【解説】シンスプリントとは?│船橋市・西船橋にある整体院ゆいまーるが解説☟

初めに

こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は、ランナーや部活動を頑張る学生さんに多い「シンスプリント」について、わかりやすく解説していきます。

「走るとすねの内側が痛い…」「運動後にズキズキする…」そんなお悩みを抱えていませんか?
もしかすると、それは“シンスプリント”かもしれません。

・シンスプリントとはどんな症状なのか?
・運動を継続しながらでも改善するのか?
・有効な施術やセルフケア

こういったことを知りたい場合は、是非この記事を読み進めてください。

解剖学などの知識をもとに解説していきます。

シンスプリントってどんな症状?

シンスプリントとは、運動時や運動後に”すねの内側が痛むスポーツ障害”です。
特に、ランニングやジャンプ動作の多いスポーツ(陸上、サッカー、バスケ、バレーなど)をしている方に多く見られます。

主な症状は以下の通りです:

  • すねの内側の痛みや腫れ(押してみると痛い)
  • ランニングなどの運動中や運動後に痛みが出る
  • 初期は違和感程度でも、放置すると日常生活にも支障が出ることも

🤔 なぜシンスプリントになるの?

シンスプリントの主な原因は、すねの内側にある筋肉を過度に使うことで筋肉と骨のつなぎ目である”骨膜への過剰な負担”が増えるからです。
負担が掛かり続けた骨膜に炎症が起きて、炎症のひどさによって症状が変化していきます。

以下のような要因が重なると発症しやすくなります。

  • 硬い地面や傾斜のある道での練習
  • クッション性の低いシューズの使用
  • サイズの合わないシューズでの練習
  • 急激な運動量の増加
  • 筋力不足や足首の柔軟性の低下
  • 偏平足や回内足などの足の形の異常

📈 症状の進行度チェック

シンスプリントは、進行度によって症状が変化します。
1→4になるにつれて症状が悪化しています。

  1. ウォームアップで痛みが和らぐ
  2. 運動後に痛みが再発
  3. 運動中ずっと痛むが、日常生活には支障なし
  4. 常に痛みがあり、日常生活にも影響が出る

シンスプリントは早めに対処できればその分早く回復します。
症状を放っておくと最悪の場合、疲労骨折になるかもしれません。

すねの内側に違和感を感じた時点で症状の相談をするのがとても大切です!

🩺 検査と診断方法

基本的には問診と触診で診断されますが、必要に応じて病院で以下の検査をオススメする場合があります。

  • X線検査:骨折の有無を確認
  • MRIや骨シンチグラフィー:疲労骨折との鑑別
  • コンパートメント内圧測定:他の疾患との区別に使用

ちなみに問診と触診では以下のような事をします。

  • 問診:運動強度や痛みの出方、運動・トレーニングメニューの確認
  • 触診:すねの内側の圧痛や腫脹の有無を手と目でチェック

💡 治療法は?

シンスプリントの治療は、主に「保存療法」が基本です。

保存療法とは手術に頼らずに症状の改善をはかる施術のことで、身体への負担が少ないのが特徴になります。

🔹 施術内容

  • 鍼&もみほぐし:原因となる筋肉の柔軟性を回復し、骨膜への負担を減らす。
  • かかとや足裏の調整:施術効果の持続と再発防止のために行います。

🏃‍♀️ 走りながら治すことはできる?

初期の段階であれば、2週間程度の安静で改善することが多いです。

ただし、

  • 運動中に痛みが強くなる
  • 日常生活にも支障が出る

といった場合は、運動を中止して治療に専念することが大切です。

一方で、

進行度1~2のように運動中の痛みがない軽度の症状であれば、運動量の調整と適切なケアをしながら運動を続けることも可能です。
この場合は運動中や後の症状に合わせて施術内容を変えていきますので、運動の後に来店されることをオススメします。

🛡️ シンスプリントの予防法

シンスプリントは、日々のケアと予防がとても重要です。

  • 筋肉のケア:運動後のふくらはぎやすねのマッサージ、ストレッチ、アイシング
  • 入浴:血流を良くすることで老廃物などの排除を助けます。
  • シューズの見直し:クッション性の高い靴やインソールの使用
  • フォームの改善:正しい姿勢での運動を意識する、特に靴底の減り方がかたよる場合は要注意です!

🤲 自宅でできるマッサージ&ストレッチ

✅ スネの内側マッサージ

内くるぶしから骨の内側に沿って膝まで、指の腹で優しく揉みましょう。
痛みが強い場合は軽くさする程度で大丈夫です。

✅ 足裏マッサージ

親指で足裏を押しながら、硬くなっている部分を重点的にほぐします。
特に足の指の付け根辺りをほぐしましょう。

✅ ふくらはぎのストレッチ

壁に手をつき、片足を後ろに引いて膝を伸ばすと、ふくらはぎの筋肉がしっかり伸びます。
この他にも同じ姿勢で膝を曲げるバージョンもオススメです。
さらにストレッチしたい場合は一歩引いた位置から壁に手をつき、上半身を前傾すると効果的です。

📝 まとめ

シンスプリントは、早期の対処と予防がカギです。
痛みを我慢せず、違和感を覚えたらすぐに専門家に相談しましょう。

当院では、患者様一人ひとりに合わせた施術や運動強度の設定によって運動への復帰をサポートします。
お気軽にご相談ください!

【整体院ゆいまーる】
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