【施術事例】胃の痛みと首の不調が改善!20代美容師Wさん‐埼玉県幸手在住

初めに

こんにちは、船橋市にある整体院ゆいまーるの山城です。

今回は「胃の痛みと首の痛み」でご来院された、20代の男性・Wさん(美容師・埼玉県幸手市在住)の症例をご紹介いたします。

近年、ストレスや疲労による胃の不快感首こり・肩こり、そしてそこからくる自律神経の不調で悩まれている若い世代の方が増えてきています。

特に、デスクワークやサービス業、クリエイティブ系のお仕事に従事されている方は、自分でも気づかないうちに「自律神経の乱れ」や「身体の過緊張」を抱え込んでいるケースが多くあります。

本記事では、Wさんの実際の施術経過を通して、整体が自律神経にどうアプローチできるのか、そして身体の声を聴くとはどういうことかをお伝えしてまいります。


初回来院時の状態:繰り返す胃の痛みと首のこり

Wさんは、美容師というハードな職業柄、長時間の立ち仕事や集中力の必要な作業に日々取り組まれています。

Wさんの問診編

 性別年齢は20代男性美容師。基本的に仕事は立っている事がいいいとの事。

 主訴は以下の通りです。

  • 胃の痛み(特に午後や夜間に出現)
  • 首のこりと痛み(後頭部〜首すじにかけて重だるい)
  • 肩まわりの張り感
  • 食欲不振、疲労感

詳しくお話を伺うと、ここ1年ほど胃の不調が断続的に続いており、内科で胃薬を処方されて一時的に改善するものの、再発を繰り返しているとのこと。胃カメラなどの検査では大きな異常は見つからなかったそうです。

普段運動はしない。

ストレスは5段階中4

アレルギーなどは無しで飲酒なども普段はしないという事でした。

また、首の痛みも慢性的にあり、Wさん曰く施術中の姿勢や長時間の下向き作業が影響していると感じているとのことでした。


検査からわかる「自律神経の乱れ」

検査項目

検査で行ったのは以下の通りになります。

・首肩の可動域
・お腹の圧痛、張り感

結果

  • 首〜後頭部にかけての強い緊張と可動域制限
  • みぞおち周囲(心窩部)と左の肋骨下に圧痛
  • 呼吸が浅く、胸郭の動きが乏しい
  • 手足の冷え(末端循環の低下)

これらの情報から推測されるのは、自律神経のバランス失調による内臓機能の低下と、筋骨格系の緊張による血流不全が複合的に症状を引き起こしているという状態です。


胃の不調は内臓だけでなく「脳」と「首」と関係している

「胃が痛い」というと、多くの方は「食べ過ぎたかな」「ストレスかな」と考えます。もちろんそれも一因ですが、実は胃の不調は脳と神経の調整システム(中枢神経)と深く関係しています。

胃の働きは自律神経(特に副交感神経)によって調整されています。副交感神経の主要な通り道である迷走神経は、脳幹(延髄)から出て首を通って胸部や腹部の臓器に分布しています。

特にお腹のみぞおち部には腹腔神経節という交感神経の束がありストレスを受けたり緊張するとその神経が働き胃の蠕動運動を抑制する方向に働きます。

つまり、Wさんの場合問診の中でストレスが5段階中4と強めプラス運動不足などによって腹腔神経節の働きが昂り胃の動きが悪くなり関連痛として首にも痛みやコリが出ている可能性があると推測出来ます。


ゆいまーるでの施術方針:力を抜き、整える

当院【整体院ゆいまーる】では、単なる筋肉や骨格の調整ではなく、神経系・内臓・感情ストレスなどを含む包括的なアプローチを行います。

今回のWさんの問診検査の結果主な原因は自律神経の乱れと胃の蠕動運動の低下だと推測できたので自律神経へアプローチと直接胃の動きを良くしていきたいと思います。

Wさんに対して実施した主な施術内容

  1. 頭蓋骨・後頭部のリリース(自律神経系)10分
    → 脳脊髄液の流れを促し、脳幹の緊張をゆるめる
  2. 首の調整(C0〜C3)と胸郭のリズム調整(自律神経)5分
    → 迷走神経の通り道を解放し、副交感神経優位の状態へ
  3. 腹部(特に横隔膜・胃・肝臓まわり)の内臓調整(内臓マニュピレーション)5分
    → 胃腸の動きを高めるとともに、みぞおちの圧迫感を軽減
  4. 呼吸誘導とセルフケア指導(胸式呼吸+脱力の練習)5分
    → 呼吸を通じて自律神経を安定させ、自己調整力を高める

上記の施術25分と問診15分、合わせて計40分での施術となりました。

結果はどうなったかというとWさん曰く「胃の張りがやわらいで呼吸がしやすくなった」「首の可動域が広がって視界が明るくなった感じ」とおっしゃっていました。

その後回数を重ねるごとに改善がみられますと伝え1週間後に予約を取りお帰りになられました。


通院3回目には胃の痛みが半減、姿勢も安定

週1回の施術を3回行った時点で、Wさんは日常的な胃の痛みが明らかに減少し、食欲や睡眠の質も改善されていました。

また、立ち仕事での姿勢が楽になったことで、首の痛みや肩こりも軽減。仕事終わりの疲労感が以前ほど重くなくなったとのこと。

現在は、2〜3週間に1度のメンテナンス通院に切り替え、引き続き体のバランスを整えるサポートを行っています。


同じような症状でお悩みの方へ

Wさんのように「胃が痛いけど病院では異常がない」「首や肩のこりと内臓の不調が両方ある」という方は少なくありません。

実はそれらの不調が「別々の問題」ではなく、自律神経や姿勢、身体の緊張状態が引き起こす“全体のバランスの乱れ”として現れていることが多いのです。

当院では、そうした繊細な身体の声に耳を傾け、力で押したり引いたりせず、「本来の機能が回復するように」施術を行っております。


自律神経と整体の関係をもっと深く知りたい方へ

ゆいまーるでは、以下のような症状にも対応しております:

  • 胃腸の不調(機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群など)
  • 首・肩の慢性的なこりや痛み
  • 動悸、息苦しさ、過呼吸
  • ストレス起因の不眠・倦怠感
  • 目まい、吐き気、自律神経失調症

どこに行っても良くならない症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。


まとめ:身体の声を聴く整体という選択

今回は【施術事例】胃の痛みと首の不調が改善!20代美容師Wさん‐埼玉県幸手在住という題名で記事を書かせて頂きました。

「胃が痛い」「首が痛い」といった症状の背景には、目に見えないストレスや生活習慣、無意識の緊張など、さまざまな要因が関係しています。

Wさんのように、自分の身体に丁寧に向き合うことで、少しずつでも確実に良い方向に変化を起こすことは可能です。

整体は単なるリラクゼーションではなく、神経系・内臓・姿勢に働きかける“身体本来の治癒力を高める手段”でもあります。

あなたの身体のサインに、一緒に耳を傾けてみませんか?


▶ ご予約・ご相談はお気軽に

【自律神経専門整体 ゆいまーる】
船橋市西船6-2-27 1-b
公式LINE・お電話・WEB予約フォームから承っております。