手や腕のシビレの考えられる原因と考え方

初めに

 こんにちは船橋市西船にある整体サロンゆいまーるの山城です^^

 今回は手や腕のシビレの原因と考え方について書いて行こうと思います。

 もしあなたが、

 手や手の指が痺れている、、

 手の感覚が薄い気がする、、

 腕がピリピリする、、

 手のシビレがずっと治らない、、

 そんなお悩みをお持ちの方は是非この記事を参考にして頂ければ幸いです。

手のシビレとは

 最初に手、腕シビレとはについてなんですが手や腕のシビレとは主に首から腕、指にかけて

 手がジンジンしたりピリピリするような感覚がすることを指します。

 そのような手のシビレには様々な原因があると言われているのですが主に神経の圧迫や血流不足が原因と言われており

 今回この記事で紹介するのそのような神経の圧迫や血流障害によるシビレについて考えられることを書いて行きます。

 シビレ自体は足も手も感じはするのですが今回は手のシビレ編を書き、その中で神経性と血流性、

 また原因と症状などについて書いて行きます。

 では先に神経性のシビレについてです。

神経性のシビレ(圧迫)

 腕や手の神経とは頸椎と呼ばれる首の骨から出て首から腕、手へと走行しています。

 手や腕の神経性のシビレとはこの首から出た神経がどこかで圧迫されてピリピリやジンジンといった症状を出しているという事です。

 ここで大事な事はどこで神経は圧迫、いい方を変えると障害されているのか、それを特定することです。

圧迫されやすいのは4か所

 どこで神経が圧迫されるのかは人によって様々です。

 

(1)首や首の周囲

最初にイラストをご覧ください。

このイラストは頸椎と呼ばれる首の骨になるのですが着目してほしいのは脊髄と呼ばれる黄色い太い枝のようなやつです。

これは中枢神経と呼ばれるものの1つでこの中枢神経から肩、腕、手首へと神経が走行し運動や感覚、様々な働きを調節しているわけなんですが

この神経が頸椎で障害されていれば首から先の部分に症状が出たりします。

頸椎の何番目の所で神経が障害されているかでシビレの出る場所が変わります。

多い例として
・頸椎6番目(c6)=肩甲骨の後ろ、腕の外側、母指球から親指
・頸椎7番目(c7)=肩甲骨の後ろ、腕の外側、指の2、3番目
・頸椎8番目(c8)=肘の内側、指の4、5番目

などになります。

(2)鎖骨の下、またはその周辺

鎖骨から出た神経はこのように鎖骨の下を通って胸、肩、肘、腕、手へと走行していきます。

鎖骨の下、または首周りってデスクワークや自律神経が乱れてるような方はすごく負担が掛かる場所になっており、

そのせいで鎖骨周辺で神経の圧迫、障害がありその先の腕や肘、手にシビレを感じてしまったりします。

シビレ自体の症状は首の場合と似てます。

(3)肘の内側

こちら肘のから手にかけての神経のイラストになります。

このイラストは手のひらを身体の真正面に向けた時の骨と関節なんですが肘の内側に正中神経と呼ばれる神経と尺骨神経と

呼ばれる神経があります。

この神経は肘を曲げると伸ばされたり圧迫されたりしやすい神経になります。

(4)手首

手首に関しては先ほどのイラスト(3)のイラストご覧ください。

腕から手の方に向かっている神経は一旦手根管と呼ばれる手首の中を通ります。

手首には強力な靭帯がついておりその靭帯や何らかの原因によって手根管を通る神経が圧迫、障害されることでシビレなどの症状を出してしまいます。

いかがでしたでしょうか?

