リウマチでお悩みの50代男性ｗさんー倉庫作業ー船橋市海神町在住
整体院ゆいまーるリウマチで来店された経緯
2024年3月25日、右手首の痛み、腰痛、膝痛、リウマチでお悩みのリウマチでお悩みの50代男性ｗさんー倉庫作業ー船橋市海神町住みがご来店されました。
当店に来店された経緯は娘さんが元々当店に通っており
「ゆいまーるいいよ！！」
と紹介いただいたそうです。
元々20年以上前からリウマチを発症し色々な整骨院やマッサージなどの行ったが効果的に気休め程度でしかなかったのでそこからどこに行っても一緒かなと思いどこにも通っていないとの事でした。
当店に来られたきっかけは1か月前にボーリングをしてから右手首が凄い痛くなりずっと痛みが取れないとのことでご来店されました。
リウマチ 手首の痛みの推測 問診 検査
詳しくｗさんのお話を聞いて行くと元々は20年以上前にリウマチを発症しそれから膝の痛み、腰痛、手首の痛み、肩の痛みが出てくるようになり2年前には右手首あたりの尺骨と橈骨と呼ばれる骨が折れ手術をし現在もボルトが入っているという状態。
今回は右手首が特に痛くて来店したが他にも気になる所は多々ある様でした。
まずは一番辛い手首の痛みの動作確認をした所、可動域は問題ないのですが親指と人差し指でつまむような動作をすると手首が痛むとの事。
手首自体を圧迫すると痛みもあるとの事。
他の検査として肩の可動域や股関節の可動域、腰痛の程度なども見ていきました。
リウマチによる痛みは日によって場所や程度が変わるらしく手首の痛みのほかに、首の痛み、肘の痛み、腰痛などもあるとの事。
症状が多いのでまとめます。
・主訴は右手首の痛み
・その他の症状として肘の痛み、膝の痛み、腰痛、肩の痛み
・20年前にリウマチを発症
・2年前に右手首を骨折し手術済み 現在もボルトが入っている
・親指と人差し指で物をつまむのが痛い
・手首の圧痛がある
・1か月痛みが変わらない
基本的に手首の痛みは筋肉が硬くなっていたり関節の動きが悪くなって痛みを発している事が多いのですがｗさんはリウマチを持っているのでリウマチによる痛みなのか、筋肉や関節的な問題があるのか正直分かりにくいような状態でした。
お話を聞いた後は施術をしていくのですがまず施術編に入る前にリウマチとはどういう病気なのか？について書いて行きます。
リウマチについて
Wさんが発症したリウマチとは何かについて書いて行きます。
まずリウマチと関節リウマチと呼ばれ関節の変形や炎症を引き起こしてしまう膠原病の1つです。関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。
腫れや痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じるのが、他の関節の病気と異なる点です。手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴で、他にも発熱や倦怠感、食欲不振などの全身症状が生じ、関節の炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。早期の代表的な症状として手のこわばりが挙げられます。
リウマチ含め膠原病とは
リウマチは膠原病の１つだと書きましたがでは膠原病とは何なのかなんですが人間には恒常性というものがありその恒常性を保っていると言われているのが自律神経系、自己免疫系、内分泌系の３つになります。
それぞれの役割は、
・自律神経系＝身体の無意識の調整機能、呼吸や拍動、消化など
・免疫系＝免疫に関係するもので細菌やウイルスから自己を守るために働いているもの、白血球やマクロファージなど
・内分泌系＝ホルモンの調整です。ホルモンは身体のメッセンジャーとして働き身体全体の働きを調整
になるのですが膠原病というものはこの免疫系が何らかの要因によっておかしくなり外部からの細菌やウイルスではなく自分自身の身体を攻撃してしまう病気の総称なんです。
関節リウマチで生じる関節の腫れと痛みは、この免疫系が自分の関節や骨に対して攻撃を加えることにより炎症や起こします。
その炎症が続くと、関節の周囲を取り囲んでいる滑膜が腫れ上がり、さらに炎症が悪化して、骨や軟骨を破壊していきます。発症する年代は３０～５０代の女性が多いと言われており原因自体は正直詳しくわかっていないのが現状です。
ではそんなリウマチの知識を頭に入れたところで今回のリウマチでお悩みの50代男性ｗさんー倉庫作業ー船橋市海神町住みさんのお話に戻っていきます。
リウマチと手首の痛みに対しての施術 考え
まず上記で50代男性ｗさんー船橋市海神町住みさんの手首の痛みはリウマチなのか別の要因なのかを考え反応を見ながら施術しました。
