【施術事例】足底筋膜炎の踵の痛みが改善!40代女性Yさん‐介護職‐市川市中山在住
はじめに:その踵の痛み、もう我慢しないでください

「朝起きて、最初の一歩が痛い…」「仕事で歩くたびに、足の裏がズキズキする…」「もうこの痛みとは一生付き合っていくしかないのかな…」
もしあなたが、足の裏、特に踵の痛みに悩んでいるなら、それは足底筋膜炎(そくていきんまくえん*かもしれません。足底筋膜炎は、歩くことや立つことをつらくさせ、日常生活の質を著しく低下させる深刻な悩みです。
しかし、その痛みは、改善出来ます。
今回は、長年、足底筋膜炎の踵の痛みに苦しんでいた40代女性Yさんの改善事例をご紹介します。介護職という、まさに「足」が資本となるお仕事に就かれていたYさんが、どのようにして痛みを克服し、再び軽快に歩けるようになったのか。その物語から、足底筋膜炎の原因と、改善策を探っていきましょう。
第1章:足底筋膜炎とは?なぜ踵が痛くなるのか?
足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜(足底腱膜)という組織の炎症によって引き起こされる病気とされています。
足底筋膜の役割
足底筋膜は、踵から足の指の付け根まで、足の裏全体に広がる強靭な繊維の膜です。 この筋膜には、主に以下の2つの重要な役割があります。
- 衝撃の吸収:歩行やランニング時に、地面からの衝撃を吸収し、足への負担を和らげます。
- アーチの保持:土踏まずのアーチを支え、足の形を維持します。
炎症が起きるメカニズム
通常、足底筋膜は伸縮することで、これらの役割を果たしています。しかし、過度な負荷や繰り返される小さなストレスが加わると、筋膜に微細な損傷が起こります。この損傷が十分に修復されないまま負荷がかかり続けると、やがて炎症が起き、痛みとなって現れるのです。
特に、朝起きて最初の一歩が痛いのは、睡眠中に足底筋膜が収縮して硬くなり、体重がかかることで急激に引き伸ばされるためです。
足底筋膜炎の一般的な主な原因
- 過度な運動:ランニングやジャンプなど、足に強い衝撃が加わるスポーツ。
- 長時間の立ち仕事・歩行:特に硬い床の上での作業は、足底筋膜に大きな負担をかけます。
- 足の形の変化:扁平足やハイアーチ、加齢によるアーチの低下など。
- 靴との相性:クッション性が低い靴や、足に合わない靴を履き続けること。
- 体重の増加:足にかかる負担が増大します。
これらの原因は、足の裏そのものに問題があるように見えます。しかし、足底筋膜炎の根本原因が、実は足の裏だけでなく、全身の歪みや、生活習慣に隠されているという事もあります。
では市川市中山在住のYさんのお話を書いて行きます。
第2章:足底筋膜炎でお悩みYさんの来院経緯と問診

Yさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯
2025年6月10日、足底筋膜炎の踵の痛みにお悩みの40代女性、Yさんが当院にご来院されました。市川市中山にお住まいのYさんは、以前から肩こりや腰痛などもありどこかいい所ないかとネットを探していた所、当院のブログを発見したらしく、たまに時間が出来たら色々な事例を読んでくださっていたそうです。
そんな中「もし足に何かあったら、ここに行ってみよう」と考えていたところ、ついに我慢できないほどの痛みに襲われ、ご予約されました。
丁寧な問診から見えてきたYさんの現状
問診を通じて、Yさんの身体が抱えるさまざまな問題が明らかになってきました。
- 性別・年齢:40代 女性
- お仕事:介護職(立ち仕事・歩行が多い)
- 居住地:市川市中山
- 主訴:左足の踵の痛み。特に朝起きて最初の一歩が激痛。日中も歩くたびにズキズキする。
- 病院での診断:整形外科で「足底筋膜炎」と診断され、湿布とインソールを処方されたが、症状は改善しなかった。
- 既往歴:3年前に右膝を痛めたことがある。
- 生活習慣:お仕事柄、常に立ちっぱなしで、1日1万歩以上歩くことも多い。運動習慣はなし。
- その他:足の冷え性、慢性的な肩こり。
この問診結果から、Yさんの足底筋膜炎は、単なる「使いすぎ」だけでなく、身体全体の歪みや、慢性的な疲労が複雑に絡み合って引き起こされている可能性が高いと判断しました。特に、左足の踵だけが痛むという事実は、身体のバランスが崩れていることを強く示唆していました。
第3章:検査で見えた、踵の痛みの原因
問診で得た情報を基に、私たちはYさんの身体の状態を客観的に評価するため、細部にわたる検査を行いました。
【当院で実施した検査項目】
