【施術&解説】ストレスと喘息が改善!40代男性Tさん‐デスクワーク‐船橋市西船在住

挨拶

こんにちは、船橋市・西船橋エリアにある整体院ゆいまーるの山城です。

今回はストレスと喘息でお悩みの40代男性Tさんの症例について記事を書かせて頂きます。

「ストレスが溜まると咳や喘息が酷くなる..」「大人になって喘息を発症してしまった」「呼吸がつらい」

そのような喘息でお悩みの方の参考になれば幸いです。

最初に喘息とは?

喘息とは、気道(空気の通り道)が慢性的に炎症を起こし、発作的に狭くなることで、呼吸が苦しくなる病気です。発作が起きると、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という特徴的な喘鳴(ぜんめい)や、咳、息苦しさが現れます。


喘息の主な原因

喘息の原因は、大きく2つのタイプに分けられます。

1. アレルギー性喘息

ハウスダスト、ダニ、花粉、動物のフケ、カビなどのアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が体内に侵入することで、気道がアレルギー反応を起こし、炎症が引き起こされます。小児喘息の多くはこのタイプです。

2. 非アレルギー性喘息

アレルゲンとは関係なく、特定の刺激が原因で発作が起こります。

  • 感染症: 風邪やインフルエンザなどのウイルス感染
  • 気候の変化: 寒暖差や台風
  • 運動: 激しい運動
  • ストレス: 精神的なストレスや疲労
  • 喫煙: タバコの煙
  • 大気汚染: 排気ガスなど

一般的喘息発作が起きるメカニズム

喘息の患者さんは、普段から気道が過敏な状態になっています。何らかの刺激を受けると、気道の壁にある筋肉が収縮し、気道が狭くなります。さらに、気道の粘膜が腫れ上がり、痰などの分泌物が増えるため、空気の通り道がさらに塞がれて、呼吸が困難になるのです。

喘息の症状

  • 喘鳴(ぜんめい): 「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という音
  • 咳: なかなか止まらない、しつこい咳
  • 呼吸困難: 息を吸ったり吐いたりするのが苦しい
  • 胸の圧迫感: 胸が締め付けられるような感覚

これらの症状は、特に夜間や早朝に起こりやすい傾向があります。

喘息は、適切な治療を続ければ発作をコントロールし、健康な人と変わらない生活を送ることが可能とされていますが明らかに緊急性のありそうな喘息や、気になる症状がある場合は、まずは医療機関(呼吸器内科など)を受診することをおすすめします。

受診したうえで緊急性がなさそうであれば今回の記事が参考になるかもしれません。

ここで少し当院の喘息とストレスの関係を考察してみたいと思います。

まずは解剖学と呼吸の仕組み☟

いいイラストが無かったんですけどまずはイメージしやすいようにこちらのイラストをご覧ください。

まずは肺と気管支と心臓の位置を何となくイメージしてもらえるだけで大丈夫です。

このイラストには描いてないけど身体の胸の外側には肋骨があり、肋骨の中に胸の左右両方とも肺があり、その間に気管支があり、左の胸(イラストは見て右)には肺の下に心臓があり(イラストでは真ん中に書いているが実際は胸の真ん中よりやや斜め下に位置)、これらの肺、気管支、心臓、イラストにはないが肋骨、横隔膜などが連動して動くことで呼吸をスムーズに行っています。

では今回の喘息とストレスにはそれがどう関係するのか書いて行きます。

ストレスと自律神経のお話

まずストレスに関係が深いとされる自律神経とは何かなんですがこれは名前の通り「自律」して勝手に身体の機能を調整してくれる神経です。

簡単に説明すると興奮すると働く神経「交感神経」リラックスすると働く神経「副交感神経」がありそれぞれが勝手に働いて身体を調整しているわけです。

詳しく知りたい方はこちらの記事を参考下さい☟
船橋市西船橋で自律神経を整えたい方へ:その不調、あきらめないで! | 整体院ゆいまーる

今回で言えばストレスを受けると交感神経が働きやすくなるという事です。では次に心臓のお話をしてみましょう。(身体って複雑でややこしいですよね)

心臓の解剖学

こちら心臓のイラストです。いいイラストがありました(喜)

名前が書いている奴らは医学的用語で刺激伝道系っていうんですけどここで見てほしいのが黄色い奴で黄色い奴が神経なんですが心臓の動きとしてまずは赤い奴が血流を察知し、その信号を黄色い奴が心臓の筋肉に信号を伝えるって感じです。

心臓で言うとこの神経が自律神経なんですよね。

心臓は神経を通して興奮すると収縮、リラックスすると弛緩するという働きがあります。

とりあえずそれだけ覚えてもらえば大丈夫です。

結論:ストレスと喘息と心臓の関係(当店の考察)

