【事例】ギックリ腰が改善!30代女性Tさん‐保育士‐船橋市海神在住
初めに
こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は突然痛めてしまったギックリ腰でお悩みの30代女性Tさんについての記事を作成していきます。
この記事がTさんと同じようにギックリ腰でお悩みの方の参考になれば幸いです。
― 抱っこした瞬間の激痛から、10日でほぼ通常生活へ ―

ギックリ腰は突然襲ってくる厄介な症状です。特に保育士さんや育児中のお母さんのように、日頃から前かがみ・抱っこ・中腰姿勢が続く方は、腰への負担が蓄積しやすく、ある日突然「動けないほどの痛み」が出るケースが非常に多く見られます。
今回は、船橋市海神にお住まいのTさん(30代・保育士)の施術事例をご紹介します。
仕事中に子どもを抱っこしようとした瞬間に激痛が走り、歩くのもやっとの状態で来院されました。痛みの強さは10段階中「8」。
中々に辛い強烈な痛みだったそうです。
結果からお伝えするとTさんのぎっくり腰は計4回の施術、約10日で痛みはほぼ消失し、通常の動作も問題なく行えるようになりました。
その改善の道のりを、「どんな検査が必要だったのか」「何が原因だったのか」「どのように改善していったのか」を含めて詳しく紹介します。
■ 発症の経緯
抱っこしようとした瞬間、腰に電気が走る
Tさんが痛みを感じたのは、来院前日の保育園での勤務中。
子どもを抱き上げようと軽く前屈みになった瞬間、腰にズキッと鋭い痛みが走り、その場から動けなくなったそうです。
その日は何とか帰宅したものの、夜はほとんど眠れず、翌朝起きるだけで激痛。
家でも子ども二人の世話があるため休むこともできず、歩くのもギリギリの状態で当院に駆け込まれました。
■ 初回来院時の状態
10段階中「10」の痛み。身体は前屈みのまま固まった状態
来院時のTさんの状態は以下の通りでした。
- 身体をまっすぐ伸ばすことができない
- 歩くのは可能だが、一歩ごとに痛みが走る
- 起き上がり・立ち上がりで痛みが強烈
- 腰だけでなく背中全体もガチガチに硬い
- 睡眠不足と疲労の蓄積が強く、回復力が低下している
さらに、Tさんは保育士という仕事柄、毎日抱っこ・前かがみ・中腰姿勢が続き、家に帰れば二人のお子さんの育児と家事が待っています。休む暇がほとんどなく、慢性的な腰の疲れを抱え続けている典型的なケースでした。
■ 検査:ギックリ腰の原因を探る
検査の結果、Tさんの身体には以下の特徴がありました。
● ① 脊柱の粘弾性が低下し、背中全体が板のように硬い
背骨の周囲は通常、呼吸とともに柔らかく動くはずですが、Tさんは胸椎〜腰椎までの広い範囲が極端に硬く、まったく弾力がない状態でした。
これでは少し前かがみになるだけでも、腰の一点に負担が集中してしまいます。
● ② 骨盤が歪み、左の恥骨が下方へズレていた
抱っこや前かがみが多い方に非常に多くみられる歪みです。
恥骨が下がると骨盤のバランスが崩れ、腰周りの筋肉や靭帯に過度なストレスがかかり、腰椎や筋肉が炎症しやすくなりギックリ腰の引き金になりやすくなります。
● ③ ふくらはぎの筋肉が極端に硬い
ふくらはぎが硬くなると骨盤が後傾しやすくなったり、硬くなったふくらはぎの下腿三頭筋やヒラメ筋などが坐骨神経などをけん引してしまい腰に痛みを発しやすい状態にもなったりします。
立ち仕事や歩き回ることの多い保育士さんに多い特徴です。
■ 結論:これら3つが連動し、負荷が限界に達して発症したケースでした。
腰だけが悪いのではなく、
背中→骨盤→脚が一つの“負の連鎖”として固まってしまった結果のぎっくり腰(急性痛)でした。
では実際の施術です。
■ 施術内容と結果
まず今回のギックリ腰の1番の原因であろう恥骨の矯正から行いその後全身の調整をすることで腰への負担を軽減し、痛みと炎症を緩和させます。
