ギックリ腰の原因とは?関節?筋肉?│船橋・西船橋にある整体院が解説☟
初めに
こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は皆様が恐れるギックリ腰、別名「魔女の一撃」の解説をしていきたいと思います。
書いて行く内容は以下の通りです。
・ギックリ腰とは?
・ギックリ腰の特徴
・主な原因
筋肉編
関節編
・自分での対応とセルフケア
まとめ
歩けない、何もしてなくても痛い、ギックリ腰を何回も何回も繰り返す、そんな方の参考になれば幸いです。
💥 ギックリ腰(急性腰痛症)とは?
ギックリ腰とは、正式には急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)と呼ばれる症状で、急激に発症する激しい腰の痛みの総称です。
「魔女の一撃」とも表現されるほど突然起こり、動けなくなるほどの強い痛みが特徴です。
ギックリ腰の主な特徴
- 突発的な発症: 特定の動作(重い物を持ち上げる、体をひねる、顔を洗うために前かがみになる、くしゃみをするなど)をきっかけに、予期せず突然激痛が走ります。
- 激しい痛み: 痛みのために腰を動かせなくなり、その場にうずくまったり、立ち上がれなくなったりすることがあります。
- 痛みの種類: 腰の一部分に集中して起こる鋭い痛みや、広い範囲に及ぶ強い張り・重さとして感じられます。
ギックリ腰の主な原因
ギックリ腰は正式名称では腰椎捻挫と呼ばれており、腰椎(腰の骨)が不安定、または過剰に負担が掛かり炎症が起きてしまい痛みになっていると言われています。
基本的に急になるというよりかは普段から慢性的に腰痛があったり何かしらの理由で腰に負担が掛かり起きてしまう事が大半です。
そんなギックリ腰の原因は当店では2つあると考えています。
それは筋肉と関節です。それぞれ解説します。
筋肉編
まず1つ目は筋肉です。
イメージしやすい様にイラストを貼っておきます。

太もも前面の筋肉のイラスト

太もも後面の筋肉のイラスト
腰回りには様々な筋肉が多いので全てを紹介することが出来ませんがギックリ腰の原因で多いパターンはこの足回りの筋肉が骨盤を引っ張り腰椎を不安定にさせ痛みを誘発するケースです。
イラストで見えるように太もも前面では四頭筋の1つである大腿直筋が下前腸骨棘(かぜんちょうこつきょく)に付き、
太もも後面の大腿二頭筋と呼ばれる筋肉は多くが坐骨結節に付きます。
普段座っている事が多い、前かがみが多いそのような方はこのパターンがとても多いです。
関節編
次に2つ目の理由の関節編です。何となくでいいのでこちらの骨盤のイラストをご覧ください。

先ほど筋肉が骨を引っ張った結果腰椎が不安定になり腰に痛みを誘発すると書きましたが、腰痛の安定にはイラストにある仙骨、腸骨、恥骨とその骨たちが連結する仙腸関節と恥骨結合という部分が重要と言われています。
それぞれの動きを書いて行くと以下の通りになります
・仙骨:前方、後方、軽度の捻れ
・腸骨:前方、後方
・恥骨:上方、下方
それぞれ約1mm前後しか可動性がないと言われていますがその可動性が大きく失われたり、また動きすぎて不安定になってしまっている状態だと今回でいうギックリ腰になってしまいます。
発症後の対処法
ではそんなギックリ腰ですが起きてしまった場合どのような処置が正解でどのようなケアが出来るかというと以下の通りです。
・痛みがかなり強く(何もしなくても痛い、歩けないなど)患部を触ると熱感がある場合
→安静と固定、熱感がある部位への冷却(湿布や凍傷にならない程度の氷水など)
・痛みはあり動けるがしんどく熱感はない場合
→ふくらはぎなどを軽くマッサージしたりカイロやお風呂などで温めたり温熱療法など循環を良くする
もし上記のような方法でも痛みが引かない、もしくは痛みを早期改善したい場合は専門家に相談することをお勧めします。
まとめ:ギックリ腰は「蓄積された負担」と「全身の不安定性」のSOSサイン
今回は、多くの方が恐れるギックリ腰(急性腰痛症)について、そのメカニズムと当院が考える根本原因を解説しました。
💥 ギックリ腰の原因は「腰」だけではない!
ギックリ腰は、単に急な動作で起こるのではなく、日頃の姿勢の崩れや疲労が蓄積し、腰椎(腰の骨)が耐えきれなくなった結果として起こる「腰椎捻挫」です。
当院では、その根本原因を以下の2つの要素として捉え、アプローチします。
| 原因要素 | メカニズム | 姿勢との関連 |
| 筋肉編 | ハムストリングス(坐骨結節)や大腿直筋(下前腸骨棘)といった足周りの筋肉が骨盤を強く引っ張り、腰椎を不安定にすることで痛みを誘発する。 | デスクワーク、前かがみの姿勢など、座り姿勢の長さ。 |
| 関節編 | 仙腸関節、恥骨結合といった骨盤の連結部が、可動性を失う(硬くなる)か、逆に動きすぎて不安定になることで、腰椎の土台が崩れる。 | 反り腰や猫背など、日常的な不良姿勢。 |
🚨 自分でできる対処法と早期改善のポイント
ギックリ腰を発症した際は、痛みの程度によって対応を変えることが重要です。
| 痛みの状態 | 推奨される対処法 |
| 激痛(何もしなくても痛い、熱感あり) | 安静と冷却(アイシング)。炎症を鎮めることを最優先。 |
| 動けるがしんどい(熱感なし) | 温熱療法や軽度のマッサージ(ふくらはぎなど)で血流を改善。 |
歩けないほどの痛みや、何度もギックリ腰を繰り返してしまう方は、「骨盤の安定性」と「股関節・足周りの筋肉の過緊張」という根本原因が解消されていない可能性が高いです。

船橋市西船エリアでギックリ腰の痛みや慢性腰痛でお悩みの方は、痛みを取るだけでなく、再発を防ぐための全身のバランス調整に特化した当院へ、ぜひ一度ご相談ください。
【整体院ゆいまーるの基本情報】
- 住所: 千葉県船橋市西船6-2-27 鹿鳴館 1-b
- アクセス: 京成西船駅から徒歩約3分 / JR西船橋駅から徒歩約10分
- 営業時間: 10:00~20:00(20:00からのご予約も可能)
- 定休日: 木曜日
- 駐車場: 1台分あり


