【事例】両腕の痺れが改善!30代女性Aさん‐デスクワーク‐船橋市行田在住

初めに

こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は両腕の痺れでお悩みの船橋市行田在住30代女性Aさんについての記事を書いて行きます。

・たまに両腕や肘から先が痺れる
・パソコンやデスクワークをしていると腕が痺れたり重くなってくる
・慢性的に肩こりがある

そのような方は参考になるんじゃないかと思います。

書いて行く内容は以下の通りです。

・一般的知識:両腕の痺れとは
 考えられる可能性
 頸椎編
 神経・血管編
 全身疾患編
 緊急性のある場合
・両腕の痺れでお悩みの30代女性Aさんについて
 来店の経緯
 問診編:お悩みの把握
 検査編:悪い箇所の特定
 施術と結果
 経過
・まとめ

この記事が船橋市行田在住Aさんと同じように腕の痺れでお悩みの方の参考になれば幸いです^^

一般的知識:両腕のしびれとは

両腕のしびれは、原因によって緊急性の高いものから、生活習慣が原因のものまで多岐にわたります。しびれが両腕に同時に出ている場合、多くは首(頸椎)や全身に関わる問題が考えられます。

考えられる主な可能性を、原因の場所ごとに解説します。


💡 考えられる主な可能性

1. 首(頸椎)が原因の可能性

両腕のしびれの原因として最も多いのが、首(頸椎)の問題です。首の骨の中を通る脊髄や、そこから枝分かれして腕に向かう神経が圧迫されることで起こります。

原因自体は加齢であったり過去の事故だったり様々です。

  • 頸椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)
    • 特徴: 頸椎(首の骨)の加齢による変形(骨のとげ、椎間板の変性など)で、脊髄そのものが圧迫される状態です。
    • 症状: 両腕・両手のしびれや脱力感、手指の細かい動きがしにくい(ボタンがはめにくいなど)、さらに進行すると両足にもしびれや歩行障害(ふらつき)が出ることがあります。これは緊急性が高い疾患の可能性があります。
  • 頸椎椎間板ヘルニア
    • 特徴: 椎間板(骨と骨の間にあるクッション)の一部が飛び出し、脊髄や神経根を圧迫する状態です。
    • 症状: 炎症の程度や圧迫箇所によりますが、両腕や手のしびれ、痛み、筋力低下が出ることがあります。片側から始まることも多いですが、中央のヘルニアであれば両側に出ることもあります。
  • 後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう:OPLL)
    • 特徴: 脊髄の前側にある靭帯が骨化し、脊髄を圧迫する国の指定難病です。
    • 症状: 頸椎症性脊髄症に似ており、徐々に進行する両手足のしびれ、運動麻痺などが現れます。

2. 神経・血管が原因の可能性(主に末梢)

首から出てきた神経や、血管が途中で圧迫されることで酸欠が起こることで痺れます。

  • 胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
    • 特徴: 鎖骨、肋骨、首の筋肉などで、腕や手に行く神経や血管が圧迫される状態です。
    • 症状: 肩から腕、手にかけての両側のしびれや痛み、手の冷え、だるさなど。特になで肩の女性や、重いものをよく運ぶ方に多く見られます。

3. 全身疾患が原因の可能性

首や腕の局所的な問題ではなく、全身の病気が原因で末梢神経が障害される場合です。

  • 糖尿病性神経障害
    • 特徴: 糖尿病による高血糖が続くことで、末梢神経が損傷する合併症です。
    • 症状: しびれは通常、足先から始まり、徐々に手や腕にも広がる(靴下・手袋を履いたようなしびれ方)ことが特徴です。
  • ビタミン欠乏症
    • 特徴: ビタミンB群(特にB12)が不足することで、神経の機能に影響が出ます。
    • 症状: 両手足のしびれ、倦怠感など。
  • 甲状腺機能低下症
    • 特徴: 甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気です。
    • 症状: 全身の倦怠感やむくみ、体重増加に加え、両手足のしびれが見られることがあります。