上記で書いたことが神経性の圧迫や障害による手や腕のシビレとなります。

そしてどこで障害されているのか、また神経を圧迫しているのは筋肉なのか、変形した骨なのか、ヘルニアなどの病理的なものなのかで病名が変わります。

それについては後ほど解説していきます。

では次は血流性の手や腕のシビレについて書いて行きたいと思います。

血流性の手や腕のシビレ

では血流性の手や腕のシビレについて書いて行きます。

上記では血管性のシビレについて書いて行きましたが血流性のシビレとは血管が何らかの原因で圧迫、障害、または糖尿病などの病気のせいで

血流が悪くなりシビレが出てしまっている状態です。

血流性のシビレとは長時間正座した後の感覚が鈍くなっているような何とも言えない感じのあの感覚のシビレです。

では血管性のシビレについて考えられることを書いて行きます。

血管性のシビレとは

血管性のシビレとは主に血流障害や血流障害のせいで血流障害のせいで身体の細胞、組織に栄養が行きわたっていない、そのような状態です。

その原因として2つの事柄が考えられます。

まずは下のイラストをご覧下さい。

こちら上司の簡単な血管のイラストになるんですが腕や手に行く血管は心臓から出て鎖骨の下にいき、そこから脇の下あたりから腕、手へと走行します。

名前で言うと上行大動脈(心臓から出た血管)→鎖骨下動脈(鎖骨の下)→腋窩動脈(わきの下あたり)

