【事例】右肘の痛みが改善!30代女性Kさん‐介護士‐船橋市東中山在住
初めに
こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は右肘の痛みでお悩みの船橋市東中山在住30代女性Kさんについての記事を書いて行きます。
・肘が痛い 肘が重い感じがする
・痛めた覚えもない
・もんでもすぐ痛くなる
そのような方は参考になるかもしれません。
今回書いて行く内容は以下の通りです。
・一般的知識:肘の痛みについて(外側上顆炎)
・当店の考え:肘の痛みについて
・右肘の痛みでお悩みの30代女性Kさんについて
来店の経緯
問診編:お悩みの把握
検査編:悩みの原因特定
施術と結果
その後の経過
・まとめ
の順番で書いて行きます。
この記事がKさんと同じように肘の痛みや外側上顆炎、テニス肘などでお困りの方の参考になれば幸いです^^
一般的知識:肘の痛みについて(外側上顆炎)
一般的に肘の痛みの正式名称は「外側上顆炎」と言われ、他にもテニス肘や野球肘など肘をよく使うスポーツの名前と合わせて言われたりすることが多いです。
まずは簡単にまとめてみます。
外側上顆炎(テニス肘)とは?
肘の外側にある骨の出っ張り(上腕骨外側上顆)に、炎症や小さな断裂が起きている状態です。手首を上に反らせたり、指を伸ばしたりする筋肉の「付け根」が限界を超えて痛んでしまう疾患です。
主な症状(特徴的な痛み)
- 物をつかんで持ち上げるとき
- タオルを絞る動作
- ドアノブを回す動作
- キーボード入力を長時間続けるとき
※何もしていないときは痛くないことが多いですが、悪化すると安静時もズキズキします。
なぜ痛くなるのか?(主な原因)
- オーバーユース(使いすぎ): テニスなどのスポーツだけでなく、包丁仕事、重い荷物の運搬、長時間のPC操作。
- 加齢による変化: 筋肉や腱の弾力性が低下し、負荷に耐えられなくなる(40〜50代に多い)。
- 身体の使い方の癖: 肘だけでなく、肩甲骨や手首が硬いせいで、肘に過剰な負担が集中している。
ここまでが肘の痛み(外側上顆炎)についての簡単な説明でした。
では当店で考える肘の痛みについて書いて行きます。
当店の考え:肘の痛みについて
当店で考える肘の痛みとは「関節のズレor筋肉の硬さによる循環不良」によって起きている現象だと考えます。
まず1つ目の関節について説明するのでこちらのイラストをご覧ください☟

このイラストは右肩から先を後ろから見た図になります。
イラストと文章での説明になってしまうのでイメージしにくいかもしれませんが肘の関節はイラストのように上腕骨、尺骨、橈骨の3種類の骨で構成されています。
その骨が連動して動くことで肘の様々な動きを作っているのですが基本的な動きは上腕骨と尺骨によって肘の曲げ伸ばし(屈曲と伸展)が可能になり、尺骨を軸にして橈骨が内旋や外旋と呼ばれる縦軸にくるくる回る様な動きをすることで肘の動きは成り立っています。
しかし何らかの理由によってこの関節部分がズレてしまう事で肘に痛みを引き起こすことがあります。
当店で見てる限り橈骨が内側にズレている方が多いです。
次に2つ目の筋肉の硬さによる循環不良についてなんですが肘の周りに付く筋肉って実は7~11個あると言われていて小さい部位にしては多くの筋肉がつくんですよね。
こちらもイラストを貼っておくので何となくイメージ出来ると良いと思います。


このように肘や手首周りの筋肉は種類が多いのでまとめて「屈筋群(関節を曲げる作用の筋肉)」「伸筋群(関節を伸ばす作用の筋肉)」と呼ばれる事が多いです。
他にも肩回りからつく筋肉もあるのですが意外と肘の痛みの原因に多いのはイラストにある前腕の屈筋群や伸筋群です。
この筋肉のどれがまたは数か所が疲労や緊張などによって酸欠が起き痛みになっているケースが多いです。
これが当店の考える肘の痛みの2つの原因でした。
ではその原因をどう改善していくのかを今回の介護士30代女性Kさんの事例を書いて行きます^^
右肘の痛みでお悩みの船橋市東中山在住30代Kさんについて
来店の経緯

