【施術事例】眼精疲労と肩こりが改善!- 市川市南八幡在住 20代女性 デスクワークAさん
始めに

こんにちは、船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるです。
「毎日パソコンとにらめっこで目が痛い…」「首から肩にかけての重だるさが抜けない…」「若いのにもうこんなに体が辛いなんて…」
もしあなたがそんな身体の不調に悩まされているなら、今回の記事はきっとあなたの希望となるでしょう。特に、市川市南八幡在住で、デスクワークによる眼精疲労や肩こりに苦しんでいる20代女性の方には、深く共感いただける内容かもしれません。
今回は、2024年4月20日にご来店された眼精疲労と肩こりでお悩みの**20代女性、デスクワークのAさん(市川市南八幡在住)**の施術事例をご紹介します。
Aさんは元々肩こりが気になっていて、「なんとなくどこか良い所ないかな」と整骨院やマッサージ、整体などのお店を探していたところ、少し離れていますが当院を見つけてくださったそうです。お店の内装とGoogleマップの口コミが気になってご来店されたとのこと。
ありがたいことに、日頃からお客様には「正直な口コミで良いのでお願いします」とGoogleマップの口コミをお願いしているのですが、皆様本当に良い口コミを書いてくださり、感謝しかありません(正直、口コミが良すぎて「やらせでは?」と言われることもありますが、一切ございません!)。
早速、眼精疲労でお悩みのAさんのお話を伺うと、去年大学を卒業して就職されてから、肩こり、眼精疲労、そしてたまに腰痛もあるとのことでした。仕事は基本的にデスクワークで座り仕事が多く、1日6時間ほど座りっぱなし。休みの日も勉強することが多く、なかなか忙しい毎日を送っていらっしゃるようでした。
特筆すべき既往歴や大きな怪我、病気はなく、あえて言うなら両目とも視力が0.2ほどと悪いそうです。
結論から言うと、Aさんの長年の眼精疲労と肩こりが、初回の施術で劇的に改善しました。「すごい頭が軽くて視界が広がった感じです!肩こりも楽です!」と、喜びの声をいただくことができました。
この記事では、Aさんの具体的な症状の経緯、当院での詳細な問診・検査、施術内容、そして「眼精疲労」と「肩こり」の意外な関係性、目の解剖学や脳神経の繋がり、そして日常でできるセルフケアについて詳しくご紹介します。若くして身体の不調に悩んでいる方でも、改善の可能性は十分にあることをお伝えできれば幸いです。
「目がしんどい」:Aさんの眼精疲労・肩こりの問診と検査
それでは、Aさんの眼精疲労と肩こりに関する問診と検査の内容から見ていきましょう。
症状の確認
Aさんの症状は、2日前、仕事中にパソコン作業をしていると、目が疲れる感覚と痛みを伴うようになったことから始まりました。以前から「目が疲れているな」「眼精疲労かな?」と感じることはあったそうですが、今回はこれまでになくしんどくなったとのこと。
ご来店された時点では眼精疲労の症状は軽減されていましたが、それでもまだ「目がしんどい」と感じていらっしゃいました。普段コンタクトレンズを使用しているのですが、コンタクトを付けるとさらに目がしんどくなるとのこと。また、それに伴い、肩こりや首と肩の境目あたりにも重い感覚があるとおっしゃっていました。
眼精疲労の検査
- 眼圧の検査: コンタクトレンズを外して仰向けに寝ていただき、目を軽く押さえて痛みやしんどさがあるかを確認しました。これは「眼圧」の検査です。簡単に言うと、眼圧が高い状態とは、眼球の中の水分代謝がうまくいっておらず、疲労回復ができていない状態を指します。 この検査を行うと、Aさんは「目がしんどい感じ」に加え、首の後ろに「ズーン」と響くような感覚があるとのことでした。
- 目の可動域検査: 次に、目を時計回りにゆっくり動かし、目の可動域を確認しました。これは、眼球を動かすための筋肉である「眼輪筋」が凝り固まっているかを診る検査です。 この検査では、目の動き自体に大きな問題はありませんでしたが、上を向く際に目の奥が痛いような、しんどいような感覚があるとおっしゃいました。
肩こりの検査
