【施術事例】寒暖差アレルギーによるくしゃみが改善!30代女性Sさん‐デスクワーク‐船橋市本中山在住

挨拶から☟

初めまして、船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は意外と悩んでいる方の多い寒暖差アレルギーについての記事を書いて行こうと思います。

・くしゃみや鼻水が辛い
・薬も効かない
・酷いと湿疹も出る
・季節の変わり目にくしゃみや鼻水が止まらない

そんな方の参考になれば幸いです♪

まずは一般的な寒暖差アレルギーについて書いて行き、その後当店の考えと施術と結果を書いて行きます。

一般的知識:寒暖差アレルギーについて

寒暖差アレルギーとは、医学的には血管運動性鼻炎(けっかんうんどうせいびえん)と呼ばれるもので、一般的なアレルギー(花粉やハウスダストなどが原因)とは異なり、特定のアレルゲン(抗原)が関与しない鼻炎です。


寒暖差アレルギーのメカニズム

この症状の主な原因は、急激な温度変化(寒暖差)によって、鼻の粘膜にある血管や、自律神経のバランスが乱れることと言われています。

イメージしやすいイラストを張っておきます。

要因は以下の通り、

  1. 寒暖差の刺激: 暖かい場所から急に寒い場所へ移動する(またはその逆)など、7℃以上の温度差にさらされると、体は体温を一定に保とうと反応します。
  2. 自律神経の乱れ: この温度調節を担っているのが自律神経です。寒暖差が大きいと、自律神経が過剰に反応し、特に鼻の粘膜にある血管の収縮・拡張のコントロールがうまくいかなくなります。
  3. 鼻の粘膜の腫れ: 血管が異常に拡張したり、鼻の粘膜の血流が増えたりすることで、粘膜が腫れて(充血して)しまいます。
  4. 症状の発生: この粘膜の腫れや刺激が、水のような鼻水、鼻づまり、くしゃみといった症状を引き起こします。

主な症状と特徴

寒暖差アレルギーの症状は、花粉症などのアレルギー性鼻炎と似ていますが、いくつかの特徴的な違いがあります。

症状特徴
鼻水透明でサラサラとした水のような鼻水が大量に出る。
くしゃみ連続して出るが、アレルギーのように強いかゆみを伴わないことが多い。
鼻づまり鼻の粘膜が腫れるため、ひどい鼻づまりを起こしやすい。
その他頭痛、だるさ、肩こりなどを伴うこともある(自律神経の乱れに関連)。

アレルギー性鼻炎との決定的な違い

同じ「アレルギー」と名前がついていても原因が全く違います。


項目
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)アレルギー性鼻炎(花粉症など)
原因温度差、自律神経の乱れアレルゲン(花粉、ダニ、ハウスダストなど)
かゆみほとんどない目や鼻に強いかゆみを伴う
検査アレルギー検査で陰性(特異的IgE抗体がない)アレルギー検査で陽性(特異的IgE抗体がある)

一番決定的に違うのはアレルギー性鼻炎やアトピーなどは自分の免疫が関係し、ここでいうとIGE抗体ですね。

寒暖差アレルギーは自分の免疫が関係してないということです。(今の研究上では)


対策と対処法

寒暖差アレルギーの症状を和らげるためには、「寒暖差を小さくすること」と「自律神経のバランスを整えること」が重要とされています。

  1. 衣類による温度調節:
    • 外出時には、脱ぎ着しやすい上着やマフラー、ストールなどを活用し、体の表面温度を急変させないように細かく調節します。特に首元を温めるのは効果的です。
  2. マスクの着用:
    • 外出時や寒い場所にいるときにはマスクを着用することで、鼻から吸い込む空気の温度や湿度を保ち、粘膜への刺激を和らげることができます。
  3. シャワーより入浴:
    • ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、自律神経が整いやすくなります。また、鼻の粘膜の血流も改善しやすくなります。
  4. 適度な運動:
    • ウォーキングなどの軽い運動を習慣づけ、血行を良くし、自律神経の働きを安定させることが症状の軽減につながります。

ここまでが一般的な寒暖差アレルギーについてのお話です。次に当店の考えを書いて行き、実際の施術の内容と結果を書いて行きます。

当店の考え:寒暖差アレルギーについて

上記でも書きましたが寒暖差アレルギーとは医学的には血管運動性鼻炎と呼ばれ血管の炎症や、血管自体の収縮と拡張によって起こるものとされています。

(もう一度イラスト張っておきます。)