痛みがあるのは手首の局所的な痛みではなく手首全体が痛いとの事だったので、最初は手首に繋がる屈筋や伸筋、外転筋と呼ばれる筋肉全体に鍼灸施術をほぐしを約１０分間行いました。
効果はというと痛み自体は10から５へ減ることが出来ました。
しかしまだ圧痛は消えない感じ。
次にｗさんのお腹を触って診ると右の季肋部に嫌な圧痛と硬さがありました。右の季肋部には肝臓や胆のうなどがあり肝臓の機能障害や胆汁の停滞などがあるとこのような反応が出ると言われています。
なので一旦主訴とは関係なさそうに見える場所ですが施術したいと思います。
肝臓の機能障害を改善するには内臓マニュピレーションという手技を用います。やり方を書くのは省きますが時間にして３分程になります。
ではこの施術をしたら身体はどう変わったのかというと、手首の痛みが５から3へ減り、さっきまで座っているだけで痛みがあった腰の痛みが取れていました。
これにはｗさんもびっくりの表情。
あとは全身の循環を良くするために全体的に調整しこの日の施術は終了。
１回目の施術の結果として、
・手首の痛みは１０→3へ
・手首の圧痛は残る
・腰痛も改善された
という結果になりました。
一応施術後の説明としてリウマチがある為痛みは戻りやすいかもしれない旨と、圧痛がなかなか取れないのでもしかしたら骨に異常があるかもしれないので痛みが戻ったら一度病院に行って欲しいと伝え次回の予約を取り変えられました。
次回来店時
１週間後に予約をとったリウマチでお悩みの50代男性ｗさんー船橋市海神町住みが２回目来店されました。
しかし入ってきた瞬間目にしたものは右手の包帯でした。
「先生実は次の日痛みが戻ってしまって病院に行ったら疲労骨折だったみたいです。」との事で、前回その場では痛みは楽になったけど実は骨が折れてたみたいです。
施術しているとこういうことがあるのでやはり注意は必要ですね。その場合は右手は触れないので他の痛い所、この日は左の手首と腰痛の施術をしました。
骨折の場合は痛みの緩和や治りを早めたりする事は出来ますが基本的には安静にし骨が回復するのを待つしかありません。
けどｗさんは原因が分かってほっとしていたのと身体は悪くなりたくないから引き続きメンテナンスをお願いしますとの事でした。
膠原病や難病とよばれるものについて
今回はリウマチでお悩みの50代男性ｗさん船橋市海神住みの話でしたがここでリウマチ含む難病と呼ばれるものについての考察を書いて行こうと思います。
なんで病気になるのか
人間の身体には恒常性（身体の機能を保つ機構）というものがあります。
恒常性とは基本的には自律神経系、免疫系、内分泌系の３つからなると言われており、この３つの機能がどれか乱れたりおかしくなったりすると不調や痛み、病気になると言われています。
リウマチの方を見ていくと
今回のｗさんが発症したリウマチは免疫性の疾患と言われており要因として遺伝やストレスなどが関わっているとされていますが発症する詳しい原因は分かっていないのが現状です。
当店は医療機関や研究をしているわけでは無いので科学的な申し上げにくいのですがリウマチを発症している患者さんを診ていくと大半の方が過去に大きなストレスがあったり、長期間の身体や精神の緊張、
または真面目、責任感が強いような方が多くみられます。
そのような方に詳しくお話を聞いて行くと大半の方がよく自律神経が乱れると出ると言われている、
・不眠
・倦怠感
・頭痛
・便秘や下痢
・冷や汗や動悸
などを経験しています。
なので当店では恐らく自律神経と免疫系、リウマチは大きな関りがあると思っており、自律神経を整える施術をすることでリウマチを治すとは言えないけど悪化を防ぐことは出来るのではないかと考えています。
当店には開業して１年半たった時点でリウマチの方は４人ほどしか来ていない為詳しいデータや経過など出すのは先になりそうですが、、、
西船橋にある整体院ゆいまーる リウマチへのアプローチ
結果的にｗさんの手首の痛みは骨折だったので根本的な改善は出来なかったのですがリウマチに対して以下のようなアプローチをすることでリウマチの悪化を防ぐことが出来ると考えています。
・内臓→内臓マニュピュレーション
今回で言うと肝臓に対するマニュピレーションです。今回の場合肝臓の施術をしたことで一旦痛みは取れましたが原因は骨折だったので痛みの改善には至りませんでしたが肝臓が原因の腱鞘炎や何かしらの症状の場合は有効な施術方法です。
・筋肉→筋膜への徒手的療法、鍼治療
筋肉が原因で痛みを感じている場合は原因筋への揉みほぐしや鍼灸アプローチを行い改善を目指していきます。
・骨格→関節モビライゼーション
今回は使いませんでしたが関節が原因で手首に痛みが出ているケースもあります。そのような場合は手首や手根骨への関節モビライゼーションが有効になる場合もあります。
もし興味のある方は是非一度ご相談下さい＾＾
