睡眠時無呼吸症候群でお悩みの50代男性ーデスクワークKさんー市川市若宮在住
睡眠時無呼吸症候群で来店された経緯
この記事は少し前に書いた不眠と肩こりでお悩みのお客様と同一人物となります。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
・不眠と肩こりでお悩みのKさん
前回の記事でも書いてはいるのですが来店された経緯として自宅が当店の近くにあり不眠と肩こりが酷くてご来店して頂きました。
今回の記事は初回不眠と肩こりが悩んでいたがその症状が良くなってきたのと初回の時には分からなかった睡眠時無呼吸症候群について書いて行きたいと思います。
では市川市若宮在住のKさんについて少し書いて、その後睡眠時無呼吸症候群の問診、施術編を書いて行きたいと思います。
Kさんについて 睡眠時無呼吸症候群の問診
最初Kさんはデスクワークと職場の人間関係のストレスで不眠と肩こりが凄くどうにかしたいと思っている所偶然当店を発見し来店されました。
そこから当店を気に入って下さり施術をしていたのですが、初回から3回ほど施術受けましたがどうですか?とお話を聞いて行くと最初の不眠が解消されてきており
身体全体の調子とマラソンをした時の肺が痛くなる感じが無くなってきたそうです。
どうしてもストレスはある為完ぺきとはいきませんが比較的身体全体が楽になってきた実感はあるとの事でした。
しかし実はkさん初回当店に来店される前に妻から
「実は妻から寝てる時に呼吸が止まっていて睡眠時無呼吸症候群ってやつじゃない?」
と言われて病院に行くと睡眠時無呼吸症候群と診断されたそうです。
しかし睡眠時無呼吸症候群の治療は苦しかったりあんまり楽なものではない為何もしていない状態との事でした。
頻度や状態として凄い重症なほどではないとの事でしたが朝起きた時に寝た気がしない、疲れているなどがある為困っていたそうです。
初回にはこのようなお話は聞いていなかったのですが4回目の施術の時に話してくれました。
そして実は来店から3回の施術で睡眠時無呼吸症候群が良くなっていると嬉しいお言葉を頂きました。
なので実際は睡眠時無呼吸症候群の施術したというか不眠や肩こりの施術の為に自律神経の施術をした結果、
睡眠時無呼吸症候群も良くなったという事ですね。
では施術で何をしたのかと睡眠時無呼吸症候群について何が考えられるのかを書いて行きたいと思います。
睡眠時無呼吸症候群の施術編
結果として睡眠時無呼吸症候群は良くなったんですけど実際はどんな施術したの?という事を書いて行きます。
行ったことは基本的に自律神経の調整を行いました。
やり方は前回の記事にも書いてあるので是非お読みください。
こちらの記事でも書いて行くと仙骨の調整と首や頭蓋への施術を行いました。
なぜ頭蓋、首、仙骨なのかという事は前回の記事でも書いているのですが後ほどこの記事でもまとめていきたいと思います。
やり方はベットに仰向けになり仙骨の動きと頭蓋のバランスを整えていくような施術になります。
詳しいやり方は難しくなってしまうので省きますが、仙骨というものは実は呼吸や動きと共に少し動いていてその動きが悪くなると腰痛が出たり
解剖学的に自律神経が乱れやすくなってしまうんです。
頭蓋も同じで実は呼吸と共に動いていたり少し膨らんだりしぼんだりしています。1次呼吸、2次呼吸と呼ばれるようなやつですね。
なのでその両方の動きを整えることで自律神経の調整が出来、最初の主訴であるストレスによる不眠、肩こりに効果的であるという推測が出来たんです。
他に行った施術で前回の記事に書いていないやり方で言うと、Kさん呼吸が浅かったり息がすいにくいという症状があったために胸の前、胸骨と呼ばれる骨の部分やその胸骨と肋骨がついている
胸肋関節と呼ばれるような部分に鍼施術を行いました。
