【施術事例】機能性ディスペプシアと吐き気が改善!30代男性Oさん‐船橋市西船在住

はじめに:なぜ、その吐き気や胃もたれは治らないのか?

「病院で検査しても異常がないのに、胃がもたれて気持ち悪い…」「突然吐き気に襲われるけど、原因がわからない…」

もしOさんと同じように、機能性ディスペプシアや、それに伴う吐き気などの症状でお悩みの船橋市・西船橋付近の方がいらっしゃれば、ぜひこの記事を参考にしてください。


機能性ディスペプシアとは?

機能性ディスペプシアとは、胃カメラ(内視鏡検査)などで胃や十二指腸に潰瘍や炎症などの器質的な異常が見つからないにもかかわらず、吐き気や胸やけ、胃もたれ、みぞおちの痛みといった不快な症状が慢性的に続く病気です。

主な症状

機能性ディスペプシアは、主に以下の2つのタイプに分類されます。

  • 食後愁訴症候群(PDS)
    • 食後のもたれ感: 食後に食べ物が胃に長時間残っているような不快な感覚が続きます。
    • 早期満腹感: 少し食べただけで、すぐにお腹いっぱいになってしまい、それ以上食べられなくなります。
  • 心窩部痛症候群(EPS)
    • みぞおちの痛み: ズキズキとした痛みや、シクシクとした鈍い痛みがみぞおちに現れます。
    • みぞおちの灼熱感: 胃酸が上がってくるような、みぞおちの辺りが焼けるような熱さを感じます。

これらの症状に加え、人によっては吐き気や、喉に何かが詰まっているような閉塞感(ヒステリー球)を伴うこともあります。特に、吐き気や喉の閉塞感は、ストレスや不安といった精神的な要因が強く影響している場合があります。


機能性ディスペプシアの一般的な原因

機能性ディスペプシアの正確な原因はまだ完全に解明されていませんが、複数の要因が複雑に絡み合っていると考えられています。

  • ストレスと自律神経: 脳と腸は密接に連携しているため(脳腸相関)、精神的なストレスや不安が自律神経のバランスを崩し、胃腸の働きに悪影響を与えます。これが吐き気や胃もたれに繋がることがあります。
  • 胃や十二指腸の機能不全: 食べ物を胃から十二指腸へスムーズに送り出せなかったり、胃がうまく広がれなかったりすることで、不快な症状が引き起こされます。
  • 内臓の知覚過敏: 胃や十二指腸の神経が過敏になり、わずかな刺激でも痛みや吐き気を感じやすくなります。

一般的に、機能性ディスペプシアと診断された場合、医療機関では薬物療法と生活習慣の改善が提案されます。胃酸を抑える薬や消化管の動きを促す薬が処方されたり、食生活や生活習慣の見直し、ストレス解消が推奨されたりします。


船橋市西船在住・Oさんの施術事例


1. Oさんのご来店動機

2025年7月25日、機能性ディスペプシアでお悩みの船橋市西船在住の30代男性Oさんが当院にご来店されました。

来店されたきっかけは、慢性的な吐き気や胸やけで病院に行ったところ、器質的な問題が見つからず、機能性ディスペプシアと診断されたことでした。しかし、「薬に頼るだけでなく、根本的に何とかしたい」と考え、インターネットで情報を探していたところ、当院のウェブサイトにたどり着いたそうです。「ここなら相談できるかもしれない」と思い、今回のご来店に至りました。

2. Oさんの問診編:症状の深掘り

ご来院いただいたOさんから、詳しくお話を伺いました。

  • 性別・年齢: 30代 男性
  • 居住地: 船橋市西船
  • 仕事: デスクワーク
  • 主訴: 機能性ディスペプシアによる吐き気
  • 症状の詳細: 約1年前から症状が出始め、普段は大丈夫なものの、人と外食する際や、脂っこいものなどを食べた後に気持ちが悪くなり、吐き気や胃の重さ、しんどさを感じるとのことでした。
  • 生活習慣:
    • 現在、運動はしていない。
    • ストレスは5段階中5と非常に高い。
    • お酒は普段飲まない。
    • 便秘と軟便を繰り返す。
    • 金属アレルギーなどの特記事項なし。
  • 過去の経験: これまでに、他の整体院を3院ほど訪れたものの、効果を実感できなかったそうです。