次に、肩こりの状態を把握するため、首と肩の圧痛(押すと痛みがある部分)と可動域を診ていきました。
- 筋肉の硬さのチェック: 凝っていると感じる部位、具体的には肩の上の方と肩の後ろ(僧帽筋、菱形筋あたり)の圧痛を確認すると、強く触ると響くような痛みがあるとのことでした。
- 首の可動域:
- 座位で後屈時(上を向く動作): 首と肩の付け根が痛い。
- 前屈時(下を向く動作): 肩の後ろが引っ張られる感じがする。
肩の可動域や股関節などの動きには特に問題はありませんでしたが、今回の主訴ではないものの、足を触ってみると足の前面が張っている感じがしました。
眼精疲労・肩こりの問診と検査のまとめ・推測
ここまで行った問診と検査で分かったことをまとめ、Aさんの身体の状態を推測していきます。
- 眼球を押すと響くような感じ: → 眼圧が高い状態であり、眼球内の水分代謝が悪い可能性が高いです。
- 目を動かす際、特に上を向く時に痛い・動きにくい: → 眼球を上に動かす際に使われる筋肉、特に上直筋が凝り固まっていると考えられます。
- 上を向くと首が痛い: → 首から肩にかけての筋肉、特に僧帽筋や後頭下筋群が硬くなっている可能性が高いです。
- 肩と首に圧痛がある: → 自律神経の乱れや、首・肩周りの筋肉が緊張していることを示唆しています。
これらの情報から、Aさんの眼精疲労と肩こりは、単なる筋肉の凝りだけでなく、目の内部の環境(水分代謝や眼球を動かす筋肉)の問題や、さらには脳神経の繋がり、そして自律神経のバランスが複雑に絡み合っていると推測されました。
次に、この推測をより深く理解するために、少し目の解剖と神経、筋肉のお話をしていきます。
目の解剖と脳神経の繋がり:眼精疲労と肩こりの意外な関係
それでは、眼精疲労と肩こりでお悩みの20代女性、デスクワークのAさん(市川市南八幡在住)の症例と検査問診を終え、施術について詳しく見ていく前に、ここで少し目の解剖と脳神経についてのお話をしていきます。
目の水分代謝と「眼圧」
まず、目の解剖についてですが、眼球を輪切りにすると、それぞれ重要な役割を持つ部分があります。目の水分代謝に関わるのが、毛様体やシュレム管という部分です。目の中は「房水(ぼうすい)」という液体で満たされており、この房水は水晶体や角膜などの組織に栄養を与え、同時に眼球内の圧力である「眼圧」の調整を行っています。
この房水を排出する役割を担っているのがシュレム管です。もしこのシュレム管の動きが悪かったり、何らかの原因で機能障害が起きたりすると、目の水分代謝が正常に行われず、眼圧が高くなり、緑内障などの疾患に繋がることもあります。Aさんの場合も、眼球を押した際に響くような感覚があったことから、この目の水分代謝に問題があることが示唆されました。
眼球を動かす筋肉
次に、眼球を動かす筋肉についてです。人間の眼球は様々な方向に動くようにできており、動かす向きや角度によって働く筋肉が変わります。
筋肉の名称 | 主な働き |
---|---|
上直筋 | 上を向く(眼球を上に動かす) |
上斜筋 | 斜め上を向く(眼球を斜め上に動かす) |
下直筋 | 真下を向く(眼球を下に動かす) |
下斜筋 | 斜め下を向く(眼球を斜め下に動かす) |
外直筋 | 外を向く(眼球を外に動かす) |
内直筋 | 目を内側に動かす(眼球を内側に動かす) |
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今回の**眼精疲労と肩こりでお悩みのAさん(市川市南八幡在住)**の場合、上を向く時に辛いとのことだったので、上直筋が凝り固まっていることが原因の一つと考えられます。
眼精疲労と肩こり、そして「脳神経」
ここからは少し専門的な話になりますが、眼精疲労がなぜ肩こりにも影響するのか、そのメカニズムについて「脳神経」の観点から解説します。
私たちの脳には、身体の各部位と直接繋がる「脳神経」と呼ばれる神経が12対あります。 目の神経である「視神経」は、この脳神経の2番目に位置します。視神経は、目から入った情報を脳の後頭部にある「後頭葉」という部分に送って処理します。
