【施術事例】動けないギックリ腰が改善! - 船橋市古作在住 30代男性 現場仕事Kさん


始めに

こんにちは、船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるです。

「朝起きたら腰が痛くて動けない…」「前かがみになれない、首を下げただけでも腰に響く…」「仕事中にギクッときた…」「こんなことになるなら、もっと早く整体に行けばよかった…」

もしあなたがそんな腰の痛みや身体の不調に悩まされているなら、今回の記事はきっとあなたの希望となるでしょう。特に、船橋市古作在住で、現場仕事によるギックリ腰や慢性的な腰痛に苦しんでいる30代男性の方には、深く共感いただける内容かもしれません。

今回は、2024年2月24日にご来店されたギックリ腰でお悩みの**30代男性、現場仕事のKさん(船橋市古作在住)**の施術事例をご紹介します。当院は船橋市西船にありますので、船橋市古作はご近所さんですね。

Kさんは去年12月頃にお仕事のご都合で西船橋古作に引っ越してこられ、毎日の通勤でお店の前を通るので気になっていたとのことでした。気にはなっていたものの、なかなか来るタイミングがなく来院を先延ばしにしていたら、つい先日ギックリ腰をやってしまい動けなくなったとのこと。「こんなことになるなら、先にこちらに来店すればよかったです」と、最初の一言で悔しそうにおっしゃっていました。

まずはお話を伺うと、ご来院1日前に仕事をしている最中、かがんで行う作業があり、その作業をしようと前かがみになった際に腰に「ピキッ」と痛みが走り、その時は何となく痛みはあったものの、まだ動けたとのことでした。しかし、翌朝目が覚め起きようとしたら腰が痛くて起き上がれず、やっとの思いでなんとか起き上がったら歩くのもしんどく、一番は前かがみ、いや、首だけで下を向いても腰に痛みが走り、何もできないと、辛そうな様子でした。「どんな動きで辛いですか?」と尋ねたところ、「歩いている時に腰に響く感じがするのと、下を向けない」とのことでした。

結論から言うと、Kさんのギックリ腰は、初回の施術で劇的に改善しました。「え、なんで肩の施術してギックリ腰楽になるんですか!?意味わからないけどすごい!」「こんなすぐ軽くなるなんてもっと早く来ていれば良かったです」と、驚きと喜びの声をいただくことができました。

この記事では、Kさんの具体的な症状の経緯、当院での詳細な問診・検査、施術内容、そして「ギックリ腰」の根本原因(特に肝臓や上半身の筋肉との意外な関係性)、最後に当院でのアプローチについて詳しくご紹介します。長年の痛みや疲労で諦めかけている方でも、改善の可能性は十分にあることをお伝えできれば幸いです。


「腰だけじゃない?」:Kさんのギックリ腰の推測・問診・検査

ギックリ腰は突然やってくるため、多くの方が腰自体に問題があると考えがちです。しかし、Kさんのギックリ腰の背後には、意外な原因が隠されていました。それでは、Kさんの問診と検査の内容から見ていきましょう。

ギックリ腰の検査

早速検査に移っていくと、Kさんの身体の状態は以下の通りでした。

  • 首の可動域:
    • 上を向く動作も下を向く動作も可動域が非常に狭い。
    • 首の回旋動作(左右を見る動き)では、右を向く際に首と肩に詰まり感のような痛みを感じる。
  • 腰の可動域:
    • 腰自体の回旋動作(腰を捻る動き)は、おそらく元々の硬さはあるものの、それほど痛みが出る様子はなかった。
    • 腰の前屈動作(前かがみになる動き)は、特に痛みがひどく、ほとんど動かせない。
    • 後屈動作(後ろに反る動き)は動きはするものの、痛みがあった。
  • その他のお悩み:
    • 今まで大きな怪我や既往歴はなし。
    • 食べ物は好き嫌いがあまりない。
    • お酒が昔から弱く、あまり飲めない。
    • 目が少し疲れやすい。

