坐骨神経痛でお悩みの40代女性Hさんーデスクワークー船橋市西船在住
整体院ゆいまーる来店された経緯
2024年10月28日、坐骨神経痛でお悩みの40代女性Hさんがご来店されました。
来店された経緯として通勤時に当店の前を通るそうでずっと気にはなっていたがどういうタイミングで行けばいいのか分からず時間だけが過ぎていましたが来店の1週間前程度から左お尻に痛みと痺れのような感覚が現れやばい！と思い今回来店に至ったとの事でした。
Hさんのお話を聞いてみた
早速Hさんのお話を聞いてみました。
まずはHさんについて書いて行きます。性別年齢は40代女性、見た目はやせ型、仕事はデスクワークをしており平日は基本8時間は座っりぱなしとの事です。
今回のお悩みは座っている時の右臀部の痛み、俗にいう坐骨神経痛と呼ばれる類のものになります。
いつも痛いわけでは無いのですが大体2時間程度座っていると右臀部に痛みのようなシビレのような感覚が現れ始め、治るかなと思って放置するが座っている限り痛いみたいで、痛みが出て10分ぐらい散歩散歩していると痛みが和らいでくるそうです。
他に気になる動作はないが右臀部の痛みが気になり始めてから何となく腰も重いとの事。
他にも気になる症状はパソコンを使っていたり長時間同じ姿勢の為、眼精疲労や肩こり、先ほど書いた何となく重い腰痛、たまに胃痛、冷え性など。
既往歴として2年前に動悸や息切れなどがあり病院に行くとバセドウ病と診断。投薬治療をし現在はほとんど症状は出ていないが何となく自律神経の症状がでるとのことです。
現在運動はしていない。
アルコールは3週間に1回程度。
ストレスは5段階中３。
というような事が分かりました。
身体の検査をしていく
ではHさんの場合なぜ右臀部に痛み、坐骨神経痛のような痛みが出て居るのか原因を探る為に検査をしていきます。
行う検査の項目としては以下の通りです。
・脊柱の粘弾性の検査（皆に行っている）
・骨盤の歪み（皆におこなっている）
・胸郭とお腹の張り感の検査
検査を行い結果を書いて行くと、
脊柱
➡どこが悪いというより全体的にピーンと張っている感じ
骨盤
➡左の恥骨が下方にズレている
胸郭
➡柔軟性殆どない
お腹の検査
➡全体的に緊張している感じと特にみぞおち部に圧痛と苦しい感じ有
という結果になりました。
ではこの結果から今回の右臀部の痛み、坐骨神経痛のような痛みの原因はどこなのか推測します。
推測をしていくっ
まずは問診検査をそれぞれまとめます。
問診
・性別年齢は40代女性、体系はやせ型、仕事はデスクワーク 約8時間は座っている
・主訴は右臀部の痛み 坐骨神経痛のような痛み
・2時間程度座っていると右臀部に痛みと酷いときにはシビレのような感覚が出てくる
・他に気になるのは眼精疲労、肩こり、重い腰痛、たまに胃痛、冷え性
・既往歴は2年前にバセドウ病と診断、現在は良好
・運動はしてない
・アルコールは3週間に1度
・ストレスは5段階中３
検査
脊柱
・全体的にピーンと張っている
骨盤
・左の恥骨が下方にズレている
胸郭
・柔軟性がほとんどない
お腹
・全体的に緊張している感じ、特にみぞおち部に圧痛と苦しい感じ
という事が分かりました。
ここから読み取れることは背中全体とお腹ががぴーーんと張っている感じがするという結果から普段から呼吸が浅く自律神経が乱れやすくなっている事が推測出来ます。
しかし今回の主訴は右臀部の痛み、坐骨神経痛のような痛みなので直接関係しそうなのか左恥骨の下方のズレかなと推測。
恥骨は股関節の屈曲や伸展に関係する部位になりますが骨盤自体体幹の安定性を高めるための部位なので今回の場合恐らく恥骨が下方にズレてしまった結果骨盤、体幹の安定性が低くなり、右臀部に坐骨神経痛のような痛みが出てしまっている事が考えられます。
もし気になる方が居ればこちら骨盤についての記事になるので是非ご参考にしてください。
では今回どのような施術をすればいいのかというとまずは左恥骨のズレを矯正し変化があるかを診ていき、それでも変わらないのであれば他の原因の追究、良くなればプラス自律神経の施術をいれれたら最高かなという感じになります。
では施術をしていきます。
施術をしていくっ
今回の施術では第一に左の恥骨のズレを施術する事と書きました。
当店で行う恥骨の矯正はお客様と一緒に自動運動と抵抗運動を行い恥骨を下方から上方へ引き上げていき方法を使います。
今回の場合は時間にして約3分程。
では恥骨の矯正を行った結果どうなったかというと、まずは骨盤の検査で恥骨の動きが正常化したのを確認できたのと、Hさん曰く、
「なんかまっすぐ座れている感じがするし腰の重さがない！！」
というような感想を頂きました。
脊柱の検査もしてみると先ほどよりピーンと張っていた感じが少し取れ柔軟な感じになっていました。
これにはHさんもびっくりですよね。
この時点で問診検査施術合わせて30分程度だったのであと15分程頭蓋と仙骨にアプローチをかけ自律神経が整うように施術しこの日の施術は終了。
では結果はどうなったかというと検査的には脊柱の張っている感じはとれ、お腹の張り感も無くなり触っても痛みがない状態になり、Hさん曰く座っていても違和感がないし楽な状態になっていました。
最後にHさんに
「恐らく右臀部の痛み、坐骨神経痛の原因は左恥骨のズレだと思います。そこを施術した結果Ｈさんも楽な感じになり全体的に緊張が取れました。しかし実際長時間座ってみないと痛みが出るか出ないか分からないのでまた様子を教えてください」
と伝え2週間後に予約を取りお帰りになられました。
2週間後のＨさんの様子
では2週間後のＨさんの坐骨神経痛のような痛みはどうなったかというと、結果として痛みはありませんでした！！
Ｈさんも
「恥骨なんですね！！なんか神経がやばいのかなと思いました！！」
と良いご機嫌な様子でした。
嬉しいですね。
またこの日も骨盤の歪みを診て問題なさそうだったので自律神経と肩こりなどの施術を行い終了。
痛みがないっていいですよね。
最後のまとめ
今回の記事は坐骨神経痛でお悩みの40代女性Hさんーデスクワークー船橋市西船在住という題名で書かせて頂きました。
基本的に坐骨神経痛とはお尻から足に伸びる神経でその神経が何らかの理由で障害されると坐骨神経に沿って痛みが出るとされる疾患です。
その要因としてヘルニアや滑り症、分離症などの病気もありますが今回のＨさんのように骨盤の歪みが原因の場合もあります。
その場合骨盤を整えることで症状の早期改善が望めます。今回は正直3分で治ったようなものですね。＾＾
もしくはヘルニアやすべり症などがあっても骨盤やその周辺の施術をすることで痛みやシビレの早期改善は望めます。
もし同じように坐骨神経痛のような症状や、臀部の痛みで悩んでいる方が居ればお力になれると思います。＾＾
最後まで読んで頂き有難うございました！！
