【施術事例】右首の痛みが改善!30代女性Mさん‐デスクワーク‐船橋市印内在住
挨拶

こんにちは、船橋市西船にある整体院ゆいまーるの山城です^^
今回は右首の痛みでお悩みの30代Mさんについて記事を書いて行こうと思います。
Mさんと同じように「首が夕方になると痛い」「休みの日までそれが続く」そのような方の参考になれば幸いです。
まずは一般的な首の痛みについて書いて行きたいと思います。
まず最初に首の痛みとは?
首の痛みとは、後頭部から首と背中の境目あたりにかけて感じる、重苦しさやだるさ、鋭い痛みなどの不快な感覚の総称です。
その原因は多岐にわたり、日常生活の習慣から病気まで、さまざまな要因が考えられます。
首の痛みの主な原因
1. 筋肉の緊張や疲労
これが最も一般的な原因です。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、猫背などの不良姿勢によって、首や肩、背中の筋肉が常に緊張し、血行が悪くなることで疲労物質が蓄積します。
これにより、首のコリとして感じる重苦しさや痛みに繋がります。
2. 首関節のケガ・損傷
首関節自体に炎症や損傷が起きている場合です。
- 頸椎椎間板ヘルニア : 首の関節部分にある”椎間板”が関節の外に飛び出してしまい痛みを出したり、神経などを圧迫して肩~手にかけて痺れをだしたりします。
- 頸部脊柱管狭窄症 : 首の関節やその周囲にある筋肉や靭帯などが神経の通り道を狭くしてしまって痛みや痺れをだしてしまう状態。
3. 内臓の不調
内臓の不調が、首の痛みを引き起こすこともあります。これは「関連痛」と呼ばれ、内臓の病気が首の神経と関連しているために起こります。
- 心臓: 狭心症や心筋梗塞の場合、左首に痛みを感じることがあります。
- 胃:胃もたれや胃下垂の場合、左首に痛みやコリを感じやすくすることがあります。
- 肝臓・胆のう: 肝炎や胆のう炎の場合、右肩に痛みを感じることがあります。
4. その他の原因
- ストレス: 精神的なストレスは、無意識に筋肉を緊張させ、首こりを引き起こします。
- 目の影響: 目に対する刺激は、頭と首の間にある神経を興奮させて、首コリの原因になりやすいです。
では実際に船橋市印内在住のMさんの右首の痛みは何だったのか詳しく内容を書いて行きます。
右首が痛い30代Mさんについて
当整体院に来店された経緯

2025年9月28日、船橋市印内在住Mさんが来店されました。
来店された経緯として当店とMさんの自宅は徒歩で5分圏内にあり、通勤で前を通るのでいつかは行こうと思っていたそうです。
そんな中、今の首の状態をなんとかしたいと思い今回当院に来店されました。
Mさんのお話を聞いて行く:問診編
では早速Mさんのお話を聞いて行きます。
性別年齢:30代女性
仕事:デスクワーク 1日8時間は座っている
居住地:船橋市印内
主訴:右首の痛み
きっかけ:2週間ほど前から夕方になると右首が痛くなり、翌朝になると痛みが無くなるのくり返しに悩まされていた。
痛い状況:仕事をしていてもつらいが、休みの日も夕方になると痛みが出る
補足情報:仕事はPC作業が中心で、休日はPCもスマホもほとんど触らない
ストレス:感じない
他に気になる症状:昔から歯ぎしりがある
薬:なし
睡眠時間:平均6時間
お酒:年に数回飲む程度
冷え性:なし
内蔵不調:自覚症状はなし
金属アレルギー:なし
運動歴:なし
という事が分かりました。
原因追求:検査編と結果
今回はSさんに対して以下の検査を行います。
・股関節の可動域
・脊柱の粘弾性
・胸骨の圧痛
・首の可動域
結果と考えられることを書いて行きます。
・股関節の可動域
→右股関節が顕著に硬い。原因は胸腰椎移行部という複雑な動きをする部分の硬さによる
・脊柱の粘弾性
→Th10-L2硬い→背骨を支えるインナーマッスルと小腸の問題
・胸骨の圧痛
→呼吸の浅さや食道の荒れなどがわかる。仕事的に猫背が影響していると考えられる
・右首の可動域
→強いて言えば左に首を倒す(側屈)と張り感はあるが、本人曰く辛いとは感じない
問診検査からの推測
この問診検査の結果から何が考えられるかというと病気未満の内臓不調が影響しているという事が推測出来ます。
逆に関節や筋肉は首自体の可動域検査で著しい異常がなかったため、今回は異常なしとしました。
ではどの内臓からくる症状なのか?というと、股関節の可動域検査と脊柱の粘弾性検査の結果から”小腸”が関係していることが推測出来ます。
早速施術の中身を書いて行きたいと思います。
右首が痛いMさん:施術と結果
まず、Mさんの小腸は全体的に下垂(下に移動する)気味でした。
本来内臓は呼吸や他の内臓の影響で多少動きがありますが理想的な位置が決まっていて、そこに戻るようになっています。
