膝を曲げると痛い原因が分かる! 膝ばかり施術されても改善しない理由も一緒に解説していきます
足は生活の中で全体重を一身に受け続ける場所。
そんな足の中で膝関節は人間が活発的に行動するのに必要不可欠な存在なのです。
今回は膝関節について以下の、
- 膝関節がどれだけ重要な存在なのか
- 膝に異常が出た場合に起こる生活上のデメリット
- 膝痛を引き起こしやすい人の特徴
- 膝痛を改善させる方法
という内容で記事を書いていこうと思います。
膝関節が健康だから生活ができる
膝は見た目的に曲がったり伸びたりするだけで単調な部位に見えるかもしれません、ですが実はそれ以上に重要な役割がありそれらが正常に機能しないと歩いたり、曲げたりなどの機能を失ってしまい快適な生活を送れなくなってしまう可能性すらあるのです。
膝は衝撃を吸収する
実は日常生活において膝の大きな活躍の場というのが歩く・走るなどの時に地面から伝わる振動や衝撃を吸収する役割があります。
もちろん全ての衝撃吸収を行っているわけではないですが、膝が機能しないと股関節や腰にダイレクトに衝撃が伝わってしまい筋肉や関節などに炎症が起きやすくなるので歩くたびに痛くなるといった症状が起きやすくなってしまいます。
イメージとしてはバネのような感じですね。
膝はバネのように力を伝える
膝のバネ機能は衝撃吸収のみにとどまりません。
力を伝えることもまた膝の役割になります、例えば歩くときに衝撃を吸収して地面を蹴って前に進むために膝は力を足の裏→地面へと伝えていきます。
この機能がないと歩くことも困難になってしまいます。
例えば膝が伸びにくくなってしまい、膝のバネ機能が使いにくくなると歩行速度が低下したり、歩幅が短くなったり、疲れやすくなり長く歩けなくなったりしてしまいます。
膝に異常が出た場合に起こる生活上のデメリット
膝に何かしらの異常が起きると以下のような生活上のデメリットがあります。
- 膝が曲がらず座りづらい
- 膝をかばうので腰が痛くなる
- 膝に水が溜まる
- 階段の登り降りがキツくなる
次にそれぞれを解説していきます。
膝が曲がらず座りづらい
主に変形性膝関節症や膝に水が溜まった方に多く見られますが、膝を曲げていくと途中で止まってしまい無理に曲げようとすると痛いというものです。
この状態では低い椅子や地面・畳などで座るのに苦労したり、正座やあぐらもできないことで膝を伸ばして座るしかないという方もいらっしゃいます。
これがどういう状態かを説明する前に簡単に膝の構造を解説しておくと、膝は上下の骨(太ももとスネ)の間にクッション材となる軟骨があることで骨同士がぶつからずに滑らかに膝を曲げ伸ばしすることができます。
しかし肥満や怪我や加齢の影響でクッション材の軟骨が少なくなり上下の骨同士がぶつかり引っかかることで曲げ伸ばしに制限がかかったり、曲げられなくなったりするのです。
こうなってくると落ちているものを拾うなどの当たり前にできる動作も厳しくなってしまうのです。
膝をかばうので腰が痛くなる
人間は痛みから逃れようとする習性があります。
膝が痛い場合は悪い膝をかばうように生活するので本来膝にかかるはずだった負担をどこかが肩代わりするようになるのですが、多くの場合その肩代わり役が腰なのです。
そしてこの腰が悪くなってくると無意識に負担を減らそうとして反対の膝に体重を多くかけるようになり、そちらも悪くなるという負のスパイラルができてしまうのです。
膝に水がたまる
炎症を伴う膝の症状がある場合に膝の関節内に水がたまることがあります。
元々膝の関節は関節包という袋に覆われていて、菌が入り込まないように密閉されています。
そして関節包の中に充満しているのが”関節液”という関節の動きを滑らかにするための潤滑油のような成分で、本来なら潤滑の他に栄養成分を交換したりするために関節包によって吸収されて中の量を自動調整しています。
ですが炎症や感染症などが起きると正しい循環が行われず関節液が排出されないため、関節内に溜まり続けてしまい膝の可動制限や膝裏の痛みが出てしまうのです。
水がたまったら抜くということをよく言われます、もちろん溜まりすぎた関節液を抜くことで関節の内圧が下がるため痛みが取れたり、動かしやすくなったりします。