施術の順番と内容は以下の通りです。
● ① 左恥骨のソフト矯正(約3分)
痛みの出ない優しい矯正で、骨盤の左右差を整えます。
たった数ミリの調整でも、腰周りの緊張が大きく変化します。
● ② ふくらはぎへの揉みほぐし+鍼灸(約20分)
ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋やヒラメ筋、後脛骨筋などは腰から出る坐骨神経の枝が分布しておりふくらはぎの筋肉が硬いと坐骨神経をけん引しやすくなります。
その為、それら筋肉を狙って揉み解しと鍼灸施術を時間をかけて行いました。
鍼灸は深部の緊張を緩める効果が高く、急性腰痛に非常に有効です。(苦手な方と恐怖心が強い方にはやっていません)
● ③ 背中の筋膜リリース&関節マニュピレーション(約10分)
脊柱の背中の部分である胸椎は第1次湾曲と呼ばれており全身の軸となる場所です。この部分の柔軟性がないと腰だけ、または首だけに負担が掛かりやすくなってしまうので柔軟性を出すために丁寧にほぐしていきます。
■ 改善の結果と経過
では上記の施術を行った結果どうなったかというと10日間で4回程度来ていただき殆ど腰の痛みや違和感は消失することが出来ました。
経過としては以下の通りです。
● 1回目の施術
痛み:10 → 5
歩行が大きく楽に。
Tさん「さっきより全然違う…!」と笑顔。
● 2回目(3日後)
痛み:10 → 3
日常の動作がほぼ問題なくできるように。
● 3回目
痛み:10 → 1
仕事復帰もスムーズに。
● 4回目(開始から約10日後)
ほぼ痛みなし。
抱っこや前かがみも慎重に行えば問題ないレベル。
施術のたびにTさんは笑顔で「本当に楽になります…!」と喜ばれていました。
■ 生活背景と再発のリスク
保育士+育児+家事の“休めない生活”が大きな負担に
Tさんは保育士として働きながら、家では二人のお子さんの育児と家事に追われています。
1日のほとんどが前かがみ・抱っこ・中腰姿勢で、なおかつ休息が取りづらい生活リズム。
これでは腰の疲労は蓄積する一方で、
ギックリ腰を起こしても不思議ではない状態でした。
Tさんには再発防止のため、以下のアドバイスをお伝えしました。
- 抱っこは必ず「膝を曲げて」行う
- ふくらはぎのセルフケア(ほぐし方やストレッチの仕方など)
- 呼吸を深くして背中の緊張を減らす習慣づくり
こうしたケアを続けることで、再発のリスクは大幅に下がります。
■ Tさんの実際のお声
Tさんから頂いた実際のお声です。
子どもを抱っこしようとした瞬間に腰に激痛が走り、歩くだけで辛い状態でした。
ゆいまーるさんに来て1回目の施術で痛みが半分になり、本当に驚きました。施術のたびに身体が軽くなり、10日ほどで普段どおりの生活に戻れました。
子どもも抱っこできるようになって嬉しいです。
毎回帰り道は自然と笑顔になってしまうほど楽になります。
ありがとうございました。
■ まとめ
今回の船橋市海神在住のTさんのように、急激な強い痛みで動けなくなるギックリ腰でも、
適切な検査と施術を行うことで短期間で改善するケースは多くあります。
ギックリ腰は「突然」起こるものと思われがちですが、実際は
日々の疲労・姿勢・生活習慣の積み重ねが限界に達して発症するもの。
同じ痛みを繰り返さないためには、
“痛みを取ること”と“身体の癖を整えること”の両方が重要です。
船橋市・海神エリアでギックリ腰ならゆいまーる!
当店は船橋市西船にあり海神に住んでいるTさんとは近しい距離にありました。
また東中山・海神・本中山など近隣のエリアからも多数のご相談を頂きます。
もしこの記事を読んでいる方で海神、または本中山周辺にお住いの方はご相談頂けるとお力になれるかもしれません^^


