【施術事例】喉の閉塞感が改善!30代女性Kさん‐デスクワーク‐船橋市東中山在住
初めに
こんにちは!船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は喉の閉塞感にお悩みのKさんについての記事を書いて行きます。
・常に喉に閉塞感や詰まり感を感じる
・夜寝る時に喉に閉塞感を感じる
・ストレスが強いと喉に違和感や詰まり感を感じる
そのような方は参考になるかもしれません♪
この記事の中で書いて行く内容は以下の通りです。
・喉の閉塞感について
・喉の閉塞感でお悩みのKさんについて
来店の経緯
問診編
検査編
施術と結果
経過
・まとめ
参考になれば幸いです^^
喉の閉塞感について
「喉の閉塞感」は、喉や食道にかけて何かが詰まっている、引っかかっている、または締め付けられているような不快な感覚の総称です。医学的には「喉のつかえ感」「喉の異物感」「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」などと呼ばれ、非常に多くの方が訴える症状の一つです。
この症状は、原因によって大きく「器質的な問題」と「機能的な問題」に分けられます。
🔎 喉の閉塞感の主な原因と特徴
1. 機能的な原因(病変が見当たらないケース)
耳鼻咽喉科で検査をしても、喉自体に炎症や腫れ、腫瘍などの物理的な病変が見つからないケースです。ストレスや自律神経が深く関わっています。
| 症状名 | 特徴 | 原因 |
| 咽喉頭異常感症 | 「ヒステリー球」「梅核気(ばいかくき)」とも呼ばれる。喉にピンポン玉や梅の種が詰まっているように感じる。 | 精神的ストレス、疲労、不安などによる自律神経の乱れ。喉周囲の筋肉が過剰に緊張・収縮することで生じると考えられる。 |
| 特徴的な症状 | 食事中や何かを飲み込む時は症状が軽くなるか、忘れていることが多い。何もしていない時や唾液を飲み込む時に強く感じる。 | |
| 姿勢・筋肉の緊張 | 長時間のデスクワークなどによる前方頭位(ストレートネック)や猫背。首の前側の筋肉が硬くなり、物理的に喉の組織を圧迫・刺激している。 |
2. 器質的な原因(物理的な病変があるケース)
喉やその周辺の臓器に、実際に炎症や異常があるケースです。
| 原因 | 関連する症状や特徴 | 受診科の目安 |
| 逆流性食道炎 | 胸焼け、げっぷ、酸っぱい液体が喉に上がる、食後に悪化しやすい。胃酸が食道や喉に逆流し刺激を与える。 | 消化器内科 |
| 炎症・感染症 | 風邪、扁桃炎、慢性上咽頭炎など。痛み、発熱、咳、鼻水など他の風邪症状を伴う。 | 耳鼻咽喉科 |
| 甲状腺の病気 | 甲状腺の腫れ(バセドウ病、橋本病など)が、物理的に喉や首を圧迫して違和感を生じる。 | 内科、耳鼻咽喉科 |
| アレルギー | 喉頭アレルギーなど。くしゃみ、鼻水などアレルギー症状を伴うことがある。 | 耳鼻咽喉科 |
| 喘息 | 息をすると喉がヒューヒューと音がする。息苦しさなど。 | 呼吸器内科 |
| 悪性腫瘍 (まれ) | 咽頭がん、喉頭がん、食道がんなど。声枯れ、嚥下困難(飲み込みにくさ)、血痰、体重減少など、他の深刻な症状を伴うことが多い。 | 耳鼻咽喉科、消化器内科 |
🚨 受診と対処の目安
喉の閉塞感を感じた場合は、まず器質的な病変(がんや重度の炎症など)がないかを確認することが非常に重要です。
| 状況 | 推奨される受診先 |
| まず受診すべき場合 | 耳鼻咽喉科 |
| すぐに受診すべき症状 | 食べ物が飲み込めない(嚥下困難)、声枯れが続く、体重減少、痛みが強い、発熱があるなど、命に関わる可能性があるサインがある場合。 |
| 検査で異常なしの場合 | 心療内科、精神科、漢方内科(咽喉頭異常感症と診断された場合) |
| 姿勢や凝りが強い場合 | 整体院、整骨院、鍼灸院(筋肉の緊張や姿勢の歪みが原因と疑われる場合) |
まずは喉の閉塞感について書いて行きましたがどうでしたでしょうか?
