首の痛みでお悩みの30男性-デスクワークIさんー船橋市宮本在住
首の痛みでご来店された経緯
2024年3月2日 首の痛み、足の脱力感、ふくらはぎの張り感、全身の疲労感でお悩みの男性Iさんーデスクワークー船足委宮本住みがご来店されました。
来店された経緯は全身の疲れや首肩の痛み?凝り感が酷く身体が辛すぎていい整体やマッサージなどを探していたそうです。そんななかグーグルマップで整体で検索をかけてみると船橋市西船にある整体サロンゆいまーるが出て来たそうで「口コミもいいしお店を綺麗だし行ってみよう」となったそうです。
元々自宅と整体サロンゆいまーるは少し離れた位置にあり認識はなかったそうですが実際にお店に来てみると閑静な住宅街の中に急に現れるのでわかりやすかったそうです。
Iさんはどこが辛いですか?と聞くと「全部」といわれましたが順位をつけていくと一番つらいのが首の痛みと肩の凝り特に右側、2番目に気になる所を聞いて行くと足の張り感でした。
本人曰くここ半年ぐらい首の痛みが一番つらいけど仕事が忙しすぎてストレスやばくて全身がしんどくて何とかしてほしいんですと言われました。
辛いときには整体やマッサージなどにも行ったがその場の気持ちよさはあるがすっきりしない、また他の整体に行っても骨盤が~歪みが~と言われ矯正や歪みを正してもらったが身体の辛さは変わらず困っていたそうです。そんな時に整体サロンゆいまーるを見つけピンと来たそうです。
首の痛みの推測 問診 検査込み
首の痛みにも様々な症状や疾患があります。主に有名なのが首ヘルニアや頚椎症と呼ばれるものがあり、もしそうであれば徒手療法で施術可能な範囲か外科的手術が必要かを見極める必要があります。
しかしIさんが自覚している症状では神経的所見はなく手術適応まではいってないかなと予想しました。まずは今回Iさんの問診検査の内容をまとめていきます。
問診 首が痛く、動作としては仕事でじっとしていたり右に向く際に右肩に痛みが走る、膝というか足に脱力感、力が入らない感じがある、腰痛もたまにある、お腹を下しやすい、足が常に張っておりマッサージなどされようもんならしんどくて叫ぶ、薬を8種類ほど飲んでいる、このような事が分かりました。
一言でいうと凄い慢性的に疲れ、言い方を悪く言うとボロボロでした。では次に検査です。
検査 首の後屈時の痛み(上を向く動作) 首の回旋動作(左右を向く動作)で首肩が痛い、首のジャクソンやスパーリングテスト(神経症状の検査)陰性、両腕を挙げた際の腕の重さ有り、立位での重心の不安定さ、足を上げた時の足の重さ、仰臥位(仰向け)で腸腰筋(股関節の筋肉)の筋力検査Max5段階で1か2(弱め)、足を触ったときの感覚の違いなどはなかったので感覚神経の異常は無しでした。
では大雑把な内容ではありますが今回分かった内容を踏まえどのような事が考えられるか書いて行きます。
推測
・首の後屈時動作から肩甲骨背面の硬さ、右を向く動作時痛=上半身の右側に問題がありそう(筋肉?肝臓?)
・神経性の症状はない=手術などは必要なさそう
・重心の不安定=自律神経や頭の位置の問題あり?
・神経的所見がなく下肢の筋力が弱い=内臓や自律神経の問題あり?
