【施術事例】変形性股関節症による痛みが改善!60代女性Sさん‐デスクワーク‐江戸川区西小岩在住
慢性的な股関節の痛みに悩んでいませんか? あなたの痛みの原因は「股関節」そのものではないかもしれません。
はじめまして、こんにちは。にちは整体院ゆいまーるの山城です。 今回は、変形性股関節症による痛みに悩まされていたSさんの改善事例についてお話しさせていただきます。
もし、あなたも同じように変形性股関節症、あるいはそれに伴う痛みでお悩みでしたら、この記事が参考になれば幸いです。
変形性股関節症とは?
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り、骨が変形することで痛みや可動域の制限が生じる病気です。初期には立ち上がりや歩き始めに痛みを感じることが多く、進行すると安静時にも痛みが出たり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。高齢になるほど発症リスクが高まると言われていますが、若い方でも先天的な股関節の異常や過度な負担が原因で発症することもあります。
一般的に、整形外科ではX線検査などで診断を行い、痛み止めや湿布の処方、リハビリテーションが行われます。症状が進行した場合は、手術が検討されることもあります。しかし、Sさんのように「手術はしたくない」「痛み止めでは根本的な解決にならない」と感じている方も少なくありません。
私たちにちは整体院ゆいまーるでは、変形性股関節症による痛みに対して、股関節だけでなく、全身のバランスや根本的な原因にアプローチすることで、多くの方の改善をサポートしています。Sさんのケースも、まさにその典型例と言えるでしょう。
諦めかけていた股関節の痛みが改善。Sさんの来店から改善までの道のり

Sさんはどのような経緯で当院にご来店され、そしてどのように痛みが改善していったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
Sさんがにちは整体院ゆいまーるを訪れた経緯
2025年7月1日、変形性股関節症による痛みでお悩みの60代女性、Sさんが当院にご来店されました。
Sさんが股関節の痛みに悩まされ始めたのは、今から約3年前、当初、股関節に違和感を感じ、病院を受診したところ、「軽度の変形性股関節症」と診断されたそうです。それ以来、Sさんは様々な整骨院や整体院を訪れ、痛みの改善を試みてきました。しかし、残念ながら、これまで満足のいく効果を感じることはできなかったとのこと。
そんな中、インターネットで当院のホームページをご覧になり、「ここなら何とかなるかもしれない!」と感じてご来店を決意されたそうです。
では早速Sさんのお話を聞いて行きます。
Sさんの詳細な問診から見えてきたこと
ご来店後、私たちはSさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳しく把握するために、問診を行いました。
【Sさんのプロフィールと主訴】
- 性別・年齢: 60代女性
- お仕事: パソコンを使ったデスクワーク。1日8時間程度の座り仕事が中心。
- 主訴: 右の変形性股関節症による痛み。
【具体的な症状】
- 長時間歩いていると、徐々に痛みが強くなってくる。
- 日によって異なるが、長時間座って仕事をしていると、何となくうずくような痛みが出てくることがある。
【痛みが気になり始めた時期と診断】
- 約3年前に痛みが気になり始め、整形外科を受診。
- 「手術までは必要ないが、股関節が少し変形している変形性股関節症」と診断された。
- 病院では、軽い運動指導と痛み止めが処方された。
【その他の既往歴・生活習慣など】
- 8年前に左膝の靭帯を切断し、手術を受けている。
- 運動習慣として、ジムで週2回程度、30分〜60分の軽い有酸素運動を行っている。
- ストレスの度合いは5段階中3と、比較的ストレスを感じやすい傾向にある。
- たまに胃の痛みを感じることがある。
- コーヒーは1日に2杯程度飲む。
- これまで、当院以外に3件ほどの整骨院、整体院、鍼灸院を受診した経験がある。
- 金属アレルギーはなし。
これらの問診から、Sさんの股関節の痛みは、単に股関節の変形だけでなく、長時間のデスクワークによる姿勢の問題、全身のバランス、そしてストレスなど、様々な要因が複合的に絡み合っている可能性が浮上してきました。特に、長時間同じ姿勢でいることによる痛みや、胃の不調といった情報は、重要なヒントとなりました。
Sさんの身体の検査結果
問診でSさんの状態を詳しく把握した後、私たちは身体の状態を客観的に評価するために、細部にわたる検査を行いました。当院では、お客様一人ひとりの症状に合わせて、以下のような基本的な検査と、個別の症状に特化した検査を組み合わせて実施しています。
