【施術事例】眼精疲労と肩こりが改善!30代女性Yさん‐デスクワーク‐船橋市本中山在住

挨拶から☟

初めまして!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は眼精疲労と肩こりでお悩みの30代女性Yさんの症例記事について書いて行きたいと思います。

・デスクワークで目が疲れる
・目が疲れると肩こりや頭痛が出てくる
・背中全体が重い

そのようなお悩みの方は参考になるかもしれません。

まずこの記事では一般的な眼精疲労について、肩こりについて行き、その後実際の様子まで書いて行くので良ければ最後までお読みください♪

一般的知識:眼精疲労について👀

まず一般的に眼精疲労とは眼精疲労(がんせいひろう)とは、単なる目の疲れ(眼疲労)とは違い、目を使いすぎたことによって、目の痛みやかすみ、充血だけでなく、頭痛、肩こり、吐き気、めまいといった全身の不調を伴い、十分な休息や睡眠をとっても回復しない状態を指すと言われています。

病気などではなく「目に疲れを感じている状態」という事ですね。

めっちゃ簡単になんですがこれが一般的な眼精疲労なんですが当店ではその状態を詳しく見ていきました。

当店の考察:眼精疲労とは

眼精疲労とは目に疲れやすい状態と書きましたがではなぜそんな状態になるのかを当店では詳しく解剖学、生理学的に考えてみました。

下のイラストをご覧ください(何となくイメージ出来ればいいです)

これは目を動かす筋肉の外眼筋と呼ばれる筋肉です。この筋肉があるからこそ目は様々な角度になり見ることが出来ます。

次はこちら☟目を輪切りにしたイラストです。

全部を覚える必要はありませんが目の中というのは眼房水と言われる水のようなもので満たされており栄養されています。

ここで大事な事はその眼房水はイラストの左下の方の毛様体と言われる部分で分泌されイラストの左上の方のシュレム管という部分で吸収されます。

つまり何が言いたいかというと当店が考える眼精疲労(目に疲れが感じやすい状態)とは目の筋肉が凝っていたり目の水分代謝が悪くなっている状態こそが眼精疲労なのではないかと考えています。

気になる方はこちらの記事をどうぞ☟
【事例&解説】デスクワークの眼精疲労がスッキリ!船橋市・西船橋エリアの整体院ゆいまーるが詳しく解説! | 整体院ゆいまーる

次は肩こりです。

一般的知識:肩こりとは

肩こりとは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、重い、だるい、張っている、痛いといった不快な症状が続く状態を指します。医学的な病名ではなく、日本人に非常に多い症状の総称です。

肩こりの原因自体は多岐に渡りますが基本的慢性的な症状は肩こりしかり腰痛しかり倦怠感しかり「組織の酸欠」が原因と言われています。

言い換えると肩に酸素が上手く行きわたらず肩に重さを感じている状態が肩こりという事ですね。

肩こりの原因は本当に多いので今回は眼精疲労に関係の深い理由を述べていきたいと思います。

当店の考え:眼精疲労と肩こりについて

上記で肩こりとは肩に酸素が足りていない状態だと書きました。

ではなぜ肩に酸素が行っていないのか眼精疲労との関係を考えながら書いて行きます。

まずは全部覚える必要はないですがこちら脳から直接つながる脳神経の表になります。何となくでいいのでご覧ください^^

脳の前方から順にローマ数字で番号が付けられ、それぞれ固有の名称と役割を持っています。

番号名称(読み方)主な機能
I嗅神経(きゅうしんけい)嗅覚(におい)
II視神経(ししんけい)視覚(見る)
III動眼神経(どうがんしんけい)眼球運動(上・下・内側)、まぶたを上げる、瞳孔の収縮(副交感神経)
IV滑車神経(かっしゃしんけい)眼球運動(上斜筋による外下方の動き)
V三叉神経(さんさしんけい)顔面の感覚(痛覚、触覚)、咀嚼筋(そしゃくきん:噛む筋肉)の運動
VI外転神経(がいてんしんけい)眼球運動(外転:外側への動き)
VII顔面神経(がんめんしんけい)顔の表情筋の運動、味覚(舌の前2/3)、涙腺・唾液腺の分泌
VIII内耳神経(ないじしんけい)聴覚(音を聞く)、平衡感覚(バランス)
IX舌咽神経(ぜついんしんけい)嚥下(飲み込み)、味覚(舌の後ろ1/3)、唾液腺の分泌
X迷走神経(めいそうしんけい)内臓の働き(心拍、消化管運動など)、嚥下、発声、咽頭反射(副交感神経)
XI副神経(ふくしんけい)首と肩の筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋)の運動
XII舌下神経(ぜっかしんけい)舌の筋肉の運動(発話や摂食)

ここで見てほしいのは2番目の視神経と11番目の副神経です。

視神経は眼球から神経の経路を通して後頭葉と呼ばれる脳の後ろの部分に付き副神経は延髄(後頭葉の下あたりの部分)から出て首と肩の筋肉に分布します。

結論は何!!?

要は肩こりと眼精疲労の関係とは目の疲れや酸欠の状態が直接脳と繋がりその脳と近しい位置にある副神経にも影響が出ることで首肩の筋肉の緊張を高め血管を圧迫し肩の筋肉や組織が酸欠を起こしてしまい肩こりという状態を作っているのではないかと当店では考えています。

(ややこしいので何となくイメージ出来れば大丈夫です、全然全部覚えなくていいです)

では色々書いたところで実際にはどうするの?という所だと思うので実際にYさんの施術の様子を書いて行きます^^(やっと)

眼精疲労と肩こりでお悩みの船橋市本中山在住Yさんについて

来店された経緯

2025年7月25日、船橋市本中山在住Yさんがご来店されました。

3年ほど前から慢性的な肩こりに悩んでいましたが、ここ半年は特にデスクワーク中に目の奥が重く、夕方になると必ず吐き気と頭痛を伴うようになり、仕事に支障をきたすため、根本的な改善を求めインターネットを検索していた所当店のHPを発見し、来店されたとの事でした。

問診編:船橋市本中山在住Yさんの状態を把握する!