🚨 緊急性の高い可能性

しびれが急激に始まり、以下の症状を伴う場合は、脳血管障害(脳梗塞など)の可能性も否定できません。

  • 突然発症した強いしびれ
  • 片側の顔面や手足にも麻痺がある
  • ろれつが回らない、意識が朦朧としている
  • 激しい頭痛を伴う

🩺 どのような場合に医療機関に受診すべきか

両腕のしびれが一時的でなく、繰り返したり、悪化したりする場合は、整形外科または脳神経外科を受診してください。

特に以下の症状がある場合は、なるべく早く医療機関を受診してください。

  1. しびれとともに、足にも症状が出ている(歩きにくい、ふらつく)。
  2. 手の細かい作業が困難になった(箸が持ちにくい、文字が書きにくい)。
  3. 筋力が低下し、重いものが持てなくなった。

ではここまでで色々書きましたが「病院で異常がない」と言われた方や「そこまで酷いしびれでは無いけど気になる」そのような方は今回のAさんと同じケースかもしれません。

では書いて行きます。

両腕の痺れでお悩みの船橋市行田在住30代女性Aさんについて

来店された経緯

腕が痺れている女性のイラスト

2025年11月2日、両腕の痺れでお悩みのAさんが当院にご来店されました。

来店された経緯として約2ヶ月ほど前から肩こりなのかよくわからないけどたまに肩や腕が重く、次第には腕が痺れる感覚があり病院に行ったところ骨や首などには異常なしと診断されB12のサプリと痛み止めを処方されたが改善せず。

そんな時に色々検索していると当店のHPを発見し近いし行ってみようという事で今回来店されたという事でした。

問診編:お悩みの把握

ではAさんのお悩みを把握するためにお話を聞いてきます。

分かった事は以下の通りです。

  • 主訴:両腕の痺れ 肩こりなど
  • 職業:デスクワーク
  • 居住地:船橋市行田
  • 症状の程度:普段はそこまで気にならないがふとした時に気になる
  • 気になりだした時期:2ヶ月前 特に仕事中酷くなる
  • 痺れの場所:両腕の肘から先
  • 既往歴:1年前にギックリ腰
  • 服用中の薬:コレステロールの薬を服用中。
  • 生活習慣:運動はしておらず、末端冷え性
  • ストレス:ストレスは日によるが平均的に5段階中4ぐらいと高め

次は検査編です。


検査編:身体の悪い箇所を特定する

問診の次は身体の悪い箇所の特定です。行う検査は以下の通りです。

  • 脊柱の粘弾性(柔軟性):背骨一つひとつの動きの硬さや、周囲の筋肉の緊張を調べます。
  • 骨盤のズレ:骨盤の傾きや歪みをチェックします。
  • 肩や肩甲骨周りの筋肉の硬さ:お腹を優しく触診し、内臓の緊張や動きの悪さを探ります。
  • 頸椎の神経根圧迫テスト:病院で異常ないと言われたが一応首からの神経症状じゃないか調べる為。

検査結果と考察

では検査の結果と結果から考えられることは以下の通りになりました☟

  • 脊柱の粘弾性:背中全体の強い緊張。
    • 考察:背中全体の緊張は、慢性的な肩こりや肋骨の柔軟性低下を表し、普段から呼吸が浅いことや、心臓や肺の動きが悪い可能性がある。
  • 骨盤のズレ:右の仙腸関節が上方にズレ。
    • 考察:過去のギックリ腰からずっと骨盤の関節がズレており脊柱全体の柔軟性に影響を与えていたことが考えられます。
  • 肩や腱骨周りの筋肉の硬さ:前腕の屈筋群と伸筋群が凄い硬い
    • 考察:腕の筋肉が神経や血管を圧迫している可能性
  • 頸椎の神経根圧迫テスト(スパーリング、ジャクソンテストなど):異常なし

これらの検査結果と問診を合わせるとAさんの両腕の痺れは病院での診断と同じく首には問題なく、恐らく一番はデスクワークによる腕の筋肉の緊張やコリが神経や血管圧迫していることで起きているのではないかと推測出来ました。


