アトピー性皮膚炎でお悩みの20代男性ーデスクワークSさんー船橋市西船在住
アトピー性皮膚炎でご来店された経緯
2023年10月31日にアトピー性皮膚炎でお悩みの20代男性ーデスクワークSさんー船橋市西船在住がご来店されました。
来店された経緯としてSさん元々船橋市に西船に住んでいるとの事で毎回通勤のたびに気になっていたそうです。
しかし中々来店するきっかけがなかったのですが当店の店長山城が店頭の掃除してる時にたまたま前を通り勇気を出して話しかけてくれました。
話の内容は小さいころからアトピー性皮膚炎で悩んでおり特に高校時代から酷くなり現在ではアトピー性皮膚炎も痒かったりして辛いし腰痛肩こりも辛いと言われ
身体が辛いと軽い鬱のような状態にもなってしまって辛い。
そんな身体をどうにか良くしたいと言っていただきました。
ではアトピー性皮膚炎と西船在住デスクワークSさんについて問診、検査、施術を書いて行きます。
アトピー性皮膚炎 問診
アトピー性皮膚炎の問診です。
まずはSさんの事について書いて行きます。
20代男性、主訴はアトピーによる全身の痒み、赤み乾燥。アトピー自体は小学校の頃からあったがあんまりひどい感じではなく、
どちらかというと中学3年生か高校に入ったあたりから全身のアトピーが酷くなりはじめ現在は26歳のだが今では全身に赤み、傷、乾燥、痒みがあるとの事でした。
アレルギー検査ではハウスダストがありますが他のアレルギーは特になし。
主訴のアトピー性皮膚炎だけではなく肩こり、腰痛、ズーンとした全身倦怠感、頭痛、眼精疲労など痛みを始め自律神経的な症状も出ているとの事で日常生活が辛いそうです。
仕事は取材とか編集のお仕事をしているようですが主にパソコンを使って仕事をしていることが多いためずっとを座っていたり、目を使ったりするそうです。
運動は特にしていなく、今までアトピーを専門としている鍼灸院に行ったりもしたが効果があんまり感じられないため断念。
他にも環境や身体について伺っていくと仕事でのストレスは多め、めちゃくちゃ胃腸が弱い、呼吸が浅いと感じる、アルコールを良く飲む、たばこは吸う、便秘もあるという事が分かりました。
正直多すぎてどこから書いていいか分かりませんがまとめていきます。
分かった事 身体について
・20代男性
・主訴はアトピー性皮膚炎(全身) 他にも腰痛、頭痛、倦怠感etc...
・アトピー自体は小学生からで酷くなりだしたのは中3
・ハウスダストアレルギー
・胃腸が弱い
・呼吸が浅い
・便秘がある
環境について
・デスクワーク
・煙草を吸う
・お酒をほとんど毎日飲む
・ストレスは多め
という事が分かりました。では検査編に入っていきます。
アトピー性皮膚炎 検査
アトピー性皮膚炎の検査について書いて行きます。
まずアトピー自体色々な推測や要因となる事はたくさんありますが一番これが原因だ!というものは発見されていません。
しかし当店では少なからず自律神経と腸内環境が関係しているのではないかと考えています。
実際にSさん含む何人か全身アトピーを持っている方を見させていただきましたが全員自律神経の症状がありました。
もちろんその他にもアレルギーやアトピーも全身性なのか、局所性なのかで考え方が変わってくるので一概には言えませんが全身のアトピーの場合は自律神経と腸内環境の関係は大いにあり得ると思っています。
ではアトピー性皮膚炎の検査を書いて行くのですが整体の中でアトピーの検査というものはありませんがSさんは眼精疲労があったので目の可動域の確認と
お腹の張り感、腹圧と身体の硬さを全体的に見ていきました。
まずは立った状態で前屈と後屈をしてみると身体が凄い硬く前屈の際は地面を全く触れない、後屈では腰が痛い感じがありました。
次は態勢を変えるためベットに仰向けになって頂きました。
目の可動域の確認を行っていきます。詳しくはこちらをお読みください。
・眼精疲労と脳神経
目の可動域は全体的に目を動かすと目が痛い感じがするとの事でしたが特に痛いのは右を向く時に目がズキンと痛むそうです。
次に腹圧の検査です。
腹圧に関してはこちらの記事を呼んでください。
・腹圧について
簡単に言うとお腹が張っているかを触って確かめていくというものです。
お腹の中には勿論内臓があるのでお腹を触って硬い所や圧痛があればその臓器、またはその臓器の周辺で何かしらの異常があるかも、という事が考えられます。
Sさんの腹圧を確認すると全体的に張っており浮腫んでいるような水っぽいブヨブヨした感じがあり、少し詳しく触っていくと下腹部と腹筋の周りに強い圧痛がありました。
おそらく場所的に大腸と膀胱の方と推測。
ではここまでの検査で分かった事をまとめていきます。
分かった事
・目の筋肉が固まっており動かすと辛い、特に真上
・立った状態で前屈はとても硬い、そらすと腰が痛い
・お腹は全体的に張っている&浮腫んでいる 特に下腹部と腹筋まわりは圧痛も有り
という事が分かりました。
ここまで問診と検査で分かった事を踏まえて何が考えられるのか、そのうえでどう施術をするのかを書いて行きます。
アトピー性皮膚炎の問診 検査 推測&施術の方向性
