【施術事例】自律神経失調症の動悸が改善!30代男性Hさん‐デスクワーク‐船橋市東船橋在住

心臓がドキドキ…動悸やめまい、倦怠感に悩んでいませんか? その不調、根本原因は自律神経の乱れだけではないかもしれません。

初めまして、こんにちは。船橋市東船橋にも近い、船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です。

今回の記事は、自律神経失調症による動悸、めまい、倦怠感といった症状にお悩みの30代男性、Hさんの改善事例についてお話しさせていただきます。

「急に心臓がドキドキして不安になる」「病院で検査を受けても異常がないと言われた」「身体がだるくて仕事に集中できない」といったお悩みを抱えていませんか?

もしあなたが、Hさんと同じような不調に悩んでいるのなら、この記事があなたの症状を改善するきっかけとなることが出来れば幸いです。


自律神経失調症とは? その症状と一般的な原因

まず、自律神経失調症について簡単に解説します。

自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れることで、身体にさまざまな不調が現れる状態を指します。特定の病名ではなく、あくまで症状の総称です。

【自律神経の働き】 自律神経は、私たちの意思とは関係なく、心臓の動き、呼吸、体温、消化などをコントロールしている神経です。

  • 交感神経: 身体を活発にする「アクセル」の役割を担います。ストレスや緊張を感じると優位になり、心拍数や血圧を上げます。
  • 副交感神経: 身体を休ませる「ブレーキ」の役割を担います。リラックスしている時や睡眠中に優位になり、心拍数を落ち着かせ、消化を促します。

この2つの神経がシーソーのようにバランスを取りながら働くことで、私たちの身体は正常に機能しています。しかし、過度なストレスや不規則な生活習慣によってこのバランスが崩れると、自律神経失調症の症状が現れます。

【主な症状】 症状は人によって大きく異なりますが、全身の様々な場所に現れるのが特徴です。

  • 精神的な症状: 不安感、イライラ、集中力の低下、不眠、うつ状態など。
  • 身体的な症状:
    • 全身: めまい、立ちくらみ、倦怠感、疲れやすい、冷え性など。
    • 心臓・血管: 動悸、息切れ、胸の圧迫感、高血圧、低血圧など。
    • 消化器: 便秘と下痢の繰り返し、食欲不振、吐き気、胃もたれなど。
    • その他: 肩こり、首のこり、手足のしびれ、腰痛など。

これらの症状は、他の病気と勘違いされやすいものも多いため、症状が強い場合はまず医療機関を受診して、適切な診断を受けることをお勧めします。

私たち整体院ゆいまーるでは、病院で「異常なし」と診断された自律神経失調症の症状に対して、自律神経の乱れそのものだけでなく、身体の構造的な問題(姿勢、骨格、内臓の動きなど)から根本原因にアプローチすることで、多くの方の改善をサポートしています。Hさんのケースも、まさにその典型的な事例でした。


動悸や吐き気からの解放! Hさんの来店から改善までの道のり

船橋市東船橋在住Hさんはどのような経緯で当院にご来店され、そしてどのように長年の不快な症状が改善していったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

Hさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯

2025年7月8日、自律神経失調症による動悸や吐き気にお悩みの30代男性、Hさんがご来店されました。

来店された経緯として、Hさんは普段から身体の疲れが取れず、仕事中や外出している際に、急に心臓がドキドキし出すことがあったそうです。酷い時には、吐き気や胸の痛みまで出てしまい、不安に駆られて病院で検査を受けたものの、特に異常は見つかりませんでした

お医者さんからは「自律神経失調症でしょう」と診断され、どうしたら良いか分からずネットで色々と検索しているうちに、当院のホームページを見つけてくださり、「一度相談してみよう」とご来店を決意されました。

Hさんの詳細な問診から見えてきたこと

ご来店後、私たちはHさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳しく把握するために、丁寧な問診を行いました。

【Hさんのプロフィールと主訴】

  • 性別・年齢: 30代 男性
  • お仕事: パソコンを使ったデスクワークが中心。1日8時間以上は座りっぱなし。
  • 主訴: 自律神経失調症による動悸、吐き気、胸の痛み。たまに胃のあたりも痛くなる。

【具体的な症状】

  • 症状が出始めたのは約半年前から。きっかけは、職場での仕事が忙しくなったこと。
  • 仕事のストレスを感じると、動悸や吐き気、胸の痛みなどが現れる。
  • 特定の動作で痛みや動悸が出ることはない。

