西船橋で股関節痛を治したい方へ
こんにちは!船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるです。
今回の題名は「股関節痛」を治したいと思っている皆様に向けて書いて行こうと思います。
あると股関節が痛い、曲げると痛い、しゃがめない、そんなお悩みがある方の参考になれば幸いです。
最初に股関節とは
まず股関節痛とは病気や外傷などの名前ではなく文字通り「股関節に痛みを感じている状態」の事をさします。
原因は様々なあるのですがまずは股関節がどうなっているかの解剖学的な事を書いて行くのでイメージしていくと分かりやすいかもしれません。
解剖学的な話として股関節とは足の付け根にある関節で、大腿骨と言われる太ももの骨とその骨の先端にある球状の骨頭(こっとう)と呼ばれる部分が骨盤(寛骨、恥骨、坐骨)にある臼蓋(受け皿の様なへこみ)との組み合わせでできた関節です。
少しイメージがしにくいと思うのでイラストご覧ください。
股関節はこのようになっておりこの周りに強力な靭帯や腱、筋肉などが付着します。
股関節の正常可動域
股関節の基本的な正常可動域とは以下の通りです。
・屈曲(膝を曲げふとももを体幹に近づける動き) 125度
・伸展(足を体幹の後部へ伸ばす動き) 115度
・外転(足をまっすぐにし外に開く) 45度
・内転(太ももを閉じる) 45度
・外旋(大腿骨頭を外側に捻る) 45度
・内旋(大腿骨頭を内側に捻る) 45度
解剖的な詳しい動きになるので難しい方は股関節は様々な方向に動くんだよということを覚えて頂けたらと思います。
股関節痛の症状
股関節痛の症状として多いのは足の付け根の痛みや違和感です。
基本的に動かすと痛むことが多く、代表的な動作として屈伸やしゃがんだり、座ったり、股関節に負担を掛けることで痛みが増強するケースが多く見られます。
しかし何もしなくても痛い、足をつくだけで痛い、などの痛みの場合や痺れや感覚の鈍麻を感じるケースも多々あります。
併発する症状として腰痛や太ももの痛みなど見られることがあり、これらは股関節に負担をかけないように人間が自然と負担の肩代わりをさせることで起こってしまいます。
原因
考えられる原因は様々あるのですが、内臓や筋肉、関節のズレなどによって引き起こされたりします。
内臓由来の場合例えば腎臓の動きが悪かったり、硬さがあったりすると腎臓のL4当たりの神経を傷害したりすることがあり股関節や腰に痛みを感じるケースがあり、
例えば女性に多いのが生理痛やPMSなどの症状が重い方などは股関節に痛みが出たり可動域制限があったりする方が多い傾向にあります。
筋肉が原因の股関節痛の場合、腸腰筋や大腿四頭筋などの筋肉の硬さ、挫傷などによって痛みが引き起こされたりします。
腸腰筋とは大腰筋と腸骨筋と呼ばれる筋肉が合わさった呼び名であり股関節の屈曲や、体幹を支えたりする重要な働きを持っている筋肉です。
関節が原因の場合だと例えば股関節とは大腿骨と骨盤によって構成されているのですが骨盤は腸骨、坐骨、恥骨によって構成されておりそのどれかがズレてしまうと股関節痛に繋がったりします。
それ以外にも骨が変形し痛みが生じてる場合は骨自体が問題になり変形性股関節症と呼ばれます。
他にも先天的な疾患や特殊な疾患などによって病的な問題で股関節に痛みを感じるケースもあります。
考えられる疾患の例
上記で股関節痛の考えられる原因を書いて行きましたが股関節に痛みが出る場合他にもこんな疾患が考えられます。
・腰痛椎間板ヘルニア
→ヘルニアとは体の組織や臓器が本来あるべき位置からはみ出した状態のことを指します。脊柱(背骨)には椎骨と呼ばれる骨がありそれぞれ頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨1個、尾骨1個という骨で構成されています。
その骨と骨の間に椎間板というクッション材のような塊があり、その椎間板のなかの髄核という部分が交通事故や外傷、デスクワークなど何らかの原因のせいで飛び出してしまい神経を障害することによる疾患がヘルニアです。
大まかには「ヘルニア」でひとくくりにされることが事が多いですがどの部位で髄核が飛び出しどの神経を障害するかで名前が変わります。基本的には頸椎なら頚椎椎間板ヘルニア、胸椎なら胸椎椎間板ヘルニア、腰なら腰椎椎間板ヘルニア、鼠径部なら鼠経ヘルニアとなります。
症状として下肢のシビレ、腰痛、股関節痛、酷いものだと膀胱直腸障害などの日常生活に支障が出るような症状に進行することあります。
・関節リウマチ
関節リウマチとは膠原病、自分の身体の免疫が自分自身の免疫を攻撃してしまう自己免疫疾患と呼ばれるもので指や肘、股関節、膝など身体の様々な関節で炎症が起こり関節に痛みや変形を起こしてしまう疾患です。発症しやすい性別は女性、年代とすると30代~50代女性に多いとされ特徴的な症状として関節のこわばり、痛み、腫れとなります。