項目詳細考察されるリスク
性別年齢30代女性デスクワークによる蓄積疲労
職業デスクワーク(デザイン系)で1日9時間パソコンをみる目の酷使と、長時間の前傾姿勢による首・肩への負荷
居住地船橋市本中山在住
主訴眼精疲労(目の奥の痛み、吐き気)と慢性肩こり自律神経の乱れ、首・肩の重度の緊張
気になる動作画面を見続けている時、首を動かす時
既往歴なし
運動ほとんどしない筋力低下と血行不良、血管の柔軟性不足
ストレス5段階中4自律神経の乱れ、全身の筋緊張の亢進
睡眠時間平均5.5時間疲労回復の不足

問診の結果Yさんの症状は、仕事による目の過度な酷使高ストレスが引き起こす自律神経の乱れが、長年の肩こりをさらに悪化させている状態だと推察されました。

検査編:眼精疲労と肩こりの原因を調べる

行う検査と検査は以下の通りです。

検査項目Yさんの所見整体的推測される原因
脊柱の粘弾性首の付け根(C7/T1)と背中全体に強い硬さ自律神経系の興奮、肩こりの中心となる部位のロック
骨盤の歪み左の仙腸関節が上方にズレ体幹の土台の不安定化、姿勢の歪み
目の可動域顔を固定した状態で上を向く時に目が痛い目の酷使に目の下直筋が凝っている
腕肩の筋肉の張り両腕の前腕の筋肉が非常に硬いデスクワークのコリ、首の神経の牽引(Rさんの事例と同様)

問診と検査からの原因特定と推測

問診検査の結果船橋市本中山在住Yさんの眼精疲労と肩こりの主な原因は、以下の3つが複雑に絡み合っていると特定しました。

  1. 腕のコリによる神経の牽引: 前腕(腕)の極度の硬さが首の神経を引っ張り、慢性的な肩こりを引き起こす根本原因の一つとなっている。
  2. 目の筋肉の緊張: デスクワークによる目の酷使と目の緊張によって眼球の動きが悪い
  3. 自律神経の乱れ: 長時間の緊張と睡眠不足、ストレスにより、全身の緊張が抜けず、症状を慢性化させている。

施術と結果:眼精疲労と肩こりを断ち切るアプローチ

Yさんの原因に特化した施術を、以下の手順で行いました。

ステップ1:目の筋肉解し(約10分)

まず、眼精疲労と頭痛の直接的な原因であると推測される目の筋肉をほぐします。

目の筋肉は通常だと触れない位置にありますがある姿勢を取ることで瞼の上から触る事が出来ます。今回は目の筋肉の1部である下直筋に対してゆっくりソフトにほぐしていきました。

ステップ2:根本原因である腕の緊張解除(約15分)

次に、慢性肩こりの根源である両腕の前腕の筋肉を丁寧にほぐしました。

施術中の変化:Yさんは「いつも張っていた腕が楽になっていくのがわかります。身体全体が溶けていくようです」と、深いリラックス状態に入られました。

ステップ3:骨盤と全身のバランス調整(約5分)

最後に、体幹の土台である仙腸関節の調整を行い、背中全体の緊張を軽めにほぐして、全身のバランスを整え施術を終了しました。

結果:眼精疲労と肩こりが改善!

問診、検査、施術の合計45分程度で施術は終了。

船橋市本中山在住Yさんからの感想は、「施術が終わって立ち上がった瞬間、視界が明るく、目が凄くすっきり見えます!肩もスッキリして、何より吐き気が消えました」という素晴らしい感想を頂きました^^

その後のYさんの経過報告とまとめ

1週間後のご来院時、Yさんからは「この1週間、頭痛と吐き気に悩まされることがほとんどなく、仕事がとても快適でした」と報告いただきました。

Yさんが来店されたのは2025年7月25日でこの記事を書いているのは2025年10月6日になり現在までに計6回の施術を受けていただいていますが、初回のような重度の眼精疲労とそれに伴う吐き気は全くなくなり、現在は「疲れが溜まりにくい体」を維持するために、月1回のメンテナンスを希望されています。

まとめ:眼精疲労と肩こりでお悩みの30代女性Yさんについて

いかがでしたでしょうか?

まとめとしては以下の通りになります☟

・眼精疲労は目の水分循環不良や目の筋肉のコリが原因
・肩こり含め慢性的な症状は組織の酸欠

今回Yさんの事例は、眼精疲労という一見、目だけの問題に見える症状が、実際は目の筋肉の緊張やコリ、腕のコリ、そして自律神経の乱れという全身の問題と深く関係していることを示す一例でした。

この記事を読んでいる眼精疲労や肩こりに悩んでいる方の参考になれば幸いです^^

船橋市・本中山エリアで眼精疲労や肩こりならゆいまーる^^

当店は船橋市西船にあり船橋市本中山在住のYさんのご自宅とは近い距離にありました。

勿論、船橋・西船橋・本中山だけではなく多数のエリアからのご相談も多数頂きます。

船橋市本中山在住のYさんのように船橋市・西船・本中山エリアの方はお気軽にご相談いただけるとお力になれるかもしれません^^