・薬を8種類飲んでいる=肝臓が弱りそうと考えました。
このことから選択すべく施術は肝臓のの調整と自律神経の調整、肩甲骨周りへの筋肉のほぐしと考えました。
施術を開始
まず行ったことは肝臓の調整を行いました。内臓マニュピュレーションと呼ばれる手技になります。
最初に肝臓、次に大腸への施術を行ったんですが方法として仰臥位(仰向け)で寝ていただき力を抜くように指導、次に肝臓の位置に施術者(私)の手を置き肝臓の動きを出してあげるようにやさしい圧で肝臓の動きを調整しました。
次に大腸への施術なんですがお腹を触っていくと下腹部と股関節の間のあたりに圧痛と触った感じの硬さがあったので指をあて少し大腸の動きを促進するような手技を行いました。
この時点で肝臓と大腸を合わせて10分の施術です。
この後検査してみると首の痛みは10→2に減り足の脱力感も消え、重心も安定するようになりました。つまりIさんの身体の辛さはコリや疲労などもありますが内臓が原因だったのです。
検査までで15分経過しIさんはこの時点でもうにやにやして「先生魔法使いだったんですね」と言われそんなことはないよと返したんですが正直こういう時嬉しいですよね^^
もうこの時点である程度主訴は取れているのですがデスクワークや姿勢不良のせいで肩甲骨周りも普通に凝っていたので肩甲骨周りを20分程度かけてほぐしてあげると首の痛みも10→0になりました。
最後足の張り感、特にふくらはぎに強い張り感があり足首の動きにも違和感があったのでふくらはぎの調整を行いました。
このやり方が特殊で今回のIさんみたいな方は筋肉がパンパンに張って少しほぐされるだけでもしんどいので揉み解さないような特殊な手技を行いました。
その結果足の張り感がすごい取れまたIさん「何個魔法使えるんですか?」と言っていただきました。そのうち杖でも準備しておこうかなと思った山城でした。
肩甲骨周りへの揉み解し、足の調整、全体の合計で45分経過しとりあえずこの日はこれで施術終了。最後はIさんの状態説明をおこないストレッチ指導と生活指導をしました。
結論として今回Iさんの身体は疲労や薬、普段の姿勢のせいで内臓から来る硬さのせいで全身に悪影響を及ぼしているのとストレッチ不足のせいで筋肉が凝り固まっているのが原因でした。
そしてまた状態確認したいのでと伝え1週間後に予約を取りご帰宅されました。
1週間後、Iさんご来店されました。様子は元々の首の痛みは少し戻っているけど数字で表すと10→2ぐらいで少し違和感がある程度まで良くなり、足の脱力感や張り感はなくなり調子いいとの事でした。
今回も状態を確認し同じように内臓と少し凝っている筋肉に施術を行い首の痛みも10→0になりさらに身体が軽くなり満面の笑みで施術は終了。
また「先生、職場の同僚3人に魔法使いがいるってゆいまーる紹介しておきました」と言っていただきました。言っていただいた日が2024年3月22日でこの記事を書いているのは2024年3月27日なのでまだ紹介された方はいらっしゃっていませんが来ていただけるのが楽しみです♪
首の痛みとは
まず首とは頭と胴体をつないでいる部分になります。その首に痛みを感じている状態というのが首の痛みなんですが代表的なものを2つほど書いて行きたいと思います。
1つ目 頸椎ヘルニア(首ヘルニア)
首は7つの骨で構成されておりその骨と骨との間に髄核と呼ばれるクッションの役割をしている組織があります。この組織が何らかの原因で外に出ることで神経を圧迫したり脊椎の中を狭窄したりすることで様々な症状を引き起こしたりします。
頸椎ヘルニアで有名な症状は首から腕、手などの神経に沿っての痛みやシビレになり軽度のものであれば自然に治ったりしますが重度の頸椎ヘルニアになってくると外科的処置が必要となってきます。もしヘルニアについて知りたい方がいればこちらの記事をご参考にしてください。 ヘルニアについて
2つ目 頚椎症
頚椎症とは頸椎同士の間にある椎間板というクッションの役割をしている組織が年齢や何らかの原因によって変性、または頸椎や周り日ている靭帯などが加齢などによる石灰化、骨化することで発症する疾患と言われています。
軽い症状として首肩の凝りが挙げられますが酷くなると神経症状のシビレや放散痛、または下肢の症状が出ることもあります。ヘルニアとの違いは髄核が飛び出しているかどうかになり、多くの方が首肩の辛さで病院に行くとレントゲンを撮り器質的な異常がなければ頚椎症だねと診断されることが多いです。
首の痛みの原因
上記では首の痛みの代表的な疾患について書いて行きましたがでは何で首が痛くなるのか?ヘルニアになるのかを書いて行こうと思うのですが原因は様々なですので参考の一つとしてみて頂ければ幸いです。3つほど書いて行きます。
1つ目 身体の硬さ
