「こんなに楽になったの初めて!」20代女性、産後の腰痛・肩こり・胃の不調まで改善! - 船橋市東中山在住Sさんの事例

初めに

こんにちは、船橋市西船橋の整体院ゆいまーるです。

「産後から腰や肩の痛みがひどくなった…」「骨盤の歪みが気になるけど、どこに行けばいいか分からない…」「育児と仕事で自分のケアをする時間がない…」

もしあなたがそんな産後の身体の不調に悩まされているなら、今回の記事はきっとあなたの希望となるでしょう。特に、船橋市東中山在住で、育児や仕事に奮闘されているママさんには、深く共感いただける内容かもしれません。

2024年5月5日、当院に産後の腰痛と肩こりでお悩みの**20代女性、事務職のSさん(船橋市東中山在住)**がご来店されました。Sさんは、当院にオープン当初から通ってくださっている彼氏さんのご紹介で来院されました。

この記事を書いている5月は、当院の1周年記念で「ご紹介の方初回無料」というキャンペーンを実施しており、そのおかげでわずか5日間(営業日は4日間)で4名もの方をご紹介いただきました。本当にありがとうございます!

結論から言うと、Sさんの長年の産後の腰痛と肩こり、さらに胃の不調や便秘といった複数の症状が、初回の施術で劇的に改善しました。「こんなに楽になったの初めてです!」と、Sさんの嬉しい言葉をいただくことができました。

この記事では、Sさんの具体的な症状の経緯、当院での詳細な問診・検査、施術内容、そして産後の身体に起こりやすい変化や、当院のアプローチについて詳しくご紹介します。同じような症状でお悩みの方にとって、この記事が解決への一歩となることを願っています。


「2人目の出産後から…」:産後の腰痛・肩こり、Sさんの多岐にわたるお悩み

まずは、船橋市東中山在住の事務職Sさんの詳しい状態と、複数の気になる症状についての問診内容から見ていきましょう。

Sさんの主な訴えは**「肩こりと背中の張り感」**でした。 しかし、詳しくお話を伺っていくと、他にも様々な気になる症状を抱えていらっしゃることが分かりました。

  • たまに腰痛がある。
  • 歩いていると左股関節が外れそうになる感覚がある。
  • 慢性胃炎(機能性ディスペプシアのような症状)があり、週に2〜3回程度胃が痛くなることがマスト。病院では異常なしと診断されている。
  • 便秘傾向があり、2〜3日排便がないことは普通。
  • ご自身で「骨盤が歪んでいる」と感じている。

Sさんはお子さんを3名出産された経験があり、1人目の妊娠・出産では特に問題なかったものの、2人目以降はお腹が大きくなるにつれて、横向きで寝ることすらできず、座って寝ていたそうです。横になっても自力で起き上がれないほどの状態だったとのこと。

ご自身の実感として、「とにかく腰が痛い」「骨盤が動かない感じ」をずっと感じていらっしゃったそうです。そして、出産後は家事と仕事に追われ、なかなか自分の身体を休める暇もなく、「どこに行ったらいいのかも分からない」という状況の中で、彼氏さんから当院をご紹介いただいたとのことでした。

胃の痛みについては、頻繁に起こり、週に2〜3回は必ず症状が出るほど。しかし、病院で検査しても「異常なし」と診断されており、機能性ディスペプシア(器質的な異常がないにも関わらず胃の不調が続く状態)の可能性も考えられます。

症状が多岐にわたるため、ここでSさんの主な症状と気になる症状をまとめておきます。

主な訴え:

  • 肩こり、背中の張り感

気になる症状:

  • たまに腰痛
  • 歩行中の左股関節が外れそうな感覚
  • 胃の痛み(週に2回以上、病院で異常なし)
  • 便秘(2〜3日出ないのが普通)
  • 骨盤の歪み

これらの症状から、Sさんの身体に何が起きているのか、次に詳しく考察していきます。


「骨盤の歪み」が全ての元凶?:多岐にわたる症状の原因推測

船橋市東中山在住のSさんの多岐にわたる症状について、一つ一つお話を伺った上で、その根本原因を考察していきます。

おそらく、Sさんの症状の一番大きな根本原因は、妊娠と出産による骨盤の大きな変化にあると考えられます。特に、「1人目の妊娠の時は大丈夫だったのに、2人目以降で腰が非常に痛くなり、立ち上がれないほどになっていた」という点がポイントです。このことから、出産を重ねるごとに骨盤のズレや、仙骨(骨盤の中央にある骨)の動きがロックされてしまった**「仙骨のロック」**が起こっていたのではないかと推測されます。仙骨については後ほど詳しく解説します。