ではここまでのお話をまとめて結論を書いて行きますね。

・心臓、肺、気管支の位置(頭の中でイメージお願いします)
・ストレスには自律神経が関係し、特に交感神経が関係
・心臓の神経は解剖的に自律神経である
・心臓は交感神経(興奮)が働くと収縮、副交感神経(リラックス)が働くと弛緩

ざっくりこんな感じです。

それを繋げて考えるとまずストレスと喘息で悩んでいる方が何らかの要因でストレスを受けます。それによって神経を通して心臓が収縮。そしてストレスが強いと心臓は収縮しぱなっしになり、その結果心臓に引っ張られるように肋骨、筋肉、肺などが引っ張られ最終的に胸郭全体が緊張し硬くなり呼吸器系の機能が正常に機能しなくっている事が考えられます。

ストレスをうけると左胸が痛くなったりしませんか?それは神経を通して物理的に心臓に力が入りすぎているせいです。

今回喘息と書きましたが人によっては動悸、不整脈などの症状として現れる人もいると思います。

他にも位置関係で言うなら心臓付近の臓器、肺なら息切れ、息が吐けない吸えない、気胸、胃なら吐き気、胸やけ、逆流性食道炎、機能性ディスペプシアなどの症状も出る可能性はあります。どんな症状が出るかはそこは体質や個人差があります。

みぞおち部分を強めに押したりなんとなく位置でいいので心臓付近や気管支の付近の肋骨を強めにこすってみてください。どこか痛いと思います。そこに負担が掛かっているという事です。

今回の考察はなぜストレスが高まると喘息が酷くなるか?という点で記事を書いているので少しややこしくなるので重点的には書いていませんが先ほど紹介した記事の中では気管支は自律神経が興奮すると広がり、リラックスすると狭まると買いいています。

この考察ではなぜストレスを受けると喘息が酷くなるの?を書いた感じです。神経の働きとは少し別で考えて頂けると助かります。身体の説明って難しくて....

ややこしかったら来店でも電話でも下さい汗 

長くなってすいません。ではTさんのお話に行きますね。

ストレスと喘息でお悩みの40代男性Tさんについて

Tさんが来店された経緯

2025年6月21日、ストレスと喘息でお悩みのTさんが来店されました。

来店された経緯としてTさんと当店は同じ船橋市・西船橋エリアにありTさん自身通勤の際に当店の前に通るらしく何となく気にはなっていたが仕事のストレスが酷くなると喘息が酷くなるのでなんとなかならないかなと思い当店のHPを見たところ喘息の症例記事があったので今回相談してみようと今回来店頂きました。

問診編:お話を聞いてみた

ではTさんのお話について分かった事を書いて行きます。

・性別年齢:40代男性
・居住地:船橋市西船
・仕事:デスクワーク 管理職をしておりストレス過多 基本は1日8時間以上は座っている
・主訴:ストレスと喘息 
・その他の症状:肩こりや腰痛など
・気になり始めた時期:30代半ばから気になり始めここ1年ほどで悪化
・きっかけ:管理職に上がりストレスが増えてから 強いストレスを感じると咳が酷くなる
・ストレス:5段階中5
・運動:週一で軽く筋トレぐらい
・既往歴:7年前に右の肺が気胸になり安静 
・飲んでいる薬:気管支を広げる薬
・冷え性:足
・今まで色々な整骨院、整体は経験あり
・金属アレルギーなし

という事が分かりました。

検査編:悪い原因を探っていく

検査していきます。行う検査は以下の通りです。

・脊柱の粘弾性
・骨盤の歪み(関節のズレ)
・お腹の圧痛や張り感
・胸郭の柔軟性と圧痛

結果は以下の通りになりました。

・両t2-t6付近硬い
・右恥骨のズレ
・みぞおち部に強い圧痛とお腹全体の張り感有
・胸骨前面部に触ったときの痛みあり、胸郭前面部柔軟性低め

ここから考えられることが以下の通りです。

・t2-t6の硬さ
→気管支と肺に問題or僧帽筋の緊張、菱形筋の凝りの可能性あり
・右恥骨のズレ
→脊柱の可動性or股関節に問題が出る可能性あり
・みぞおち部の強い圧痛とお腹の張り感
→強いストレスのせいで横隔膜の緊張or胃に問題ある可能性あり
・胸骨前部の痛み、胸郭の柔軟性低下
→気管支の炎症or気管支付近の関節の負荷あり