【過去の既往歴・生活習慣など】

  • 既往歴: 20歳の時に右肘を骨折し手術済み。
  • 生活習慣:
    • 運動習慣はなし。
    • 睡眠時間は平均約6時間程度。
    • お酒は月に1回、同僚と飲む程度。
  • その他: 金属アレルギーはなし。

これらの問診から、Hさんの症状は、「仕事のストレス」が引き金となり、自律神経のバランスが崩れることで、身体に様々な不調が現れている可能性が非常に高いと推測されました。特に、デスクワークによる姿勢の悪さや運動不足が、自律神経の乱れをさらに助長していると考えられました。


動悸の原因を特定! Hさんの身体の検査結果

問診でHさんの状態を詳しく把握した後、私たちは身体の状態を客観的に評価するために、細部にわたる検査を行いました。

当院では、自律神経失調症の症状改善には、自律神経の乱れだけでなく、身体の構造的な問題(骨格や筋肉の硬さなど)も深く関わっていると考えています。

【当院で実施した検査項目】

  • 基本検査:
    • 脊柱の粘弾性(柔軟性): 首から腰までの背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。
    • 骨盤の歪み(関節のズレ): 身体の土台である骨盤のバランスをチェックします。
    • お腹の張り感: 内臓の不調や自律神経の乱れは、お腹に症状として現れることがあります。
  • 個別の検査:
    • 肋骨のズレ: 呼吸機能に深く関わる肋骨の状態をチェックします。
    • 胸郭の柔軟性: 肋骨と胸椎、胸骨で構成される胸郭全体の動きを確認します。

【検査の結果、見えてきたHさんの身体の状態】 これらの詳細な検査の結果、Hさんの身体には以下のような特徴が見られました。

  • 脊柱の柔軟性:
    • 背中全体に強い緊張が見られました。特に、左の胸椎(T4〜T8)あたりに強い硬さが確認されました。このエリアは、自律神経系的に心臓や胃などと関連する神経が通っており、心臓や肺の機能に影響を与えている可能性が考えられました。
  • 骨盤の歪み:
    • 検査の結果、骨盤に大きな歪みは確認されませんでした。
  • お腹の張り感:
    • お腹全体に張り感があり、特にみぞおち部に強い硬さと圧痛が見られました。みぞおちの奥には腹腔神経節(ふくくうしんけいせつ)という、自律神経の大きな神経の集まりがあり、ストレスや緊張によってこの部分が硬くなると、横隔膜や胃などの周辺臓器の動きに悪影響を及ぼします。
  • 肋骨のズレと胸郭の柔軟性:
    • 左の肋骨(第2、3、4番目)に可動性のないズレが確認されました。これらの上位肋骨は、呼吸と共に上下することで呼吸機能を促す重要な役割を担っています。この動きが制限されているため、呼吸が浅くなっている可能性が示唆されました。
    • 胸郭全体の柔軟性もほとんどなく、固まった状態でした。これにより、胸郭の中にある心臓や肺といった臓器の動きが物理的に阻害されている可能性が考えられました。

これらの問診と検査の結果から、私たちはHさんの自律神経失調症による動悸の原因が、ストレスによる自律神経の乱れに加え、胸郭や肋骨の硬さによって呼吸機能が低下していることにあると確信しました。


症状改善のための施術計画

問診と検査の結果を踏まえ、私たちはHさんの自律神経失調症による症状を改善するための施術計画を立てました。

根本原因へのアプローチ

今回のHさんの動悸や吐き気を取り除くためには、以下の3つの点に重点的にアプローチする必要があると判断しました。

  1. 肋骨のズレを修正し、胸郭の柔軟性を上げる:
    • 呼吸機能を正常に戻し、心臓や肺への物理的な圧迫を軽減するため。
  2. 背中全体の緊張を緩和する:
    • 長時間のデスクワークやストレスで硬くなった筋肉をほぐし、特に心臓と関連の深い胸椎周りの柔軟性を高めるため。
  3. 自律神経の調整(頭仙骨療法):
    • ストレスによって乱れた自律神経のバランスを整え、身体全体をリラックスさせるため。

施術開始! 身体の変化に驚くHさん

それでは、実際にHさんへの施術がどのように行われたかをご紹介します。

初回の施術:呼吸が楽になり、動悸の不安が軽減

まず、初回施術では、肋骨の矯正から始めました。

当院では、肋骨の矯正はバキバキと音を鳴らすのではなく、身体に負担の少ない運動療法を用いて行います。Hさんに身体を動かしていただきながら、ズレて可動性がなくなっていた肋骨にアプローチしました。この施術は、約5分程度で完了しました。

