【施術事例】五十肩が改善!五十代男性Yさん‐デスクワーク‐船橋市西船在住
はじめに:なぜ、その肩の痛みは治らないのか?
こんにちは。船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です。
「腕が上がらない」「服を着るのもつらい」「夜中に肩の痛みで目が覚める」
もしあなたが、このような症状に悩まされているなら、それは五十肩かもしれません。今回は、長年五十肩に悩まされていた50代男性船橋市西船在住Yさんの改善事例についてお話しさせていただきます。
五十肩とは?その症状と一般的な原因

五十肩とは、正式には肩関節周囲炎といい、肩の関節やその周囲の組織に炎症が起きることで、肩の痛みや動きの制限が生じる病気です。40~60代に多く見られることから、「五十肩」という通称で広く知られています。
五十肩の3つの病期
五十肩の症状は、時間経過とともに3つの段階を経て変化していきます。
- 急性期(炎症期)
- 肩にズキズキとした鋭い痛みが現れます。動かしたときだけでなく、じっとしているときや夜間にも痛みが強くなるのが特徴です。
- 「夜間痛」は特にこの時期に強く、寝ているときに痛みがひどくなり、目が覚めてしまうこともあります。
- 慢性期(拘縮期)
- 鋭い痛みは徐々に落ち着いてきますが、肩の動きがだんだん悪くなります。腕を上げる、後ろに回すといった動作ができなくなり、日常生活に大きな支障をきたします。
- 髪をとかす、服を着替える、高いところの物を取る、洗濯物を干すといった動作が困難になります。
- 回復期
- 痛みも動きの制限も徐々に改善に向かいます。この時期に適切なリハビリを行うことで、肩の動きをより早く元に戻すことができます。
五十肩の明確な原因はまだ解明されていませんが、加齢による肩関節の組織の変性(老化)が関係していると考えられています。また、普段からの姿勢の悪さや、特定の部位への負担の蓄積も症状の悪化につながることがあります。
一般的な治療法
五十肩になってしまったら医療機関ではレントゲン上骨に異常がなければ痛み止めや湿布などの薬物療法、またはリハビリ運動療法を行います。
ではYさんのお話を書いて行きたいと思います。
Yさんが整体院ゆいまーるを訪れた経緯
2025年2月26日、五十肩の症状でお悩みの50代男性、Yさんが当院にご来店されました。
Yさんの症状は、約2年前に重い荷物を持とうと力を入れた際に始まりました。その日から五十肩の症状が出て、最初は何しててもずっと痛く、年数が経つにつれて鋭い痛みは少なくなったものの、肩が上がりにくい状態がずっと続いていたそうです。
これまでに、整骨院や鍼灸院など、複数の治療院に通ったそうですが、劇的な改善は見られなかったとのことでした。そんな中、ご家族から船橋市西船にある当院を紹介され、「とりあえず行ってみるか」と、今回の来店に繋がりました。
Yさんの問診編:長年の悩みを詳しく聞く
ご来店後、私たちはYさんの現在の状態や、これまでの経緯を詳しく把握するために、問診を行いました。
- 性別・年齢: 50代 男性
- お仕事: パソコンを使ったデスクワークが主
- 居住地: 船橋市西船
- 主訴: 左の五十肩(肩関節周囲炎)
- 具体的な症状: 肩を上げると痛く、特に90度以上肩が上がらない。重い荷物を持つこともできない。
- 生活習慣: 現在、運動習慣はなし。ストレスは5段階中4とやや高め。お酒は週に1回、同僚と飲みに行く程度。
- 既往歴: 5年前に逆流性食道炎と診断されており、健康診断では肝臓の数値が悪いと言われている。たまに胃が痛くなることもあるそうです。
これらの問診から、Yさんの五十肩は、単なる肩の炎症ではなく、内臓の疲労やストレス、そして長年の不良姿勢が複雑に絡み合っている可能性が高いと推測されました。
Yさんの検査編:真の原因を特定する
問診で得た情報をもとに、船橋市西船在住Yさんの五十肩の本当の原因を探るため、以下の検査を行いました。
- 脊柱の柔軟性: 背骨全体の動きや、その周りの筋肉の硬さを確認します。
- 骨盤のズレ: 身体の土台である骨盤のバランスをチェックします。
- お腹の張り感、圧痛: 内臓の不調や自律神経の乱れが、お腹に症状として現れることがあります。
- 肩の可動域と痛みの有無: 肩の動きを客観的に評価し、どの角度で痛みが出るのかを特定します。
【検査結果】
- 脊柱の柔軟性: 左の背中全体に強い硬さが確認されました。特に、胸椎5番~7番(T5〜T7)にかけての硬さが顕著でした。
- 骨盤のズレ: 左の仙腸関節(骨盤の関節)にズレが見られました。
- お腹の張り感、圧痛: お腹全体に強い張り感と圧痛があり、特にはみぞおち部分に強い圧痛がありました。
