西船橋で股関節痛を治したいあなたへ:歩くのが辛い、曲げると痛い…その悩み、解決のヒントはここに!
始めに
こんにちは!船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるです。
「歩くと股関節が痛い」「曲げると痛くて、しゃがめない…」
もしあなたがそんな股関節の悩みを抱えているなら、このブログ記事がきっとあなたの参考になるはずです。今回は、股関節痛の正体から、様々な原因、そして当院がどのようにアプローチしているのかを詳しく解説していきます。
そもそも「股関節痛」って何?

まず、「股関節痛」とは、文字通り「股関節に痛みを感じている状態」を指す言葉で、病名や怪我の名称ではありません。
股関節の痛みの原因は様々ですが、まずは股関節がどのような構造になっているか、簡単にイメージしてみましょう。
股関節は、太ももの骨(大腿骨)の先端にある球状の「骨頭(こっとう)」と呼ばれる部分が、骨盤のくぼみ(「臼蓋(きゅうがい)」と呼ばれる受け皿のような部分)にはまり込むことでできている関節です。この周りを強力な靭帯や腱、筋肉がしっかりと支えています。
この関節は、私たちの身体の中で非常に大きな可動域を持つ関節の一つです。
- 曲げる動き(屈曲):膝を曲げて太ももを体幹に近づける動き
- 伸ばす動き(伸展):足を体幹の後ろへ伸ばす動き
- 開く動き(外転):足をまっすぐ横に開く動き
- 閉じる動き(内転):太ももを閉じる動き
- 外に捻る動き(外旋):大腿骨頭を外側に捻る動き
- 内に捻る動き(内旋):大腿骨頭を内側に捻る動き
など、様々な方向に動かすことができます。「股関節って色々な方向に動くんだな」と覚えておいていただけると良いでしょう。
股関節痛の症状ってどんなもの?
股関節痛で最も多い症状は、足の付け根の痛みや違和感です。
- 立つ、座る、しゃがむ、歩くなど、股関節を動かすと痛む。
- 股関節に負担をかける動作で痛みが強くなる。
といったケースが多く見られます。しかし、中には「何もしなくても痛い」「足をつくだけで痛い」といった激しい痛みを感じる方や、しびれや感覚の鈍さを併発するケースも少なくありません。
また、股関節痛があることで、かばうように身体を使うため、腰痛や太ももの痛みを併発することもあります。これは、身体が自然と他の部分に負担を肩代わりさせてしまうために起こる現象です。
股関節痛の意外な原因:筋肉、関節、そして「内臓」!?
股関節痛の原因は非常に多岐にわたりますが、大きく分けて「内臓」「筋肉」「関節のずれ」などが考えられます。
内臓が原因の股関節痛
「え、内臓が股関節痛と関係あるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんね。
例えば、腎臓の動きが悪かったり、硬さがあったりすると、腎臓の周りの神経(L4付近)に影響を与え、股関節や腰に痛みを感じるケースがあります。
また、女性に多いのが、生理痛やPMS(月経前症候群)などの症状が重い方です。このような方は股関節に痛みが出たり、動きの制限があったりする傾向にあります。これは、下腹部の臓器と股関節が神経的・筋膜的に繋がっているためです。
筋肉が原因の股関節痛
特定の筋肉の硬さや損傷が股関節痛を引き起こすこともよくあります。
例えば、**腸腰筋(ちょうようきん)や大腿四頭筋(だいたいしとうきん)**といった筋肉の硬さや、無理な動きによる挫傷(肉離れのようなもの)などが原因で痛みが起こります。
腸腰筋は、お腹の深部にある大腰筋と腸骨筋という筋肉が合わさったもので、股関節を曲げたり、体幹を支えたりする重要な働きを持っています。この筋肉が硬くなると、股関節の動きが悪くなり、痛みが生じやすくなります。
関節のずれが原因の股関節痛
股関節は、大腿骨と骨盤(腸骨、坐骨、恥骨)によって構成されています。この骨盤のどれかの部分がわずかにずれてしまうことで、股関節に負担がかかり、痛みにつながることがあります。
その他の原因:病的な問題
上記以外にも、骨が変形して痛みが生じる「変形性股関節症」と呼ばれるものがあります。これは、加齢や酷使などにより、股関節の軟骨がすり減ったり、骨の変形が進んだりすることで痛みが出ます。
また、生まれつきの疾患や特定の病気によって股関節に痛みを感じるケースもあります。
もしかしたら…?股関節痛で考えられる疾患の例
股関節に痛みが出る場合、以下のような疾患が隠れている可能性もあります。
- 腰椎椎間板ヘルニア: 背骨のクッション材である「椎間板」の一部が飛び出し、神経を圧迫することで、足のしびれや腰痛、そして股関節の痛みを引き起こすことがあります。重症化すると、日常生活に支障が出るような膀胱直腸障害(排泄のコントロールが難しくなる)などに進行することもあります。