当院で実施する基本的な検査項目
- 脊柱周りの柔軟性: 背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。背骨は全身の土台であり、ここが硬いと様々な部位に負担がかかります。
- 骨盤の歪み(関節のズレ): 骨盤は身体の中心に位置し、股関節とも密接に関わっています。骨盤の歪みは、股関節の動きや負担に大きく影響します。
- お腹の張り感、圧痛: 内臓の不調や、自律神経の乱れは、身体の様々な場所に症状として現れることがあります。特にお腹の張りや圧痛は、全身の血流や神経伝達にも影響を与える可能性があります。
Sさんの症状に合わせた個別検査
Sさんの場合は、股関節の痛みと左膝の既往歴があるため、以下の項目を重点的に検査しました。
- 股関節の可動域: 股関節がどの程度スムーズに動くか、曲げ伸ばしや内外転の動きを確認します。
- 左膝周囲の柔軟性の確認: 過去の手術歴も考慮し、左膝周辺の筋肉や関節の柔軟性を細かくチェックします。
検査の結果、見えてきたSさんの身体の状態
これらの詳細な検査の結果、Sさんの身体には以下のような特徴が見られました。
- 脊柱周りの柔軟性:
- 胸椎(T2~T12)全体に強い緊張と硬さが見られました。これは、背中全体が非常に硬くなっている状態を示しており、長時間のデスクワークによる姿勢の影響が大きいと考えられます。背中が硬いと、股関節の動きを制限したり、代償的に他の部位に負担をかけたりすることがあります。
- 骨盤の歪み(関節のズレ):
- 右の恥骨が下方にずれていることが判明しました。恥骨は骨盤の一部であり、ここがずれると、股関節の安定性や動きに悪影響を及ぼす可能性があります。Sさんの右股関節の痛みと直接的に関連している可能性が高いと推測されました。
- お腹の張り感:
- みぞおちの部に非常に強い張り感と圧痛がありました。これは、胃の不調や、自律神経の乱れ、あるいはストレスの影響が身体に現れているサインと考えられます。お腹の緊張は、全身の血流悪化や、姿勢の悪化にも繋がり、結果として股関節への負担を増大させる要因となります。
- 股関節の可動域:
- 屈曲(股関節を曲げる動作): 110度(正常な可動域は130度)。可動域が制限されていることが確認されました。
- 伸展(股関節を後ろに伸ばす動作): 20度(正常な可動域も20度)。こちらは正常範囲内でした。
- 外転(股関節を外に開く動作): 30度(正常な可動域は45度)。可動域が制限されていることが確認されました。
- 可動域の制限は見られましたが、これらの動きで「強い痛み」を感じることはありませんでした。これは、変形自体が痛みの直接的な原因ではなく、むしろ可動域の制限や周囲の筋肉の硬さが痛みを引き起こしている可能性を示唆しています。
- 膝周囲の柔軟性:
- 左膝の後面にある膝窩筋(しつかきん)と、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋(ひふくきん)に強い筋肉の緊張が見られました。過去の靭帯損傷手術の影響で、膝周囲の筋肉が硬くなり、それが全身のバランスに影響を与えている可能性も考えられました。
これらの詳細な問診と検査の結果から、私たちはSさんの変形性股関節症の痛みの根本原因が、股関節そのものの変形だけではないと確信しました。むしろ、骨盤の歪み、背中(胸椎)の強い緊張、そして血流の問題が、痛みを引き起こす主要な要因であると推測されたのです。
Sさんの股関節の痛みを改善するための施術計画
問診と検査の結果を踏まえ、私たちはSさんの変形性股関節症の痛みを改善するための施術計画を立てました。
痛みの根本原因へのアプローチ
今回のSさんの主訴である変形性股関節症の痛みを取り除くためには、以下の2つの点に重点的にアプローチする必要があると判断しました。
- 右恥骨のズレの調整:
- 骨盤の歪みは、股関節への負担を増大させ、可動域の制限や痛みに直結します。特に恥骨のズレは、股関節の動きに大きな影響を与えるため、これを正常な位置に戻すことが最優先と考えました。
- 背中(胸椎)周りの柔軟性の向上:
- 背中全体の強い硬さは、姿勢の悪化を招き、結果的に股関節への負担を増加させます。また、血流の悪化にも繋がり、Sさんが訴える「長時間座っているとうずくような痛み」の原因となっている可能性も高いと推測しました。背中の柔軟性を高めることで、全身の血流改善と正しい姿勢の維持を目指します。
施術開始! 身体の変化に驚くSさん
それでは、実際にSさんへの施術がどのように行われたかをご紹介します。
初回の施術:的確なアプローチで劇的な変化が!