それでは、この骨盤の変化が主な原因であるという仮説を立てた上で、Sさんの個々の症状について考えられる原因を深掘りしていきましょう。

  • 肩こり、背中の張り感: これは、自律神経の乱れや、育児と仕事に追われることによる身体の休息不足、ストレスなどが原因である可能性が高いです。身体が休まらない状態が続くと、無意識に筋肉が緊張し、肩こりや背中の張りとして現れます。 (肩こりと自律神経の関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ: 「胃の痛みと自律神経」)
  • 妊娠中の腰痛、たまに起こる腰痛、歩行中の左股関節が外れるような感覚: これらは、まさに骨盤の歪みや仙骨のロックから来ていると考えられます。出産によって骨盤が大きく開いた後、元の位置にうまく戻らなかったり、仙骨の動きが制限されたりすることで、骨盤全体のバランスが崩れ、腰痛や股関節の不安定感に繋がります。
  • 胃の痛み(病院で異常なし): 病院で器質的な異常がないにも関わらず胃が痛む場合、これは自律神経症状の可能性が非常に高いです。特に、機能性ディスペプシアと呼ばれる症状に当てはまることが多いです。ストレスや疲労によって自律神経が乱れると、胃の動きや消化液の分泌が正常に行われなくなり、痛みを引き起こすことがあります。
  • 便秘(2〜3日出ないのが普通): 便秘もまた、自律神経の乱れが大きく関与しています。自律神経は内臓の働きをコントロールしているため、そのバランスが崩れると腸の蠕動運動が鈍り、便秘に繋がります。また、便秘の状態が長く続くと、腸(特にS状結腸など、左股関節付近に位置する部位)が物理的に圧迫され、左股関節の症状に影響を与えている可能性も考えられます。

自律神経や胃の痛みに関する詳しい情報は、上記のリンク先記事をご参照ください。もし「もっと詳しく知りたい」「ここは分かりにくい」といった点があれば、いつでもお問い合わせください。

これらの考察を基に、Sさんの身体の状態をさらに詳しく把握するため、次に具体的な検査へと進みます。


「胸郭の硬さ」と「仙骨の制限」:Sさんの身体の検査から見えた課題

問診で得られたSさんの多岐にわたる症状の原因をより明確にするため、身体の各部位の検査を行いました。

  1. 肩こり・首の可動域検査: 首の動きを確認すると、右を向いた際には特に問題はありませんでした。しかし、**左を向く際には「左肩が詰まっているような感覚」**があるとのこと。肩の関節自体の可動域には問題は見られませんでした。このことから、首の関節には大きな問題はなく、主に筋肉(僧帽筋や胸鎖乳突筋など)の緊張が原因で、首を左に回す際に肩が詰まるような感覚が生じていると考えられます。
  2. 腰痛・体幹の動き: 腰を捻る動作には特に問題は見られませんでした。しかし、立った状態で前屈をすると、「後ろももがすごく張っている感じがする」とのことでした。これは、腰椎の動きや骨盤の動きに制限がある可能性を示唆しています。
  3. 胸郭の圧力と腹圧のチェック: 次に、呼吸や内臓機能にも大きく関わる胸郭と腹部の圧力をチェックしました。 結果として、Sさんの胸郭が異常に硬いことが分かりました。特に季肋部(肋骨の下縁、胃の付近)を触診すると、一部に強い圧痛がありましたが、それ以外の部分は比較的柔らかい感触でした。これは、胸郭全体に圧力が集中しており、他の部位へ正常に圧力が分散されていない状態を示しています。身体の圧力については、別の記事で詳しく解説しています(全てをこの記事で書くと膨大な量になるため、ご容赦ください):圧力について
  4. 股関節の可動域: 股関節の可動域には、左右で大きな差はあまり見られませんでした。しかし、両足を揃えた状態で腰を前屈する動きを見ると、痛みが出るとのことでした。このことから、仙骨の後弯が強い、あるいは現在の硬い胸郭の影響で骨盤や腰に負担がかかっている可能性が考えられました。また、便秘との関連から、大腸(特にS状結腸)の圧迫も股関節の動きに影響を与えている可能性も視野に入れました。

検査で分かったことのまとめ:

  • 肩こり・背中の張り感:
    • 首は左を向くと肩が詰まる感覚があるが、関節の可動域に問題はない。
    • →関節の問題ではなく、筋肉(僧帽筋や胸鎖乳突筋など)の緊張。
    • →自律神経の乱れによる凝り。休息やストレス発散も必要。
  • 股関節・腰痛:
    • 股関節の大きなズレはないが、仙骨(仙腸関節)の動きに制限がある可能性。
    • 硬い胸郭が、骨盤や腰に負担をかけている可能性。
    • 便秘による大腸(S状結腸)の圧迫が影響している可能性。
  • 胃の痛み(病院で異常なし):
    • 器質的な問題がないため、自律神経症状の可能性が高い。
    • 胃のどこかの部位で「狭窄(硬くなっている部分)」が起きている可能性。

