改善しました。
あなたもこのようなお悩みを抱えていませんか?
- 逆流性食道炎と診断されたけれど、薬を飲んでも症状が完全にはなくならない。
- 仕事や日常生活でのストレスを強く感じている。
- 胸やけや呑酸、喉の詰まり感に悩まされている。
- 慢性的な肩こりや全身の倦怠感がある。
- 病院では「様子を見ましょう」と言われたけれど、この不快感を何とかしたい。
もし、この記事を読んでいるあなたが、Rさんと同じように逆流性食道炎の症状でお悩みなら、ぜひ一度、整体院ゆいまーるにご相談ください。
私たちは、あなたの身体の根本原因を見つけ出し、最適な施術プランを提案させていただきます。あなたの不快な症状は、きっと改善できます。一緒に、心身ともに快適な生活を取り戻しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1:逆流性食道炎は整体で改善できますか?
A1:症状の原因が、姿勢の歪みや自律神経の乱れ、内臓機能の低下にある場合、整体で改善できる可能性は十分にあります。当院では、胃酸の分泌を抑える薬では解決できない根本原因にアプローチすることで、多くの方の症状を改善してきました。
Q2:施術は痛いですか?
A2:当院の施術は、お一人おひとりの身体の状態に合わせて、ソフトな手技からアプローチしていきます。内臓マニピュレーションや頭蓋骨の調整も、身体に負担をかけるような無理な施術は行いませんのでご安心ください。
Q3:どのくらいの頻度で通えば良いですか?
A3:症状の程度や、お身体の状態によって異なりますが、Rさんのように初めは週に1回程度のご来院をおすすめしています。症状が安定してきたら、間隔を空けて、徐々に通院頻度を減らしていきます。最終的には、良い状態を維持するためのメンテナンスとして、月に1回程度のペースでご来院いただくことをご提案することもあります。
Q4:保険は適用されますか?
A4:当院は自費施術となりますので、健康保険は適用されません。