下垂をするという事は適切な位置に戻して保持するだけの余力がないということなので、年齢的にはストレスや運動不足などで起きやすくMさんの場合はストレスは感じないがデスクワークという事もあり運動を日常的に行っていないことが要因の一つになっているようでした。
そこで下垂してしまった小腸を呼吸と一緒に調整する手技をおこなって戻せる範囲まで戻してみたところ、胸骨の圧痛が減少して、首の可動域も正常範囲になりました。
ここで股関節の可動域もチェックすると施術前よりも詰まる感じが取れて、可動域が増えていました。
この段階で首の痛みが出にくくなる方が多いのですが、念には念をという事で検査時にみられた他の問題にも取り組んでいきます。
現状をおさらいすると、
・首の可動域は正常になった。
・胸骨の圧痛が減少した。
・股関節の詰まり感が無くなり、可動域が増えた
という状態になりました。
胸骨と股関節は改善はしているが、改善度は半分ほどという感じでした、この部分を改善していくためには”呼吸”と”脊柱の可動性”を改善していくと同時によくなることが多いので、そちらも一緒に施術していきます。
まず、脊柱の可動性は仕事的にも体が丸まり硬くなる傾向が多いので、そういう時に辛さを出しやすい”多裂筋”という筋肉を指圧でほぐしていきます。
この多裂筋は弱い力でほぐしても、固まっていると奥に響くような刺激があるので、人によっては刺激が強いと感じる方もいるかもしれません。
ですがこの筋肉がゆるむだけで体のスッキリ感や可動域の改善が全然違うのでデスクワークの方にはほぼ確実にやるポイントでもあります(^^)
実はさきほどの小腸への施術だけで硬さは取れていたのですが、なるべく戻らないようにダメ押しで施術しています。
つぎに呼吸ですが、多裂筋と肩の前あたりを施術すると改善する確率が高いのですが、Mさんは最近忙しかったようで、深い呼吸が依然としてしにくい感じでした。
なので肺自体の膨らむ量を増やすために肋骨と胸骨の矯正を行いました。
この矯正をおこなうと明らかに呼吸量が改善して、本人も「胸骨の圧痛が取れた」という程に改善しました。
※この矯正は喘息や呼吸器疾患を持つ方には刺激が強いので行っていません。
ここまでで、施術前検査で問題となっていた部分全てを再検査しましたが、気にならない程度まで改善することが出来ました。
あとは次の日以降の経過を確認する為に様子を見たいと伝えると、Mさんは1週間後に予約を取りお帰りになられました。
船橋市印内在住Mさんの1週間後の経過(2回目)
では1週間後のMさんの様子はどうなったかというと、右首のコリは感じるものの、首が痛いと感じることはなかったそうです。
もう一度問題があった部分の徒手検査を行ってみたところ、胸骨の圧痛はぶり返していましたが、それ以外は問題がない範囲で落ち着いていました。
胸骨の圧痛は呼吸と関係すると言いましたが、呼吸が浅いと首の筋肉を硬くしてしまうのでコリ感が残ってしまったのだと思います。
そこでこの日は関係する部位の筋肉をゆるめて前回と同じ矯正を行い、運動指導もプラスして終了しました。
なかなか運動についての指導をしてくれるところがなかったということで、Mさんも嬉しそうでした。
痛みや不快感を含めた全体の改善度としては10割→2割まで減ったそうなので、これからも経過観察と適宜施術を行っていこうと思います。
まとめ:右首の痛みでお悩みの船橋市印内在住30代Mさん
今回は『右首の痛みが改善!30代女性Mさん‐デスクワーク‐船橋市印内在住』について紹介させて頂きました。
問診検査の結果Mさんには大きく分けて”呼吸の浅さ”と”内臓の問題”の2つが原因であることが分かり、施術した結果2回で痛みや不快感を80%減らすことができ、運動によって状態の維持がしやすい体を手に入れることが出来ました。
P.S.
その後、仕事後に運動をするのが習慣になったようでさらに改善しているのが徒手検査からも伺えるほどになっています!
最後に:船橋市・印内エリアで肩の痛みならゆいまーる!
この記事を読んでいる貴方も船橋市印内在住Mさんと同じように、
- 船橋市・印内周辺にお住まいで、右首の痛みに悩んでいる
- 早く治したい
- 夕方になると痛い
- 休日まで辛さが残ってしまう
- 自分の不調の本当の原因を知りたい
このようなお悩みがある場合は船橋市・印内エリアにある『ゆいまーる』へ是非ご相談下さい^^
一緒に辛さの【原因】を探し解決していきましょう!
◆整体院ゆいまーるの基本情報
- 住所: 千葉県船橋市西船6-2-27 鹿鳴館 1-b
- アクセス:
- 京成西船駅から徒歩約3分
- JR西船橋駅から徒歩約10分
- 営業時間: 10:00~20:00(20:00からのご予約も可能)
- 定休日: 木曜日
- 駐車場: 1台分あり