【事例】歯ぎしりと肩こりが改善!40代女性Nさん‐デスクワーク‐船橋市印内在住
初めに
こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は歯ぎしりと肩こりでお悩みの船橋市印内在住40代女性Nさんについての記事を書いて行きます。
・無意識に顎に力が入っている
・朝起きると顎が痛い
・歯医者で顎関節症と言われたことがある
・肩が凝ると歯ぎしりが酷くなる
そのような方は参考になるかもしれません。
今回書いて行く内容は以下の通りです。
・一般的知識:歯ぎしりについて
当院の考え:歯ぎしりと肩こりについて
顎の解剖知識
肩こりと脳神経
結論と改善方法
・歯ぎしりと肩こりでお悩みの船橋市印内在住Nさんについて
来店の経緯
問診編:お悩みの把握
検査編:悪い箇所の特定
施術と結果
経過
・まとめ
この記事が歯ぎしりや肩こりでお悩みのNさんと同じようにお悩みの方の参考になれば幸いです^^
一般的知識:歯ぎしり(ブラキシズム)とは?
「歯ぎしり」とは、睡眠中や覚醒時を問わず、上下の歯を強くこすり合わせたり、食いしばったりする、無意識の行為や癖のことを指します。医学的にはブラキシズム(Bruxism)と呼ばれています。
一般的に多いのは夜寝てる時に無意識化でギリギリ、キシキシと歯をこすり合わせるような音を鳴らしたり、音が鳴っていなくても朝起きると顎のエラの部分が凝っているような痛みを感じる方が多いと言われています。
主な原因は以下の通りだと言われています。
・ストレス: 精神的な緊張、不安、ストレスが最も大きな原因の一つとされています。無意識にストレスを発散しようとして、歯を食いしばる行動につながります。
・噛み合わせ(不正咬合): 歯並びや被せ物(補綴物)が合っていないなど、噛み合わせのバランスが悪いことが原因となることがあります。
・生活習慣: 飲酒、喫煙、カフェインの過剰摂取などが、睡眠の質を低下させ、歯ぎしりを引き起こしたり悪化させたりすることがあります。
・遺伝: 家族に歯ぎしりをする人がいる場合、発症しやすい傾向があります。
・薬の副作用: 特定の向精神薬などが原因となることがあります。
簡単に書きましたがここまでが一般的な歯ぎしりについての知識じゃないかなと思います。
では当店では歯ぎしりとは何なのか、肩こりとの関係性はどうなのか考えてみたいと思います。
当店の考え:歯ぎしりと肩こりについて
顎の解剖知識
少しだけ視点がズレますが当店が考える歯ぎしりとは「寝てる間も力がぬけない事により起きている現象」だと考えています。
イメージしやすい様に顎の筋肉や神経のイラストも貼ってみます。

顎関節周りの筋肉

顔周りに分布する三叉神経のイラスト
上のイラストが簡単な顎関節やその周囲の筋肉のイラストなのですが顎関節症の肩や歯ぎしりする方って1枚目のイラストの顎関節部分やその周囲の咬筋や側頭筋にコリ感や痛みなどがあると思います。(触るといた気持ちい感じ)
次に見てほしいのが2枚目のイラストです。これは顎関節付近や側頭筋や咬筋を動かしたり表情を作ったりするために必要な三叉神経という神経の分布図です。
難しい事は覚えなくていいので「顎関節には咬筋や側頭筋などが関与しこの筋肉たちには三叉神経が関与している」という事がわかればいいです。
では次に肩こりについてです。
肩こりと脳神経について
肩こりって何となくのイメージでいんですが肩の上の部分や肩甲骨、背中の部分、時には首まで重苦しい感覚の事ですよね。
そして肩こりを感じる部分といえば肩の上の方や肩甲骨、背中の方ですよね。ではその部分には何があるのかというと僧帽筋というでかい筋肉があります。
イラストも貼っておきます。

