【施術事例】長年の腰痛でお悩みの千葉市中央区在住 50代男性Tさん


始めに

こんにちは、船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるです。

「長年続く腰痛に悩まされている」「肩が上がらず、仕事や日常生活に支障が出ている」「病院に行っても異常なしと言われたけど、身体の不調が続く…」

もしあなたがそんな身体の不調を抱えているなら、今回の記事はきっとあなたの希望となるでしょう。特に、千葉市中央区在住で、お忙しい毎日を送られている50代男性の方には、深く共感いただける内容かもしれません。

今回は、2024年3月26日にご来店された腰痛でお悩みの**50代男性、自営業のTさん(千葉市中央区在住)**の施術事例をご紹介します。

Tさんは、当院店長である山城のX(旧Twitter)をご覧になり、「時々身体のことについてつぶやいているな〜」と気になってくださっていたそうです。お仕事が落ち着いたタイミングで「行ってみるか」とご来店くださいました。まさかSNSをご覧になっていたとは、嬉しい限りです!

今回Tさんが選ばれたのは、初回からじっくりと施術を受けてみたいとのことで、当院の「プレミアムコース 整体×3」でした。

結論から言うと、Tさんの長年の腰痛や左肩の痛み、さらには胃の不調まで、初回の施術で劇的に改善しました。「色々な整体とかホテルのマッサージとか受けてきたけど、ここまで効果が出るのは初めてです!」と、Tさんの驚きと喜びの声をいただくことができました。翌日には、身体の軽さに感動して、当院のLINEに長文のメッセージを送ってくださったほどです。

この記事では、Tさんの具体的な症状の経緯、当院での詳細な問診・検査、施術内容、そして「内臓疲労」や「肋骨の硬さ」といった意外な原因と整体でのアプローチについて詳しくご紹介します。長年の不調を諦めていた方でも、改善の可能性は十分にあることをお伝えできれば幸いです。


「見た目は元気そうだけど…」:Tさんの多岐にわたるお悩みと隠された原因

まずは、千葉市中央区在住の自営業Tさんの詳しい状態と、複数の気になる症状についての問診内容から見ていきましょう。

Tさんが一番気になるとおっしゃっていたのは腰痛でした。しかし、詳しくお話を伺っていくと、Tさんのこれまでの人生には、身体に大きな影響を与えてきた出来事がいくつもあったことが分かりました。

  • 過去の衝撃的な出来事:
    • 10年前にバスの急ブレーキで激しく転倒し、全身打撲。
    • 20年前から数えて、3回の追突事故(いずれも追突された側)。
    • 何年前かは覚えていないものの、細かく数えきれないほどの衝撃を受けてきたとのこと。
  • 生活習慣・ストレス:
    • これまで働き詰めの日々で、休みが全くなかった。
    • 過去も現在もストレス過多な生活を送っていた。
    • Tさんの言葉からは、これまでの人生が非常に大変だったことがうかがえました。現在も多忙を極めているそうです。

今回の記事の主なテーマは「腰痛、背中の痛み」ですが、Tさんには他にも様々な症状がありました。

  • 左肩が痛くて上がらない
  • 足も張っている
  • 胃がもたれる

それぞれの症状について、さらに詳細を伺っていきました。

  • 腰痛について:
    • 痛みは「ジーンとする」感覚で、痺れはない。
    • 病院では「異常なし」と診断されている。
    • 一番気になるのは、寝ている時に痛みが強くなり、質の良い睡眠がとれないこと。
  • 背中の痛みについて:
    • 腰痛の延長線上のような痛みで、「ジーンとする」「ズーンと重たい」感覚。
    • 腰痛がひどくなってくると、背中の痛みも気になってくる。
  • 左肩の痛みについて:
    • ある程度まで上げると「ズキッ」とした痛みが走る。