これらの問診と検査の結果から、今回のSさんへの施術の方向性が見えてきました。それは、仙骨の調整、自律神経の調整、固まった筋肉のほぐし、そして胃への施術を重点的に行うこと。

長くなりましたが、次はいよいよ実際の施術と、その驚くべき結果についてご紹介します。


「お腹がぐるぐる鳴って…」:産後の腰痛・肩こり、奇跡の施術と結果

問診と検査で得られた情報に基づき、Sさんの産後の腰痛、肩こり、胃の痛みといった複合的な症状を改善するために、以下の施術を行いました。

施術内容

  1. 骨盤・仙骨の調整(股関節・腰痛・自律神経の調整): まず、Sさんに仰向けで寝ていただき、骨盤と仙骨の動きを調整しました。当院の骨盤調整は、バキバキと音を鳴らすようなものではなく、骨盤の向きや動きを優しくサポートし、整えていくような手技です。仰向けでゆっくりと骨盤の動きを誘導することで、骨盤全体のバランスを回復させていきます。 この施術を10分程度行ったところ、施術前は後ろももが張ってつらかった腰の前屈・後屈の可動域が明らかに改善されました。
  2. 胃への施術(内臓マニピュレーション): 次に、Sさんの慢性的な胃の痛みにアプローチしました。機能性ディスペプシアの記事でも書きましたが、慢性胃炎や機能性ディスペプシアなどの症状を持つ方は、胃の特定の部位に「狭窄」や「硬さ」があることが多いです。その部分を丁寧に探し出し、狭窄した部位を優しく広げていくような施術を行いました(この感覚を言葉で伝えるのは難しいのですが、非常に繊細な手技です)。 この胃への施術は5〜10分程度でしたが、施術中にSさんのお腹から周りに聞こえるほど「ぐるぐる」という音が鳴り始め、胃が活発に動き出したことが分かりました。また、施術前に胃を押した時にあった圧痛も消失しました。
  3. 肩・背中への揉みほぐし: 最後に、問診でも主訴として挙げられていた肩こりと背中の張り感に対し、固まった筋肉をゆっくりと丁寧に揉みほぐしていきました。このほぐしは約20分程度行いました。

施術時間と結果

  • 胃への施術: 5〜10分 → お腹がぐるぐる鳴り、圧痛が消失。
  • 骨盤・仙骨の調整: 10分程度 → 腰の前屈・後屈の可動域が向上。
  • 肩・背中への揉みほぐし: 20分 → 全体的に身体がスッキリとした感覚。

合計約40分の施術で、問診時間と合わせると約60分程度の施術となりました。

施術を終えたSさんは、目を丸くして驚いた表情で「こんな楽になったの初めてです!」と、大変嬉しいご感想をいただきました。

現在、Sさんは育児と仕事で大変な生活環境にあるため、「あと何回かは早めにいらしてくださいね」とお伝えし、ご帰宅されました。次回は彼氏さんと一緒に来てくださるそうなので、お二人揃ってのご来店が今から楽しみです!


「開いて戻る」からこそ歪む?:産後の骨盤について改めて考える

今回は、出産後の骨盤の歪みが気になるというSさんのご来店から、骨盤について深く考える機会となりました。巷では「産後骨盤矯正」という言葉が流行していますが、実はこれ、その本質をよく理解しないまま行っている整体院や整骨院が非常に多いのが実情です。

そこで、まず「産後矯正」について書く前に、「骨盤とは何か」について改めて解説します。

骨盤とは何か?

骨盤は、**仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)、寛骨(かんこつ)**の3種類の骨で構成されています。さらに、寛骨は、**腸骨(ちょうこつ)、坐骨(ざこつ)、恥骨(ちこつ)**という3つの骨が組み合わさってできています。

[骨盤の解剖図イメージをここに挿入する] (※実際の図は生成できませんが、読者がイメージできるように説明を加えます。) 細かい骨の名前は覚える必要はありませんが、大切なのは、骨盤が単一の大きな骨ではなく、何種類もの骨が組み合わさってできているという点です。

つまり、「骨盤が歪む」「骨盤がズレる」という表現は、これらの複数の骨が何かしらの原因によって、本来の位置からずれてしまっている状態を指します。そして、「骨盤は本当に歪むのか、ズレるのか」という長年の議論がありますが、当院「ゆいまーる」では、「骨盤はズレることもある」というのが正しいと考えています。