どうでしょうか?大体の肩こりを感じる方はイラストの僧帽筋部分に肩こりを感じると思います。
この筋肉も細かい事を覚える必要はないのですが実はこの僧帽筋の上部にも脳神経の11番目である副神経が分布しているのです。
ここまで読んでいただいた方は何となくイメージ出来たんじゃないかなと思いますが結論を書きます。
結論:肩こりも歯ぎしりも脳が関係している
という事です。
まとめて簡単に書くと「顎関節に分布する三叉神経は脳神経の5番目、肩こりに関係する僧帽筋なども脳神経の11番目である副神経が関与している」という事ですね。
そして脳とは身体の最高中枢(司令塔見たいなイメージ)であり、光や音、触感、温度、ストレスなど全ての影響を受ける為、脳が何らかの理由によって栄養循環が上手くいってなかったり緊張状態が抜けないと脳も休まらず脳から出ている神経が働いてしまい「寝てる間も力がぬけない事により起きている現象」が起きるわけだと当店では考えています。
その何らかの理由とは様々なですが当店で考える理由としては以下のようになります。
・精神的ストレス
・身体のコリ
・身体の何らかの不調
・眼精疲労
・内臓の不調
・運動不足
・血流不足
細かく上げればきりがないですが大体こんな感じだと思います。
ではそんな歯ぎしりや肩こりを改善するにはどうしたらいいのか実際のNさんの事例を書いて行きたいと思います。
歯ぎしりと肩こりでお悩みの船橋市印内在住Nさんについて
来店の経緯:長年の悩みが限界に