これらの情報から、Oさんの機能性ディスペプシアは、特にストレスと関連が深いと推測されました。

3. Oさんの検査編・結果:原因を特定する

問診で得た情報をもとに、Oさんの機能性ディスペプシアによる吐き気の根本原因を探るため、以下の検査を行いました。

  • 脊柱の粘弾性(動きの柔らかさ)
  • 骨盤のズレ
  • お腹の張り感や圧痛

検査結果は以下の通りでした。

  • 脊柱の粘弾性: 背中全体(胸椎)に強い緊張があり、特に左側の胸椎6番(T6)の辺りに硬さが確認されました。
  • 骨盤のズレ: 骨盤のズレはほとんど問題ありませんでした。
  • お腹の張り感、圧痛: みぞおちの辺りに非常に強い圧痛と張り感がありました。

これらの検査結果から、以下の点が明らかになりました。

  • 背中全体の緊張と左T6の硬さ: 長時間のデスクワークによる不良姿勢が原因で、背中全体の筋肉が凝り固まっていることが分かります。特に、T6は胃と関連する自律神経(腹腔神経叢)と密接な関係があるため、この部分の硬さが胃の機能に悪影響を及ぼしている可能性が高いです。
  • みぞおち部の圧痛と張り感: みぞおちには胃そのものに加え、腹腔神経節という自律神経の大きな束があります。Oさんの場合、強いストレスがこの腹腔神経節を興奮させ、胃の動きを阻害していることが考えられました。

これらの検査結果を踏まえ、Oさんの機能性ディスペプシアによる吐き気は、ストレスによって腹腔神経節が興奮し、それによって胃の機能が障害されていることが根本的な原因であると判断しました。

4. 施術開始:原因へのアプローチ

検査結果に基づいて、Oさんの体質に合わせた施術を開始しました。

まず、興奮した交感神経を落ち着かせるために、背中全体をゆっくりとほぐしていきました。背中、特に胸椎の付近には交感神経の束である交感神経管が走っています。この部分を時間をかけて丁寧に緩めることで、自律神経のバランスを整え、リラックス効果を高めます。特に、胃と関係の深いT6付近には、より重点的にアプローチしました(約15分)。

次に、胃の機能を正常に戻すために、内臓マニピュレーションという手技を用い、みぞおちの張り感を和らげていきました。これは非常にソフトな手技ですが、硬くなった腹部の組織を緩め、血行を促進し、胃の働きを促す効果があります(約5分)。

これらの施術を終え、問診と検査を含めると約40分ほどになりました。

5. 施術の結果とOさんの経過

施術後のOさんの感想は「胃のあたりと、何となく体全体がスッキリしています!」というものでした。先ほど確認した背中の粘弾性とみぞおちの圧痛も、ほとんどなくなっていました。

余った時間で約10分ほど手足をほぐし、その日の施術は終了。当院では、症状を根本から改善するためには、継続的な施術が重要であることをお伝えし、「大体1ヶ月の間に3回ほど施術を行うと症状はなくなっていくケースが多い」と説明しました。Oさんは1週間後の予約を取り、お帰りになられました。

1週間後のOさん 1週間後にご来院いただいたOさんに様子を伺うと、「最初の3日間ぐらいは調子が良かったけど、4日目以降は少し戻った感じがします」とのことでした。この日も同じように施術を行い、すっきりした状態でお帰りになられました。

その後の経過 Oさんが初めて来店されたのが2025年7月25日、この記事を執筆しているのが8月18日です。この間にOさんには合計3回来院していただきました。

現在では、「何となく違和感が出る時もあるけど、ほとんど吐き気や症状は出ていません」と、劇的な改善を実感されています。


船橋市・西船橋付近でお身体の相談をするなら整体院ゆいまーるへ

当院「整体院ゆいまーる」は、船橋市西船にあり、船橋市に西船在住Oさんのように機能性ディスペプシアによる吐き気をはじめ、肩こりや頚椎症など、様々な症状に対して根本改善を目指した施術を行っています。

もしこの記事を読んで、ご自身の症状とOさんの事例が似ていると感じた船橋市、または西船橋付近の方がいらっしゃれば、決して一人で悩まずに、ぜひ一度当院にご相談ください。

整体院ゆいまーる

  • 所在地: 〒273-0031 千葉県船橋市西船6丁目2-27 鹿鳴館1-b
  • 電話番号: 047-316-0333
  • 営業時間: 月~金 10:00~20:00 / 土・日・祝 10:00~20:00
  • 定休日: 木曜日

長年の不調から解放され、心身ともに快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。