「骨盤が歪むのかどうか」論争:産後を例に考えてみる

骨盤に関する議論は様々ですが、実際の解剖書やイラストを見ると、骨盤を構成する骨は単一ではなく、結合の仕方は様々ですが、**関節になっていたり、軟骨になっている部分もあるため、何かしらの原因で動いてしまう(またはわずかに動いている)**ということが正しい理解です。

今回の船橋市東中山在住のSさんも、「骨盤が動いていない感じがする」という感覚をお持ちでしたし、これはまさにその微細な動きの制限を指していると考えられます。

特に妊娠や出産の際には、女性ホルモン(リラキシンなど)の作用によって骨盤の関節や靭帯が緩み、骨盤全体が大きく開いて、お腹の中の胎児が大きく成長しても問題ないように、また出産時に胎児が産道からスムーズに生まれ出るように変化していきます。そして、出産後、時間の経過とともに骨盤は元の形に戻ってくるとされています。この時、女性ホルモンの影響で身体が4ヶ月ごとに変化することや、授乳が骨盤の戻りを助けるという話もあります。

いずれにせよ、実際に骨盤が**「開いたり閉じたり」する以上、骨盤が一時的に歪んでしまうことはあり得る**のです。

今回は「産後」を例に挙げたので、多くの方が「なるほど、確かにそうなりそう」と感じてくださると思いますが、実は一般的に言われている「骨盤の歪み」や「骨盤矯正」の中には、施術者側がそのメカニズムをよく理解せずに、あるいは適当にバキバキと鳴らしているだけ、というケースも少なくありません。

さらに付け加えると、人間の身体は完全に左右対称ではありません。心臓も肝臓も1個しかないように、多少は歪むようにできています。それを無理やり「骨盤の歪み」と称してバキバキと整えるだけの施術は、正直なところ意味がないことが多いです。

簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 骨盤は歪む可能性はある。
  • しかし、何が原因で歪んでいるのか、または本当に「骨盤」そのものが歪んでいるのかをしっかり見極める必要がある。
  • 「バキバキ」と音を鳴らすだけの矯正は、あまりお勧めしない(個人的な見解)。

「優しく、しかし確実に」:船橋市西船橋整体院ゆいまーるの産後ケアアプローチ

今回は、産後の腰痛と肩こりでお悩みの**20代女性、事務職のSさん(船橋市東中山在住)**の症例をご紹介しました。Sさんを含め、多くの産後ママさんが「産後の腰痛や肩こりを良くしたい!」と強く願っていることでしょう。私たち船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるでは、そのようなお悩みにどのようにアプローチしていくのかをご紹介します。

当院では、まず丁寧な検査と問診を行い、お客様の症状の根本原因がどこにあるのかを特定します。関節、筋肉、内臓など、多角的な視点から原因を見極め、以下の施術を組み合わせることで、腰痛や肩こりの早期改善を目指します。

  • 内臓へのアプローチ(内臓マニピュレーション): 今回のSさんのケースでは、胃の不調があったため、胃に対する内臓マニピュレーションを行いました。内臓に対する手技は少し特殊で、非常に優しい刺激が特徴です。内臓の働きを整えることで、全身の機能改善に繋げます。
  • 筋肉へのアプローチ(筋膜への徒手的療法、鍼治療): 筋肉の緊張が痛みの主な原因である場合は、原因となっている筋肉への揉みほぐしや、鍼灸アプローチを行い、痛みを改善していきます。Sさんの場合は、肩や背中が非常に固まっていたため、その硬い筋膜に直接刺激を入れ、緊張を解放していきました。
  • 骨格・関節へのアプローチ(関節モビライゼーション): 今回のSさんのように、骨盤の歪みが症状の根本にある場合は、関節モビライゼーションと呼ばれる手技を用いて骨盤を整えていきます。この手技もまた、優しい刺激が特徴で、バキバキと音を鳴らすような施術は行いません。関節の動きを正常化し、身体のバランスを整えます。

これらの施術はあくまで一例であり、お客様一人ひとりの身体の状態や症状に合わせて最適なアプローチを選択しています。

今回は、産後の腰痛、肩こりでお悩みの20代女性、事務職のSさん(船橋市東中山在住)の症例を題材に記事を書かせていただきました。Sさんの腰痛と肩こりの原因は、主に胃の機能不全と仙骨の動きの悪さにあると推測できたため、それらにアプローチすることで症状の改善を促すことができました。

Sさんだけでなく、産後の腰痛や肩こりでお悩みの方は、船橋市東中山在住のSさんのように、世の中にたくさんいらっしゃると思います。船橋市西船にある当整体院ゆいまーるでは、そんな方々のお力になれたら大変嬉しく思います。どうぞお気軽にご相談ください。