【事例】朝起きた時の顎の痛みが改善!40代女性Oさん‐デスクワーク‐船橋市本中山在住

初めに

こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^

今回は朝起きた時の顎の痛みでお悩みの船橋市本中山在住40代女性Oさんについての記事を書いて行きます。

・朝起きると顎が痛い
・顎関節症と言われたことがある
・頭痛や肩こりなどの不調もある

そのような方は参考になるんじゃないかなと思います。

書いて行く内容は以下の通りです。

・一般的知識:朝起きた時の顎の痛みとは
・当店の考え:朝起きた時の顎の痛みについて
・朝起きた時の顎の痛みでお悩みの40代女性Oさんについて
 来店の経緯
 問診編:お悩みの把握
 検査編:悪い箇所の特定
 施術と結果
 その後の経過
・まとめ

この記事がOさんと同じように顎の痛みでお悩みの方の参考になれば幸いです。

一般的知識:朝起きた時の顎の痛みとは

朝起きた時の顎の痛みについて簡単にまとめてみると以下のような感じです。

1. 原因の正体

ほとんどの場合、寝ている間の「歯ぎしり」や「食いしばり」です。

  • 負荷: 無意識下の食いしばりは、体重の数倍(100kg以上)の力がかかると言われています。
  • 結果: 顎の関節(顎関節症)や、噛むための筋肉(咬筋)が炎症や筋肉痛を起こします。

2. なぜ「朝」痛いのか

  • 蓄積: 数時間の睡眠中に絶え間なく負荷がかかり続け、起床時に疲労がピークに達しているためです。
  • 血流: 起床直後はまだ筋肉が硬く、血行が悪いため痛みを感じやすくなります。

3. 一般的な治療と対策

  • マウスピース(ナイトガード): 歯科で作る専用の装具で、歯の摩耗を防ぎ、顎への衝撃を分散させます。
  • ストレス緩和: 自律神経の乱れが食いしばりを増やすため、入浴やリラックスが推奨されます。
  • 習慣の改善: 頬杖をつく、片側だけで噛む、高い枕を使うといった習慣の修正が行われます。

ここまでが一般的な朝の顎の痛みについての知識でした。

では当店ではどう考えるのかかいて行きます。

当店の考え:朝起きた時の顎の痛みについて

結論から書くと当店で考える朝起きた時の顎の痛みとは「寝てる間も力がぬけない事により起きている現象」だと考えています。

前回書いた歯ぎしりの記事と原因は同じですね。興味のある方は参考にしてください☟
【事例】歯ぎしりと肩こりが改善!40代女性Nさん‐デスクワーク‐船橋市印内在住 | 整体院ゆいまーる

前回の記事では顎の筋肉の支配神経と肩に繋がる神経が脳と直接繋がっているという関係性について書いたので今回は少し視点を変えて、「なぜ寝てる時も力がぬけないのか」について書いて行きたいと思います。

なぜ寝ている時も力が抜けないのか

この結論は「自律神経の乱れ」になるのですがそれについて書くと自律神経の乱れとは運動不足や、ストレス、疲労、緊張、生活習慣などありきたりな内容になってしまうのでこの記事では省きます。

何となく体に悪そうな事はほとんどが自律神経を乱してしまうという事だけイメージ出来れば大丈夫です。

自律神経自体なんですか?という方はこちらの記事を参考下さい☟
自律神経を整えたい方へ!!船橋市西船の整体院が解説!! | 整体院ゆいまーる

ではストレスや生活習慣以外で自律神経が乱れる原因とは何かと書くとそれは身体のコリや不調です。

詳しく書くと自律神経の乱れって言い方を変えると「身体が緊張と弛緩(リラックス)を上手く調整できていない」という状態になっているという事です。

例を2つ書きます。

・30代女性 ストレスなどはないが普段から肩凝りがある→肩の筋肉が緊張し肩と繋がっている脳への神経を引っ張ってしまっている→身体の緊張が抜けず自律神経が乱れる

・40代女性 生活習慣は割と正しいが眼精疲労や肩こりなどがある→目の周りや肩回りの筋肉が硬くなってしまい脳への循環が上手くいかない→身体の緊張が抜けず自律神経が乱れる

