【症例紹介】バセドウ病と首の痛みに悩む30代女性Hさんの整体体験|船橋市・整体院ゆいまーる
はじめに
こんにちは。
船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるです。
今回ご紹介するのは、「バセドウ病」と「首の痛み」に悩んでご来院された30代女性Hさん(事務職/西船在住)の施術事例です。
この記事では、Hさんの症状や施術の流れを詳しくご紹介しながら、
- バセドウ病とはどのような病気なのか
- なぜ首の痛みや不調と関係するのか
- 自律神経との関連
- 当店が行った具体的な施術内容と結果
について解説していきます。
「バセドウ病を抱えていて、日常生活の不調にも悩んでいる」
「病気じゃないけれど、首や肩の痛みがつらい」
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容です。
ご来店の経緯|ご紹介とキャンペーンがきっかけに
Hさんが当院にご来店されたのは【2024年5月4日】。
もともとご主人様が定期的に通ってくださっており、当院のことをご紹介いただいていたとのことです。
2024年5月12日に当院が開院1周年を迎えるタイミングで、【紹介者キャンペーン(初回無料)】を行っておりました。
そのお知らせをきっかけに、「ずっと気になっていたから行ってみよう」とご予約をいただきました。
ご紹介くださったご主人様にも、心より感謝いたします^^
問診内容|首の痛みと猫背、自律神経の乱れによる症状も
Hさんの主なご相談内容は「首の痛み」と「猫背」でした。
しかし問診を丁寧に行っていくと、さまざまな不調があることがわかりました。
◯ 主な訴えと気になる症状
- 首の痛み(特にPC作業中)
- 肩こり
- 猫背
- 慢性的な下痢・便秘(2~3日に1回)
- 足の冷え
- 側頭部の頭痛(気圧やストレスが関係)
- めまい・立ちくらみ
問診中にご本人が特に強調されたのは、「デスクワークをしていると首が痛くなり、肩もバキバキになる」ということ。
消化器系の不調や冷えも長年あるようで、「なんとなく不調だけど、何が原因かわからない」とのお悩みでした。
また、2年前に病院で【バセドウ病】と診断され、現在も内服治療を継続しているとのことでした。
今回の目的はあくまで「首の痛みや日常生活の不調の改善」であり、バセドウ病そのものの治療ではありません。
とはいえ、問診から見えてきたのは「自律神経の乱れが背景にあるのでは?」という可能性です。
症状から読み取れる推測|不調の根本はどこにある?
Hさんの症状を整理すると、次のような推測が立てられます。
症状 | 推測される原因 |
---|---|
首の痛み、肩こり | 眼精疲労や姿勢の悪化 |
下痢・便秘・足の冷え | 自律神経の乱れ |
めまい・立ちくらみ・頭痛 | ストレス、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの崩れ |
Hさんのように、内科的な疾患(バセドウ病)と、自律神経由来の不調が混在している方は少なくありません。
施術では「自律神経の働きを整えること」を一つのテーマとして進めていきました。
身体検査からわかったこと|首と体幹の不安定さ
次に身体の検査を行いました。
- 首の可動域:後屈時に後頭部下のつまり感、左回旋時に左肩の引っかかりあり。
- 重心チェック:立位での重心が不安定。
- 筋力検査:特に首や腸腰筋(体幹)に力が入らず、ふらつきあり。
この結果から、
「全身的に自律神経のバランスが乱れ、筋肉の協調性が落ちている」状態と判断しました。
ご本人も検査の後には「自分がこんなに力が入らないなんて思いませんでした」と驚かれていました。
バセドウ病とは?|甲状腺ホルモンの過剰分泌による病気
ここで少し、Hさんが抱えている「バセドウ病」について簡単に説明しておきましょう。
バセドウ病とは、**甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気(甲状腺機能亢進症)**のひとつです。
◯ 主な症状
- 動悸・息切れ
- 暑がり・多汗
- 体重減少
- 手指のふるえ
- イライラ・落ち着きがない
- 下痢または便秘
- 月経不順
- 眼球突出(重症の場合)
特に20〜30代の女性に多く見られる自己免疫疾患です。
明確な原因はわかっていませんが、ストレス・生活習慣・遺伝的要因などが影響するとされています。
なぜ首の痛みと関係するのか?|自律神経とホルモンの接点
甲状腺は首の前面(喉仏の下あたり)に位置しており、ホルモンの過剰分泌により周囲の筋肉や神経にも影響を与えることがあります。
また、バセドウ病の症状の多くは「自律神経の過剰な緊張」によって悪化する傾向があります。
そのため、「バセドウ病を持っている方が首や肩に慢性的な緊張を感じやすい」というケースは少なくありません。
施術内容|自律神経の調整と眼精疲労へのアプローチ
◯ 施術① 頭蓋骨と仙骨へのアプローチ(自律神経調整)
Hさんには、まず頭と仙骨(骨盤の中心)への調整を行いました。
これは、いわゆるクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)に近いアプローチで、自律神経を整える効果が期待されます。
- 頭蓋骨の調整:頭の歪みや緊張を丁寧に調整
- 仙骨への調整:ごく優しい刺激で仙骨の動きをサポート
施術時間はそれぞれ約10分。
その後の姿勢チェックでは、姿勢の改善・重心の安定・可動域の向上が見られ、Hさんも「姿勢が全然違う!」と驚かれていました。
◯ 施術② 首の筋肉と眼精疲労へのアプローチ
次に、首まわりの痛みに対しては
- 首・肩の筋膜リリース
- 目のストレッチ(眼球運動や眼輪筋の調整)
を組み合わせて行いました。
実は、「目の筋肉」と「首の筋肉・神経」は密接に関係しています。
スマホやパソコンの長時間使用で眼精疲労が起こると、首の筋肉まで連動して緊張してしまうのです。
施術後の変化|姿勢・痛み・意識の変化
施術後、Hさんは以下のような変化を実感されていました。
- 首の痛み:10→3まで軽減
- 姿勢が明らかに良くなった
- 頭がスッキリして視界がクリアに
- 「自分の体がこんなに疲れていたと気づけた」
最後に、簡単な目のストレッチや姿勢改善のセルフケアを指導し、1週間後に再来院の予約をいただきました。
まとめ|病気があっても、整える方法はある
Hさんのように、「バセドウ病などの診断が出ていても、整体でできることはあるのか?」という疑問を持つ方は多いと思います。
もちろん、バセドウ病そのものの治療は医師による専門的な対応が必要です。
しかし、それと同時に
- 自律神経を整える
- 姿勢や筋肉のバランスを整える
- 消化器系の負担を軽くする
- 睡眠の質やストレス耐性を上げる
といったことは、整体でサポートできる部分でもあります。
「治らないから我慢する」ではなく、
「どうすれば今より快適に生きられるか」
その視点で、自分の身体と向き合ってみませんか?
整体院ゆいまーるのご紹介
当院では、バセドウ病の方に限らず
- 慢性疲労
- 自律神経失調症
- 頚椎症・猫背
- 生理不順や不妊
- 原因不明の不調
など、病名がつかない「なんとなく不調」の方も多数ご来院されています。
気になる方はぜひお気軽にご相談ください。