Aさんの場合、目を押すと後頭部に響く感じがするという現象は、目を押すことで眼圧が高くなり、その圧力が視神経を圧迫し、それが後頭葉あたりに刺激として伝わっていると考えられます。つまり、目と脳は直接的に強く繋がっているのです。
では、なぜ目の施術が肩こりに効くのでしょうか? 実は、この脳神経のうち、11番目にある「副神経」という神経が、首の筋肉である「胸鎖乳突筋」や肩の筋肉である「僧帽筋」を支配しているのです。
副神経自体は延髄と脊髄に分布しており、その詳しい関係性まで書くと非常に複雑になるため割愛しますが、肩こりに効果があった機序を簡単にまとめると以下のようになります。
「目の施術をして目が楽になった」 ↓ 「後頭葉、つまり後頭部に伝わる神経の緊張が取れた」 ↓ 「後頭部の緊張が取れたことにより、脳への血液量が増加」 ↓ 「脳全体に栄養や酸素が行き渡り、全身の緊張、特に副神経との繋がりを持つ胸鎖乳突筋や僧帽筋の緊張が取れた」 ↓ 「肩こりが解消された」
つまり、Aさんの場合は、眼精疲労からくる肩こりだったと言えます。逆に言えば、眼精疲労を何とかしない限り、今回のAさんの肩こりは良くならなかった可能性も考えられます。
「視界が広がり、頭も軽い!」:眼精疲労・肩こりへの施術と結果
問診と検査、そして目の解剖と脳神経の知識を得た上で、早速Aさんへの施術を開始しました。今回行ったメニューは「頭蓋骨調整」と「美容鍼」です。
当院の美容鍼は、美容目的の方だけでなく、今回のような眼精疲労や自律神経の症状にも効果的に使用しています。
施術内容と結果
- 美容鍼: 美容鍼では、顔に20〜30本の細い鍼を刺すことで、身体全体の緊張を和らげます。特に今回は、頭全体、そして目の周りに多めに鍼を打つことで、目の水分循環を促しました。
- 頭蓋骨調整: 美容鍼で目の水分代謝を促した後、頭蓋骨調整を行いました。これにより、目だけでなく、頭全体のむくみや歪みに対してもアプローチしました。
これらの施術を終えた結果、Aさんの身体には顕著な変化が現れました。
- 首の可動域が改善。
- 前屈時や後屈時の首の痛みが軽減。
- 目のスッキリ感が向上。
- 眼球を上へ動かしたときの痛みが軽減。
Aさんご自身も、「すごい頭が軽くて視界が広がった感じです!肩こりも楽です!」と、大変嬉しい感想をくださいました。
これで施術は終了ですが、Aさんのお仕事柄、今後も辛くなる可能性はあるため、日常生活で気を付けるべき点と、自宅でできる目のストレッチについてお伝えしました。念のため、1週間後に経過を診るための予約を取り、ご帰宅いただきました。
今回の施術は、主に頭部へのアプローチのみでしたが、結果として肩こりや全身の疲労感にも効果が出ました。これはまさに、先ほど解説した脳神経の繋がりによるものです。
眼精疲労と肩こり解消のためのセルフケア
ここまで、眼精疲労と肩こりの関係、そして神経について理解を深めていただけたかと思います。しかし、眼精疲労は現代社会を生きる私たちにとって、非常に身近な悩みです。そこで、そんな眼精疲労で悩む皆様へ、普段からご自身でできる効果的なセルフケアを3つご紹介します。
- 温める: 眼精疲労の原因の一つに、目の水分代謝の問題が挙げられます。そのため、寝る前や目が辛いと感じる時に、ホットアイマスクを使用したり、入浴中に目の周りを優しくマッサージしたりすることで、眼精疲労のケアができます。温めることで血行が促進され、水分代謝も改善されやすくなります。
- 目のストレッチ: これは今回のAさん(眼精疲労と肩こりでお悩みの20代女性、デスクワークのAさん、市川市南八幡在住)にも指導した方法です。 まず、目を時計回りにゆっくりと回します。ポイントは、顔を動かさずに、ゆっくりで良いので眼球を動かせる範囲いっぱいに動かすことです。目の筋肉が凝り固まっている人は、どこか向きにくい角度があるはずです。その動かしにくい方向を、少しきつくても意識的に動かすようにしてください。「動かしにくい」ということは、その部分の目の筋肉も凝っているということです。
- 運動をする: これは意外に思われるかもしれませんが、自律神経や全身の水分代謝の面から考えても非常に有効な方法です。適度な運動は、自律神経のオンオフを切り替え、血流を向上させることで、眼精疲労の解消を目指すことができます。