では実際に喉の閉塞感でお悩みの30代女性Kさん船橋市東中山在住について書いて行くので参考になれば幸いです^^
喉の閉塞感でお悩みの30代Kさんについて
来店の経緯

2025年10月1日喉の閉塞感でお悩みのKさんが来店されました。船橋市東中山にお住まいのKさんは、長時間のデスクワークで慢性的な肩こりに悩まされていました。
それに加え、ここ数ヶ月で喉の奥に何かが詰まっているような、締め付けられるような不快な閉塞感(ヒステリー球や咽喉頭異常感症と呼ばれる症状)を感じるようになり耳鼻科で検査を受けても「器質的な異常なし」と言われたもののどうにかしたいと色々ネットで検索していたそうです。
そんな時に当店のHPがヒットし距離も近いから行ってみるとかと今回来店されたという事でした。
問診編:Kさんのお話を聞いて行く
ご来店後、私たちは船橋市東中山在住Kさんの現在の状態やこれまでの経緯を詳しく把握するために、問診を行いました。
【Kさんのプロフィールと主訴】
- 性別・年齢: 30代 女性
- お仕事: 主にパソコンを使ったデスクワークが主。7時間は座っている。
- 主訴: 肩こり、喉の閉塞感、胃もたれなど
【具体的な症状】
- 約半年前から気になりだした。
- 喉の閉塞感は常に感じており特に夜になると強く感じる場合がある。(日による)
- 病院では異常なし。
【過去の既往歴・生活習慣など】
- 既往歴: 大きな怪我や病気はなしだがくしゃみなどの寒暖差アレルギーなどはあり。
- 生活習慣:
- デスクワークの為基本座っており猫背の事が多い。
- 食事はなるべく決まった時間に取るようにしているが、仕事の状況でずれることも多い。
- ストレス: 5段階中4とかなり強い。人間関係のストレスも多いとのこと。
- 睡眠: 平均6時間で、夜勤明けは寝つきにくいこともある。
- その他: 金属アレルギーはなし。
- 運動:殆どしない
これらの問診から、Kさんの症状は、デスクワークと生活習慣、ストレスが、自律神経のバランスを大きく乱し、その結果、胃腸の機能低下や喉の違和感といった身体的な不調を引き起こしている可能性が非常に高いと推測されました。特に、不規則な生活習慣は自律神経の乱れをさらに助長します。
検査編:喉の閉塞感の原因を特定
問診でkさんの状態を詳しく把握した後、私たちは身体の状態を客観的に評価するために、細部にわたる検査を行いました。
【当院で実施した検査項目】
- 脊柱の柔軟性: 背骨の動きや、その周辺の筋肉の硬さを確認します。
- 肋骨のズレと胸郭の柔軟性: 呼吸機能に深く関わる肋骨と胸郭の状態をチェックします。
- お腹の張り感と圧痛: 胃腸やその他の内臓の状態を評価します。
- 書く筋肉の硬さ:凝っている筋肉はないか確認します。
【検査の結果、見えてきたKさんの身体の状態】 これらの詳細な検査の結果、Kさんの身体には以下のような特徴が見られました。
- 脊柱の柔軟性:
- 首から背中全体、特に胸椎(胸の背骨)(t2-t6)に強い硬さが確認されました。このエリアは、食道や気管支と関連する自律神経が通っており、硬くなることでこれらの臓器の機能に悪影響を及ぼしている可能性が考えられました。
- 肋骨のズレと胸郭の柔軟性:
- 肋骨と胸郭全体の柔軟性がほとんどなく、固まった状態でした。特に、喉の詰まりに関連する胸骨(胸の真ん中の骨)と肋骨の付け根に強い硬さが見られました。胸郭が硬いと、呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
- 右の2番目の肋骨が動いていない事が分かりました。(呼吸器系に関係)
- お腹の張り感と圧痛:
- みぞおち部に強い張り感と圧痛が見られました。この部分の奥には胃や腹腔神経叢(ふくくうしんけいそう)という、自律神経の大きな神経の集まりがあり、ストレスや緊張によって硬くなることで、胃の動きを悪くしたり、痛みを感じさせたりすることがあります。
- 各筋肉の硬さ
- ふくらはぎが特に硬く、むくみなどもあったため足、または全身の循環が悪くなっている可能性あり。
これらの問診と検査の結果から、私たちはKさんの喉の閉塞感や胃もたれの根本原因が、「不規則な生活とストレスによる自律神経の乱れ」に加え、「胸郭や背骨の硬さによる物理的な圧迫」にあるとし、特に、喉の閉塞感は、胸郭の硬さが食道やその周辺の組織を圧迫していることが主な原因だと推測されました。
施術編
今回のKさんの喉の閉塞感や語りを根本から取り除くためには、以下の点に重点的にアプローチする必要があると判断しました。
- 胸郭・肋骨の柔軟性向上:
- 喉や食道、胃の物理的な圧迫を軽減し、呼吸を深くすることで自律神経のバランスを整えるため。
- 背中全体の緊張を緩和する:
- 胃や食道、気道と関連の深い背骨周りの筋肉の硬さを取り除き、内臓の働きを正常に戻すため。