2025年11月7日には歯ぎしりと眼精疲労でお悩みの船橋市印内Nさんが来店されました。
来店された経緯として当店とNさん自宅は近い距離にあり毎日の通勤時に当店の前を通るそうでお店の事を認知はしていたが来店のタイミングが中々なく過ごしていたが、
長年の眼精疲労と肩こり、そして歯ぎしりが限界を迎え何とか出来ないかと今回来店頂きました。
問診編:お悩みの把握
Nさんへの問診では、以下の症状と関連性を確認しました。
- 主訴: 毎朝の顎のエラ部分の痛みと、長年にわたる頑固な僧帽筋辺りの肩こり。たまに頭痛もあり。
- 症状の関連: 仕事が忙しく肩こりが悪化すると、必ずその夜の歯ぎしりも酷くなる。
- 職業:主にパソコンを使ったデスクワーク。7時間は座っている。
- 居住地:船橋市印内
- 自覚症状: 日中も無意識に食いしばっているのを感じる、目の奥が重い(重度の眼精疲労)。
- 既往歴: 2年前に顎関節症と診断された経験あり。寝る時のマウスピースなども作成済み。
- 運動:普段はしない
- ストレス:5段階中4と高め
- 飲んでいる薬:なし
簡単に書くとこんな感じです。
検査編:悪い箇所の特定
問診の結果を踏まえ、Nさんの身体の状態を詳細に検査しました。
- 顎関節周りの検査:
- 開口時、下顎がS字を描くようにブレる動きの異常を確認。
- 咬筋(特に深層部)と側頭筋に、強い圧痛と硬結(しこり)を確認。
- 姿勢と肩周りの検査:
- 猫背(円背)とストレートネックが顕著。
- 僧帽筋上部に、非常に硬いトリガーポイントを確認。
- 頭蓋骨の検査:
- 側頭骨と後頭骨の縫合部分に、触診で明らかな硬さと緊張を確認。これは、脳神経が出入りする箇所の圧迫を示唆しており、脳への血流や栄養循環が上手くいってない事によるもの。
施術と結果
特定された原因に基づき、頭蓋骨調整を中心に、以下の施術を行いました。
- 頭蓋骨(クラニアル)調整: 側頭骨と後頭骨の調整で、頭蓋骨にかかっている圧力を調整し脳への循環を良くする方法。約10分程度。
- 筋膜リリース: 僧帽筋上部のトリガーポイントと顎関節周囲の筋肉(咬筋・側頭筋)の緊張を直接丁寧に緩める。約10分程度。
- 胸椎付近への関節マニュピレーション:胸椎付近に存在する交感神経管に刺激を入れ交感神経を抑制し身体をリラックスさせる。約5分程度。
- 腕の筋肉のほぐし:デスクワークで凝っている腕を緩め首肩への循環を促す。約10分程度。
問診検査と合わせると合計約50分程度の施術となりました。
【施術直後の変化】
Nさんからは、施術直後に「顎の周りがふわっと緩んだ感じがする」「肩がスーッと下に落ちた感覚」と即座の変化が聞かれました。
Nさんには説明として「歯ぎしりは身体の力がぬけている状態を継続的に作っていく事で改善されるので最初は早めの来店をオススメします」と伝えNさんは1週間後に予約を取りお帰りになられました。
その後の経過:習慣化した緊張の改善へ
Nさんには、最初の4回を1週間に1回のペースで集中して施術を受けていただきました。
経過は以下の通りになりました。
| 経過回数 | Nさんの変化 | 当院での評価 |
| 2回目(2025年11月14日) | 施術前「前回の次の日朝起きた時の顎の痛みが半減。ギリギリという音も聞こえなくなった気がする。けど3日で少し痛みだした」 | 脳と身体の緊張が緩み、睡眠時の力が抜け始めている証拠。 |
| 3回目(2025年11月21日) | 施術前「肩こりを感じる頻度が激減。また、食いしばっていることに気づいたら、すぐに力を抜けるようになった。」1週間朝の顎の痛みがなかった。 | 脳神経の興奮が抑えられ、意識的なコントロール機能が回復。 |
| 4回目(2025年11月28日) | 施術前「肩こりも朝の顎の痛みも全然なく身体全体が軽い感じ!」 | 症状が安定し、良い状態をキープできている。 |
| 5回目(2025年12月12日) | 施術前「2週間たっても朝の顎の痛みがないし身体が軽い!」 | 脳や自律神経のバランスが整った証拠。 |
歯ぎしりが無くなってきたのを3回目ぐらいで感じはじめ、5回目には歯ぎしりも肩こりもなく身体がいい状態になったという感じですね。
では今回のまとめです。
まとめ:歯ぎしりでお悩みの船橋市印内在住40代女性Nさんについて
最後までお読み頂き有難うございました。
今回は歯ぎしりと肩こりでお悩みのNさんについての記事を書いて行きました。
まとめとしては以下の通りです。
・朝起きた時の顎の痛みは身体の力がぬけてないせい(顎関節症含む)
・解剖学的にも顎と肩には脳神経が分布する(脳神経5番目の三叉神経)(脳神経11番目の副神経)
・Nさんは約3回で効果を実感し5回で殆ど改善した
という感じです。
Nさんと同じように歯ぎしりや肩こり、顎関節症、朝起きた時の顎の痛みなどでお困りの方の参考になれば幸いです^^
船橋市・印内エリアで歯ぎしりならゆいまーる!

当店は船橋市西船にありNさんのように印内や東中山、海神などのエリアから多数のご相談を頂きます。
もしあなたが、マッサージやマウスピースでも改善しない頑固な歯ぎしりや肩こりにお悩みでしたら、それは歯ぎしりの根本原因である「脳の過緊張」が解決されていないサインかもしれません。
当院では、Nさんのように、頭蓋骨調整と脳神経を考慮した専門的な施術で、この緊張の悪循環を断ち切り、悩みを根本から改善していきます。
船橋市や印内エリアで歯ぎしりや肩こりの根本改善を目指したい方は、ぜひ一度、整体院ゆいまーるにご相談頂くと以外とすぐ解決するかもしれません♪