というような感じですね。

上記の例は「ストレスもないし生活習慣も正しいが身体のコリや不調などのせいで自律神経が乱れている人」を例に挙げた感じです。

「普段の生活で全然動けはするけど何となく気になる」そういう小さな不調があるとストレスや生活習慣がいくら良くても身体の機能として自律神経は乱れてしまいます。

今回はそんな小さな不調のせいで朝起きた時に顎が痛くなってしまっているOさんについての記事を書いて行くので参考になれば幸いです^^

朝起きた時の顎の痛みでお悩みの40代女性Oさんについて

来店の経緯

顎が痛い女性のいらすと 

2025年10月3日、朝起きた時の顎の痛みでお悩みのOさんが当院にご来店されました。

来店された経緯として船橋市本中山在住Oさんのご自宅と当店は近い距離にありOさん自体通勤の際に当店の前を通るそうでずっと気になっていたそうです。

しかし来るきっかけがなく過ごしていましたがある日ふと検索すると当店の歯ぎしりや自律神経の記事を見つけ1度相談してみようと今回来店されたそうです。

問診編:お悩みの把握

ではOさんのお悩みを把握するためにお話を聞いてきます。

分かった事は以下の通りです。

  • 主訴:朝起きた時の顎の痛み 肩こり 頭痛など
  • 職業:デスクワーク
  • 居住地:船橋市本中山在住
  • 症状の程度:痛みは日によるが基本毎朝顎が痛い
  • 気になりだした時期:約半年前 ここ1か月特に気になる
  • 既往歴:大きなものはないが1年1回は寝違いをする
  • 服用中の薬:なし
  • 生活習慣:運動は月に1,2回程度散歩
  • ストレス:ストレスは日によるが平均的に5段階中2程度 そこまでは強くない

次は検査編です。


検査編:身体の悪い箇所を特定する

問診の次は身体の悪い箇所の特定です。行う検査は以下の通りです。

  • 脊柱の粘弾性(柔軟性):背骨一つひとつの動きの硬さや、周囲の筋肉の緊張を調べます。
  • 骨盤のズレ:骨盤の傾きや歪みをチェックします。
  • 各筋肉の硬さ:肩や腕、足などの各筋肉の硬さや浮腫みなどを触って確認。
  • 肋骨の関節のズレ:肋骨が呼吸と共に正常に動いているかの確認。

検査結果と考察

ではOさんの検査の結果と結果から考えられることは以下の通りになりました☟

  • 脊柱の粘弾性:背中全体の強い緊張。
    • 考察:背中全体の緊張は、慢性的な肩こりや肋骨の柔軟性低下を表し、普段から呼吸が浅いことや、心臓や肺の動きが悪い可能性。
  • 骨盤のズレ:右側の恥骨が下方へズレ。
  • 各筋肉の硬さ:顎と前腕の屈筋群が硬い。特に右側。
    • 考察:歯ぎしりやかみしめによる緊張。デスクワークのせいで腕に疲労が溜まっている、
  • 肋骨の関節のズレ:左の2番目の肋骨が機能していない。
    ◦過去の寝違い、または何らかの要因で肋骨の関節がズレている。

これらの検査結果と問診を合わせるとOさんの朝起きた時の顎の痛みはデスクワークによる腕肩の筋肉の緊張、肋骨の機能障害、普段の呼吸の浅さのせい寝てる間も力が抜けずに起きているものだと推測出来ました。


施術と結果

では問診検査の結果分かったOさんの悪い箇所を1つ1つ施術していきます。

施術①:背中周りのほぐし(約10分)

