【事例】息苦しさが改善!50代男性Sさん‐デスクワーク‐船橋市本郷町在住

初めに

こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は息苦しさでお悩みの50代男性Sさんについての記事を書いて行きます。

・何となく胸が圧迫されている感じがする
・息が吸いにくい 吐きにくい
・病院では異常なしと言われた

そのような方は参考になるかもしれません。

書いて行く内容は以下の通りです。

・一般的知識:息苦しさについて
・当店の考え:息苦しさの原因について
・息苦しさでお悩みの50代男性Sさんについて
 来店の経緯
 問診編:お悩みの把握
 検査編:悪い部位の特定
 施術と結果
 経過
・まとめ

この記事がSさんのように息苦しさや頭痛などの自律神経的症状でお悩みの方の参考になれば幸いです^^

一般的知識:息苦しさと原因について

息苦しさ(医学的には「呼吸困難」と言います)は、様々な原因で起こる非常に不快な症状です。単なる一時的なものから、命に関わる重篤な病気が原因となっている場合まで多岐にわたります。

細かく書けば色々あるのですが今回は簡単に書いて行きます。

まず一般的に息苦しさの原因は、大きく分けて以下の3つが関係していると考えられています。

主な原因の場所代表的な病気や状態症状の特徴
1. 肺・呼吸器喘息、肺炎、COPD、気胸など咳、痰、ゼーゼー音、急な胸の痛みを伴うことがある
2. 心臓心不全、狭心症、心筋梗塞など動いた時の息切れ、横になると苦しい、むくみ、胸の痛みを伴うことがある
3. ストレス・精神過呼吸、パニック障害、不安など身体の異常が見つからないことが多い。手足のしびれ、動悸を伴うことがある

緊急性の高い症状

息苦しさの原因には一般的に主に3つだと上記で書きましたがその中でも緊急性の高いものがあるので以下のような症状が出た場合はすぐ医療機関を受診することが必要です。

・顔面や唇が青白い
・急に強い息苦しさを感じる
・胸の激しい痛みや締め付け、または背中に強い痛みを感じる
・横になったら苦しい

これらの症状は心臓や肺などの病気が隠れていることが多いです。

ここまでが一般的に考えられる息苦しさについての知識でした。では当店で考えられる息苦しさについての原因を書いて行きます。

当店の考え:息苦しさについて

まず最初に心臓や肺などの「病気」による息苦しさは除外したいと思います。当店は整体院なので病気などの治療は病院でしか出来ないので。

なので今回の記事で説明するのは「病院で異常ない」と言われた息苦しさについて説明します。

当店で考える息苦しさとは主に3つが関係していると考えています。

1つ目が心臓です。これはよく言われているのですが自律神経が関係します。

心臓は興奮すると(交感神経が高まると)縮み、リラックスすると(副交感神経が高まると)拡張するという働きを持っているため強いストレスがある、力がぬけない、運動不足、眼精疲労などがあると心臓は縮みっぱなしになってしまいます。

心臓が縮みやすくなった結果その付近にある肺や気管支に影響が出て息苦しいという症状が出ているという事ですね。

2つ目が肺や気管支です。息を吸う際には肺や気管支が広がったり縮むことで正常に息を吸ったり吐いたりできます。

なので過去でも現在でも喘息や気胸、風邪の際に咳が長引く、肺炎、普段から呼吸が浅い、たばこを吸っている、そのような方は肺や気管支自体に柔軟性が無くなっている事が考えられます。

3つ目が胸郭の柔軟性や肋骨のズレです。胸郭とは肋骨、胸骨、胸椎が合わさって出来た胸と背中周りを構成する組織です。

骨自体の柔軟性というよりかは胸郭を構成する骨と骨の関節部分の柔軟性が無くなっていたりする方が居ます。

他にも肋骨はポンプハンドルと言って1つ1つ上や下、左右に呼吸と共に動くのですが肋骨の関節がズレていると呼吸が上手くしずらかったり胸郭全体の柔軟性が低下します。

これら3つが当店で考える息苦しさの原因です。

では実際にどう改善するのかSさんの事例を書いて行きます。

息苦しさでお悩みの50代男性Sさんについて

来店された経緯

胸が苦しい男性のイラスト

2025年9月24日、息苦しさでお悩みのSさんが当院にご来店されました。

来店された経緯として過去に気胸をしてしまいそれから何となく息のしずらさがありどうにかしたいなとネットを検索していると当店のブログに行きついたようで「ここならどうにか出来るかもしれない」と今回来店を決意されたようです。

問診編:お悩みの把握

ではSさんのお悩みを把握するためにお話を聞いてきます。

分かった事は以下の通りです。

  • 主訴:胸の息苦しさ 息のしずらさ
  • 職業:デスクワーク
  • 居住地:船橋市本郷町
  • 症状の程度:常に息が吸いにくい
  • 気になりだした時期:2年前 最近特に気になる
  • 既往歴:1年前にギックリ腰 2年前に気胸 手術済み
  • 服用中の薬:コレステロールの薬を服用中。
  • 生活習慣:運動は月に1、2回程度30分ぐらいのランニング
  • ストレス:ストレスは日によるが平均的に5段階中3程度 昔はストレス強かった

次は検査編です。


検査編:身体の悪い箇所を特定する

問診の次は身体の悪い箇所の特定です。行う検査は以下の通りです。

  • 脊柱の粘弾性(柔軟性):背骨一つひとつの動きの硬さや、周囲の筋肉の緊張を調べます。
  • 骨盤のズレ:骨盤の傾きや歪みをチェックします。
  • 胸郭の柔軟性:胸骨と呼ばれる胸の前の骨や胸の前面の柔軟性の確認。
  • 肋骨の関節のズレ:肋骨が呼吸と共に正常に動いているかの確認。