実は、これらの症状の中に、ギックリ腰と深く関係するヒントが隠されていました。

ギックリ腰の推測

検査で分かったことをまとめると、以下の点が挙げられます。

  • 座った状態で首だけ右を向くと、首と肩に詰まり感を感じる。
  • 腰の前屈で痛みが強くなり、後屈も辛い。
  • お酒が弱い、目が疲れやすい。

今回のKさんのギックリ腰という主訴に対し、お話を伺っていくと、その原因は肝臓と筋肉の両方にあることが考えられました。

  • 肝臓の関与: 東洋医学的に、肝臓は「肝(かん)」に属していると言われており、肝臓の動きが悪いと、筋肉や目に影響が出やすいと言われています。Kさんの「お酒が弱い」「目が疲れやすい」というお悩みは、まさに肝臓の機能低下を示唆していました。
  • 上半身の筋肉の関与: また、Kさんはギックリ腰で腰に強い痛みを感じているにもかかわらず、座った状態で下を向くだけで腰が痛いとおっしゃっていました。このことから、おそらく腰自体には根本的な原因はなく、首や肩、肋骨周りについている筋肉が原因ではないかと考えました。

その後、首の回旋動作を見てみると、右を向く時に首と肩に痛みや気になる詰まり感があることから、脇腹の筋肉や関節に問題がある可能性が高いと推測しました。具体的に考えられる筋肉としては、**僧帽筋(そうぼうきん)や板状筋(ばんじょうきん)、前鋸筋(ぜんきょきん)**といった筋肉です。

つまり、今回の施術は、肝臓の施術と首肩回りの筋肉への施術を組み合わせることで、ギックリ腰の解消に繋がるのでは、という推測となりました。


「意味わからないけどすごい!」:ギックリ腰の劇的改善へ

問診と検査を終え、明確な推測を立てたところで、いよいよKさんへの施術を開始しました。

施術開始:肝臓からアプローチ

まずは仰向けに寝ていただき、**肝臓の流れを良くするような「内臓マニピュレーション」**と呼ばれる施術を行いました。肝臓に対するマニピュレーション自体は2、3分で終わるような施術方法ですが、その効果は抜群です。肝臓への施術を行った後、もう一度Kさんの首の動きを見てみると、それだけで痛みが10→7に減り、右を向く首の回旋動作も肩の痛みや違和感なくスムーズに動くようになりました。これにはKさんご本人もびっくりされていました。

しかし、まだ腰自体にも痛みは残っていたため、施術を続行しました。

筋肉の調整:脇腹から腰へ

内臓への施術が終わったので、次に筋肉への施術を行うため、Kさんに右肩が上になるように横向きで寝ていただきました。

まずは脇腹の筋肉である「前鋸筋(ぜんきょきん)」にできている「硬結(こうけつ)」と呼ばれる筋肉が固まっている部位に刺激を入れました。方法は、少しゴリゴリするような感じで揉みほぐすような手技です。少し痛みは伴いますが、この前鋸筋へのゴリゴリする刺激を、Kさんが辛くない程度の強さで5分程度行った後、もう一度首の可動域を確認すると、右を向く時の回旋動作がめちゃくちゃスムーズになっていました。

そして、問題の下を向いた際の腰の痛みは、なんと7→4にまで軽減し、この時点で「動くのが怖くない」状態にまでなり、Kさんは感動されていました。セリフとして「え、なんで肩の施術してギックリ腰楽になるんですか!?意味わからないけどすごい!」とおっしゃっていました。

そうですよね、普通は意味が分からないと思います。しかし、順序立てて説明していくと、Kさんも納得した様子で、表情が明るくなりました。

この時点で問診検査で15分、施術時間で体勢を変えたり軽くお話をして15分、合計で30分が経過していました。まだ少し時間があったので、仙骨の方へ軽く調整をかけるような施術を5分程度行ったところ、痛みは4→2にまで軽減しました。

一応痛みは少し残っていたものの、Kさんは「全然動けるしめちゃくちゃ楽です」とのことでした。その後、Kさんの身体は腰というより上半身の筋肉の硬さと肝臓が問題であることをお話し、一応痛みはぶり返さないと思うが、念のため様子を見たいので近いうちに来てくださいと伝え、3日後に予約を取り、Kさんはご帰宅されました。