現代の医学では原因自体は分かっておらず治すというよりは症状を遅らせることが推奨されています。しかし当店ではリウマチ含む膠原病は基礎に自律神経の問題があるのではないかと考えています。
気になる方は症例と共にリウマチについての考えを書いているこちらの記事をご参考にして下さい。
股関節痛の一般的治療
まず治療としてまず痛みや炎症が強い場合は医療機関への受診を行い原因が骨なのか筋肉なのか関節なのか、または病理的な疾患なのかを見極める必要があります。
医療機関でMRIやレントゲンなどの検査を行い原因の特定を行うのですが原因が見つかる方と見つからない方がいらっしゃいます。
原因が見つかる場合は原因に対して何らかの処置をしますが原因が見つからない場合、しかし痛みはある、そのようなときは対処療法として安静、ブロック注射、痛み止めなどの処置をすることが多いとされています。
痛みが軽度である場合理学療法や運動を進められる場合が多いとされています。
少し例を挙げていくと、
・変形股関節症の場合
軽度 運動療法や安静、保存療法、痛み止め
重度(痛みと変形の度合いが強い場合) ブロック注射またはお医者さんと相談の上外科的手術やリハビリ
・リウマチ
基本的にリウマチ自体に対しての処置もしつつ股関節痛にもアプローチしていく必要がある
軽度 運動療法や痛み止め 安静
重度(痛みと変形の度合いが強い場合) ブロック注射またはお医者さんと相談の上外科的手術やリハビリ
・ヘルニア
原因となっている箇所を突き止めその箇所に対して何らかの処置をする
軽度 運動療法や痛み止め 安静
重度 ヘルニアが重度だとヘルニアを取り除く手術をする
などになります。
西船橋にある整体院ゆいまーる的アプローチ
西船橋にある整体院ゆいまーるでは股関節痛がある患者様が来た際に問診と検査を重視します。
その時にお伺いすることは、どんな時に痛いか、痛い動作は何か、既往歴(病気やケガ)などは今までにないかなどの情報をもとになんで股関節に痛みが出るのか考察を立てていきます。
例えば、40代女性 歩く時に股関節が痛い。
昔交通事故に遭いむち打ちになってしまいその半年後から頻繁に股関節に痛みが出るようになってきた。
そのような方は首、もしくは事故の時に骨盤の関節がズレてしまったりするので問題となっている箇所を施術することで股関節の痛みは改善出来たりします。
行う施術としては以下のようなものがあり股関節の痛みの原因によってアプローチ方法が異なります。
・筋肉が原因
→筋肉に対する検査を行い筋肉が原因と分かればその筋肉に対して揉み解しや鍼灸アプローチを行うことで症状の緩和を目指します。
・関節が原因
→股関節は強力な筋肉や靭帯がついておりますがその股関節の中心部分、骨と骨とのつなぎ目の所に軟骨がありその軟骨が股関節のクッション材となっています。
しかしこのクッション材や周りの靭帯や腱などが原因で痛みが出ている場合は関節モビリゼーションと呼ばれる施術を行い症状の緩和を目指します。
・内臓が原因
→股関節とは基本的に下腹部の臓器、例として子宮や大腸などと関係が深いとされています。その原因となる臓器に内臓マニュピュレーションと呼ばれる内臓の動きを良くしていくような施術、テクニックを行うことで股関節の痛みが改善されたりもします。
リウマチやその他の疾患に対するアプローチ
股関節痛を訴える方ですでにリウマチと診断されている、もしくは何らかの疾患と診断されている方は股関節の施術をしつつその基礎疾患に対する施術も一緒に行っていかねばなりません。
リウマチは膠原病ですので免疫が問題です。なので免疫を整えていくような施術や生活改善も入れつつ股関節の施術もおこない徐々に痛みの改善を目指していきます。
他にも変形性股関節症などでは明らかに手術が必要なぐらいの変形であれば手術するしかないですが明らかに手術が必要ではないぐらいな変形だけど股関節が痛いという方は股関節の変形ではなく他にも問題があるかもしれません。
そのような方は変形している骨以外に他にも問題がないか、骨盤は歪んでいないか、内臓の動きは正常化、筋力は足りているのかなど総合的にみていき施術が必要な所を見極めて痛みの改善を目指していきます。
その場合意外と変形している骨は問題では無かったりします。
最後に西船橋にある整体院ゆいまーるからメッセージ
歩くと痛い、しんどい、痺れる、股関節が痛くなると日常生活に問題が出ますし辛いですよね。
当店ではそのように身体の辛い方の助けになれればと常々考えています。
もしこの記事を読んでいる方で股関節の痛みやシビレに悩んでいる方がいればお力になれるかもしれません。
是非一度ご相談お待ちしています^^