アトピー性皮膚炎の問診と検査のポイントをまとめどんな施術をしていくのかを書いて行きます。
問診のポイント
・全身アトピーがあり頭痛や眼精疲労などの自立神経症状がある
・アレルギーはハウスダストのみ
・ストレス多い
・アルコールを飲む
・便秘もある
・胃腸がめちゃくちゃ弱い
検査のポイント
・目の動きが悪い(眼精疲労や目の筋肉が固まっている)
・お腹が張っており、浮腫んでいる特に下腹部と腹筋回り
というところがポイントです。
なんでポイントかというと眼精疲労やストレスが多いと自律神経が乱れますし、胃腸が弱く便秘などもあるという事は腸内環境が悪いという事です。
これだけでも自律神経の施術と腸の施術をしたら効果的かもという推測が出来ます。
実際に検査でも目が辛かったりお腹が凄い張っている感じがしたので自律神経、お腹の施術をしていくという方向性でやっていくことに決定しました。
では実際の施術を書いて行きます。
アトピー性皮膚炎の施術
アトピー性皮膚炎の施術として自律神経とお腹の施術をしていきます。
自律神経への施術のやり方は解剖的に仙骨付近と首の付近に副交感神経は多く分布しているという考えのもとベットに仰向けで施術します。
自律神経について詳しいことはこちらの記事をお読みください。
・自律神経2 胃の痛みの事例と共に
首と仙骨への施術は約15分程度行い、まずこれだけで凄い眠そうにしていましたが仰向けの状態のままで膝を曲げてもらい
大腸とお腹全体への内臓マニュピュレーションと呼ばれる手技を約10分程度行いました。
この時点で問診検査含めて40分ぐらいです。
もうこの時点で船橋市西船在住Sさん眠くなっており、さっきまで張っていたお腹も明らかに触っても張り感がなくなり、
お腹も動きだしてずっとぐるぐると音がなっていました。
これで自律神経とお腹の施術は終了なんですが時間が少しあった為約10分全身ほぐしてその日の施術は終了。
結果としてアトピー自体はまだ分からないが、動作を確認するとさっきまで凄く硬かった立った状態での動きが凄い柔らかくなり、
前屈は地面に楽々指が付き、そらしても全然腰が痛くない状態になりました。
あと何より凄い眠そうでした。^^
この事から少なからず身体にとっていい反応は出せたと思います。
あとは基本的な食生活やアルコール、ストレス、なども影響すると思うので改善出来るところから改善していきましょうと伝えると「そうですよね」と苦笑いしてました^^
最後は1週間後に予約を取ってお帰りになられました。
アトピー性皮膚炎の経過
ではアトピー性皮膚炎はどうなったのかというところなんですが、実は今回写真を許可して頂きまして初回から撮影してました
こちらです。まずは初回来ていただいた様子です。
1回目の写真
背中の写真です
お腹の写真です
首の写真です
次に4回目の写真
背中の写真
お腹の写真
首の写真
分かるでしょうか?明らかに肌がきれいになりアトピー自体も収まっている様子です。
この写真を撮ったのが1回目2023年10月31日と、4回目の11月30日の写真になります。
この記事を書いているのが2024年6月1日で上記の写真以外は取っていませんがSさんのアトピーは現在でも大分改善されています。
どうしてもストレスが掛かったりすると悪化したりなどの少し波はあるみたいですが身体の調子はいいそうです。
ではアトピーについて考えられることを書いて行きます。
アトピー性皮膚炎とは
一般的にアトピーとは皮膚のバリア機能が低下し肌が乾燥したり炎症が試薬酸くなってしまう事と言われています。
症状として皮膚の発疹、痒み、赤み、乾燥などがあります。
原因自体はIGE抗体というものが関与していることは解明されていますがなぜ根本的にはなぜアトピーになるのかはわかっていないのが現状です。
当店の考え
当店の考えとして体質やアレルギーなどは絶対関係していると思いますがアトピーが酷くなる方や実際アトピーで悩んでいる方を見ていると自律神経と、腸内環境が大きく関係していると考えます。
例えばストレスがかかると交感神経が働き血管は収縮するように作られています。血管が収縮しているという事は細い末梢の細い血管はには殆ど血流が行かないという事が考えられます。
要はストレスがかかり、交感神経が活発になると血流の循環不良となり、その結果肌の代謝落ち皮膚のバリア機能が低下し、乾燥、赤み、痒みが出るという事が考えられます。
腸内環境も色々な見方はありますが自律神経に関係する話だと腸にはセロトニンという幸せを感じるホルモンを分泌していたりします。
その腸を食べすぎやお酒の飲みすぎで悪くしてしまうと自律神経も乱れやすくなったり、浮腫んでしまい皮膚および身体全体の代謝が落ちてしまう事が考えられたりします。
実際に大きな身体の組織の話をすると粘膜や皮膚は繋がっているという考え方もありますし腸内環境が肌に与える影響というものは大きいと思います。
この事から大まかにですが当店ではアトピー性皮膚炎の原因の一つとして自律神経と腸内環境が関係しているのではないかと考えています。
もしこの記事を呼んでいる方でアトピー性皮膚炎にお困りの方がいればご相談に乗れるかもしれません。
ご相談お待ちしております。