諦めないで!国民病「腰痛」の原因と西船橋 整体院ゆいまーるの根本改善アプローチ

始めに

こんにちは!船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるの山城です。

「腰痛…」この言葉に、多くの方が「うんうん」とうなずくのではないでしょうか。私もこれまでたくさんの腰痛に悩む方々と出会ってきました。

今回の記事では、この国民病とも言える腰痛について、その原因からタイプ別の分類、そしてご自身でできるケアや専門家によるアプローチまで、詳しく解説していきます。腰痛に悩む全国の皆さん、そして腰痛について深く知りたい方の参考になれば幸いです。


「腰痛」ってどんな状態?慢性と急性の違い

まず、「腰痛」って何のことでしょう?これは、病気や怪我の名前ではなく、シンプルに「腰に痛みを感じている状態」を指します。

腰痛には、大きく分けて「慢性腰痛」と「急性腰痛(ぎっくり腰)」があります。今回は、特に多くの方が悩む慢性腰痛に焦点を当ててお話ししますね。

慢性腰痛とは、腰に痛みを感じ始めてから3〜6ヶ月以上経過している状態を指します。小さなお子さんから高齢の方まで、本当に幅広い年齢層の方が悩んでいます。

現代の日本では、実に**7割の方が「腰に痛みを感じたことがある」**と答えるほど。まさに「国民病」と言っても過言ではありません。

なぜ、これほどまでに腰痛が多いのか?その背景には、日本の生活環境の変化、運動不足、ITの発達、文明の発展など、様々な原因が見えてきます。特に、農作業や現場仕事といった身体を多く使う仕事から、デスクワークや座り仕事が増えたことで、腰への負担が増していると考えられます。

そんな現代社会で当たり前になった腰痛ですが、実は検査で異常が見つかるタイプと、見つからないタイプがあるのをご存存じでしょうか?

  • 異常が見つかるタイプ: X線(レントゲン)やMRIなどの画像検査で、ヘルニア、脊椎すべり症、脊椎分離症といった、目で見てわかる器質的な問題がある場合です。
  • 異常が見つからないタイプ: レントゲンやMRIで異常が見つからない、つまり「画像に映らない=筋肉や内臓が原因」と言われるタイプです。この場合、器質的な問題がないため、医療機関では運動やストレッチなどを指導されることが多いですね。

ちなみに、腰痛は女性よりも男性に多く、だいたい女性1:男性3の比率だと言われています。


腰痛の原因、実はこんなに複雑!タイプ別に徹底解説

腰痛には異常が見つかるタイプと見つからないタイプがあるとお伝えしました。ここからは、さらに詳しく掘り下げていきましょう。

異常が見つかる腰痛(変形や疾患によるもの)

これは、専門の医療機関で診断される病名がつく腰痛です。

  • 生まれつきのものや背骨の変形:側弯症、腰椎分離症、変形性脊椎症など。
  • 加齢による変化:ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、脊椎症など。
  • 怪我:腰椎骨折や脱臼などの外傷。
  • 感染症や炎症:カリエスや化膿性脊椎炎など。
  • 腫瘍:癌など。

これ以外にも、腰とは直接関係なさそうに見える病気が腰痛を引き起こすことがあります。

  • 血管の病気:大動脈解離、大動脈瘤など。
  • 泌尿器の病気:尿管結石など。
  • 婦人科の病気:子宮筋腫や子宮内膜症など。
  • 消化器の病気:十二指腸潰瘍など。
  • 腰以外の整形外科的疾患:変形性股関節症など。

さらに、身体的障害、失調症などの精神的疾患やストレスが痛みを引き起こすこともあります。

異常が見つからない腰痛(筋肉・内臓が原因のもの)

検査で異常が見つからない腰痛は、多くの場合筋肉が原因ですが、実は内臓やその他の要因が関係しているパターンもあります。それぞれ例を挙げて見ていきましょう。

腰痛:筋肉編
  1. 屈曲型: お尻やハムストリングス(太もも裏の筋肉)が原因で、身体を前にかがむ動作に問題が生じるタイプです。骨盤の前傾が制限され、硬くなった腰背部の筋肉が伸ばされることで痛みが出ます。 日常動作で「靴下をはく時に痛む」「座るときに痛む」といった症状がある方は、このタイプかもしれません。
  2. 伸展型: 腸腰筋(お腹の深部にある筋肉)や大腿四頭筋(太もも前の筋肉)など、股関節前面に付着する筋肉が原因で痛みが生じるタイプです。骨盤の後傾が制限されることで痛みが出ます。 日常動作で「腰が伸びない」「膝を曲げると楽になる」といった症状が挙げられます。
  3. 回旋型: 身体を捻るときに痛みが出るタイプです。スポーツ(野球やサッカーなど)で腰を捻る動作が多い方にも見られます。 単純に「捻ると痛い」というだけでなく、患部の筋肉が硬いのか、お尻の筋力が弱いのか、関節が硬いのかなど、様々な原因が考えられます。捻ると痛む筋肉の一例として、背骨を支える脊柱起立筋の一部である**腸肋筋(ちょうろくきん)**などがあります。
腰痛の原因:内臓編