検査結果と考察

では検査の結果と結果から考えられることは以下の通りになりました☟

  • 脊柱の粘弾性:背中全体の強い緊張。
    • 考察:背中全体の緊張は、慢性的な肩こりや肋骨の柔軟性低下を表し、普段から呼吸が浅いことや、心臓や肺の動きが悪い可能性がある。
  • 骨盤のズレ:問題なし。
  • 胸郭の柔軟性:柔軟性があまりない(硬い)
    • 考察:過去のストレスや気胸により肺や心臓周りの胸郭の柔軟性が低下している。
  • 肋骨の関節のズレ:右の3番目の肋骨が機能していない
    ◦過去の気胸、または何らかの要因で肋骨の関節がズレている。

これらの検査結果と問診を合わせるとSさんの息苦しさの原因は過去のストレスなどによって心臓が縮みやすく、呼吸は浅くなり肺や心臓周りの肋骨や胸膜なども柔軟性が無くなり、気胸になってしまった。

その名残で気胸は治ったものの胸郭の柔軟性は失われそれが現在の息が吸いにくいような胸が圧迫されているような息苦しさに繋がっているのではないかなと推測出来ました。


施術と結果

では問診検査の結果、胸郭の柔軟性と右の3番目の肋骨の機能障害だと推測できたのでそれらを改善していきます。

施術①:背中周りのほぐし(約10分)

まず、背中の胸椎周辺の筋肉を丁寧にほぐし、肋骨をねじるように関節に刺激を入れていきました。関節マニュピレーションという手技と揉み解しを合わせた感じです。まずは胸郭全体の緊張を取ります。

施術②:肋骨のズレを矯正(約5分)

次に右の3番目の肋骨を正しい位置へと矯正し正常に動くようにします。当店の肋骨の矯正は運動療法と一緒に行うソフトな刺激です。

施術③:腕のほぐし(約10分)

腕は神経や筋膜的に首や肩、胸などに繋がります。なので凝っている腕の筋肉も少しほぐしました。

施術④:胸郭の柔軟性を挙げる(約5分)

最後に胸郭の柔軟性を上げるためにリコイルテクニックという関節をバウンドさせ柔軟性を取り戻すテクニックを行い終了です。これは痛くはないけどちょっとびっくりする方法になります。

では結果はどうなったかというとSさん曰く「めちゃくちゃ息がしやすい!!胸が広がる!!」と喜びのお声を頂きました。。

後は1週間普段通り過ごしてみて息苦しさがどれぐらい変わるか確認してみて教えて下さいと予約を取りお帰りになられました。

船橋市本郷町在住Sさんのその後の経過

では1週間過ごした結果どうだったのかSさんに尋ねてみるとまだ何となく息苦しい感じはするけど初回と比べると1週間たっても息苦しさが10から6程度になっているとの事でした。

2回目のこの日も同じように検査を行いSさんはお帰りになられました。

船橋市本郷町在住Sさんには計5回ほど来店いただいたのですが経過は以下のようになりました。

・1回目(2025年10月1日):施術後、息が吸いやすく胸が広がった!
・2回目(2025年10月8日):施術前、1週間たっても息苦しさは初回10から6程度をキープ
・3回目(2025年10月15日):施術前、息苦しさは10→4程度だが身体全体楽になっている
・4回目(2025年10月29日):施術前、2週間たっても息苦しさは10→2程度 
・5回目(2025年11月12日):施術前、2週間たっても息苦しさは殆ど感じない

という感じになりました。

この結果と経過からSさんの息苦しさは右の3番目の肋骨の機能障害と胸郭全体の柔軟性の低下によるものだと示唆されました。

では最後のまとめです。


 まとめ:Sさんの息苦しさの原因は胸郭の柔軟性の低下だった

最後までお読み頂き有難うございます。

今回の記事では、50代男性Sさんの息苦しさが改善した事例をご紹介しました。

まとめとしては以下のようになります。

・病院で異常なしといわれた息苦しさは自律神経、肺、心臓、気管支、肋骨、胸郭などの柔軟性が低下しているかもしれない
・病院で異常なしと言われても改善は可能
・Sさんの息苦しさは過去のストレスと気胸のせいから来る胸郭の柔軟性と肋骨の機能障害が原因だった
・計5回で改善出来た

こんな感じですね。

この記事がSさんと同じように船橋市や本郷町で息苦しさでお悩みの方の参考になれば幸いです。

※緊急性が高そうな痛みや、施術しても変わらない場合の息苦しさなどは医療機関へ促す場合があります。
※息苦しさは肺や心臓など命に関係する疾患がある為、不安な方は一度医療機関で受診の上での相談をオススメします。

船橋市・本郷町エリアで息苦しさならゆいまーる!

整体院ゆいまーるの院長山城正弥の施術の写真

いかがでしたでしょうか?一言に息苦しさといっても原因は様々なです。

当店は詳しい問診や検査で原因を特定し施術することで高い効果を提供しています。

そのお陰で当店は船橋市西船にありますがSさんのように船橋市・西船・本郷町など多数のエリアからご相談を頂きます。

もしよろしければ1度ご相談頂くとお力になれるかもしれません^^

最後までお読み頂き有難うございました♪

【整体院ゆいまーる】
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