- 関節リウマチ: 自己免疫疾患の一種で、自身の免疫が関節を攻撃し、指や肘、股関節、膝など身体の様々な関節で炎症が起こり、痛みや変形を引き起こします。30代~50代の女性に多く発症し、関節のこわばり、痛み、腫れが特徴的な症状です。現代医学では根本的な原因は解明されておらず、症状の進行を遅らせることが推奨されています。しかし、当店ではリウマチを含む膠原病は、自律神経の問題が基礎にあると考えています。
股関節痛の一般的な治療法と当院のアプローチ
一般的な治療法
まず、股関節の痛みや炎症が強い場合は、医療機関を受診し、原因が骨なのか、筋肉なのか、関節なのか、または病的な疾患なのかを見極める必要があります。
医療機関ではMRIやレントゲンなどの検査を行い原因を特定しますが、原因が見つかる方と見つからない方がいらっしゃいます。
- 原因が見つかる場合:その原因に対して薬や手術などの処置が行われます。
- 原因が見つからない場合(でも痛みはある):安静、ブロック注射、痛み止めなどの対症療法がとられることが多いです。
- 痛みが軽度の場合:理学療法や運動を勧められることが多いです。
具体的な例を挙げると、
- 変形性股関節症の場合:
- 軽度:運動療法、安静、保存療法、痛み止め
- 重度(痛みと変形の度合いが強い場合):ブロック注射、または医師と相談の上、外科的手術やリハビリ
- 関節リウマチの場合:
- リウマチ自体の治療と並行して股関節痛にもアプローチが必要。
- 軽度:運動療法、痛み止め、安静
- 重度(痛みと変形の度合いが強い場合):ブロック注射、または医師と相談の上、外科的手術やリハビリ
- ヘルニアの場合:
- 原因となっている箇所を特定し、その箇所に対して処置を行う。
- 軽度:運動療法、痛み止め、安静
- 重度:ヘルニアを取り除く手術
などになります。
西船橋 整体院ゆいまーるのアプローチ:根本原因を見つける
西船橋にある整体院ゆいまーるでは、股関節痛でご来院された患者様に対し、問診と検査を特に重視します。
「どんな時に痛いか」「痛む動作は何か」「過去に病気や怪我の経験はないか(既往歴)」などの詳細な情報をもとに、「なぜ股関節に痛みが出るのか?」を徹底的に考察していきます。
例えば、 「40代女性、歩く時に股関節が痛い。昔交通事故に遭いむち打ちになってしまい、その半年後から頻繁に股関節に痛みが出るようになってきた。」 このような方の場合、首、もしくは事故の時に骨盤の関節がずれてしまっている可能性も考えられます。問題となっている箇所を施術することで、股関節の痛みが改善できることがあるんです。
行う施術は、股関節の痛みの原因によってアプローチ方法が異なります。
- 筋肉が原因の場合: 筋肉に対する検査を行い、筋肉が原因と分かれば、その筋肉に対して揉みほぐしや鍼灸アプローチを行い、症状の緩和を目指します。
- 関節が原因の場合: 股関節の中心部には軟骨があり、これがクッション材となっています。このクッション材や周囲の靭帯、腱などが原因で痛みが出ている場合は、関節モビライゼーションと呼ばれる施術を行い、症状の緩和を目指します。
- 内臓が原因の場合: 股関節は、基本的に下腹部の臓器(子宮や大腸など)と関係が深いとされています。その原因となる臓器に対し、内臓マニピュレーションと呼ばれる内臓の動きを良くしていくような施術を行うことで、股関節の痛みが改善されることもあります。
リウマチやその他の疾患に対するアプローチ
股関節痛を訴える方で、すでにリウマチと診断されている、もしくは何らかの疾患と診断されている方は、股関節の施術をしつつ、その基礎疾患に対する施術も一緒に行っていく必要があります。
リウマチは免疫の問題ですので、免疫を整えていくような施術や生活改善も取り入れつつ、股関節の施術も行い、徐々に痛みの改善を目指していきます。
また、変形性股関節症で明らかに手術が必要なほどの変形であれば手術しかありませんが、「手術が必要ではない程度の変形なのに股関節が痛い」という方は、股関節の変形以外にも問題があるかもしれません。そのような方には、変形している骨以外に他に問題がないか、骨盤は歪んでいないか、内臓の動きは正常か、筋力は足りているかなど、総合的に診ていき、施術が必要なところを見極め、痛みの改善を目指していきます。その場合、意外と変形している骨自体は問題ではないことも多いんです。
最後に:西船橋 整体院ゆいまーるからのメッセージ
歩くと痛い、しんどい、しびれる…股関節が痛くなると、日常生活に大きな支障が出て、本当に辛いですよね。
当店では、そのような身体の辛い方の助けになれればと常々考えています。
もしこの記事を読んでいる方で、股関節の痛みやしびれに悩んでいる方がいれば、お力になれるかもしれません。
「この股関節の痛み、もう諦めていた…」そんな方も、ぜひ一度、西船橋にある整体院ゆいまーるにご相談ください。あなたの股関節の悩みに、真摯に向き合います。