なので血管の拡張と収縮に関係する身体の組織と働きを挙げると

・自律神経
→交感神経優位(興奮している)だと血管は縮み、副交感神経優位(リラックスしている)だと血管は緩む

・心臓
→心臓自体が交感神経優位だと強く収縮、副交感神経優位だと緩む

・肺
→呼吸で横隔膜が上下し肺が伸びたり縮んだりすることで酸素と二酸化炭素などの交換が行われる。

この3つが大きく関係していると当店では考えています。

考え方と対処法

正直寒暖差アレルギーって現在の医学的にはすごく解明はされていないし対処法ってあんまり確立はされていないんですが上記の考えと当店での寒暖差アレルギーを持っている方って特徴があって、

それは「血管の柔軟性が足りてなさそう」という事です。

そんな方の詳しい特徴を挙げていくと

・普段運動をしない(有酸素運動や息が上がる様な運動)
・ストレスが多い
・不規則な生活
・冷え性などがある
・眼精疲労がある
・睡眠が浅い
・喘息などがある(過去含む)
・気管支が弱い
・動悸や吐き気、眩暈など自律神経的症状があったりしたことがある

というような人が多いと感じます。

要は普段から血管が収縮しぱなっしや、収縮と拡張が上手くいってない人という事ですね。

では対処法的にどうしたらいいのかというとそれは

「普段から血管を収縮、拡張を繰り返させる」

という事ではないかなと当店では考えています。

自分で行う具体的な対処法

上記で寒暖差アレルギーを良くするには普段から血管を収縮、拡張を繰り返させると書きましたが自分で行う場合以下の方法をオススメしています。

・息が上がる20分以上の運動を週2程度(激しくなくてもよい)
・サウナと水風呂(極限に血管を収縮、拡張させる)
・基本的な生活習慣の見直し

ちなみにこの記事を書いている私も寒暖差アレルギー持ちで予防でサウナと水風呂は定期的に行ってます。そうすると調子いいです^^

では上記の事を試しても改善がみられない、または上記のことするのはしんどいしできないからなんとかしてほしい、という方はこれから書く施術の内容を見ると為になるかもしれません。

では実際の施術の様子を書いて行きます。

寒暖差アレルギーのくしゃみでお悩みの船橋市本中山在住Sさんについて

来店された経緯

2025年4月15日、寒暖差アレルギーでお悩みの船橋市本中山在住Sさんが来店されました。

来店された経緯として元々肩こりや冷え性などがありなんとかしたいなと思っていて、ネットで色々探してみたら当店のHPがヒットし気になって今回来店されたそうです。

問診:Sさんの身体について知る

ではまず船橋市本中山在住のSさんについて書いて行きます。

最初のお悩みは寒暖差アレルギーではなく肩こりと冷え性でした。

・性別年齢:30代女性
・職業:デスクワークが主
・居住地:船橋市本中山
・主訴:肩こりと冷え性
・気になりだした時期:肩こりと冷え性はずっと
・気になる動作:いつもだが仕事中は特に
・既往歴:ギックリ腰を3年前に一度 小さいころ小児喘息だった
・運動:しない
・ストレス:5段階中4
・睡眠時間:平均6時間
・アルコール:週一で同僚と居酒屋である程度飲む
・マッサージなど言っても効果は感じない

という事が分かりました。

検査:身体の悪い箇所を探る

以下の検査を行い結果は以下の通りになりました。

・脊柱の粘弾性
→背中全体に緊張あり 胸郭の柔軟性も低い
・骨盤の歪み
→右の恥骨が下方にズレ
・お腹の硬さ
→みぞおち部分に圧痛
・腕肩の筋肉の張り
→両腕の前腕の筋肉がとても硬い

結果から推測出来る事

では上記の結果から推測できることを書いて行きます。

・背中全体の緊張と胸郭の柔軟性の低下
→普段から呼吸が浅く自律神経が乱れやすい
・右恥骨のズレ
→脊柱の柔軟性or股関節の柔軟性に問題出る可能性あり、過去のぎっくり腰に起因
・みぞおち部分の圧痛
→呼吸の浅さor胃の機能障害
・両腕の前腕の硬さ
→デスクワークでのコリ、首の神経を引っ張っている可能性あり