なのですぐさま痛みをなんとかしたい場合は整形外科などに行って関節液を抜いてもらうという選択肢もありだと思います。
ですが残念なことに関節液を抜くだけでは永続的な効果は発揮できません。。
なぜなら膝に負担がかかる状態が解消できていないのでしばらくすればまた元通りに水がたまってしまいます。
根本的な問題として負担を分散できる体づくりが大切になってきます。
階段の登り降りがキツくなる
膝に何らかの症状がある場合に階段は鬼門となるでしょう。
膝の曲げ伸ばしがしにくいことでも登り降りがしにくくなりますが、それ以上に痛みを強く感じます。
これは何らかの原因で膝の衝撃吸収能力が落ちていることが一つの原因で特に高齢者の方が多く訴える症状になります。
臨床上感じることは筋力の低下・軟骨の減少・膝以外の部位に異常があるというのが原因としては多く、軟骨の減少は整体では対処できませんが、それ以外の原因が大きな比率を占めている場合は整体施術とパーソナルトレーニングを組み合わせることで改善していきます。
膝痛を引き起こしやすい人の特徴
途中にもいくつか書きましたが、ここでは小まとめとして膝に症状が出やすい人の3つの特徴を書いていこうと思います。
先に書いておくと以下のような特徴になります。
- 筋力低下
- 体重増加
- 股関節機能の異常
それでは詳しく書いていきますね。
筋力が低下している
筋力の低下と言ってもムキムキである必要はありません。
ですが、歩く・座る・走るなどの基本的な人間の動作をするために筋肉は必要です、それと年齢を重ねるとどうしても関節が老朽化し悲鳴を上げるというのは前述しましたが、そういった関節を補強するためにも筋力は大いに役立ちます。
関節を生まれ変わらせたり、成長させるのは大人になると難しいですが、どんな年齢でも筋肉はつきます。
つまり唯一年齢に抗える要素が筋肉なのです。
体重が関節の許容量をオーバーしている
例えば重い荷物を持ったままショッピングを続けるのは大変ですよね?
これと同じことが体重にも言えます。
ただし関節がその体重を許容できるなら多少体重が重くても問題ありませんが、ここで注意しなければいけないのは以下の2点です。
- 急激な体重増加があった
- 足の筋力が落ちている
この2つのどちらか及び2つが重なると膝を傷めてしまいます。
もし体重が急激に増えたと自覚があるのなら足の筋力を増やしたり、逆に足の筋力が落ちてきたと感じたら体重の急激な増加を抑えるように生活習慣を見直すという少しの心がけが膝の寿命を左右するのでどちらかが思い当たる方は注意してみてください。
股関節が正常に機能していない
膝の話をしてるのに股関節?と思うかもしれませんが、膝の症状だからこそ股関節の正常な機能が重要になってきます。
実はもう一つ大事な部位があるのですが、日常生活で自覚することが少ないので今回はより感じやすいであろう股関節について書いておきます、もし気になる方がいらっしゃいましたら後ほど載せる公式LINEから質問いただければと思います。
さて、股関節の話にもどりますが人間の関節にはそれぞれ一定の法則で機能が決まっています。
主に安定性(スタビリティ)と可動性(モビリティ)に分かれ、膝関節は安定性という機能がある関節なので安定性が損なわれると関節に炎症が起きたりと異常をきたします。
そして安定性は他関節の可動性がしっかりあることで成立するので、可動性機能のある股関節の動きやすさや柔軟性がとても大事なのです。
ちなみに股関節の可動性(動きやすさ・柔軟性)がなくなってくると安定することで機能を果たすはずの膝関節が不安定になってでも動いて日常生活を送ろうとしてしまうので、膝周りを施術してもらっても膝の痛みが変わらないという方ほど股関節のモビリティを回復させることで膝の痛みが改善されることは決して珍しいことではありません。
膝痛に対する船橋市西船ゆいまーるのアプローチ方法
ここまで読んでくださった方ならもう気づいているかもしれませんが、膝の症状を手術以外で解決するとなると膝だけを揉んだりしても効果が長持ちしないばかりか効果を感じれないこともあります。
ここではゆいまーるが考える膝痛に対するアプローチを書いていこうと思います。