3日後の再来院:長年の腰痛も改善へ

それから3日経ち、予約当日。Kさんはご来院され、「元々痛かったあの時の響くような痛みは次の日には取れていました」とのことでした。しかし、Kさんは笑顔で「あの時の痛みは取れて全然楽なんですけど、元々の腰痛がありまして(笑)」とお話されていました。

「そこは少し回数と日頃のストレッチが大事ですよ」と伝え、まずは前回と同じような検査を行い、固まっている筋肉に対して施術を行いました。また、終わった後もストレッチ指導を行い、施術は終了しました。

Kさんは「こんなにすぐ軽くなるなんてもっと早く来ていれば良かったです」と悔しそうな表情をしていました。そう言っていただけると、私たちも大変ありがたいです。

現在この記事を書いている2024年3月19日ですが、船橋市古作在住のKさんは、ほとんど痛みはないものの、「整体院ゆいまーるに来ると身体が楽になるのが分かるから楽しい」とのことで、2週間に1回のペースでご来店なさっています。


「ギクッとくる瞬間」:ギックリ腰の正体と原因

では今回、2024年2月24日にKさんがなってしまった「ギックリ腰」とは何なのか。突然なってしまう、1ヶ月以上治らない、原因が分かっていないなどと言われているギックリ腰の正体は、ズバリ簡単に言うと**「関節の動きすぎ!」**となります。

「はて?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、それもそのはず、現在日本では、ギックリ腰は原因不明、ましてや腰痛の80%は非特異性(原因不明)と言われています。医学の教科書にもそのように記載されています。

しかし、世界ではギックリ腰の原因は解明されており、それは「関節のずれ」だと言われています。

この記事を読んでいる方でギックリ腰になったことのある人は心当たりがあるかもしれませんが、ギックリ腰になる時、「ギクッ」と何かがずれる感覚がありませんか?そうなんです、それです。それが関節がずれて痛めてしまう感覚なのです。関節がずれ、その周りにある筋肉や靭帯、軟部組織と言われるものが炎症を起こし、あの強烈な痛みになるのです。怖いですよね。

では次に、なぜギックリ腰になるのかについて書いていきます。

ギックリ腰の原因:多角的な視点

上記でギックリ腰は関節のズレだと書きました。しかし、なぜ関節がずれるのかについて書いていきます。これには本当に様々な原因が考えられますが、一般の方が思いつくのは「身体の硬さ?」「運動不足?」だと思います。これは正解と言えば正解ですが、これだけではないのです。では、3つほどにまとめて書いていきます。

  1. 身体の硬さ(全身の不均衡): これに関しては、皆様「そうだよね」となるかと思いますが、どこの筋肉が骨盤を引っ張って痛みになるのか、またどの動きで痛むのかで、原因となる筋肉や関節は変わります。興味のある方はこちらのページもご覧ください(※注:記事内リンクがあれば記載)。 まずはこの1つ目の話として、全身が硬い状態で動いていると、全てが硬くて動かないわけですから、その状態で無理やり動くとどこかに不具合が出るというか、引っ張られてずれることは何となくご想像できると思います。これがまずギックリ腰の1つ目の原因です。
  2. 骨盤のずれ・猫背(姿勢不良): ギックリ腰の原因は関節のズレだと書きました。ではどこの関節なのか…ということも色々あるのですが、仙骨と呼ばれるものなのか、腰椎と呼ばれる骨なのか、これを書くとややこしくなるのでまとめて「骨盤のずれ」と書きました。 また猫背ですが、今回ご紹介させていただいたKさんは典型的な猫背で、全身が硬くなった猫背の状態で仕事や何らかの作業をした結果、腰の関節がずれてしまったのです。 **猫背という状態は、腕から腰が内旋し、巻き肩になり、重心は前かがみ、首はストレートネックの状態になり、常に腰に負担がかかりやすく、可動域も狭い状態になります。**その結果、ギックリ腰になりやすい、ということが考えられます。
  3. 内臓の硬さ・腸内環境・腹膜: 3つ目のこれに関しては、皆さん「そうなの?」と驚かれると思います。実は、慢性的な腰痛を含め、ギックリ腰になる方には、内臓が硬い方が非常に多いのです。 例えば、普段便秘や下痢があったり、暴飲暴食でお腹が張っている状態が長く続いている時って、お腹の腸内環境が悪そうですよね?これは実際にそうで、腸内環境とは少し別の話になりますが、例えば便秘の時って腸自体の動きが悪いのです。動いていないというか。そして、腸が動かないと血流が悪くなります。 さらに、腰の腰椎と呼ばれる骨の間から、お腹に神経や血管が通ったりしています。つまり、お腹の動きが悪いと、背骨から出た神経や血管を圧迫したり、うまく信号が伝わらないことがあるのです。それがよく「慢性腰痛」と呼ばれるものの原因だったりします(あくまで一例です)。 このように、お腹が硬くなる → 血流が悪くなる → 慢性腰痛が長期間続く → 筋肉自体も柔軟性を失ったり、筋肉自体に緊張が生まれるようになり、腰全体が硬くなる → その結果、関節がずれやすくなり、ギックリ腰になりやすい、ということが考えられるわけです。