という事が推測出来ます。

ではここから問診検査の結果を踏まえて施術をしていきます。

初回の施術と結果

上記でいろいろ書きましたが今回のSさんの問診検査をした結果今回の肩コリと冷え性に関係が深そうな事は以下の通りだと考えました。

・腕のコリ
・右の恥骨のズレ
・背中の緊張と胸郭の柔軟性の低下

まずはこれらの原因を1つ1つ施術します。

最初は恥骨を調整します。当店で行う恥骨の調整は運動療法を組み合わせるやり方で、時間でいうと3分程で終わります。

次に両腕の筋肉をほぐしていきます。これは痛気持ちいいぐらいの刺激でゆっくりと約20分程かけてほぐしました。

次に軽く10分程程背中全体をほぐし、最後胸郭の柔軟性を高めるために胸郭前面に関節マニュピレーションという手技を行い今回の施術は終了。問診検査と合わせると50分程になりました。

結果はどうなっかというとSさん曰く

「肩がすっきりして最高!心なしか足も少し暖かいです!」

というお言葉を頂きました^^

最後に説明と指導として

「Sさんの肩コリの1番の原因は腕のコリです。冷え性については回数を重ねて身体がリラックスしてくるとどんどん良くなると思います」

と伝え一応次回も様子を見たいので1週間後に予約をお取り頂きお帰り頂きました。

2回目に寒暖差アレルギーの相談をされました。

では2回目のSさんの様子はというと1週間たっても肩こりは大分楽との事で喜びの様子でした。冷え性はまだあるみたいです。

そこでSさんに、

「私季節の変わり目とかエアコンとかのせいで寒暖差があるとくしゃみとか鼻水が止まらなくなるんですけどどうにかなりますか?」

と言われ、

「ちょっとやってみましょうか」

と返事をしそこから寒暖差アレルギーの施術が開始しました。

施術の方向性としてこの記事の最初でも書いたように寒暖差アレルギーの原因は血管の拡張と収縮の問題なので血管が上手く拡張、収縮しやすい様に自律神経の調整と、

今回はくしゃみと鼻水が多いとの事で鼻周りの施術も取り入れることにしました。

肩こりと冷え性と並行して寒暖差アレルギーの施術をしていく!!

1回目でしたようにまた全体的な検査と施術をしていくのと寒暖差アレルギーへの施術して鼻や目の周りへの約10本ほど鍼灸施術を追加しました。

鍼は刺してるだけで筋肉が弛緩し血流が良くなることがわかっているので鼻周りの血管を広げ、血流を促すためですね。

2回目は検査5分、肩こり、冷え性の施術で約25分、顔周りへの鍼で約20分への施術となりました。

寒暖差アレルギー自体はこの日出ていなかったので様子は分かりませんでしたが、Sさん曰く

「目と鼻がめっちゃスッキリしてます!」

との事でした。

その後のSさんの変化と経過

その後のSさんの経過なんですがSさんが来店したのが2025年4月15日でこの記事を書いているのは2025年9月30日になりこの6ヶ月の間に9回程度来ていただきました。

その変化をSさんに聞いてみると、

「仕事で肩とか首は多少こるけど冷え性とか寒暖差アレルギーとかくしゃみは全然なくなって最初に比べると不調が全然ないです!」

との事でした。これからもたまにメンテナンスとして来たいとの事でした。嬉しいですね^^

では今回のまとめを書いて行きます。

まとめ:寒暖差アレルギーのくしゃみでお悩みのSさん

どうでしたでしょうか?長い文章になってしまいましたが寒暖差アレルギーについてまとめると

・寒暖差アレルギー自体は血管の拡張と収縮の問題でそこには自律神経などが関与し、普段から血管を伸び縮みさせることが重要

になります。

そして対処法として

・血管の伸び縮みを自分でできる範囲で頑張るか施術にて改善するか

になります。

勿論今回の記事はあくまで1例なので全ての人の寒暖差アレルギーやくしゃみが改善するとは言えませんが今回の記事を読んでお力になれたら幸いです^^

船橋市・本中山エリアで寒暖差アレルギーやくしゃみならゆいまーる!!

当店は船橋市西船にあり船橋市本中山在住のSさんとは近い距離にありました。

この記事を読んでいる方で船橋市本中山在住のSさんと同じように

・季節の変わり目にくしゃみや鼻水が止まらない
・エアコンなどの気温差が辛い
・薬が効かなくてつらい

そのような方は是非1度ご相談下さい^^お力になれるかもしれません。