【施術事例】肩こりとストレートネックが改善!30代女性Kさん‐デスクワーク‐船橋市本郷町在住

はじめに:その肩こり、もう諦めていませんか?

こんにちは。船橋市本郷町にも近い船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です。

あなたは、長年続く肩や首のつらさを、もう「そういう体質だから」と諦めてはいませんか?

「マッサージに行ってもすぐに元に戻る」「首がまっすぐだと言われた」「ひどい時には頭痛もする」

もしあなたが、このような悩みを抱えているのなら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。今回は、長年、何をしてもスッキリしなかった慢性的な肩こりとストレートネックにお悩みの30代女性、Kさんの改善事例についてお話しさせていただきます。Kさんのケースは、同じような悩みを抱える多くの方にとって、症状改善の大きなヒントになるはずです。


第1章:ストレートネックとは何か?現代病「スマホ首」の真実

まず、Kさんの悩みの中心であった「ストレートネック」について、その基本とメカニズムを解説します。

ストレートネックの定義と症状

ストレートネックとは、本来緩やかなS字カーブを描いているべき首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまう状態を指します。 別名「スマホ首」とも呼ばれ、パソコンやスマートフォンの長時間使用が当たり前になった現代社会において、非常に多くの人が陥っている症状です。

正常な首のカーブは、重い頭(体重の約10%、5~6kg)を支え、地面からの衝撃を分散させるクッションの役割を果たしています。しかし、このカーブが失われると、頭の重さが首や肩の筋肉に直接かかり、さまざまな不調を引き起こします。

主な症状は以下の通りです。

  • 首や肩の慢性的な痛み・こり:頭の重さを直接支えるため、首や肩の筋肉が常に緊張し、慢性的なこりや痛みを引き起こします。
  • 頭痛:首の筋肉の緊張が、頭の血管や神経を圧迫することで、緊張型頭痛を引き起こすことがあります。
  • 手のしびれ:重度の場合、首の神経が圧迫され、腕や指にしびれや痛みが生じることがあります。
  • 自律神経の乱れ:首には自律神経が通っているため、この働きが妨げられると、めまい、吐き気、不眠、倦怠感などの自律神経失調症の症状が現れることがあります。

一般的知識:なぜストレートネックになるのか?

ストレートネックの主な原因は、日常生活における不自然な姿勢の繰り返しです。

  • スマートフォンの長時間使用:スマホを操作する際にうつむく姿勢は、首に約15kgもの負荷をかけると言われています。長期間続けることで首のカーブが失われていきます。
  • デスクワーク:パソコン作業で長時間前かがみの姿勢を続けることも、大きな原因です。モニターの位置が低いと、自然と顔が前に出てしまい、首に負担がかかります。
  • 不良姿勢:猫背や巻き肩など、日常的な姿勢の悪さも影響します。背中が丸まると、バランスをとるために頭が前に突き出やすくなり、首への負担が増加します。

しかし、これらの原因に心当たりがあるにも関わらず、一般的なマッサージやストレッチでは改善しない場合があります。それは、あなたのストレートネックの本当の原因が、首や肩そのものだけではないからかもしれません。Kさんのケースも、まさにその典型的な事例でした。


第2章:Kさん、来店から問診、そして見えてきた意外な原因

船橋市本郷町在住Kさんが当院を訪れた経緯

2025年2月26日、ストレートネックと肩こりでお悩みの30代女性、Kさんが当院にご来店されました。船橋市本郷町にお住まいのKさんは、元々慢性的な肩こりや頭痛に悩んでおり、「なんとかしたい」とインターネットで調べているうちに、当院のホームページを発見されたそうです。「いつか行ってみよう」と思っていたところ、たまたま休みの予定が空き、今回の来店に至ったとのことでした。

問診から見えてきたKさんの現状

ご来店後、私たちはKさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳しく把握するために、丁寧な問診を行いました。