まず、背中の胸椎周辺の筋肉を丁寧にほぐし、肋骨をねじるように関節に刺激を入れていきました。関節マニュピレーションという手技と揉み解しを合わせた感じです。まずは胸椎全体の緊張を取ります。

施術②:肋骨のズレを矯正(約5分)

次に左の2番目の肋骨を正しい位置へと矯正し正常に動くようにします。当店の肋骨の矯正は運動療法と一緒に行うソフトな刺激です。

施術③:腕と顎のほぐし(約20分)

顎の咬筋と両前腕(特に右)をほぐしました。顎は夜の歯ぎしりや食いしばりのせいで張っており、腕は首から出る神経が通っており腕の筋肉が硬いと首まで影響が出てしまう事が多いです。全体的にいた気持ちいいぐらいの刺激です。

施術④:恥骨のズレを修正(約3分)

最後に骨盤の右恥骨を矯正し正しい位置に戻します。刺激自体は軽く押しているぐらいのソフトな刺激です。

問診検査と合わせて約50分の施術となりました。

では結果はどうなったかというとOさんに確認すると「身体全部がスッキリして顎も凄い楽な感じがします!」というお言葉を頂きました

後は1週間普段通り過ごしてみて顎の痛みがどれぐらい変わるか確認してみて教えて下さいとOさんは1週間後予約を取りお帰りになられました。

船橋市本中山在住Oさんのその後の経過

では1週間過ごした結果どうだったのか来店時にOさんに尋ねていると「寝起きが凄い顎と身体全部がすっきりしてて楽でした!けど3日経ったぐらいから何となく顎が張ってくる感じはありました」とのお言葉を頂きました。

2回目のこの日も同じように検査を行いOさんはお帰りになられました。

船橋市東中山在住Oさんには計5回ほど来店いただいたのですが経過は以下のようになりました。

・1回目(2025年10月3日):施術後、顎と身体が凄く楽になった!
・2回目(2025年10月10日):施術前、初回から3日後から顎に張り感有。しかし痛みはましな気がする。
・3回目(2025年10月17日):施術前、顎の張り感は何となくあるが痛みはこの1週間出なかった。
・4回目(2025年10月31日):施術前、2週間経つと何となく顎の張り感はあるが朝起きた時の顎の痛みはなし!
・5回目(2025年11月14日):施術前、2週間たっても顎の痛みはなく肩こりや身体全体凄い楽な感じ

という感じになりました。

この結果と経過からOさんの朝起きた時の顎の痛みは、肋骨の機能障害、骨盤のズレ、筋肉のコリのせいで身体の緊張が抜けず自律神経が乱れ引き起こしているものだと示唆されました。

では最後のまとめです。


 まとめ:朝起きた時の顎の痛みは身体の緊張(自律神経の乱れ)

最後までお読み頂き有難うございました。

今回の記事のまとめは以下の通りです。

・朝起きた時の顎の痛みは身体の緊張が抜けないせい(自律神経の乱れ)
・ストレスが無くても身体のコリや不調のせいで自律神経は乱れる
・Oさんの顎の痛みは肋骨、骨盤、筋肉のコリのせいで自律神経が乱れ引き起こしているものだった
・約5回程度で良好な状態になった

という感じでね。

この記事がOさんと同じように朝起きた時の顎の痛みでお悩みの方の参考になれば幸いです^^

船橋市・本中山エリアで顎の痛みや顎関節症ならゆいまーる!

整体院ゆいまーるの院長山城正弥の施術の写真

いかがでしたでしょうか?一言に顎の痛みといっても原因は様々です。

当店は詳しい問診や検査で原因を特定し施術することで高い効果を提供しています。

そのお陰で当店は船橋市西船にありますがOさんのように船橋市・西船・本中山など多数のエリアからご相談を頂きます。

もしよろしければ1度ご相談頂くとお力になれるかもしれません^^

最後までお読み頂き有難うございました♪