【施術事例】右を向くと首が痛い寝違いが改善!40代女性Rさん‐デスクワーク‐船橋市東中山在住
はじめに:その寝違い、ただの寝相のせいだと思っていませんか?
こんにちは。船橋市、西船にある整体院ゆいまーるの山城です。
「朝起きたら、首が痛くて動かせない…」
そんな経験、誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか。寝違いは、たかが寝違いと思われがちですが、その痛みは予想以上につらく、数日間、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。そして、「なぜこんなにつらい寝違いが起きたのだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?
今回お話しするのは、まさにその疑問を抱え、右を向くことができなくなった寝違いにお悩みの40代女性、Rさんの改善事例です。Rさんは、ただ寝相が悪かったから、という単純な理由ではない、根本的な原因と向き合うことで、長年の肩こりや不調まで改善することができました。
この記事では、寝違いが起こる本当のメカニズムから、Rさんの身体が抱えていた問題、そして私たちが提供した施術とセルフケアの全容を、詳細に解説していきます。もしあなたが今、寝違いのつらい痛みで悩んでいるなら、参考になれば幸いです。
第1章:寝違いとは何か?―なぜ朝起きたときに痛みは起きるのか?
寝違いの定義とメカニズム
寝違い(寝違え)とは、朝起きたときに首や肩に痛みが生じ、首を思うように動かせなくなる症状のことです。正式には「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」と呼ばれます。
通常、私たちは寝ている間に無意識に寝返りを打つことで、同じ姿勢が続くことを防ぎ、体の一部分に負担が集中しないようにしています。しかし、以下のような要因が重なると、寝返りが十分に打てず、首や肩に不自然な負担がかかり、寝違いが起こりやすくなります。
- 不自然な寝姿勢:ソファや床で寝てしまったり、無理な姿勢で寝たりすることで、首の筋肉が長時間引き伸ばされたり、圧迫されたりして血行不良を起こします。
- 寝具との相性:枕の高さが合っていない、マットレスが柔らかすぎるなど、寝具が体に合っていないと、首に余計な負担がかかります。
- 筋肉の疲労やコリ:日中のデスクワークやスマートフォンの長時間使用、運動不足などで、もともと首や肩の筋肉が凝り固まっていると、血行が悪く、寝ている間に筋肉がさらに硬直して寝違いを起こしやすくなります。
- 睡眠の質の低下:疲労や深酒などにより、寝返りが少なくなると、同じ姿勢が続き、首に負担がかかります。
- 体の冷え:寝ている間に首や肩が冷えると、血行が悪くなり、筋肉が硬直して寝違いの原因になります。
寝違いの主な症状
寝違いは、単に首が痛いだけでなく、さまざまな症状を伴うことがあります。
- 強い痛み:首を特定の方向に動かそうとすると、鋭い痛みが走ります。
- 可動域の制限:痛みで首を動かせる範囲が狭くなり、上を向く、横を向くといった動作ができなくなります。
- 首から肩にかけての張り:痛みのほか、首から肩甲骨の内側にかけて、筋肉が張っているように感じることがあります。
- 腕のしびれ(重症の場合):ひどい場合は、炎症によって神経が圧迫され、腕や手にしびれを感じることもあります。
一般的に、痛みが強い場合は医療機関を受診することが推奨されます。そこでヘルニアや骨、神経に異常が見られない場合は、湿布や痛み止めなどの薬物療法が選択されることが多いです。しかし、Rさんのように「湿布や薬では根本的に解決しない」という場合、身体の別の場所に本当の原因が隠されていることがほとんどです。
第2章:船橋市東中山在住Rさんの来院経緯と問診:症状の奥にある真実
Rさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯

2025年3月20日、朝起きてから首が動かせなくなった40代女性、Rさんがご来店されました。船橋市東中山にお住まいのRさんは、当院と自宅が近い距離にあり、通勤時にいつも当院の前を通っていたそうです。「いつか行ってみたいな」と思っていた矢先、今朝、首に強い痛みが走り、右を向くことができなくなってしまったとのことでした。「これはもう行くしかない!」と思い、今回の来院を決意されたそうです。
Rさんの問診:言葉にならない不調のサイン
問診を通じて、Rさんの身体が抱えるさまざまな問題が明らかになってきました。
- 性別・年齢:40代 女性
- お仕事:デスクワーク
- 居住地:船橋市東中山
- 主訴:右を向いた際の首の寝違い。今朝痛みが出てから、右に首を向けられず、向こうとするとかなりの痛みが出る。
- その他の症状:元々、肩こりや頭痛もあるとのこと。
- 既往歴:20年前に腰椎椎間板ヘルニアを発症し自然治癒。5年前に腱鞘炎を発症し、現在は痛みはなし。
- 生活習慣:運動習慣はなし。ストレスは5段階中「4」と高め。手足の冷え性。生理が少し重め。時々下痢もある。
これらの問診結果から、Rさんの寝違いは、単に寝相が悪かっただけでなく、長年のデスクワークによる筋肉の蓄積された疲労、そして自律神経の乱れが複合的に絡み合っている可能性が高いと判断しました。
第3章:検査:見えない原因を可視化する
問診で得た情報を基に、私たちは船橋市東中山在住Rさんの身体の状態を客観的に評価するため、細部にわたる検査を行いました。
【当院で実施した検査項目】
- 脊柱の粘弾性:背骨一つひとつの動きの硬さや、周囲の筋肉の緊張を調べます。