という事が分かりました。

問診検査のまとめ

少しややこしかったかもしれませんがこの検査結果をまとめ分かりやすく言葉にします。

恐らくTさんは元々長時間のデスクワークで猫背になり背中周りの筋肉は緊張、呼吸は浅くなり横隔膜は上手く動かず横隔膜付近の胃や肝臓などの機能が低下していたと考えられます。

その上管理職になり強いストレスを感じることが増えたため余計に交感神経が働き、先ほど説明した心臓は強く収縮するようになり、それに引っ張られるように胸郭周りが硬くなり気管支を圧迫した結果、咳が出たり、呼吸がしずらかったり、あるいは動悸や冷や汗、倦怠感、胃の痛みなどの症状が出てしまっているという事が推測出来ます。

ではそんなTさんをどう施術するのか実際に書いて行きます。

船橋市西船在住のTさん施術を開始!

まず行う事はTさんを強制的にリラックスさせることです。(交感神経が働きすぎた結果喘息になっているので)

長くなるので検査結果には書きませんでしたがTさんはデスクワークという仕事上、前腕の筋肉がめちゃくちゃこっていたので腕の筋肉へのほぐしと鍼灸を約15分程行いました。

身体に気持ちいい~という刺激を与える為です。

この時点でTさんはかなり気持ちよさそうな感じで眠くなってきたとの事でした。

次に自律神経に関係の深い頭と仙骨にアプローチします。

これは頭仙療法と呼ばれたり、クラニオセイクラルと呼ばれたりします。簡単に言うと脳と腰にアプローチします。

約10分程になりますが刺激自体は弱く、弱いけどめちゃくちゃリラックスして眠くなります。やっている最中Tさんは普通にいびきかいて寝てました。

この時点で問診検査合わせると約40分程度が経過し様子を確認したい為Tさんを起こして呼吸のしやすさを確認。

そうすると40代Tさんから、

「めちゃくちゃ眠いけど呼吸がしやすくて身体がスッキリしてます。眠いです。」

という感想を頂きました。

その後硬くなったt2ーt6辺りの筋肉を約5分程ほぐし、最後負担の掛かっていた胸骨の圧力を開放するためにリコイルテクニックという胸郭の柔軟性を付けるための施術をしてこの日の施術は終了。

Tさんは更に息が吸いやすくなり眠そうな顔で次回の予約を1週間後にとりお帰りになられました。

1週間後のTさんの様子と経過

ではストレスと喘息でお悩みのTさんはその後1週間どうなったかというと

「あの次の日ずっといい感じに永遠眠たくて2,3日後から今日まで身体が凄いかるかったです!」

というお言葉を来店時にお話しして頂きました。

この日も同じように施術し眠そうないい顔でお帰りになられました。

船橋市西船在住の40代Tさんが来店されたのは2025年6月21日でこの記事を書いているのは2025年9月8日です。

この3ヶ月しないぐらいの期間で初回と合わせて約7回ほど来てもらいましたがストレスは減らないので方は凝るし、一応軽い咳は少し出るけど最初のような急に咳き込むことはなくなり咳の頻度、強さもかなり軽減しているしているとの事でした。

一応これからは仕事を続ける限りメンテナンスとして通いたい旨を伝えて頂きました。

まとめ:ストレスと喘息が改善!40代男性Tさん

今回の記事の内容をまとめます。

今回ストレスと喘息が改善!40代男性Tさん‐デスクワーク‐船橋市西船在住という記事を作成させて頂きました。

ストレスと自律神経や心臓の関係、そこから気管支に負担が掛かり喘息が出てしまう経緯まで。

ストレスがかかる➡心臓が強く収縮➡心臓付近の肋骨、筋肉、靭帯などまで引っ張られる➡胸郭全体が潰され硬くなる➡気管支が潰され喘息の咳が発症

という感じです。

その考えを踏まえてTさんの施術をした結果ストレスはどうしようもないがストレスによる呼吸のしにくさや喘息の咳などは大幅に軽減することが出来ました。

船橋市・西船橋エリアで喘息やストレスにお悩みなら!

当店は船橋市西船にありTさんの自宅とは近い距離にありました。
もし船橋市・西船橋エリアでTさんと同じように

・ストレスによる喘息で困ってる
・薬が中々効かない
・気胸をしたことがある
・呼吸がしにくい

そのような事なら是非お気軽にご相談下さい^^

◆整体院ゆいまーるの基本情報

  • 住所: 千葉県船橋市西船6-2-27 鹿鳴館 1-b
  • アクセス:
    • 京成西船駅から徒歩約3分
    • JR西船橋駅から徒歩約10分
  • 営業時間: 10:00~20:00(20:00からのご予約も可能)
  • 定休日: 木曜日
  • 駐車場: 1台分あり