簡単に言うと胸の前に10本程度鍼を指す感じですね。このやり方も呼吸がしやすくなると共に自律神経に効果的なやり方です。
このような施術を3回した結果
「睡眠時無呼吸症候群も良くなっていました」
という言葉を頂くことが出来ました。
施術内容自体は前回の記事でも書いているため省きましたがまとめると、
最初の主訴である不眠は改善されつつあり肩こりも楽になって、いつの間にか睡眠時無呼吸症候群も治っていた。
という事ですね。では睡眠時無呼吸症候群とは何か、なぜ良くなったのかについて書いて行きます。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が浅くなったり、文字通り呼吸が止まったりする病気です。
症状として、
・いびきをかく、指摘される
・睡眠が浅い、酷い場合には息苦しくて目が覚める
・朝起きた時頭痛、身体の倦怠感
・昼間の眠気
などがあったりします。
睡眠時無呼吸症候群は主に3つあると言われていて、空気の通り道である気道が細くなったり下や脂肪によって閉塞される閉塞型、脳や自律神経が乱れて呼吸機能が低下する中枢型、両方が混ざる混合型です。
大体肥満気味で睡眠時無呼吸症候群になっている方は喉の脂肪が原因とされています。
治療や検査として病院では色々なやり方があるのですが当店は主に整体をしているため書くのは省きます。
大事なのはなんで今回の市川市宮久保在住のKさんが良くなったかです。
ではなんで睡眠時無呼吸症候群が良くなったのか考察を書いて行きます。
睡眠時無呼吸症候群が良くなった理由 考察
ではなぜkさんの睡眠時無呼吸症候群が良くなったのかについて書いて行きたいと思います。
まずKさん自体は身長高めの細身の方で肥満体系とは程遠い身体をされています。
なので上記で書いたような肥満が原因でなってしまう閉塞型ではないのだろうなと推測出来ました。
という事は脳や神経の働きの低下によって起こる中枢型の睡眠時無呼吸症候群かなと推測。実際に脳自体に病気や器質的なものはないと思われるので中枢型と呼んでいいのか分かりませんが、
肥満による閉塞型ではないことは確かで、Kさんの状態や環境についてお話を聞いて行くとストレスによって自律神経が乱れ呼吸が乱れているのだろうと考えることが出来ました。
なので不眠、肩こりの施術の為に自律神経の調整をしていましたが自律神経が整った結果睡眠時無呼吸症候群が良くなったのではないかと考えます。
自律神経についてはこちらの記事も参考にして頂くと分かりやすいと思いますがこの記事でも紹介しておきます。
・自律神経と胃の痛みの事例紹介
自律神経について 解剖
この記事でも少し解剖的に自律神経の事を書いて行きたいと思います。
まず自律神経とは、興奮とリラックスをバランス良く取り身体の様々な機能を調節している神経の事です。
この自律神経というものは内臓や筋肉 皮膚 身体の全ての組織に分布していますが身体の中枢や背骨の話で言うと、
頭蓋、首、仙骨当たりには副交感神経が多く、胸、腰には交感神経が多く分布しています。
いい感じの画像が無くて申し訳ないのですがこの画像で想像してみてください。
この画像の中では頸椎、仙骨、尾骨あたりには副交感神経が多く、胸椎、腰椎には交感神経が多いという事ですね。
そして自律神経は背骨から出た後に内臓や筋肉などに広がっていきます。そこで様々な動きを調整しているのです。
今回のkさんの場合の例でいうと、ストレスを受けて胸椎の交感神経が高まり胸椎および肋骨の筋肉が収縮し、呼吸は浅く早くなり全身に倦怠感が出ていた。
またその状態が長く続き交感神経が働きっぱなしになったせいで、睡眠時にも呼吸が早く、浅く、また自律神経の調節機能が乱れてしまい呼吸が止まってしまう、という事になっていたと考えられます。
もし睡眠時無呼吸症候群の症状でお困りの方がいればKさんのようにご相談に乗れるかもしれません。
皆様のご相談お待ちしてます。