「動けない時の対処法」:ギックリ腰になった際のセルフケア

では、ギックリ腰になった際のセルフケアについて書いていきますが、これについては原因が硬さなのか、内臓なのか、背骨なのか、仙骨なのかによって大きく変わるため、100%ではないことをご了承ください。

  1. 動く: まず、ギックリ腰になった際にすることは、動けるのであればなるべくゆっくりでいいので動いてください。赤ちゃんがするようなハイハイの動作などは良いでしょう。ギックリ腰になる方はお腹が硬いというお話も書きましたが、お腹が硬く筋肉に緊張が生まれていることが考えられるので、その緊張を取り、痛めた患部への循環を促すために動きましょう。
  2. 温める: これは賛否両論ありますが、もし温めて痛みが増悪するのであれば湿布を貼ったり患部を冷やしたりするのが良いのですが、基本的に痛めた直後は筋肉が固まり、周囲の組織に緊張が生まれているので、その周囲は緊張の結果、血流不足や酸欠状態になっていることが考えられます。なので、温めて循環を促すんです。冷やすと治りが遅くなります。

この上記2点を行うことで、ギックリ腰の早期改善が目指せます。しかし、根本的な改善には時間がかかるため、早期改善をしたい方は専門家へ相談することをお勧めします。


「根本原因からアプローチ」:船橋市西船橋整体院ゆいまーるのギックリ腰アプローチ

最終的に皆さん「早くギックリ腰を良くしたい!!」これに尽きますよね。では、船橋市西船橋にある整体院ゆいまーるでは、ギックリ腰に対してどのように施術を行うのかを解説していきます。

当院では、まず丁寧な検査と問診を行い、どこが一番問題になっているのか、関節、筋肉、内臓など、原因の特定を行います。そして、以下のような施術を組み合わせることで、ギックリ腰の早期改善を行うことができると考えています。

  • 内臓へのアプローチ(内臓マニピュレーション): ギックリ腰は、大腸や子宮、腎臓などの内臓が関係していることもあります。もしそれらが原因の場合、内臓マニピュレーションを行うことで、痛みを早く除去できます。
  • 筋肉へのアプローチ(筋膜への徒手的療法、鍼治療): 筋肉が原因の場合のギックリ腰であれば、原因となっている筋肉に対して、揉みほぐしたり鍼治療が有効です。
  • 骨格へのアプローチ(関節モビライゼーション): ギックリ腰の原因は関節のズレだと書きました。実際に検査をしてみてずれている箇所が分かれば、そのずれを整えるために関節モビライゼーションを行うことで、ギックリ腰の改善ができます。

今回は、ギックリ腰でお悩みの**30代男性、現場仕事のKさん(船橋市古作在住)**という題名で記事を書かせていただきました。

ギックリ腰の原因や痛みの出方も様々です。もしギックリ腰でお悩みの方は、ぜひ船橋市西船橋にある当院、整体院ゆいまーるへご相談ください。あなたのギックリ腰の悩みを、一緒に解決していきましょう。