- 内臓調整(特に胃と横隔膜):
- 胃自体の動きを活性化させ、ストレスで硬くなった横隔膜の緊張を緩めるため。
- 自律神経の調整(頭蓋骨調整・頭仙骨療法):
- 慢性的なストレスによって乱れた自律神経のバランスを整え、身体全体をリラックスさせるため。
施術開始! 身体の変化に驚くKさん
それでは、実際に船橋市東中山在住Kさんへの施術がどのように行われたかをご紹介します。
初回の施術:喉の詰まり感が軽減し、身体がリラックス
まず、初回施術では、根本原因である胸郭と肋骨の柔軟性向上から始めました。
胸骨と肋骨の付け根、そして背骨の周りの筋肉を丁寧にほぐし、胸郭全体の動きを良くする手技を行いました。これにより、固まっていた胸郭が徐々に柔軟性、Kさんの呼吸が深くなっていくのが見て取れました。(約15分)
次に、みぞおちの硬さにアプローチしました。胃や横隔膜の動きを助ける内臓調整を行い、腹腔神経叢の緊張を緩めました。(約5分)
自律神経に直接アプローチする「頭蓋骨調整」と「頭仙骨療法」を組み合わせて行いました。(約5分)
足の循環を促し全身の血流を高めるためにふくらはぎの筋肉への揉み解しも入れていきました(約10分)
最後に右の2番目の肋骨を調整。(約3分)
これで問診検査と合わせると約50分程の施術となりこの日の施術は終了。
結果としては以下のようになりました。
- 喉の閉塞感: 常に感じていた喉の詰まり感が、施術前を「10」とすると、「5」にまで軽減していました。
- みぞおちの圧痛: 施術前は触れるだけで痛みがあったのが、ほとんどなくなっていました。
- 肋骨の機能障害:右の2番目の肋骨が正常に動いて呼吸が楽になっている様子。
Kさんも「気道が広がった気がして呼吸がとても吸いやすいです!」と喜びの声を頂きました^^
最後に、Kさんに、「この後日常生活に戻って実際にどうだったかまた様子を聞かせてください。恐らく回数を重ねるごとに楽になってくると思います。」と今後の施術計画についてお伝えし、1週間後ご予約をいただき、お帰りになられました。
その後の経過:喉の閉塞感が改善するまで
では喉の閉塞感でお悩みの船橋市東中山在住Kさんの様子はどうなったか経過を書いて行くと以下のようになりました。
・2回目の来店(2025年10月8日):喉の詰まり感は初回がだとすると4へ。
・3回目の来店(2025年10月22日):喉の詰まり感は1程度へ。身体全体もすっきりしている
・4回目の来店(2025年11月5日):喉の詰まり感はほとんどなく、身体全体の調子もいいとの事。
Kさんが来店いただいたのは2025年10月1日で、この記事を書いているのが2025年11月9日になりその間に4回ほど来店頂きいい結果を得ることが出来ました^^
では最後のまとめに入ります。
💡 まとめ:喉の閉塞感の根本原因は「構造的な問題」と「自律神経の乱れ」にあり
今回の船橋市東中山にお住まいのKさんのケースは、「病院で異常なし」と診断される咽喉頭異常感症(ヒステリー球)の典型例であり、その根本原因がストレスや自律神経だけでなく、身体の構造的な問題にもあることを明確に示しています。
🚨 Kさんの症状が改善した主な要因
Kさんの長年の不調が劇的に改善した要因は、問診と検査で見つかった以下の「根本原因」に的確にアプローチした点です。
- 胸郭・肋骨の硬さの解放: 長時間のデスクワークと猫背により、胸郭全体、特に呼吸器系と関連の深い胸椎(T2-T6)や肋骨が固まり、これが喉や気道を物理的に圧迫していました。この硬さを取り除くことが、喉の閉塞感を即座に軽減する鍵となりました。
- 自律神経の過緊張の緩和: 強いストレスや不規則な生活、浅い呼吸によって過緊張していた腹腔神経叢(みぞおちの自律神経の集まり)や、頭蓋骨の緊張を緩めることで、身体全体がリラックスし、夜間の症状やストレスによる症状の悪化を防ぎました。
- 全身の循環改善: 硬かったふくらはぎの調整を行い、全身の血流とリンパの流れを改善したことで、自律神経の安定と疲労回復が促進され、良い状態が定着しました。
🏠 船橋市東中山エリアで喉の閉塞感・ヒステリー球にお悩みの方へ
船橋市東中山在住Kさんのように、
- 常に喉に閉塞感や詰まり感を感じる
- 夜寝る時やストレスが強い時に喉の違和感が強くなる
- 病院で異常なしと言われたヒステリー球に悩んでいる
といった症状でお悩みなら、それは喉だけでなく「首・胸郭・自律神経」からのサインかもしれません。
船橋市西船にある整体院ゆいまーるでは、長時間のデスクワークやストレスによって乱れた自律神経と、硬くなった身体の構造的な歪みの両面からアプローチすることで、あなたのお悩みを根本から解決へと導きます。
長年の喉の不調を諦めてしまう前に、ぜひ一度、当院にご相談ください。


