【施術事例】子宮内膜症が改善！３０代女性Ｙさんー接客業ー船橋市西船在住
整体院ゆいまーる初めに
こんにちは、船橋市西船の整体院ゆいまーるの山城です＾＾
今回は「子宮内膜症」に悩んで来院された、船橋市西船在住30代女性Yさんの症例をご紹介します。
この記事では以下の事を書いています。
- 子宮とは
- 子宮内膜症とは
- 実際の問診・検査の内容
- 子宮内膜症に対する当院の施術方針
- 施術後の変化
同じような症状でお悩みの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
子宮とは
まずはイメージしやすい様に子宮のイラストをご覧ください☟
まず子宮の形と位置は洋梨を逆さにしたような袋状の臓器で、骨盤内の膀胱（前方）と直腸（後方）の間に位置しています。
そしてこの記事で１つ大事な事をお伝えするとこのイラストにある通り一言に子宮といっても卵管や卵巣、靭帯や骨盤など様々な組織によって支えられ存在しているという事です。
子宮の解剖や運動学、生理学などについてはこちらの記事でも紹介しているので詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください☟
・【事例＆解説】生理痛が改善！30代女性Oさん｜船橋市・西船橋エリアの整体院ゆいまーる | 整体院ゆいまーる
子宮内膜症とは
子宮内膜症とは、本来子宮の内側にある「子宮内膜」に似た組織が、子宮外（卵巣、卵管、腸など）に発生してしまう病気です。
女性の約1割にみられ、20〜40代の女性に多く見られます。原因はまだはっきりと解明されておらず、女性ホルモン（エストロゲン）との関連が強いと考えられています。
主な症状は以下の通り：
- 生理痛の悪化
- 腹痛、腰痛、下痢
- 不妊
- 排便・性交時の痛み
一般的な治療法としては、
- ピルなどの薬物療法
- ホルモン療法
- 重度の場合は手術
が選択されます
どうやって整体で子宮内膜症にアプローチするのか？
ここまでが子宮や子宮内膜症についての内容でした。
では整体でどうやって子宮内膜症アプローチするの？というお話なんですが当店では子宮内膜症は子宮自体の動きや血流不足などによって細胞が正常に分裂できていない（正常に代謝できていない）状態の事だと考えています。
子宮の血流が悪くなる原因として食べ物や体質なども考えられますが１つの要因として子宮の可動性というものがあります。
子宮というものは実は呼吸や股関節の動き、腸の動きなどで上方、下方へと動きます。
その動きが正常に行えていないと血流が悪く代謝が滞ったりするわけです。
詳しくは先ほどの記事で紹介しています☟
・【事例＆解説】生理痛が改善！30代女性Oさん｜船橋市・西船橋エリアの整体院ゆいまーる | 整体院ゆいまーる
また海外の論文になりますが実は、海外の文献でも徒手療法（手技療法）が子宮内膜症の改善に効果があったという報告があります。
（※英語表記ですが翻訳機能などで読めます）
なので今回も医療機関の受診と合わせてですがYさんの身体全体と子宮に対しての施術をすることで子宮内膜症の改善が出来るのではと考え施術しました。
実際のYさんの様子を書いて行きます。
来院のきっかけと背景
2024年2月15日、船橋市西船にお住まいの30代女性・Yさんがご来院されました。お仕事は接客業で、日中は立ちっぱなしのことが多いそうです。
Yさんは最近船橋市へ引っ越してきたばかりで、通勤途中に当院の前をよく通っていたそうです。
最初見かけた時から当院の存在が気になっていたようで、
「今度行ってみようかな…」
と思っていたところ、ホームページで掲載している症例記事を見つけ、「もしかしたら私の悩みも相談できるかも」と感じ、ご来院されたそうです。
問診内容から分かったこと
Yさんの問診で分かった事を書いて行きます。主訴は子宮内膜症、その他にも、
- 生理痛が強い
- 生理時の腹痛や下痢
- 慢性的な肩こり・首こり
- 頭痛
などの症状を抱えていました。
船橋市西船在住Yさんの既往歴としては、
- 約10年前に腎盂腎炎を発症（すでに治療済み）
- 8年前、強い生理痛と腹痛で婦人科を受診し、「子宮内膜症」と診断
以後、5年間は投薬治療を続けていましたが、一時的に薬をやめたところ半年後に再び症状が出現。その後は薬を再開し、現在も服薬中です。
その他の生活背景としては、
- ストレスは「多少ある」
- 下痢傾向だが便秘はない
- 運動習慣はここ1年ほど無い
- 飲酒は2週間に1度程度、喫煙はなし
という状態でした。
検査内容と身体の状態
当院では医療機関のような画像診断や血液検査はできませんが、整体的な視点からYさんの身体の状態を把握するために以下の検査を行いました。
