【施術事例】背中後面全部の痛み・辛さが改善!50代女性Tさんデスクワーク・船橋市行田在住


初めに

今回は、「背中全体の重だるさ」「背中全体の痛み、辛さ」「常に息苦しく、深呼吸がしづらい」という症状でご来院された50代女性Tさんの施術事例をご紹介いたします。

あなたもこんな症状に心当たりはありませんか?

  • 背中が常に重だるくてつらい
  • マッサージや整骨院では一時的にしか良くならない
  • なぜか呼吸まで浅い
  • 寝ても疲れが抜けず、すぐに背中に不快感が戻る

このような慢性的な背中の不調には、「筋肉」だけでなく「内臓」や「自律神経の乱れ」など、体の深層にある要因が関係していることが多くあります。

それでは実際に、Tさんの症状の背景から検査、施術の流れ、改善経過まで詳しくご紹介していきます。


来店のきっかけ|ブログ記事で“自分と同じ症状”を発見

2025年6月10日、Tさんが初めて当院にご来院されました。

お話を伺うと、

「背中がずっと辛くて、どうにもならなくて色々検索してたら、ゆいまーるさんのブログにたどり着きました。同じような症状の方が改善していて、私もここなら良くなるかもって直感で思ったんです」

とのことでした。

Tさんは船橋市のお隣、市川市行田にお住まいで、当院のある西船橋エリアは通いやすい立地。その利便性も決め手となり、ご予約いただいたそうです。


初回問診|背中の張りと不快感、呼吸が浅いのがずっと続いている

Tさんは50代の女性で、職業は事務系のデスクワーク。主な症状は以下の通りです。

  • 背中後面全体の「重だるさ」と「不快な違和感」
  • 鋭い痛みではなく、へばりつくような圧迫感
  • 呼吸が浅く、深呼吸がしにくい

さらに以下のような既往歴・体質も確認されました:

  • 2年前にぎっくり腰を2回経験
  • 3年前に逆流性食道炎と診断
  • 10年前に甲状腺切除の手術歴あり
  • 左右の五十肩(左3年前・右1年前)
  • 肝臓の数値異常、脂肪肝あり
  • 睡眠時間は平均5時間
  • ストレスレベルは5段階中「4」
  • 息苦しさ、手足の冷え、便秘と下痢の繰り返し
  • 金属アレルギーあり
  • 整骨院・鍼灸院・整体など通院経験はあるが改善は限定的

Tさんはこれらの体調不良が複雑に絡み合い、「どこが原因か分からない…」という状況に悩まれていました。


検査|背骨・骨盤・内臓の動きを確認

当院では、筋肉や骨格の状態だけでなく、内臓の可動性自律神経の働きを含めて全体を評価します。

検査項目と結果

① 背骨(脊柱)の可動性チェック

  • T6〜T8(胸椎中部):動きの低下(→横隔膜の緊張が推測)
  • L3(腰椎中部):硬さあり(→腎臓や腰部への負担が懸念)

② 骨盤・仙骨の状態

  • 骨盤の左右差は軽度
  • 仙骨に「後湾傾向」あり、可動性は著しく低下=ロック状態

③ 腹部(内臓領域)の圧痛・硬さ

  • 全体的に腹部の張りあり
  • 特に「みぞおち」(胃・横隔膜)と「下腹部」(結腸・子宮周囲)に強い圧痛

身体の状態の考察|原因は“筋肉”ではなく“内臓・自律神経の不調”

検査結果を総合的に判断すると、以下のような原因が考えられました。

  • T6〜T8の硬さ → 横隔膜の可動性が低下 → 呼吸が浅くなる
  • L3の硬さ → 長時間の座位による腰部負担+腎機能の低下が関与
  • 仙骨のロック → ぎっくり腰の影響で骨盤全体の機能が低下
  • 腹部の圧痛 → 自律神経の乱れ、内臓の循環不良
  • 甲状腺切除歴 → ホルモンバランス・自律神経の調整力が弱まっている可能性

つまり、Tさんの背中の慢性痛の根本原因は、

筋肉ではなく、自律神経や内臓機能の低下による“体の深部の不調”

であると考えられました。


施術内容|仙骨・横隔膜・脊柱を中心にアプローチ

Tさんの症状に対しては、以下のような流れで施術を行いました。

Step1|仙骨の可動性を回復(約5分)

仰向けでリラックスしていただき、手のひらで仙骨を保持しながら呼吸に合わせて微細な動きを誘導。

▶ この時点でTさんのお腹が「ぐるぐる」と鳴り始め、「背中がなんかスッと楽になった」と驚きの反応。

Step2|横隔膜の緊張を緩和(約10分)

みぞおちに手を当て、横隔膜をやさしく調整。呼吸が自然と深くなり、表情にも柔らかさが戻ってきました。

Step3|脊柱周囲の筋肉と可動域調整(約15分)

硬さが顕著だった胸椎T6〜T8、腰椎L3を重点的に緩め、背骨全体の動きが滑らかに。姿勢も自然と改善が見られました。


初回の変化|痛みが10→0へ!呼吸も深くなったと実感

施術直後、Tさんは開口一番、

「えっ、背中がめちゃくちゃ軽いんですけど!?」

と、明らかな変化を実感。

初回時に10あった不快感が、施術後にはほぼ0にまで軽減
この大きな変化の理由は、単に筋肉を揉むのではなく、“根本原因”である内臓・仙骨・横隔膜にアプローチしたからです。

もちろん、1回で完全に安定するわけではないため、

「最初の1〜2週間は戻る可能性がありますが、継続すれば体は必ず変わっていきますよ」

とお伝えし、次回以降の来院をおすすめしました。


その後の経過|3回の施術で安定した改善へ

この記事を書いているのは、初回から約1ヶ月後の2025年7月20日です。

Tさんはこの間に3回の施術を受けられましたが、症状の再発はなく、

「最近、深呼吸がしやすくなって、仕事中も全然違います」

とのうれしいご報告をいただいています。


まとめ|“背中の痛み”は、内臓や自律神経が原因のこともある

今回のTさんのように、「背中の慢性的な痛み・重だるさ・息苦しさ」には、筋肉だけでなく、内臓や自律神経の不調が関与しているケースが少なくありません。

特に以下のような方は、ぜひ一度当院で身体の状態をチェックしてみてください。

  • デスクワーク中心で姿勢が崩れがち
  • 背中が常に重く、呼吸が浅い
  • 過去に甲状腺や内臓系の病歴がある
  • マッサージや整骨院で一時的にしか改善しない

当院「整体院ゆいまーる」では、表面的な施術にとどまらず、身体の奥から整える施術を大切にしています。


ご予約・お問い合わせはこちら

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そんな方は、お気軽にご相談ください^^

千葉県船橋市西船6-2-27 1-b
整体院ゆいまーる
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