Tさんは見た目はハキハキと話され、元気そうに見えましたが、お話を伺うにつれ、その身体は想像以上に疲弊していることが分かりました。正直なところ、どこから施術を始めたら良いか悩むほどでした。しかし、今回のお話の中で特に気になったのは、以下の点でした。

  • 過去に何度も事故を経験していること。
  • 過去も現在もストレス過多であること。
  • 寝ている時、つまり「安静時に痛む」こと。

これらの情報を踏まえ、次に身体の状態を客観的に把握するための検査へと移りました。

腰痛の検査と推測

実際に行った検査は、脊柱と肋骨の硬さ(可動域が正常か)、そして腹圧と腹部(お腹)の圧痛の検査です。

  • 脊柱(背骨)の検査: 特に問題は見られませんでした。
  • 肋骨の検査:
    • 左右共に硬さがあることが分かりました。
    • 特に第8肋骨(下の方の肋骨)に強い硬さが認められました。
  • 腹部(お腹)の検査:
    • 腹圧については前回の記事をご参照ください。
    • 圧痛(押すと痛みを感じる部分)をチェックしたところ、季肋部(みぞおちを含むお腹と肋骨の境目あたり)付近に圧痛がありました。これは、胃や胆嚢、肝臓といった臓器の付近、またはそれらの臓器自体に何らかの問題がある可能性を示唆しています。

問診と検査で分かったことを分かりやすくまとめると、以下のようになります。

問診で分かったこと:

  • 主な症状: 腰痛、背中の痛み、胃もたれ、左肩が上がらない、足の張り。
  • 痛みの性質: 腰と背中は「ズーン」とした重い痛み。左肩は特定の位置で「ズキッ」と痛む。
  • 痛むタイミング: 安静時、特に寝ている時に痛みが強くなる。
  • 既往歴・生活習慣: 過去に何度も事故や大きな衝撃を受けている。ストレス過多。

検査で分かったこと:

  • 脊柱に問題なし。
  • 肋骨の左右第8番目が硬い(動きが悪い)
  • 季肋部(みぞおち付近)に圧痛がある

これらの情報から、Tさんの症状について以下のように推測しました。

  • 腰痛、背中の痛み、胃もたれ、安静時の痛み: → 血流の滞りや内臓疲労が影響している可能性。特に安静時に痛むのは、炎症や血流の問題、あるいは内臓の不調が関係していることが多いです。
  • 痛みが「ズーン」とした慢性的な感じ: → 長期間にわたる慢性的な問題。やはり血流や内臓の疲労が絡んでいる可能性が高いです。
  • 左肩が上がると「ズキッ」と痛む + 季肋部付近に圧痛: → 左の季肋部には胃があるため、胃の不調が左肩の痛みに関連している可能性。また、心臓や他の内臓の影響も考えられます。
  • 過去に何度も事故や大きな衝撃を受けたことがある + 肋骨が硬い: → 過去の事故によって、肋骨やその周辺の関節に「ロック」がかかっていたり、組織の「癒着」が起きている可能性。これが身体全体の動きを制限し、腰痛や肩の痛みに繋がっていることがあります。
  • ストレス過多 + 季肋部に圧痛: → ストレスは自律神経を乱し、内臓機能に影響を与えます。胃だけでなく、胆嚢や肝臓といった消化器系の臓器が疲弊している可能性も考えられます。

特に、胃の不調が腰痛を引き起こすケースもあります。興味のある方はこちらの記事もどうぞ:胃の痛みと腰痛 20代男性

これらの推測を基に、いよいよTさんの施術へと移っていきます。


「体全体がスッキリ!」:内臓と肋骨へのアプローチで劇的な改善

問診と検査で明らかになったTさんの身体の状態に基づき、施術を開始しました。今回のTさんの症状は、胃や肝臓といった内臓の疲労が大きく関係していると考えられたため、まずそれらの内臓へのアプローチから始めました。