意外と知られていませんが、内臓の調子や硬さが腰痛に影響することもあります。これには神経的な繋がりも関係しています。

例えば、内臓へ行く神経は背骨から出て、筋肉や内臓に分布しています。筋肉が問題なら、筋肉をほぐせば改善するでしょう。しかし、内臓から来る腰痛の場合、腰を揉んで一時的に良くなっても、時間が経つと元に戻ってしまうことがよくあります。

そんな時には、筋肉への施術よりも「内臓マニピュレーション」と呼ばれる、内臓へのアプローチを行うことで、腰痛が緩和できることがあります。

では、どんな内臓が腰痛と関係しているのでしょうか?内臓と神経の主な繋がりを見てみましょう。

  • 小腸・大腸:胸椎12番から腰椎3番付近の神経と関連
  • 腎臓:腰椎1番から3番付近の神経と関連
  • 子宮・膀胱:仙骨付近の神経と関連

この神経の繋がりから考えると、例えば腎臓の調子が悪い人は腰の3番目の神経付近に痛みを感じやすいでしょうし、婦人科系の疾患を持っている方は、腰の下の**仙骨(せんこつ)**あたりに痛みを感じる可能性がある、というわけです。


なぜ腰痛になるのか?根本原因は「血流不足による酸欠」

これまでの内容で、腰痛には筋肉性のものや内臓性のものがあるとお分かりいただけたでしょうか。癌や筋腫などの病的な腰痛は少し話が異なりますが、慢性的な腰痛や肩こりをはじめとする慢性的な痛みや症状は、主に「血流不足による酸欠」によって起きていると考えています。

  • 筋肉性の腰痛の場合: デスクワークなどで長時間同じ姿勢になると、筋肉や関節に十分なポンプ作用が働かず、血流が悪くなります。
  • 内臓性の腰痛の場合: 便秘や腸の問題を抱えている方、または腸自体の動きが悪い方は、腸自体やその周りの血管の血流が阻害され、酸欠になっていることが考えられます。

大事なのは、**なぜ身体の組織が酸欠になっているのか?**その根本原因を見つけることなんです。


慢性腰痛への効果的な対処法

慢性腰痛は組織の酸欠で起こるとお話ししました。そのため、慢性腰痛を改善するには血流を良くすることがとても大切です。一般的には以下の方法が有効です。

  • 温める:入浴やカイロなどで身体を温めましょう。
  • ストレッチ:硬くなった筋肉や関節の柔軟性を高め、血液の通りを良くします。
  • 運動:適度な運動で全身の血流を促進します。

急性腰痛(ギックリ腰)になったらどうする?

もし突然ぎっくり腰になってしまったら、まずは病院や専門機関を受診しましょう。MRIやレントゲンなどの画像検査で異常が見つかった場合は、医師と相談の上、薬や手術などで対処します。

画像検査で異常が見つからない場合、つまり筋肉や血流の問題の場合は、以下のような対処法が一般的です。

  • 痛みが強い場合
    • 安静:無理せず休み、必要であればコルセットで腰を保護します。
    • 薬物療法:痛み止めや湿布で痛みを和らげます。
  • 痛みが軽度の場合
    • 理学療法:医師や理学療法士の指導のもと、運動療法などを行います。
    • 温熱療法:温めて血流を促進します。