今回は3つほどご紹介しましたが、一番良いのはやはりスマートフォンやパソコンの使用時間を減らすことです。これは皆さんもご存知だと思いますので、あえて詳しく書きませんでした。
他にも、眼精疲労や肩こりは、肝臓の疲労、肘のねじれ、体幹の重心の乱れなど、様々な場所から影響を受けることがあります。 もしご興味があれば、こちらの記事で身体が悪くなる順番などについて書いているので、参考にしてください: 肩こりと猫背 20代女性
眼精疲労・肩こりに対する船橋市西船橋整体院ゆいまーるのアプローチ
今回は、眼精疲労と肩こりでお悩みの**20代女性、デスクワークのAさん(市川市南八幡在住)**の事例について書いてきましたが、最終的に皆さんが求めるのは「眼精疲労と肩こりを良くしたい!」ということに尽きるかと思います。
今回のAさんの場合は、眼精疲労が目の筋肉や神経、そして脳との直接的な繋がりから来ていることを主に書きましたが、実は眼精疲労も、単純に目の神経や筋肉から症状が出ている場合と、肝臓の疲労や足の筋肉の緊張から症状が出ている場合など、様々なケースがあります。
そのため、今回の記事でご紹介した施術はあくまで一例と捉えていただければ幸いです。
当院では、まず丁寧な検査と問診を行い、お客様の症状の根本原因がどこにあるのかを特定します。関節、筋肉、内臓など、多角的な視点から原因を見極め、以下のような施術を組み合わせることで、症状の早期改善を目指します。
- 内臓へのアプローチ(内臓マニピュレーション): 例えば、眼精疲労の方は肝臓が疲労し、肝臓の動きが悪くなっている方がいらっしゃいます。そのような方には、眼精疲労の施術として肝臓へのアプローチ(内臓マニピュレーション)を取り入れることで、眼精疲労が解消するケースもあります。
- 筋肉へのアプローチ(筋膜への徒手的療法、鍼治療): 今回のAさんの場合は、まぶた周りの「眼輪筋」と呼ばれる筋肉に美容鍼を行うことで、眼精疲労の解消ができました。筋肉をほぐすことで血流が良くなり、悩みの早期改善を目指せます。
- 骨格・関節へのアプローチ(関節モビライゼーション): 関節の動きが悪いと眼精疲労になりやすくなることがあります。眼精疲労と関係が深いのは後頭部と書きましたが、関節で言うと**第一頚椎(首の一番上の骨)**あたりです。今回は行いませんでしたが、もし第一頚椎の動きが悪く眼精疲労になっている方がいれば、関節モビライゼーションを取り入れることで効果が高まります。
これらの施術はあくまで一例であり、お客様一人ひとりの身体の状態や症状に合わせて最適なアプローチを選択しています。
眼精疲労の方へお勧めのコースは、**「スタンダードコース 頭蓋骨調整×美容鍼」または「スタンダードコース 頭蓋骨調整×整体」**になります。
まとめ
今回は、眼精疲労と肩こりでお悩みの**20代女性、デスクワークのAさん(市川市南八幡在住)**の事例について記事を書かせていただきました。施術内容はもちろん、眼精疲労と肩こりの意外な繋がり、そして目の解剖学や脳神経の重要性について解説しました。
しかし、身体のことで困っている方は、市川市南八幡や西船橋だけでなく、世の中にたくさんいらっしゃいます。そんな方に、最後に船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるからメッセージです。
眼精疲労、肩こりを含め、身体、医学、整体に100%の正解というものは存在しません。日々新しい情報、治療法、知識は更新され、これまでの常識も覆されていっています。
その中で、私たち船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるは、小さなお店ですが、皆様の手助けになれるよう日々勉強し、新しい知識と技術を手に入れ、まずは西船橋、ゆくゆくは全国にお悩みをお持ちの方を手助けしたいと思っています。
まずは気軽にLINEでも、お電話でも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。あなたの力となることをお約束します。