① 首肩の可動域チェック
可動域そのものに問題はなかったものの、首を動かすたびに強い張り感があり、特に上を向いた際や左右に振り向く動作で、首や肩がガチガチに緊張しているのが見られました。
② 腹圧のチェック
お腹全体を複数の部位に分け、圧痛や硬さを確認しました。結果は以下の通りです。
- 胸郭・みぞおち： 硬さと圧痛あり
- へそ周辺： 特に硬さが顕著で圧痛も強い
- 下腹部： 他部位より柔らかいが、圧痛あり
③ 筋力テスト（腸腰筋）
内臓の不調が下半身への神経伝達に影響していないかを確認するため、腸腰筋の筋力検査も実施。正常が「5」とした場合、Yさんの筋力は「2」程度とかなり低く、足にうまく力が入らない状態でした。
当院の施術方針と考察
船橋市西船在住Yさんの状態や問診・検査結果から、以下の点が重要と判断しました。
【ポイント】
- 内臓全体、とくに腹部〜骨盤周りに硬さ・圧痛あり
- 腎臓や消化器系にも関連がありそう（既往歴と症状の一致）
- 血流・神経伝達の問題がみられる（筋力の低下）
こういった状態から、今回は内臓に直接アプローチする「内臓マニュピュレーション」を施す方針としました。
実際の施術とその変化
施術は以下の流れで行いました。
- 肋骨・仙骨周りの筋肉をほぐす
- 胸筋、前鋸筋、肋骨の可動性を高める
- お腹の張りを取り、全体の圧を抜く
- 内臓マニュピュレーション
- 子宮、腎臓、消化器の動きを改善する目的でアプローチ
施術が約35分間で問診検査と合わせると約５０分程度になりました。
【初回施術後の変化】
ではYさんの身体はどう変化したのかというと結果は以下の通りです。
- お腹の張り感が大幅に軽減
- 圧痛が緩和され、臓器の動きが触知しやすくなる
- 首肩の張りが劇的に柔らかくなり、姿勢も改善
- 本人の体感として「体が軽くなった」と実感
残りの時間で肩と背中の筋肉を軽く調整し、施術を終了しました。
Yさんご本人も笑顔で
「めっちゃ身体が軽いです（笑）」
と話してくださり、非常に喜んでいただけました。
経過
その後のYさんの変化として以下のようになりました。
・１回目（２０２4年2月15日）：施術後、お腹の圧痛や張り感が改善！ただまだ奥が痛い
・２回目（２０２4年2月22日）：施術前、この１週間肩こりなどはあるがなんか全身が軽かった。
・３回目（２０２4年2月29日）：施術前、仕事すると何となく凝るが何もしてないとお腹の圧痛は１０→４へ減っている。
・４回目（２０２4年3月15日）：施術前、２週間ちょっと経っても身体全体が楽！今度内膜症の検査してくる。
・５回目（２０２４年３月30日）：施術前、身体は全体的に楽で生理痛もいつもより凄く楽で内膜症も少し改善されてきている様子との事。
こんな感じの経過になりました。
ではまとめです。
最後に（まとめ）
最後までお読み頂き有難うございました。
まとめとして伝えたい事は以下の通りです。
・子宮は動く
・子宮内膜症はホルモンや血流不足などによる代謝異常疾患（当院の考え）
・Yさんは５回程度で改善傾向
・体は軽くなり生理痛も軽くなった
という感じです。この記事はYさんの施術の途中経過を書いているので完璧に改善したのかまでは書ききれていませんが経過が分かり次第更新していきたいと思います。
子宮内膜症でお悩みの方は船橋市西船橋にあるゆいまーるへ
船橋市西船在住Yさんのように子宮内膜症は原因不明の部分も多く、痛みや不調に悩む女性は非常に多いです。
医療機関での治療も大切ですが、「血流の滞り」「内臓の動きの低下」「自律神経の乱れ」といった身体全体の問題が絡んでいるケースも多いため、整体でのアプローチも有効である可能性があります。
当院には他にも子宮内膜症でお悩みの方が複数名いらっしゃいますが、皆さま波はあるものの、症状は確実に改善傾向にあります。
他にも生理痛や腰痛など多数のご相談を頂きます。
子宮内膜症や婦人科系のお悩みでお困りの方は、ぜひ一度船橋市西船にあるお気軽にご相談ください。
あなたに合った最善の施術を、一緒に探していきましょう＾＾
※この記事は個人の症例に基づいたものであり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。子宮内膜症は医療機関での治療と併用して行うことをおすすめいたします。
【整体院ゆいまーる】
所在地： 〒273-0031 千葉県船橋市西船6丁目2-27 鹿鳴館1-b
電話番号： 047-316-0333
営業時間： 月～金 10:00～20:00 / 土・日・祝 10:00～20:00
駐車場：１台分あり（店前）
定休日： 木曜日