次に、背中全体のほぐしに移りました。

長時間のデスクワークで硬くなっていた脊柱起立筋、菱形筋、僧帽筋といった筋肉を丁寧にほぐし、さらに肋骨の間にある肋間筋(ろっかんきん)にアプローチしました。これはじっくりと約20分かけて行いました。

肋骨のズレを修正し、背中がほぐれてきたところで、胸郭全体の柔軟性を出すための「リコイルテクニック」という特別な手技を約3分行いました。

この時点で、問診と検査を合わせて約40分が経過していました。この時点で、Hさんからはすでに身体の変化を実感していただけました。

さっきまでよりも呼吸がしやすくて、めちゃくちゃ眠いです…

と、安堵の表情でおっしゃっていただけました。

最後に、自律神経に直接アプローチする「頭仙療法(とうせんりょうほう)」という施術を10分程度行い、この日の施術は終了となりました。この手技は、頭蓋骨と骨盤の中心にある仙骨の動きを調整することで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

施術後、Hさんの身体の状態を確認すると、施術前はガチガチだった背中の硬さがなくなり、みぞおちの圧痛も10→3にまで激減していました。

Hさんも「身体がすごくスッキリしているのと、心地いいだるさがあります」と、身体の変化に驚かれていました。

最後に、Hさんには「これで動悸などの症状が出るか、1週間様子を見てください」とお伝えし、1週間後のご予約をいただき、お帰りになられました。

1週間後の船橋市東船橋在住Hさん(2回目のご来店)

初回の来店から1週間後、Hさんが再びご来店されました。来店時にお身体の状態を確認すると、

あれから動悸の症状が出ていなくて、ストレスはあったけど身体が楽でした!

と、嬉しいご報告をいただきました。

その後の経過:症状からの完全な解放へ

船橋市東船橋在住Hさんは、初回の来店から合計3回の施術で、最初の主訴であった動悸や吐き気、胸の痛みといった症状がほとんど出なくなりました

その後も、仕事のストレスは溜まってしまうため、メンテナンスとして3週間、もしくは1か月に1回のペースでご来院いただいています。この記事を書いている2025年8月11日現在も、Hさんの体調は非常に良く、快適な毎日を過ごされています。


まとめ:あなたの自律神経失調症、原因はストレスだけではないかもしれません

今回の船橋市東船橋在住のHさんのケースは、自律神経失調症と診断されたとしても、その症状の原因が「ストレス」という精神的な側面だけではないということを明確に示しています。Hさんの場合、動悸の主な原因は、以下の点にありました。

  • ストレスによる自律神経の乱れ: 仕事のプレッシャーで交感神経が過剰に優位になっていた。
  • 肋骨のズレと胸郭の硬さ: デスクワークによる不良姿勢が原因で、呼吸機能が低下していた。

これらの根本原因に的確にアプローチすることで、Hさんの長年の不調は劇的に改善しました。

あなたもこのようなお悩みを抱えていませんか?

船橋市東船橋在住Hさんのように

  • 動悸やめまい、倦怠感、吐き気などの不調に悩んでいる。
  • 病院で検査を受けても「異常なし」と言われた。
  • 自律神経失調症と診断されたけれど、薬だけに頼るのは不安。
  • 慢性的な肩こりや首の張りがひどい。
  • 長時間座りっぱなしで、身体が硬くなっているのを感じる。

もし、この記事を読んでいるあなたが、Hさんと同じように自律神経失調症の症状でお悩みなら、ぜひ一度、整体院ゆいまーるにご相談ください。

私たちは、あなたの身体の根本原因を見つけ出し、最適な施術プランを提案させていただきます。



よくある質問(FAQ)

Q1:自律神経失調症は整体で改善できますか?

A1:症状の原因が、身体の歪みや内臓の機能低下、筋肉の過緊張にある場合、整体で改善できる可能性は十分にあります。当院では、自律神経のバランスを整える施術も得意です。

Q2:施術は痛いですか?

A2:当院の施術は、お客様お一人おひとりの身体の状態に合わせて、ソフトで心地よい手技を心がけています。内臓マニピュレーションや頭仙骨療法も、身体に負担をかけるような無理な施術は行いませんのでご安心ください。

Q3:どのくらいの頻度で通えば良いですか?

A3:症状の程度や、お身体の状態によって異なりますが、Hさんのように初めは週に1回程度のご来院をおすすめしています。症状が安定してきたら、間隔を空けて、徐々に通院頻度を減らしていきます。最終的には、良い状態を維持するためのメンテナンスとして、月に1回程度のペースでご来院いただくことをご提案することもあります。

Q4:保険は適用されますか?

A4:当院は自費施術となりますので、健康保険は適用されません。