  • 性別・年齢:30代 女性
  • お仕事:デスクワーク
  • 居住地:船橋市本郷町
  • 主訴:肩こり、ストレートネック。その他に、たまに頭痛もあるとのこと。
  • 生活習慣:運動習慣はなし。睡眠時間は5時間程度と少なめ。ストレスは5段階中3と比較的普通。お酒はあまり飲まない。
  • 既往歴:特になし。金属アレルギーもなし。

この問診から、Kさんの肩こりやストレートネックが、デスクワークによる長時間同じ姿勢での作業が主な原因であることは明らかでした。しかし、一般的なマッサージでは改善しなかったという経緯から、私たちは、姿勢そのものだけでなく、別の場所に根本的な原因が隠されている可能性を疑いました。


第3章:身体の声を聞く検査:原因は首だけではなかった!

問診で得た情報を基に、私たちはKさんの身体の状態を客観的に評価するため、細部にわたる検査を行いました。当院では、ストレートネックや肩こりに対して、痛む部分だけでなく、身体全体のバランスや機能性を確認することを重視しています。

【当院で実施した検査項目】

  • 脊柱の粘弾性:背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。
  • 骨盤のズレ:身体の土台である骨盤のバランスをチェックします。
  • 胸郭の粘弾性:胸郭(肋骨や胸骨)の柔軟性を確認します。
  • お腹の張り感・圧痛:内臓の不調や自律神経の乱れは、お腹に症状として現れることがあります。
  • 腕の筋肉の張り感:腕の筋肉の硬さを細かくチェックします。
  • 首の可動域:首がどのくらい動くか、動きの制限や痛みの有無を確認します。

【検査結果、見えてきたKさんの身体の状態】

  • 脊柱の粘弾性:右の胸椎4番(T4)あたりに硬さが確認されました。
  • 胸郭の粘弾性:全体的に柔軟性が低く、胸前の肋骨周りが硬くなっていました。
  • お腹の張り感:みぞおち部に硬さと強い圧痛が見られました。
  • 腕の筋肉の張り感:両方の前腕(ぜんわん)の屈筋群と伸筋群が特にガチガチに硬くなっていることが判明しました。
  • 首の可動域:上を向く動き(伸展)が40度しかなく、その際に首に痛みを訴えました。(正常可動域は60度)。

【検査結果から考えられること】

  • 右のT4の硬さ:T4は肺と関連が深く、胸郭の柔軟性低下を示唆します。
  • 胸郭の粘弾性低下:これは肋骨や肺、気管支などの動きが悪くなっていることを表します。普段から呼吸が浅くなりがちで、運動不足の影響も考えられます。
  • みぞおち部の硬さ:これは横隔膜の緊張や胃の機能障害を意味します。
  • 前腕の筋肉の硬さ:これがKさんのストレートネックの根本原因である可能性が強いと判断しました。腕の筋肉の緊張は、首から腕に繋がる神経や筋肉を引っ張り、肩こりやストレートネック、さらには巻き肩の原因になります。
  • 首の可動域制限:胸郭の柔軟性低下や腕の筋肉が神経を牽引していることが、首の動きを妨げていると考えられました。

結果はこのようになりました。

当店はストレートネックや猫背という状態自体が悪いのではなく、「ストレートネックや猫背になりやすい要因がある」と考え施術し、その結果多くの改善をしています。

Kさんの場合は、デスクワークで固まった前腕の筋肉と、胸郭の柔軟性の低下がその主な要因と推測出来ました。。


第4章:劇的な変化をもたらした施術とセルフケア

施術開始!驚きの変化にKさんもびっくり

検査の結果を踏まえ、私たちは船橋市本郷町在住Kさんのストレートネックと肩こりの根本原因である「前腕の筋肉の硬さ」にまずアプローチしました。両腕の前腕の屈筋群と伸筋群を、手技でゆっくりと時間をかけて丁寧にほぐしていきました。この施術に約20分をかけました。