腰痛経験者必見!セルフケアの落とし穴と効果的な方法

腰痛になったことがある方は、痛みを和らげるために色々なことを試した経験があるかもしれません。その行動の原理と効果を、解剖学的な視点からお話しします。

  • 患部を冷やす、温める: 痛みが強い時に湿布を貼ったり、銭湯で身体を温めたりする方もいるでしょう。これは理にかなっています。神経は「冷たい」と「痛い」を同時に感じることができないため、患部を冷やすと痛みの信号が遮断され、一時的に痛みが楽になったように感じます。これが湿布の効果です。急性の炎症が強い場合は、湿布に含まれる抗炎症成分も有効です。 しかし、慢性腰痛の場合は、炎症ではなく「血流不足」が起きているため、冷やすことは根本的な解決にはなりません。一時的に痛みが紛れても、血流不足は改善されていないからです。もちろん、痛みが強くて日常生活を送るのが辛い場合は、湿布を貼るのも一つの手段です。 西船橋にある整体院ゆいまーるでは、慢性腰痛の場合は湿布よりも、運動や入浴によって身体を温めることを推奨しています。
  • 患部を叩く、マッサージチェアに乗る: これらは「ダメ」とは言いませんが、一時的な緩和にすぎません。外部からの刺激は、一時的に痛みの信号を遮断して楽に感じさせますが、効果が持続するのは刺激を受けている間、またはごく短い期間だけです。根本的な解決にはなりません。
  • ストレッチ、運動: 正直、これは一番お勧めできる方法です。腰痛に悩む方は、「身体が硬い」「股関節が硬い」といった自覚があることが多いですよね。

運動の良し悪し:有酸素 vs 無酸素

ストレッチや運動は良いとお伝えしましたが、運動には大きく分けて「有酸素運動」と「無酸素運動」の2種類があります。簡単に言えば、ジョギングと筋トレですね。腰痛にはどちらが良いのでしょうか?

結論としてケースバイケースですが、基本的には有酸素運動をお勧めしています。慢性的な腰痛は「血流不足による酸素不足」なので、血流を良くし、患部に酸素を送り込むために有酸素運動が効果的です。

では無酸素運動(筋トレ)はダメなのか?そういうわけではありません。筋トレは筋肉を傷つけ、筋肉を肥大化させる運動です。この時に無理な筋トレをしてしまうと、かえって急性腰痛になってしまうことがあるので、腰痛を治す目的で筋トレをする場合は無理をしないことがとても大切です。


西船橋 整体院ゆいまーる的アプローチ:根本からの改善を目指す

「結局、腰痛を良くするためにはどうしたらいいの?」

西船橋にある整体院ゆいまーるでは、基本的に慢性的な腰痛をはじめとする慢性的な痛みは、患部の血流不足で起こると考えています。

そこで、私たちは血流を良くするためにはどんなことをしたらいいのかを考え、施術を行います。

まずは、徹底した検査と問診で、どこが一番の問題になっているのかを特定します。関節なのか?筋肉なのか?それとも内臓なのか?原因を突き止め、以下のような施術で腰痛の早期改善を目指します。

  • 内臓へのアプローチ(内臓マニピュレーション): 腸内環境が悪い方や、体質的に内臓が弱い方は、内臓の血流が悪くなり腰痛が発生している可能性があります。そのような方には、内臓マニピュレーションという特殊な手技で内臓へのアプローチを行い、改善を図ります。
  • 筋肉へのアプローチ(筋膜への徒手的療法、鍼治療): 筋肉が原因で痛みを感じている場合は、原因となっている筋肉に対して揉みほぐしや鍼灸アプローチを行い、痛みを和らげます。
  • 骨格へのアプローチ(関節モビライゼーション): 関節の動きが悪いと腰痛になることがあります。その際には、関節に動きをつけるように調整していきます。施術中に「バキバキ」と音が鳴ることもあれば、音が鳴らない方法もありますので、ご希望やご質問があれば遠慮なくお伝えくださいね。

どれぐらいで腰痛は良くなるの?

「結局、どれぐらい通えば良くなるの?」

これは正直、やってみないと分からないというのが実情です。軽度であれば1回で良くなることもありますし、症状が強い方や、慢性化しすぎている方は6回ほどかかることもあります。また、病気や手術の適応となる範囲であれば、残念ながら整体では治せないこともあります。

しかし、原因を特定し、適切な施術を行うことで、症状やお悩みを早期改善に導くことは確実にできます

実際に、3ヶ所以上の整体に通っても改善しなかった方が、西船橋にある整体院ゆいまーるに来て1回で良くなったケースもあります。また、大腸炎などの基礎疾患があった方も、5回の施術で痛みが取れたケースもあります。もちろん、徒手療法で対応できない範囲だったため、医療機関へご紹介した方もいらっしゃいます。

全ての方に効果を約束できるわけではありませんが、私たちは皆さんの力になれると信じています。


最後に:西船橋 整体院ゆいまーるからのメッセージ

腰痛を含め、身体、医学、整体に100%の正解というものは存在しません。日々新しい情報や治療法、知識は更新され、常識も覆されています。

その中で、西船橋にある当院は小さな整体院ですが、皆様のお手伝いができるように日々勉強し、新しい知識や技術を取り入れています。まずは西船橋で、ゆくゆくは全国のお悩みをお持ちの方を手助けしたいと願っています。

「この腰痛、なんとかしたい」「自分の身体についてもっと知りたい」そう思ったら、まずはLINEでもお電話でも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。あなたの腰痛の悩みに、真摯に向き合います。