これに関しては皆様なんとなく「そうだよね」となるかと思いますが首の筋肉を詳しく見ていくと、首というものは後頭下筋や板状筋、胸鎖乳突筋などと呼ばれる様々な筋肉や靭帯で構成されバランスを取っているのですが首の痛みを訴える方は基本的にストレートネックや姿勢が悪い方が多いです。
見た目的に頭が前にズレている感じです。そのような姿勢になると首全体、特に首の前や首の横、胸の前、筋肉で言うと胸鎖乳突筋や甲状舌骨筋という筋肉が収縮し縮んでいる状態になってしまいます。そのような状態になっていると首は痛めやすくなってしまうのです。
2つ目、姿勢不良 猫背
この2つ目に関してですが原因であって原因でない場合が多いんですが猫背やストレートネックやになっていると首を痛めやすいです。
なぜかというと頭というものは大体体重の10分の1ぐらいの重さがあり50キロの人であれば五キロの重さがあるとされ丁度ボーリングの球ぐらいの重さになり、猫背やストレートネックだとこのボーリングの球をきちんとまっすぐ持っている状態ではなく斜めに構えている状態になります。
なんか腕がプルプルしそうですよね、これが首にも起きているんです。そりゃ首を痛めるわ、そういうことです。
3つ目、内臓 腸内環境や腹膜
3つ目のこれに関しては皆さん「そうなの?」となると思います。実は首が痛い人や猫背、ストレートネックの方って内臓が硬い方がとても多いのです。
例えばなんですけど、普段便秘や下痢があったり、暴飲暴食してお腹が張っている状態が長く続いている状態のときってお腹の腸内環境とか悪そうじゃないですか?これじつはそうで腸内環境とはちょっと別の話になるんですけど例えば便秘の時って腸自体の動きが悪いんですよね。動いていないというか。勿論腸が動かないと血流が悪くなるんです。
そして腰の腰椎と呼ばれる骨の間からお腹に神経や血管が通ったりしています。
つまりお腹の動きが悪いと背骨から出た神経や血管を圧迫したり上手く信号が伝わらないことがあるんです。それがよく慢性腰痛と呼ばれるものの原因だったりします。あくまで一例です。
このようにお腹が硬くなる→お腹に引っ張られるように猫背になる→首に負担がかかる、が長期間続くと筋肉自体も柔軟性を失ったり筋肉自体に緊張が生まれるようになり首全体が硬くなります。その結果首を痛めやすいという状態になるわけです。
首を痛めたら確認する事
まず首を痛めたら痛みの度合いシビレや首の可動域を確認しましょう。その際に筋肉的なズキっとした痛みであれば時間はかかるものの時間の経過とともに良くなると思うのでそこまでの心配はしなくてもいいと思います。
しかし骨が沁みるような痛みだったりシビレがあったりすると関節や神経を痛めている可能性があるのでそのような場合はなるべく放置しないで医療機関でMRIやレントゲンなどの画像検査をすることをお勧めします。
痛みが軽度であったりシビレがないなどの場合は筋肉を痛めていることが考えられるので対処として湿布ではなく温めてゆっくりでいいので可動域で広げていくようにストレッチしてください。
痛みがしんどければ冷やすような冷湿布でもいいと思うのですが基本的に身体というものは血流が流れることで組織や細胞に栄養を届け損傷部位を回復させます。
しかし冷湿布は痛覚を遮断したり抗炎症成分が配合されていることで楽になった感じはするのですが血流自体は悪くなっているので回復事態を促進したいのであればお勧めは出来ません。もちろん熱感があったり明らかに炎症している場合は痛みの緩和の為に張ってください。
首の痛みに対する船橋市西船橋整体サロンゆいまーる的アプローチ
最終的にみなさん「首の痛みをとりたい!!」これにつきますよね。では船橋市西船橋にある整体サロンゆいまーるではどのように施術するかを書いて行きます。
まずは検査、問診を行いどこが一番問題になっているのか。関節?筋肉?内臓?など原因の特定を行い以下のような施術を行うことで腰痛の早期改善を行うことが出来ます。
・内臓→内臓マニュピュレーション
内臓を動きを調整する特別な手技になります。今回の場合は肝臓と大腸への施術を行う事で首の改善を行う事が出来ました。
・筋肉→筋膜への徒手的療法、鍼治療
筋肉が原因で痛みを感じている場合は原因筋への揉みほぐしや鍼灸アプローチを行い疼痛改善を行います。今回の場合、首や肩の筋肉の板状筋や僧帽筋と呼ばれる筋肉に対して揉み解しと鍼灸アプローチを行いました。
・骨格→関節モビライゼーション
関節の動きがわるいと最終的に首の痛みに繋がる事になることがあります。なのでそうならないために関節モビライゼーションと呼ばれる手技を行い改善を目指すことがあります。今回は使っていないです。
もしこの記事を読んでいる方で首の痛みに悩まされている方は是非船橋市西船にある当店整体サロンゆいまーるへご相談をお待ちしています^^