施術後、再び首の可動域をチェックすると、驚くべき変化が見られました。

先ほどまで40度で痛みを訴えていた首の伸展(上を向く動き)が、痛みが消失し、ほぼ正常な可動域に戻っていたのです。

Kさんもこの変化に驚き、「腕をほぐしただけで首が変わるんですね!」と、施術前とは全く違う、明るい表情でお話ししてくださいました。

次に、胸郭の柔軟性を出すために、背中全体の揉みほぐしと、肋間筋(肋骨と肋骨の間にある筋肉)に対してほぐしを約10分行いました。最後に、リコイルテクニックという、潰れ気味の胸郭全体を膨らませるような手技を5分ほど行い、この日の施術は終了となりました。

【初回の施術結果】

  • 首の痛み:消失
  • 首の可動域:正常範囲に改善
  • 右胸椎4番の硬さ:大幅に改善
  • ストレートネックの見た目:施術前後の写真を比較したところ、大分改善していました。

指導として

最後にKさんには説明として「Kさんのストレートネックの主な原因は前腕の筋肉の硬さと胸郭の柔軟性なので少し息が上がるぐらいの有酸素運動も入れてあげると胸が膨らみ姿勢が正しやすくなりますよ」と伝え「運動か、、」と苦笑気味に笑ってお帰りになられました。

1週間後のKさんの様子と、その後の経過

初回の施術から1週間後、Kさんが再びご来店されました。来店時にお身体の状態を伺うと、「肩がすごく楽になりました!しかも、確かに姿勢が良くなった気がします!」と嬉しいご報告をいただきました。以前のように常に辛い状態ではなく、肩が凝っても以前ほどひどくはならない、という良い状態を維持できていました。

Kさんは、その後も良い状態を定着させるため、最初の1か月半で合計5回ご来院いただきました。その結果、大分姿勢が改善し、肩こりや頭痛などもほとんど感じていない様子でした。

デスクワークという仕事柄、疲労が溜まるため、今も月に1回程度のペースでメンテナンスとして通われています。

運動は出来る時と出来てない時があるそうです。


まとめ:あなたのストレートネックや肩こりの原因は「首」ではないかもしれません

今回の船橋市本郷町在住Kさんの事例は、ストレートネックや慢性的な肩こりの原因が、首や肩そのものだけではないことを明確に示しています。Kさんの場合、その本当の原因は以下の点にありました。

  • デスクワークによる前腕の筋肉の過緊張:毎日続くキーボード・マウス操作で、前腕の筋肉がガチガチに硬くなっていた。
  • 前腕の緊張が引き起こす神経の牽引:硬くなった前腕の筋肉が、首の神経や筋肉を引っ張り、ストレートネックや慢性のコリを引き起こしていた。
  • 胸郭の柔軟性低下:運動不足などにより胸郭の動きが悪く、それが良い姿勢を妨げていた。

これらの根本原因に的確にアプローチすることで、Kさんの長年の悩みは劇的に改善しました。


船橋市・本郷町エリアでストレートネックや肩こりなら!

もし、あなたがストレートネックや肩こりでお悩みの船橋市本郷町在住Kさんのように、

  • マッサージに行ってもすぐに元に戻る
  • 首や肩の慢性的なコリや頭痛に悩んでいる
  • ストレートネックだと診断された
  • デスクワークで身体がガチガチになっている

といったお悩みをお持ちなら、ぜひ一度、船橋市西船にある整体院ゆいまーるにご相談ください。私たちは、あなたの身体の本当の原因を見つけ出し、最適な施術を提案させていただきます。

Kさんのように船橋市本郷町にお住まいの方をはじめ、船橋市・西船・本郷町エリアから多数の方にご来院いただいています。肩こりやストレートネックは、改善できます。一人で悩まず、是非お気軽にご相談下さい^^