まず、初回施術では、最も重要だと考えられた右恥骨の矯正から始めました。
当院では、骨盤の調整に際して、運動療法と呼吸法を組み合わせることで、身体に負担をかけることなく、自然な形で骨のズレを調整していきます。Sさんの場合も、約3分程度の短時間で、骨盤のバランスを整える施術を行いました。
次に、背中(胸椎)周りの筋肉のほぐしに入りました。Sさんは過去に鍼治療の経験があるとのことでしたので、今回は背中のT2~T12(胸椎の上部から中部にかけて)の起立筋に対して、12本ほどの鍼を刺鍼し、約10分間置鍼しました。鍼によって深部の筋肉の緊張を緩め、血流を促進する効果が期待できます。
その後、鍼を抜いてから、約10分間かけてゆっくりと揉みほぐしを行いました。これにより、硬くなっていた背中の筋肉がさらに緩み、柔軟性が向上しました。
この時点で、問診と検査を含めて約40分が経過していました。ここで、改めてSさんの股関節の可動域を確認したところ、驚くべき変化が見られました。
- 股関節の屈曲(曲げる動作): 110度だった可動域が、なんと130度までスムーズに動くように! これで正常な可動域に戻りました。
- 股関節の外転(外に開く動作): 30度だった可動域が、45度までスムーズに動くように! こちらも正常な可動域に戻りました。
Sさんはこの変化に「股関節、そんなに触っていないのにこんなに変わるんですか!?」と、非常に驚きと喜びの反応を見せてくださいました。この瞬間、私たちもSさんも、施術の確かな効果を実感することができました。
最後に、Sさんが問診で訴えていた胃の張りや圧痛に対して、内臓調整を行いました。これにより、身体全体のバランスがさらに整い、自律神経へのアプローチも加わりました。
この日の施術は、約50分で終了しました。股関節の痛み自体は、その場で完全にゼロになったわけではありませんが、可動域が劇的に改善したこと、そしてSさんご自身が「身体全体がとても軽い!」と感じてくださったことは、大きな成果です。
施術後、私たちはSさんに、今後の経過観察のため、1週間後のご来店をお願いしました。Sさんも快く次回の予約を取り、お帰りになられました。
1週間後のSさん(2回目のご来店)
1週間後、Sさんが再びご来店されました。開口一番、Sさんの口から出た言葉は、私たちにとって何よりの喜びでした。
「痛みをほとんど感じませんでした!」
まだ、何となく「怖い」という感覚はあるものの、以前のように痛みが顕著に現れることはなくなったとのこと。これは、Sさんの身体が確実に良い方向に向かっている証拠です。この日も初回と同様の施術を行い、念のため、さらに1週間後のご予約をいただき、お帰りになられました。
初回から2週間後のSさん(3回目のご来店)
そして、初回から2週間後、3回目のご来店です。Sさんの表情は、初回とは見違えるほど明るく、自信に満ちていました。
「もう、ほとんど痛みも、何となく怖い感じもありません!」
長年悩まされていた股関節の痛みが、ほぼ気にならないレベルまで改善したとのこと。さらに、「胃の調子も良く、身体全体の調子が良くて、気分もいいです!」と、全身の健康状態の改善も実感されているご様子でした。
この日は、1回目、2回目と同様の施術に加え、Sさんの過去の既往歴を考慮し、膝周りの施術も行いました。膝周囲の筋肉の緊張を緩め、さらに全身のバランスを整えることで、より良い状態を維持できるようにアプローチしました。
最後に、Sさんには、「急激に股関節の痛みが戻ることはないと思いますが、デスクワークは凝りやすいので、良い状態を保つために、たまにメンテナンスに来ていただくと良いですよ」とお伝えし、3週間後のご予約をいただき、お帰りになられました。
この記事を書いているのは2025年7月29日ですので、Sさんの4回目のご来店はまだですが、これまでの経過は非常に順調です。
まとめ:あなたの股関節の痛み、あきらめないでください!