→上腕動脈→橈骨、尺骨動脈へと続きます。

このどれかの血管が何らかの理由、例えば脇をずっと閉じているようなデスクワークや、携帯の見過ぎで肘がずっと曲がっているなどの

何らかの理由で圧迫されることで手や腕にシビレが出ることがあります。

ただこの場合のシビレに関してはその場だけの一過性のシビレな事が多く心配はあまりないことの方が多いとされています。

また糖尿病などでも手や足のシビレは出たりしますがこれは血管の圧迫というよりも栄養循環や病理的な話が絡んでくるので少しだけ機序が変わります。

糖尿病についてはいつか別の記事で書いて行きたいと思います。

ここまでのまとめ「神経性」「血流性」のシビレ

ではここまでの事をまとめると手や腕のシビレには主に「神経性」と「血流性」のシビレがあることは書きました。

そして血流性の場合は一過性の事が多くそこまで心配がいらないことも書いて行きました。

ではもし手や腕のシビレが出たらどうしたらいいのか?またそこから考えられる病気の事について書いて行きたいと思います。

考えられる疾患

手や腕のシビレが出たらまず一過性なのか、または常に出るのか、特定の動作で出るのかなど詳しく覚えていると自分のシビレについて詳しく分かってくると思います。

その症状によって原因となる疾患などが特定でき、症状の改善につながりやすくなります。

まずはそれぞれの場所で神経の障害が起きている場合どのような疾患になるのかを書いて行きます。

例を書いていくので参考にしてください。

(1)首で神経が障害されている場合

→首で神経が障害されている場合、主に頚椎症や頸椎ヘルニアなどの疾患が考えられます。

症状の症状として上をむいたり、左右をむいたりするとシビレが出たりシビレが増悪します。

また障害されている神経によって指のシビレの位置が変わります。

詳しくはこちらの記事を参考下さい。
ヘルニアについて
頚椎症について 事例と共に

詳しいことは上記の記事で書いていますがこの記事でも簡単に書いて行くと

ヘルニアの場合は飛び出してしまった髄核(ずいかく)が神経を圧迫しシビレを誘発します。

軽度あれば自然治癒したりもしますが症状が重いと手術をしなければなりません、

頚椎症の場合は頸椎と呼ばれる首の骨が変形してしまってシビレを出してしまう加齢による進行性の病気なので自然に治るという事はありませんが

骨の変形が軽度であれば症状自治は緩和されたりもします。

(2)鎖骨の下、鎖骨周辺で神経が障害されている場合

→鎖骨の下や鎖骨周辺で神経が障害されている場合胸郭出口症候群という名前が付きます。

この症状の特徴としてものを持ち上げた時にシビレが出たり、吊革につかまっていたりするとシビレなどの症状が出るのが特徴です。

この胸郭出口症候群は骨の変形や病理的なものはないと言われており原因とすると鎖骨の下、または鎖骨周辺、

首や胸筋などの筋肉による圧迫が多いとされています。

胸郭出口症候群の場合手術などではなく胸周りのストレッチや日常の生活のリズムを整えることで改善しやすいとされています。

(3)肘の内側辺りで神経が障害されている場合

→肘の内側辺りで何らかの理由により神経が障害されることで腕や手にシビレが出るとされており名前が肘部管症候群という名前が付きます。

その場合、手の指の薬指と小指にシビレが出やすいとされています。

他にも障害されている神経によって名前が変わるのですが基本的に出る場所が違うだけで症状は似ています。

軽度であれば痺れているだけなのですが重症になってくると指が動かしにく麻痺や指の変形などにもつながります。

(4)手首で障害されている場合

→手首の手根管と呼ばれる部分で神経の障害が起こると手根管症候群という名前になります。

症状として主に人差し指から中指にかけてシビレが出ますが症状が進むと親指や母指球と呼ばれる親指の付け根の膨らんでいる部分が

萎縮しものを掴みにくくなったりします。

シビレが出たらどんな治療や施術をするのか 病院編

 手や腕にシビレが出たら行う事はまず自分のシビレはどこから来ているのかを知る事です。

 整形や医療機関機関などではその検査としてMRIやレントゲンなどの画像検査を行う事でヘルニアや頚椎症などの器質的な問題がないかを検査を行い原因の特定を行います。

 その結果器質的な問題があれば軽度の場合は安静、保存、薬物療法などを行い症状の緩和、または経過観察を行いますが

 重症な場合、つまり首の骨の変形が著しい、ヘルニアが突出しすぎているなどの場合は相談の元手術を行う事もあります。

 もしシビレが酷い、痛みも強い、そのような場合はまず医療機関への受診をお勧めしています。

船橋市西船当店の徒手療法的アプローチ

 船橋市西船橋にある当店では

・手術まではいかないシビレ
・病院では原因が分からない(器質的な問題のないシビレ)
・手術後、外傷後のシビレ

 などのシビレに対応しています。

 行う事としたらジャクソンテストやスパーリングテストなどを行い手や腕のシビレはどこからきているのかの原因の特定を行います。

 シビレは首から来ているのか、鎖骨の下から来ているのかや

 障害されている神経はどこの神経なのか、

 それが凄い大事です。

 原因が分かったらその原因に対して神経マニュピュレーションや、鍼灸治療、関節モビリゼーションなどの施術を行いシビレの改善を行います。

 またすでに頚椎症やヘルニアなどと言われた方も症状の改善は可能です。

 頚椎症は骨の変形なので変形自体は治せませんし、ヘルニアなどはすでに髄核が飛び出しているのでそれ自体をどうすることは整体では出来ませんが

 大事なのは原因の特定、またはなぜそこに症状がでたかです。

 首であればなぜ首だけに負担が掛かりシビレが出ているのか、

 腕であればなぜ腕に負担が掛かりシビレが出ているのか、

 手首であればなぜ手首に負担が掛かりシビレが出ているのか、

 そこを考え施術することで例え頚椎症やヘルニアと言われたとしても早期改善や症状の緩和が出来ます。

船橋西船橋エリアで手や腕のシビレにお悩みなら

最後まで読んで頂き大変嬉しく思います。

手や腕のシビレと言っても原因って本当に様々なんです。

しかし大事なのは原因の特定と、なぜ手や腕にシビレが出るようになったのか、

そこを考え施術、ケアをしていく事こそが本当の改善につながると思います。

船橋市西船橋にある当店では症状の改善だけではなくなぜそうなったかを考えこれから同じように悩まないようなアドバイス、

身体づくりをお客様と一緒に行う事で健康的な身体へと導きます。

そのお陰で

「あんなに悩んでいたのがウソみたい」

「身体が変わっていくのが分かって楽しい」

と喜びの声を頂きます。

もしあなたが手や腕のシビレで悩んでいるのならお力になれるかもしれません。

まずはご相談ください^^