- 肩の可動域:
- 屈曲: 110度で痛みあり(正常:180度)
- 伸展: 20度で痛みあり(正常:50度)
- 外転: 90度で肩に痛みあり(正常:180度)
【検査結果から考えられること】
- 左背中全体の硬さ: これは、五十肩による肩関節の癒着に加え、胃と関連する関連痛(内臓の不調が体表に痛みとして現れること)が複合していることを示唆しています。胃の神経は胸椎5番〜7番と深く関係しているため、この部分の硬さは胃の機能障害と関連が深いと考えられます。
- 左仙腸関節のズレ: 骨盤のズレは、背骨全体の可動域を制限し、肩への負担を増大させます。
- お腹全体の張り感・みぞおちの圧痛: これは、内臓全体の機能低下を表します。特にみぞおちの強い圧痛は、自律神経の大きな束である腹腔神経節が、ストレスにより興奮していることを示唆しています。
これらの検査結果から、Yさんの五十肩は、肩関節自体の問題だけでなく、内臓疲労、不良姿勢、そしてストレスが複雑に絡み合った結果であると判断しました。
施術編:根本原因へのアプローチ
私たちは、問診と検査の結果を踏まえ、以下の3つのポイントに重点を置いて施術を行いました。
- 身体の土台を整える: まず、身体全体のバランスを整えるために、左の仙腸関節のズレを矯正しました。当院の矯正は、バキバキと音を鳴らすようなものではなく、身体に負担の少ないソフトな刺激で関節の動きを整えていきます(約3分)。
- 筋肉の緊張を解放する: 次に、肩関節の動きを妨げている左前腕や、肩関節周りの筋肉(胸筋、三角筋、前鋸筋など)を丁寧にほぐしていきました。これは、肩関節自体の癒着を剥がしやすくするために非常に重要です(約20分)。
- 内臓の機能を活性化する: 最後に、胃の機能障害を改善するために、内臓マニピュレーションという手技を用いて、胃の動きを良くしました。この手技は、内臓の血行を促進し、関連痛を軽減する効果が期待できます(約5分)。
施術の結果とYさんの経過
【初回の施術後】
施術後、Yさんの肩の状態を確認すると、驚くべき変化が見られました。
- 屈曲: 120度までスムーズに腕が上がるようになり、痛みが激減しました。
- 伸展: 30度まで腕が楽に引けるようになりました。
- 外転: 100度まで痛みなく腕が上がるようになりました。
Yさんも「痛みも可動域制限もあるけど、肩も身体全体もすごく軽いです!」と、劇的な変化に大変喜んでくださいました。私たちは、五十肩は一度の施術で完璧に治るものではないことを伝え、「今後は定期的に施術を行い、肩に負担がかからない身体づくりと癒着を剥がしていくことで、正常な肩に近づいていきますよ」と今後の計画についてお伝えしました。
【その後の船橋市西船在住Yさんの経過】
その後、Yさんは、2025年4月から4ヶ月の間に、合計9回の施術を受けられました。
その結果、以下のように肩の可動域がさらに改善しました。
- 屈曲: 160度まで上がるようになりました。(正常:180度)
- 伸展: 45度まで引けるようになりました。(正常:50度)
- 外転: 160度まで上がるようになりました。(正常:180度)
Yさんの五十肩は、まだ完璧ではないものの、日常生活に支障がないレベルにまで劇的に改善しました。今では、再発しないよう、継続的なメンテナンスを希望されています。
まとめ:あなたの五十肩、あきらめないでください
今回のYさんのケースは、五十肩の原因が肩関節だけでなく、内臓機能の低下や骨盤のズレといった、複合的な要因にあることを示しています。
また五十肩自体発症してしまう原因はまだ解明されていませんがその後、身体全体を整える、または癒着してしまった肩に対して治りを早めることは可能です。
船橋市・西船橋付近でお身体の相談をするなら整体院ゆいまーるへ
当院「整体院ゆいまーる」は、船橋市西船にあり、船橋市に西船在住Yさんのように五十肩や肩関節周囲炎をはじめ、肩こりや頚椎症など、様々な症状に対して根本改善を目指した施術を行っています。
もしこの記事を読んで、ご自身の症状とYさんの事例が似ていると感じた船橋市、または西船橋付近の方がいらっしゃれば、決して一人で悩まずに、ぜひ一度当院にご相談ください。
整体院ゆいまーる
- 所在地: 〒273-0031 千葉県船橋市西船6丁目2-27 鹿鳴館1-b
- 電話番号: 047-316-0333
- 営業時間: 月~金 10:00~20:00 / 土・日・祝 10:00~20:00
- 定休日: 木曜日
長年の不調から解放され、心身ともに快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。