肩こりと背中から腰の痛みでお悩みの50代女性Kさんーデスクワークー船橋市本中山在住
2024年12月29日,体のメンテナンスで定期的にご来店されている50代女性のKさんが肩こりと背中から腰の痛みでご来店されました。
Kさんの状態は次のような状態です。
Kさんの生活習慣と症状
まずはKさんのプロフィールと生活習慣を書いていきます。
年齢と性別は50代女性,仕事はデスクワークで仕事中は立つことがほとんどないそうです。
運動習慣はなく,睡眠は5時間ほどで目が覚めてしまい夢を一切見ないそうで本人曰く7時間は寝たいとのことでした。
また仕事などでのストレスが多いそうで,普段から疲労感も感じているので当店に来て体のメンテナンスをするのが楽しみだと話していました。
Kさんの症状について
本日の来店理由は肩こりと背中から腰にかけての慢性的なコリと痛みが気になったとのことでした。
普段から座りっぱなしで,背中も丸まってしまうそうなので本人もそれが原因として大きいのだと思うと語っていました。
余談ですが当店に来はじめた頃は胸から肋骨に痛みを感じていたり,膝が痛くなったりと症状が全身的に出ていました。
これは自覚がないだけで体が様々な形で悪いところを補助しながら生活した時に現れる症状の出かたで,整体を続けていくと症状の出る範囲が狭くなり落ち着いてきます。
続いて検査した内容も書いていこうと思います。
体の検査編
Kさんの体を検査すると以下のことがわかりました。
頸椎
- 左側が硬い
- OCC1(頭蓋骨と頸椎の境目)の動きが硬い
脊柱の検査
- 左右ともT2〜5あたりが硬い
- 胸椎のROMが狭い
筋肉の硬さ
- 首〜肩にかけての筋肉に柔軟性がない
- 背中の筋肉はめちゃくちゃ硬い
- 自覚はないがモモ裏が硬い
ではここから原因を推測していきます。
Kさんの症状推測
Kさんの体を検査した結果から今回の症状を推測すると,仕事の忙しさやストレスなどで自律神経が乱れ睡眠の質が低下したり,筋緊張の高まりによって肩こりや背中〜腰にかけての痛みが出てしまったのだと推測しました。
もう少し詳しく書くと、首と背中の筋肉や関節の硬さは自律神経の乱れや内蔵不調,頭蓋骨内の内圧などを現すことが多いので、普段からこのような部位のコリや痛みが出ているという方は患部をほぐすだけでは改善しないという人も少なくありません。
なので今回の施術は自律神経の乱れをリセットするように各所を整える施術をメインにしつつ、全身の筋緊張を落とすようにしていきました。
Kさんへの施術
自律神経を整えるためにまずは、OCC1と左首の動きを良くするように施術をしました。
この段階で首はもちろんですが、肩のこり感の自覚もかなり下がりました。
次に背中と腰の症状改善のために胸椎への施術を行いました。
内容としては2、3番目の胸椎を少しだけ矯正して、正しい姿勢を維持するために必要不可欠なインナーマッスルも一緒にほぐしました。
この段階でもう一度検査をしたところ胸椎の動きと硬さがかなりなくなり、自覚的にもこり感や痛みがとれた感じがすると言っていました。
最後に自覚のない足を含め、全身の筋肉をほぐして施術を終了しました。
施術後にKさんに確認してもらうと体が軽くなったようですごく楽と言ってもらえました。
まとめ
体とストレスは切っても切り離せない関係にあります。
仕事などで受けるストレスは不意にくるので防ぎようがありません、ですがストレスはしっかり処理しないと体の不調として症状を出し始めてしまいます。
体とストレスは切り離せないと言いましたが、筋肉や関節に溜まる疲労物質や毒素などを取り除くとストレスが緩和されるだけではなく、ストレスへの耐性も強まると最近では言われています。
Kさんも体感としてそのことを実感できているからこそメンテナンスに来続けていると語っていました。
ストレスの多い社会ですが、そのような人を1人でも多く救えるようにこれからも精進していきますので、同じような症状や境遇をお持ちでしたらご来店をお待ちして下ります。