施術と結果

では問診検査の結果、痺れの原因は腕じゃないかなと推測できたので施術しAさんの身体を改善していきます。

施術①:背中周りのほぐし(約10分)

まず、背中の胸椎周辺の筋肉を丁寧にほぐし、肋骨をねじるように関節に刺激を入れていきました。関節マニュピレーションという手技と揉み解しを合わせた感じです。この手技を入れることで身体全体の緊張と腕などのコリなどもほぐしやすくなります。

施術②:骨盤の調整(約3分)

次に、ズレている右の仙腸関節を整えます。ソフトな刺激で約3分程ですね。これにより脊柱含め土台を整え身体全体にいい影響を及ぼすことが出来ます。

施術③:腕の筋肉へ鍼灸と揉み解し(約20分)

最後に一番の原因であると推測できる腕の屈筋群、伸筋群に対して鍼を約10本刺し5分程置鍼、その後両腕を時間かけて丁寧にほぐしました。

これでこの日の施術は終了、問診検査と合わせると約45分程度の施術となりました。

では結果はどうなったかというとAさん曰く「腕がとても軽くて上半身も凄いスッキリしています!!」との事。

後は1週間普段通り過ごしてみて仕事中に腕が痺れるか確認してまた教えて下さいと伝え1週間後に予約を取りAさんはお帰りになられました。

Aさんのその後の経過

Aさんが1週間後に来店し両腕の痺れはどうだったのか聞いてみると「腕の痺れはなくなりました!!あと肩こりも楽でした^^」という感想も頂きました。

良かったですと伝え、この日も前回同様の施術に加え検査で気になる箇所をあぶりだし施術してAさんはお帰りになられました。

Aさんには4回ほど来店いただいたのですが経過は以下のようになりました。

・1回目(2025年11月2日):施術後、腕が凄い軽くなった。上半身もスッキリ
・2回目(2025年11月9日):施術前、1週間は腕の痺れはなかった!
・3回目(2025年11月16日):施術前、腕の痺れはなし、肩こりも最初と比べて10→3程度に減った。
・4回目(2025年11月23日):施術前、仕事で疲れはするが痺れもないし、身体全部が軽い!

という感じになりました。

この結果と経過からAさんの両腕の痺れは前腕の屈筋群や伸筋群などの硬さによるものだと示唆されました。

では最後のまとめです。


 まとめ:両腕のしびれの本当の原因

最後までお読み頂き有難うございます。

今回の記事では、30代女性Aさんの「両腕のしびれ」と「慢性的な肩こり」が改善した事例をご紹介しました。

まとめとしては以下のようになります。

🔑 Aさんのしびれは「腕のコリ」が原因!

病院で「首には異常なし」と診断されたAさんのしびれ。その正体は、長時間のデスクワークが引き起こした「前腕(肘から先)の筋肉の硬さ」でした。

硬くなった腕の筋肉が神経や血管を圧迫し、しびれを起こしていたのです。

当院のアプローチ

  1. 腕のコリ解消:一番の原因である前腕の筋肉を鍼灸とマッサージで徹底的に緩めました。
  2. 土台の調整:過去の古傷(ギックリ腰)からくる骨盤のズレや背中の硬さも調整し、上半身の負担を軽減しました。

結果、Aさんは計4回の施術で、仕事中のしびれや肩こりが改善しました。

船橋市・行田エリアで腕の痺れならゆいまーる!

整体院ゆいまーるの院長山城正弥の施術の写真

いかがでしたでしょうか?一言にシビレといっても原因は様々なです。

当店は痺れの原因はどこなのか?なぜシビレという症状が起きているのか?を考え検査し施術することで効果の高い施術を提供しています。

そのお陰で当店は船橋市西船にありますがAさんのように船橋市・西船・行田など多数のエリアからご相談を頂きます。

もしよろしければ1度ご相談頂くとお力になれるかもしれません^^

最後までお読み頂き有難うございました♪