施術内容

  1. 胃への施術(内臓マニピュレーション): Tさんに仰向けに寝ていただき、季肋部(みぞおちから左の肋骨の境目あたり)の圧痛を感じる場所に、優しく圧を抜いていくような施術を行いました。これは、硬くなっている胃の周囲の組織を解放する手技です。 たった5分ほどの施術で、胃の周囲の組織が柔らかくなったことが確認でき、Tさんご自身も「なんとなく体全体がすっきりした」とおっしゃいました。
  2. 肝臓への施術(内臓マニピュレーション): 次に、同じく仰向けで、肝臓の動きをサポートするような施術を行いました。胃の施術も肝臓の施術も「内臓マニピュレーション」と呼ばれる施術方法です(興味のある方はぜひ検索してみてください)。 肝臓への施術時間は、個人差がありますが、Tさんの場合は約10分間じっくりと行いました。すると、Tさんから「そういえば、仰向けで寝ているだけで右肩も痛かったんですが、その痛みがスッと引いていくのが分かります」と驚きの声が! 実際に肝臓の施術を行っている私自身も、Tさんのお腹の中で血流、あるいは肝臓の動きが、これまで他の方ではあまり見られないほどの勢いで流れていくのを感じました。これは、Tさんの肝臓の動きや血流が、相当うっ滞していた証拠だと思われます。

この時点で、お話も含めて胃と肝臓の施術を合計で約20分程度行いました。その後、Tさんに座っていただき効果を確認すると、施術前は「ジーンと痛む」とおっしゃっていた腰痛が消失しており、さらに「上がりにくかった左肩」も驚くほどスムーズに上がるようになっていました。Tさんはその変化に目を丸くしていました。

  1. 肋骨への矯正(関節モビライゼーション): 次に、問診・検査の中で気になった第8肋骨の硬さにアプローチしました。後ほど詳しく解説しますが、肋骨が硬い、特に肋骨と背骨をつないでいる「肋椎関節」が硬いと、肩関節の動きや内臓の働きにも悪影響を及ぼすことがあります。 硬くなった肋骨の関節に対しては、「肋骨のみを動かす矯正」を行います。これは、仰向けで「パキッ」と動かしたい肋骨部分を狙って動かす方法です。時間にしてわずか数秒で終わる手技ですが、肋椎関節が硬くなっている方には効果てきめんです。この施術がビシッと決まるだけで、肩が上がるようになったり、背中全体が軽くなったり、呼吸がしやすくなったりと、身体が驚くほど楽になります。 Tさんの場合、問診と検査で左右両方の第8肋骨に硬さがありましたので、その部分だけを狙って矯正を行いました。結果を確認すると、これまた驚くことに、先ほどよりも**左肩が「全然余裕で上がる」**ようになり、上半身全体が軽くなったそうです! この劇的な効果に、Tさんは「色々な整体とかホテルのマッサージとか受けてきたけど、ここまで効果が出るのは初めてです!」と、心からの喜びを表現してくださいました。

施術のまとめとその後

最後に、日常生活での軽い身体の動かし方を指導し、この日の施術は終了しました。お仕事が忙しいTさんなので、次回いつ来れるかは分からないとおっしゃっていましたが、「また来ます」と言っていただき、お帰りになられました。

そして、嬉しいことに、次の日には身体の軽さに感動して、当院のLINEに長文のメッセージが届きました。このようなお声は、私たちの施術のやりがいを心から感じさせてくれます。千葉市中央区在住のTさん、またのご来店を心よりお待ちしております!