- 骨盤のズレ:身体の土台である骨盤の傾きや歪みをチェックします。
- お腹の圧痛と張り感:内臓の不調や自律神経の乱れは、お腹に症状として現れることがあります。
- 首の可動域:首がどのくらい動くか、動きの制限や痛みの有無を確認します。
- 筋肉の張り感:首肩だけでなく、全身の筋肉の硬さを細かくチェックします。
【検査結果、見えてきたRさんの身体の状態】
- 脊柱の粘弾性:背中全体に強い緊張があり、特に**右の胸椎2番(T2)から4番(T4)**までがガチガチに硬くなっていました。
- 骨盤のズレ:右の仙腸関節にズレが確認されました。
- お腹の張り感と圧痛:全体的に軽い緊張がありました。
- 首の可動域:
- 屈曲(前屈):20度で痛みが走る(正常:50度)
- 伸展(後屈):20度で痛みが走る(正常:約60度)
- 回旋(左右にひねる):右に10度で痛み、左に40度で右に痛みが走る(正常:それぞれ約70度)
- 側屈(左右に傾ける):右に20度で痛み、左は40度(正常:それぞれ約45度)
- 筋肉の張り感:右の僧帽筋、棘下筋、そして右腕の屈筋が非常に硬いことが判明しました。
【検査結果から考えられること】
- 背中全体の緊張と右のT2-T4:長年のデスクワークによる慢性的な肩こりや筋肉の緊張、または胸椎や肋骨のズレが考えられます。特にT2-T4は、肩甲骨の動きと関連が深く、腕の使いすぎや不良姿勢の影響を強く受けます。
- 右仙腸関節のズレ:これは体幹の右回旋に影響を及ぼし、脊柱全体の安定性を低下させます。
- 首の可動域制限と筋肉の張り:Rさんの症状は、右の肩回りや腕の筋肉の硬さが、首から腕に繋がる神経を強く牽引していることで引き起こされている可能性が非常に高いと判断しました。また、右の棘下筋の硬さは、肝臓の疲労による関連痛として現れている可能性も考えられます。
これらの問診と検査結果から、私たちはRさんのつらい寝違いが、単なる寝相の悪さからくるものではなく、長年のデスクワークによる全身の慢性的な疲労と、右腕の使いすぎ、そして体幹の歪みが複合的に絡み合って引き起こされたものだと結論付けました。
第4章:施術と経過:劇的な変化をもたらした根本アプローチ
問診と検査で分かった根本原因に基づき、私たちはRさんの身体の痛みと向き合うための施術計画を立てました。
初回の施術:的確なアプローチで劇的な変化が!
まず、腕の筋肉が首の神経を牽引している可能性が強いため、仰向けで前腕の屈筋群と伸筋群を丁寧にほぐし、その後、肩甲骨のインナーマッスルである棘下筋をほぐしていきました。時間にして約10分程度。
たったこれだけで、驚くべき変化が見られました。
施術前は右に10度しか向かなかった首が、30度まで右を向けるようになったのです。
次に、身体の土台である仙腸関節のズレを矯正しました。これはわずか3分ほどの施術です。
その後、うつ伏せになってもらい、首が少し楽になったところで、特に硬かった右の棘下筋と、右のT2-T4辺りの多裂筋を重点的にほぐしていきました。これは約10分ほどの施術でした。
ここまでで問診と検査を合わせると約40分が経過。施術の効果を最終確認すると、
- 右回旋:50度まで向けるようになり、痛みは初回に比べ10→2まで激減。
- 伸展:40度まで向けるようになり、痛みが大幅に軽減。
- 右側屈:35度まで傾けられるようになり、痛みも大幅に軽減。
Rさんは「首が動く!全然違う!」と、まるで魔法にかかったかのように喜んでいました。
3日後のRさん:痛みがほぼゼロに
この日の施術は終了し、私たちはRさんに「あと1、2回程度、腕や肩、肩甲骨周りの筋肉をほぐせば、正常な状態に戻ると思います」と説明。Rさんは、3日後に予約を取って帰られました。
3日後、Rさんが再びご来店。お話を伺うと、首の可動域はほとんど正常に戻り、痛みも初回のような強い痛みはほとんどなくなったとのことでした。この日も同様に、腕、肩、肩甲骨周りの施術を行い、さらに右の肋骨の矯正を加えて、より良い状態へと導きました。
2回目の施術で寝違いの痛みはほぼ取れ、Rさんは大変満足されたご様子でした。その後、私たちは「痛みは取れたので、痛みの出ない身体づくりのためにメンテナンスとして定期的に通うことをお勧めします」と伝えました。
その後の経過:首の痛みからの完全な解放へ
Rさんが最初にいらしたのは2025年3月20日。この記事を書いている2025年8月26日現在、Rさんは最初の2週間に3回、その後は月に1回程度のペースでメンテナンスに通われています。長年の肩こりや不調も改善し、現在は非常に良いコンディションを維持されています。
まとめ:その寝違い、腕の筋肉が原因かもしれません
今回の船橋市東中山在住Rさんの事例は、つらい寝違いが、単なる寝相の悪さや局所的な問題ではなく、長年の生活習慣によって蓄積された全身の疲労と歪みが引き起こしていたことを明確に示しています。
Rさんのケースでは、
- 長年のデスクワークによる右腕・肩周りの筋肉の過緊張
- 骨盤の歪み
- 胸椎や肋骨のズレ
これらの根本原因に的確にアプローチすることで、つらい寝違いの症状が劇的に改善しました。
船橋市・東中山エリアで寝違いならゆいまーるへ!
もしあなたが、船橋市東中山在住Rさんのように、
- 慢性的な肩こりや頭痛に悩んでいる
- 首が痛い
- デスクワークで身体がガチガチになっている
- 繰り返し寝違いを起こしてしまう
- 何をしてもスッキリしない身体の不調がある
といったお悩みをお持ちなら、ぜひ一度、船橋市・東中山エリアにある整体院ゆいまーるにご相談ください。
私たちは、あなたの身体の本当の原因を見つけ出し、根本的な改善をサポートします。