2025年11月10日に右肘の痛みでお悩みのIさんが来店されました。
来店された経緯として約1年前から右肘の痛みや肩こり、背中の辛さで悩んでおり近くの整体などを2か所ほど行ったが改善がみられず、そんな時に近くに住んでいる友人に当店を紹介され「なんとか出来たらいいな」と今回来店いただいたとの事でした。
問診編:お悩みの把握
Kさんのお悩みの把握の為に問診を行いポイントは以下のようになりました。
- 主訴: 右肘の痛み 肩こり 背中の辛さ
- 性別年齢:30代女性
- 職業:介護士
- 居住地:船橋市東中山
- 自覚症状:安静時は平気だが仕事で疲れてくると右肘の外側が痛くなってくる
- 頻度:基本は毎日
- 既往歴:過去にギックリ腰を1回
- 出産歴:2歳になるお子さんがいる(自然分娩)
- 運動:普段はしない
- ストレス:5段階中3
- 飲んでいる薬:現在はなし
簡単に書くとこんな感じです。
検査編:悪い箇所の特定
問診の結果を踏まえ、Kさんの身体の状態を詳細に検査しました。
検査の結果は以下の感じです。
- 脊柱周り粘弾性の検査:
- 背中全体が緊張している感じと特に右のt6付近が硬い感じ
- 関節のズレ
- 骨盤も肘関節も問題なし
- 各筋肉の硬さ
- 両前腕の伸筋群、屈筋群が硬く、特に右側の屈筋群の中の尺側手根屈筋が硬い
- みぞおちと下腹部に圧痛あり
◦胃と膀胱や子宮部分に機能障害or圧力がかかっている
このような結果になりました。
施術と結果
検査で特定された原因に基づき、右肘の痛みを改善するために以下の施術を行いました。
- 背中周りの柔軟性を高める:胸椎全体と特に右側部分へ関節マニュピュレーションと揉み解し。約15分程度。
- 両腕のほぐし: 硬くなっている屈筋群、伸筋群をほぐす。約15分程度。
- 鍼灸施術:右肘周り全体と特に硬さが確認できた尺側手根屈筋に鍼を合計10本刺し置鍼。約10分程度。
- 再度右腕のほぐし:尺側手根屈筋の硬さ確認含めて最後軽くほぐし。約5分程度。
これで問診検査と合わせると合計約50分程度の施術となりました。
では結果と変化を見ていきます。
【施術直後の変化】
施術が終わるとKさんに肘の痛みや重さを確認すると「腕が凄く軽くて痛みも全然ありません!!」との感想を頂きました。
Kさんには説明として「恐らくKさんの右肘の痛みは尺側手根屈筋という筋肉です。しかし実際に仕事してみないと痛みがどうなるか分からない為1週間様子見てまた教えてください」伝え、Kさんは1週間後に予約を取りお帰りになられました。
その後の経過:右肘の痛みが改善
では1週間後、Kさんが来店。肘の痛みはどうか聞いてみると「まだ何となく違和感はあるんですが全然楽でした!もっと早く来ればよかった。。」
と感想を頂きました。
2回目のこの日も初回と同じように全体的に検査し悪い箇所をあぶりだし施術しKさんはすっきりしてお帰りになられました。
その後Iさんの胸やけはどうなったのかというと以下のような感じです。
・2回目(2025年11月17日):施術前、右肘の違和感は何となくあるが痛みはなし。
・3回目(2025年12月1日):施術前、肘の痛みはないが肩こりや背中の辛さなどが気になる。
・4回目(2025年12月1日):施術前、肘の痛みはなく、肩こりや背中の辛さなどもかなり軽減し初回に比べると身体全体楽
という感じになりました。
では今回のまとめです。
まとめ:右肘の痛みでお悩みの30代女性Kさんについて
最後までお読み頂き有難うございました。
今回は右肘の痛みでお悩みの30代女性Kさんについての記事を書かせて頂きました。
まとめとしては以下の通りです。
・肘の痛みは関節のズレor筋肉の硬さによるものが多い
・Kさんの右肘の痛みの原因は主に尺側手根屈筋だった
・肘の痛み自体は1.2回で改善された
という感じです。
一言に肘の痛みといっても3つの骨からなる肘関節と沢山の筋肉がある為、改善するにはどれが原因なのかを見極め、その原因に向かって施術することが大事になります。
この記事がKさんと同じように肘の痛みでお悩みの方の参考になれば幸いです。
船橋市・東中山エリアで肘の痛みならゆいまーる!

当店は船橋市西船にありKさんのように本中山や東中山、海神などのエリアから多数のご相談を頂きます。
当院では、Kさんのように肘の痛みや、肩こり、腰痛などでお悩みの方をなるべく早く健康な体へと導きます^^
船橋市や東中山エリアで肘の痛みの改善を目指したい方はご相談頂けるとすぐ改善出来るかもしれません♪
他にも色々な症例記事を書いてあるので気になる方はHPトップ下部の検索欄から検索下さい♪