「事故の衝撃が残っていた?」:肋骨の硬さと腰痛・肩痛の関係性

今回Tさんのケースでは、内臓へのアプローチに加え、「肋骨の硬さ、特に肋椎関節の硬さ」が症状改善に大きく寄与しました。肝臓の話は非常に長くなるため、ここでは肋骨と肋椎関節に焦点を当てて解説します。胃について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考にどうぞ:機能性ディスペプシア

肋骨とは

まず、肋骨とは何かというお話ですが、肋骨は胸部を覆う骨であり、脊椎(胸椎)・胸骨とともに「胸郭(きょうかく)」という胸周りの臓器を覆う組織を形成しています。肋骨は細長く弓状の骨であり、左右それぞれに12本ずつ、合計で24本あります。

肋椎関節の硬さ

そんな肋骨の中でも、今回Tさんの症状改善に大きく関わったのが、肋骨と胸椎(背骨)をつなぐ関節の硬さです。この関節は「肋椎関節」と呼ばれ、さらに詳しく言うと「肋骨頭関節(ろっこつとうかんせつ)」と「肋横突関節(ろくおうとつかんせつ)」の2つの関節で構成されています。

これら2つの関節が合わさることで肋椎関節は形成されますが、実はこの関節は事故や強い衝撃によってロックされてしまうことがあるのです。

Tさんの場合、過去に何度も転倒や事故を経験し、大きな衝撃を受けていました。そして検査をしてみると、両方の肋椎関節にロックがかかっているような硬さが認められました。これにより、肩の動きが制限され、腰痛の原因にもなっていたと考えられます。そこで、肋骨の矯正を行うことで肋椎関節の動きを出し、肩関節の動きや痛みの改善を目指しました。

その結果、肝臓や胃の不調も大きな要因でしたが、それらと肋骨への施術をまとめて行うことで、Tさんの症状は大幅に改善されました。(分かりやすい画像が手元になく恐縮ですが、当院の人体模型でその構造を分かりやすく説明できます。)


「原因を突き止め、根本から楽に」:船橋市西船橋整体院ゆいまーるの腰痛アプローチ

今回は腰痛でお悩みの**50代男性、自営業のTさん(千葉市中央区在住)**の事例を通じて、最終的に皆さんが求める「腰痛を楽にしたい!」という願いに、私たち船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるがどのように応えるかを解説します。

当院では、まず丁寧な検査と問診を行い、お客様の症状の根本原因がどこにあるのかを特定します。関節、筋肉、内臓など、多角的な視点から原因を見極め、以下のような施術を組み合わせることで、腰痛の早期改善を目指します。

  • 内臓へのアプローチ(内臓マニピュレーション): 内臓に対する特別な手技です。Tさんの場合は主に肝臓に対する内臓マニピュレーションを行うことで腰痛改善ができました。飲み過ぎやサプリメントの過剰摂取などによる内臓疲労にも効果的です。
  • 筋肉へのアプローチ(筋膜への徒手的療法、鍼治療): 筋肉の緊張が痛みの主な原因である場合に効果的です。Tさんの場合、肝臓が腰痛の原因の一つでしたが、背中や腰周りの筋肉も固まっていたため、軽く揉みほぐすことで腰痛をさらに楽にすることができました。
  • 骨格・関節へのアプローチ(関節モビライゼーション): 関節の動きが悪く、そのせいで症状が出ている方に効果的です。今回は肋骨に対する関節モビライゼーションを行うことで、肩の可動域改善と腰痛改善を達成できました。他にも様々なやり方があり、症状やお客様の好みに合わせて使い分けます。

これらの施術はあくまで一例であり、お客様一人ひとりの身体の状態や症状に合わせて最適なアプローチを選択しています。

まとめ

今回は「腰痛でお悩みの50代男性ー千葉市中央区」という題名で記事を書かせていただきました。Tさんのケースでは、施術内容はもちろん、長年の腰痛や左肩の上がらない原因が、内臓疲労や過去の事故による肋椎関節のロックにあったという点が特徴的でした。

腰痛には実に様々な種類が存在します。大切なのは、その腰痛の根本的な原因はどこにあるのかを突き止め、その原因に的確にアプローチすることです。

もし、あなたも長引く腰痛や、原因不明の身体の不調でお悩みであれば、ぜひ私たちにご相談ください。あなたの身体の状態を詳しく診させていただき、最適な改善策をご提案します。