今回のSさんのケースは、変形性股関節症による痛みが、必ずしも「変形そのもの」だけが原因ではないことを明確に示しています。Sさんの場合、痛みの主な原因は、以下の2点にありました。
- 恥骨のズレ: 骨盤の歪みが股関節の動きに悪影響を与えていた。
- 背中(胸椎)周りの硬さ、柔軟性の低下: 長時間のデスクワークによる姿勢の悪化と、それによる血流低下が痛みを引き起こしていた。
これらの根本原因にアプローチすることで、Sさんの長年の股関節の痛みは劇的に改善しました。
あなたもこのようなお悩みを抱えていませんか?
- 変形性股関節症と診断されたけれど、手術はしたくない。
- 痛み止めを飲んでも、一時的にしか良くならない。
- 他の整骨院や整体院に通ったけれど、効果を感じられなかった。
- 立ち上がりや歩き始めに股関節が痛む。
- 長時間座っていると股関節がうずく。
- 股関節のせいで、日常生活に制限がある。
もし、この記事を読んでいるあなたが、Sさんと同じように変形性股関節症や変形性膝関節症などで痛みにお悩みで、「手術はしたくない」「少しでも痛みを取りたい」と考えているのであれば、ぜひ一度、にちは整体院ゆいまーるにご相談ください。
私たちは、あなたの身体の根本原因を見つけ出し、最適な施術プランを提案させていただきます。あなたの痛みの原因は、きっと改善できます。一緒に、痛みから解放された快適な生活を取り戻しましょう。
整体院ゆいまーるが選ばれる理由
- 徹底した問診と検査: 痛みの根本原因を多角的に分析し、一人ひとりに合わせた施術プランを立案します。
- 「股関節」だけにとらわれない全身アプローチ: 骨盤、脊柱、内臓、自律神経など、全身のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。
- 身体に優しい施術: 運動療法や呼吸法、鍼などを組み合わせ、身体に負担の少ない方法で調整を行います。
- 豊富な経験と実績: これまで多くの方の変形性股関節症や変形性膝関節症による痛みを改善に導いてきました。
- 再発予防へのアドバイス: 施術後も、良い状態を維持するための生活習慣やセルフケアについて丁寧にお伝えします。
あなたの勇気ある一歩が、未来の健康な身体へと繋がります。
ご予約・お問い合わせは、お電話または当院のホームページからお気軽にどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q1:変形性股関節症は手術しないと治りませんか?
A1:はい、変形自体は手術しないと治せません。しかしSさんの事例のように、変形性股関節症による痛みの原因は、変形そのものだけでなく、骨盤の歪みや背骨の硬さ、筋肉の緊張、血流の問題など、多岐にわたることがあります。
Q2:施術は痛いですか?
A2:当院の施術は、お一人おひとりの身体の状態に合わせて、ソフトな刺激からアプローチしていきます。骨盤矯正や鍼についても、痛みを最小限に抑え、リラックスして受けていただけるよう配慮しています。Sさんも「股関節そんなに触っていないのにこんな変わるんですか!?」と驚かれたように、強い痛みを感じるような施術は行いませんのでご安心ください。
Q3:どのくらいの頻度で通えば良いですか?
A3:症状の程度や、お身体の状態によって異なりますが、Sさんのように初めは週に1回程度のご来院をおすすめしています。症状が安定してきたら、間隔を空けて、徐々に通院頻度を減らしていきます。最終的には、良い状態を維持するためのメンテナンスとして、月に1回程度のペースでご来院いただくことをご提案することもあります。
大体の方が3~6回で改善します。※個人差有
Q4:デスクワークが多いのですが、何か自宅でできることはありますか?
A4:はい、ございます。デスクワークが多い方は、同じ姿勢を長時間続けることで、Sさんのように背中や股関節周りが硬くなりやすい傾向があります。定期的に休憩を取り、軽いストレッチや姿勢を意識することが大切です。ご来院いただいた際には、お一人おひとりの身体に合わせた効果的なストレッチやセルフケアの方法もお伝えしています。
Q5:保険は適用されますか?
A5:当院は自費施術となりますので、健康保険は適用されません。しかし、根本的な改善を目指し、痛みに悩まされない生活を取り戻すための投資と考えていただければ幸いです。料金体系については、初診時にお気軽にお問い合わせください。
この度は、Sさんの貴重な改善事例を通して、変形性股関節症による痛みに悩む多くの方に、希望をお届けできれば幸いです。