- 足のアーチの状態:土踏まずのアーチの高さや、歩行時の崩れ方をチェックします。
- 骨盤の歪み:身体の土台である骨盤のバランスをチェックします。
- 脚全体の筋肉の張り:足首、ふくらはぎ、太もも、お尻の筋肉の硬さを確認します。
- 脊柱の柔軟性:背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。
- 重心のバランス:どちらの足に重心がかかっているかをチェックします。
【検査結果、見えてきたYさんの身体の状態】
- 左足のアーチの低下:特に左足の土踏まずのアーチが、右足に比べて潰れ気味になっていました。
- 骨盤の歪み:左の仙腸関節が下方にズレていました。
- 脚全体の筋肉の張り:左のふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)と、足裏の筋肉がガチガチに硬くなっていました。
- 重心のバランス:立っているときに、無意識に左足に体重をかけていることが分かりました。
この検査結果から、私たちはYさんの足底筋膜炎の根本原因は、「足底筋膜自体の炎症」「左足に偏った体重のかけ方」と、それに伴う「左脚全体の筋肉の過緊張」にあると判断しました。骨盤の歪みによって重心が左に偏り、その結果、左足に過剰な負担がかかり続けていたのです。
第4章:根本原因にアプローチする施術と、驚きの変化
問診と検査で分かった根本原因に基づき、私たちはYさんの身体の痛みと向き合うための施術計画を立てました。
初回の施術:的確なアプローチで劇的な変化が!
まず、Yさんの左足のふくらはぎと足裏の筋肉を丁寧にほぐし、筋肉の緊張を解放しました。特に、足底筋膜に直接アプローチすることで、痛みの元を緩めていきました。約15分程。
次に、重心の偏りの原因となっていた骨盤の歪みを矯正しました。手技で骨盤を正しい位置に戻すことで、身体全体のバランスを整え、左右の足に均等に体重がかかるように誘導しました。約5分程度。
そして最後に足底筋膜炎の循環を促す目的と炎症を鎮めるために足底筋膜のファシアの調整を行いました。この手技は少し特殊で呼吸と共に行うソフトな手技です。時間にして約5分程度。
ではここまでで問診検査合わせると約40分程経過し、踵の痛みはどうなったかというと、最初が10だとすると4まで減っていました。
Yさんも「踵の痛みが楽になってめちゃくちゃ足が軽いです!嬉しい!」との一言。
最後に、足底筋膜に負担をかけないための正しい歩き方を指導しこの日の施術は終了しました。
後は1週間朝の寝起きの痛みなどの様子を見て1週間後に様子見させて欲しいですと伝えると1週間後に予約をとりお帰りになられました。
1週間後のYさんの様子
Yさんは、初回の施術後、1週間後に再度ご来院いただきました。その時点では、痛みは10段階の内5程度ほど残っていたものの、初回の激痛は全くなくなり、朝の一歩も怖くなくなったとのことでした。
1週間後の2回目の施術も同じように踵のファシア施術と身体全体の施術をして終了。
踵の痛みは10→1へと減りこの日のYさんも笑顔でお帰りになられました。
その後のYさんの経過
その後、週に1回のペースで計4回ほど施術を重ねた結果、Yさんの足底筋膜炎はほぼ完治。仕事中も痛みを気にすることなく、軽快に歩けるようになったと喜んでくださいました。
今では、良い状態を維持するために、月に1回程度のペースでメンテナンスにご来院いただいています。
まとめ:その足底筋膜炎による踵の痛み、諦める必要はありません
今回は【施術事例】足底筋膜炎の踵の痛みが改善!40代女性Yさん‐介護職‐市川市中山在住という題名で記事を作成させて頂きました。
市川市中山在住Yさんのケースでは、
- 骨盤の歪み:長年の生活習慣によって骨盤が歪み、重心が左足に偏っていた。
- 左足への過剰な負担:偏った重心によって、左足のふくらはぎや足裏の筋肉が常に緊張し、足底筋膜に過剰な負荷がかかっていた。
- 足底筋膜のファシアの炎症と循環不良
これらの根本原因に的確にアプローチすることで、長年悩まされていた足底筋膜炎の症状が劇的に改善しました。
市川市・中山エリアで踵の痛みや足底筋膜炎でお悩みなら!
もし市川市中山在住Yさんのようにあなたが、
- 市川市・中山周辺にお住まいで、足底筋膜炎に悩んでいる
- 朝起きて最初の一歩が痛い
- 仕事で歩くたびに足の裏がズキズキする
- 何をしても改善しない足の裏の痛みがある
そう思っているなら、ぜひ一度、市川市・中山エリアから近い船橋市西船にある整体院ゆいまーるにご相談ください。私たちは、あなたの身体と真摯に向き合い、根本的な改善をサポートします。