股関節の機能正常化
股関節は簡単にいうと2つの理由で正常に機能しにくくなります。
それが、柔軟性の低下と可動域の低下です。
柔軟性の低下はイメージがつきやすいと思いますが、単純にお尻や足の付け根にある筋肉がコリ固まっている状態で表層の筋肉なら手技でほぐしたり、深層の筋肉なら鍼が有効です。
次に可動域の低下ですが、股関節が本来持っている前後左右に曲げたり、ぐるっと足を回したりといった動きがちゃんとできているのか?ということです。
これは筋肉の柔軟性もありますが、それ以外にも筋膜や内臓、腰の問題など人によって原因が様々です。
なのでゆいまーるでは股関節機能が低下する要因を探し出すために問診・検査に力を入れ、その人によってベストな整体方法を選択しています。
膝と股関節の補強
臨床を通して感じることですが、ただ整体をして整えたり緩ませても効果を長持ちさせることはできません。
機能が正常化した部位に補強や動きをつけることで回復した機能を長持ちさせることができます。
そこでゆいまーるではパーソナルトレーニングというメニューで関節や筋肉が持つ本来の”動き”をつけることに着目し機能回復を行なっています。
トレーニングといってもムキムキのマッチョになるためのものではなく、その人の体格や運動習慣などに合わせて運動指導を行うというもので、動かすことで体の機能回復と関節本来の機能(安定と可動)を発揮しやすくするというのが目的なので、運動が苦手だったり筋肉で体を大きくしたくないという方でも安心して受けていただけるメニューとなっております。
こういう時は病院へ
ここまで膝痛について様々なことを書いてきましたが、、以下に書くような場合は一度病院を受診して検査することをオススメします。
急に膝が動かなくなる
もし膝を曲げ伸ばしした時に激痛をともなう曲げ伸ばしのしにくさ(もしくは曲げ伸ばし不可)がある場合は関節内の軟骨などが壊れていたり関節の変形がひどい可能性があります。
水がなかなか抜けない
水=関節液が溜まるのに色々な原因があるということは前述した通りで多くの場合は炎症が起因します。
ですがこの炎症が単に負担がかかりやすいだけではなく関節内に菌が侵入してしまっていて炎症がおさまらずに関節液が溜まり続けるという場合があります。
もし膝周りに赤みや熱感もあるようなら一度病院で検査をしてもらいましょう、放置し続けると軟骨が変性したりと取り返しのつかないことになる可能性もあります。
千葉県船橋西船エリアで膝痛にお悩みなら
最後まで読んでいただきありがとうございます。
膝の痛みは多種多様な原因で痛みや動きにくさを出してしまいます、ですが一つ一つ紐解けば不具合の原因がわかるかもしれません。
ゆいまーるでは“ココに行けば大丈夫”という場所を作りたくて日々技術の研鑽を重ねており、その技術をお客様のお悩み解消に活用したいと考えています。
そのおかげか整体サロンゆいまーるには西船橋はもちろんのことお隣である市川市や船橋市をはじめ様々な場所からのご来店をいただいており、紹介の輪が広がっていく感覚とそのことに対する感謝を感じています。
当店ではファシアと内臓調整を軸に施術することで筋肉・骨格・自律神経へアプローチしていきます、お客様1人1人経験してきた人生が違うので施術内容も自然と異なってきます。
どこに行ってもイマイチ効果が出なかったという方は筋肉を揉まれたり骨格をボキボキ矯正されただけということが多く、自律神経・内臓・ファシアの調整まで至っていないことで体の不調や不満が取りきれないのです。
そういった経験がある方ならなおさら効果を実感していただけると思いますので、以下のお試しをご活用ください♪
膝の負担を取り除き症状を改善するために基本的には整体(もしくは鍼灸整体)とパーソナルトレーニングをベースに施術プログラムを組んでいきます。
※症状に合わせてスタッフからメニュー変更の提案をさせていただく場合があります。
いきなりお試しは不安という方はマンツーマンで連絡が取れる公式LINEもご用意していますので、お気軽にご相談ください。
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